「えっ!?そんなことでいいんですか??」
「はい、お願いします。」
「わっかりました!!!ちょっと待っててくださいね‼」
「はい、楽しみに待ってます。」
そういって佐天は時崎から離れていき、時が動き出したように時崎はまた料理を物凄い勢いで食べ始めた。しかし未だにさっきまでの時崎の行動に対して驚きが冷めない周りは
「ちょっ、ちょっとさっきなんなのよ??」
「なんですかみーちゃん、何かしましたか??」
「しなかったからビックリしているのよこっちは!!」
「??」
「だからその「なに言っているのか分からない」みたいな表情をするな!!!こっちは初めからあんたの行動が分かんないのよ!!!!!」
「はいはい、とんま、みーちゃんにミルクを」
「カルシウム足りてるわよこのバカ!!!」
「うおっ!!上条さんに電撃とか関係ないだろうが!!!!!」
八つ当たり当然のように上条に電撃を放つ御坂。上条はぐるぐるに巻かれた右手でどうにか防いだが包帯は焼き付き右手が出てきた。
「とんま、そこから一歩でも動いたらその右手で何かに触れたら冷凍保存して家に送りますから」
「お、俺は悪くないだろうが!!!だいたい時崎が」
「56800円」
「悪くないです」
「簡単に寝返るんじゃないわよ!!!!」
「うるせぇ!!!!上条さん家の家計を知らないからそんなこと言えるんだ!!!!!」
「あぁ~もう~分かったわよ!!!今度何か作ってやるから黙ってなさい!!!!!」
ありがとうございます‼ありがとうございます‼とペコペコと頭を下げている上条に対し、自分が言ったことの意味をやっと飲み込んできた御坂は少しずつ顔が赤くなり
「御坂さん、GJです!!!」
「ち、違うのよ!!!!これはあのバカを黙らせるために」
「いいですよね~まさに恋する女の子ですよね~!!!」
「ちょっ、ちょっと初春さん!!?」
「お姉さま、もう少しぐらい素直になられてもいいかと」
「く、黒子まで!!!?」
まさかの黒子の後押しに戸惑う御坂だが、まぁ満更でもない表情で「少し…なら…」とつぶやき黒子は奇声を上げて撃沈。結局は変わらないんだなーと思いながら御坂は元の話をするために時崎へ
「で??」
「で、といいますと??」
「だから佐天さんに何をやらせるつもりなのよ!!!!」
「………そんな話でしたか??」
「あんたのことなんてどうでもよくなったの!!!それより佐天さんにひどいことさせるなら……分かってるでしょうね」
「ヒドイいいようですね。デザートを作ってもらおうとお願いしただけですよ」
「…………あんた、本当に時崎…よね??」
「僕の認識はどこで判断しているのかは疑問ですが、僕デザート関係になるとどうも作れなくてですね……甘さの加減が難しくて極端に甘いか極端に味がないです」
「………ちょっと待ちなさい。その話だとあんた料理、出来るの??」
「あのですね、沢山食べる=デリバリーや外食なんて決めつけはよくないですよ。自分で作ったほうが安くて沢山食べれていいじゃないですか」
「じゃこれの料理も全部あんたが!!!嘘でしょう!!!!!??」
「本当に失礼ですよ、そこで固まっている皆さんも。」
恐らく生きていた中で一番と思うほど驚いている皆様。時崎と同じぐらい無表情な滝壺さえも開いた口が塞がらないようであり、そんな状況を見渡した時崎はハァ~とため息をつけられているついて
「まぁ、別にいいんですが。友達の意外な一面を見るのもこういうパーティーがあったからこそでしょうから。それではメインイベントに入りましょうか」
「メインイベントだと、また王様ゲームするつもりか」
「やってもいいですが、それは後でお願いします。本屋ちゃんがおねむになる前に「失礼なんだよ!!!!」やっておいたほうがいいと思うので」
「枕投げです。」
「どうぞ、メインイベント会場になります」
「………うわぁ…どんだけやりたかったのよあんたは……」
「シズ姉が前にアイテムの皆さんと枕投げをしたと聞いたときからスタンバイしてました」
その話をしたのは約二週間前、ということはその時から布団六人分と枕が用意したことになる。どんだけ楽しみにしていたのか……
「別に枕投げじゃねえよ、浜面に対して一方的な鈍器投げよ。そこに偶々枕が混ざっただけよ」
「なんか平然にいってますがアレ危ないんだからな!!!ステレオやら電気スタンドや包丁まで飛んできたんだからな」
「どうせハーマーが悪いんでしょうから問題ありません」
まぁ言い訳もなく浜面が悪いということでこの話は終わったのだが、
「で、お前のことだからマトモなルールじゃねェんだろう」
「マトモかは分かりませんがルールはありますよあーくん」
そういって時崎は1つの枕を手に取り思いっきり上条に投げつけた。その後続けてもう1つ枕を手に取り次は浜面へ投げつけて、最後に垣根に枕を投げつけた。突然の攻撃に上条と浜面は顔面ヒットし垣根は冷静に手で枕を叩いて防いだ
「と、このように顔面に当てようが問題はありません。」
「「テメェが問題だあああああぁぁぁぁ!!!!」」
「てーとんのように手で叩くのは構いませんが必ず攻撃には枕を使用して枕が直接あたるように。それ以外は「何を使っても構いません」」
「何を使っても……ねぇ……」
それを聞いた能力者共はニヤリと笑みを浮かべる。しかしここには能力者もいるが一般人(??)や一般人並みの能力者もいる。そうなるとかて勝てる見込みがないと思われるが、時崎には何かあるようで視線を佐天と初春に向けた
「お二人はどうしますか??参加されるなら一時停止で防御膜をつけますが」
「それって……ダメージゼロってことですか!!?」
「そうですね、流石にこのメンバーでお二人は分が悪すぎですからこれぐらいはと思いました。これなら参加しても問題ないと思いますがやられますか??」
「やります、やります!!」
「で、でも、参加しても意味があるんでしょうか…」
「ありますよ。ちゃんとご褒美と罰ゲームがありますから」
「いや、ご褒美だけでいいんですけど……」
と、初春の意見なんて聞かずに時崎は全員が見渡せる場所に立ち、こう言った
「優秀なマクラーマンには『ダサッ!!!!』五月蝿いですよ。マクラーマンには、僕が出来る事を何でも1つ叶えます。どうでしょうか??」
「な、なんでもか……」
「はい、何でも。僕の一時停止をどのように使ってもらってもいいですし、それが善悪だろうが関係なくやらせてもらいます。それが僕「自身」でも出来るならやらせてもらいますよ」
その時、目の色が変わった。それはそうだろう。「一時停止」の可能性、あれはただ物を止めるだけではない。それはここにいる誰もが知っている。そして時崎自身、あの超ワガママの時崎を自由に出来るなんて……
「………勝つ……」
「………フフフ、時崎さんを……」
「………やり返してやるぜ……」
「スゴいですね、皆さん殺気に似た迫力を感じますよ。それではどうします、やりますかやり」
「「「「「「やる!!!!!!!」」」」」」
「僕、今日ほど「恐怖」というのを感じたことはないかもしれませんよ……」