欲望から始まる第一試合①
まず仕掛けたのは絹旗、枕をインデックスに向けて降り投げた。レベル4の「窒素装甲(オフェンスアーマー)」。窒素を自在に操ることができる能力は、自動車を軽々と持ち上げることが出来るため、この枕を投げた瞬間にその枕はまるで銃弾のように飛び、インデックスを庇った上条に激突。衝撃で後方に飛んだ上条の体は大量の枕により壁にぶつかることはなかったがそれでもかなりの衝撃で軽く目眩を起こしている
「うおおおっ!!いきなり絹旗選手が先制攻撃!!!!」
「
「なんか含みのある言い方ですね」
「
「あっ、絹旗さんが睨み付けてますよ」
「性能が良くても使用者次第ですから逆転可能です」
その言葉を現実にしようと絹旗は早速一方通行に仕掛け……ることはしなかった。流石に学園都市第一位には攻撃はしないようだ。それはそうだろう絹旗の自動防御は一方通行の演算パターンを参考に「自分だけの現実」の最適化を目的とした「暗闇の五月計画」の副産物である。そのオリジナルに勝てると考えるのは余程の自信家か楽天的かオリジナルに勝てるだけの力があるかだ。
そのどちらでもない選択を選んだ絹旗は上条に助けられて生き残ったインデックスに向けてもう一度枕を投げつけた。とっさに頭を抱えて座り込んだインデックスは目を閉じて現実から逃げたのだが、いつまでたっても枕が衝撃が来なかった。ゆっくりと目を開けてみると、
「アンタも時崎から守ってもらったら??」
「た、短髪……」
「ちょっ、ちょっとなんで涙目に…って、アンタもちょっと加減しなさいよ‼」
こうしている間に絹旗の猛攻撃が来ているのだが全てそれを防いでいる。枕に付いているファスナーを磁力で攻撃を防いでいる。
「お、お願いなんだよ…短髪……」
「………はぁー……分かったわよ………でもあそこで伸びているアイツまで助けないわよ」
「いいんだよ!!!!とうまの近くにいると不幸で枕が飛んでくるから短髪の傍がいいんだよ!!!!!!!!」
「アンタ……仮にも助けてもらってそれは酷くない……」
まぁ、普段の上条を思えばこれぐらい問題ないと直ぐに思考を切り換えて枕を磁力で浮かしてそれを絹旗へ飛ばす。それは絹旗の投げたスピードよりも早く、それも自由自在に攻撃パターンを変えることが出来る
「超卑怯ですよそれ!!!」
「いやアンタには言われたくないわよ…」
すると何処から現れたのか、ふっと振り向くとそこにはちゃっかりと食蜂がそこにいて、まるで御坂をバリケードのようにその身を小さくしていた。
「何してるのよ食蜂 操祈……」
「いやぁん!!」
「いやぁん、じゃないわよ!!!!!」
「いいじゃない、一人から二人守るだけなんだぞ☆」
「ふざけんなあ!!!」
直ぐ様この女を
「直撃したら大怪我してたじゃないの!!!」
「ちゃんと枕が破裂するだけの爆薬にしてる訳よ
しかしそんな余裕あるのかしら」
するとその煙幕から枕が飛んできて御坂の顔ギリギリで止めることが出来た。他の場所からも枕が飛んできてインデックスや食蜂に徐々に当たってきた。なんとか磁力の効果でダメージはそれほどないが……
「えぇーと、視界が悪くて状況が分からないのですが……」
「煙幕によって視界が遮られてもなんとかみーちゃんは枕に当たってませんが、本屋ちゃんと操祈さんには
枕が当たり始めましたね。」
「……ちなみにどうして状況が見えるんですか??」
「見えるといいますか見たものを静止画のように記憶に留めておけるので、複数の画像を見て状況を確認してました。」
「なんかデジタルカメラ見たいですね」
「なるほど分かりやすいですね」
「でも時崎さんしか見れないですよね」
「見れないですね」
「ほのぼのとテレビ観戦している夫婦ですか…」
思わずツッコミを入れてしまった初春。するとそんな初春の隣を「そのもの」が通りすぎ枕投げの戦場へと向かっていく
「えっ、ちょっちょっと!!!!!」
初春の制止も聞かずに「そのもの」は進んでいく。
…………………………………………………………………………………
「もう!!!アンタらいい加減に反撃しなさいよ!!!!!!」
「私じゃ逆に足手まといになるんだよ!!!!!」
「だったら最初から参加するな!!!!!」
フレンダの羽毛による煙幕と絹旗のパワー枕投げにより徐々に追い込まれている。御坂本人には枕は当たっていないが食蜂とインデックスには五回に一回当たっている。それでも御坂が守っていなかったらその五回とも当たっているのだから、すこしでも協力してもらいたいと思うのだが……やはりインデックスには難しいようなので後は、
「食蜂!!!アンタは何とか出来るでしょう!!!!」
「もうー人使いが荒いんだぞお☆」
「…………………」
「痛い!痛い!!ちゃんと参加するから防御して!!!!!」
「だったらさっさとしなさい!!!」
「もう『
いきなり食蜂ともう1つの言葉が重なった。しかしその声は女性のようなキレイな声ではなく、声が低く食蜂のような言葉が似合わない男性の声が
「超なにしてるんですか浜面!!!」
『もちろんお姫様を守る盾なんだぞお☆』
「なに超気持ち悪いことを言ってるですか!!!!!!」
『そんなこと言わないで欲しいんだぞ☆』
「ピ、ピースサインとか超ふざけんなです!!!!!!!」
ピースをそのまま目元に持っていきポーズを決める浜面。それを見てもう生理的に限界だった絹旗は思いきっり枕を投げつけると浜面はその攻撃を顔面で受け止め倒れ込んだ。
「貴女の仕業ですか!!!第五位!!!!!」
「だってちゃんと参加力しないといけないなら私の専売特許を使うしかないじゃない」
「参加者以外を使うなんて超ルール違反じゃないんですか!!!!」
「ちゃんと時崎さんに確かめたから大丈夫よお☆」
「参加者への能力使用だと操祈さんは強すぎますから、それ以外の能力使用は認めました。」
『だから私が参加したんだぞお☆』
気絶し能力が切れたかと思ったがまだ足りなかったようだ。浜面は起き上がり絹旗とフレンダに向かって歩きだす。
「う、うわぁ……気持ち悪いって訳よ……」
「もう超めんどくさい上に超気持ち悪いです!!!!」
さっきまで御坂達に当てていた枕を主に浜面へ投げることにした二人。しかし当てても当ててもいっこうに気絶しない浜面。こんなとき頑丈なやつは本当に厄介である。これにより余裕が出来た御坂は防御に回していた力を攻撃へと変え反撃を始めた。
しかし、まだ動いていないものがいる。
そしてその者が動いたならこの枕投げはきっと一方的のなるだろう。
そうここからは「一方通行」と………
2015年3月10日3時、
この時間更新したのですがすみませんでした!!
まだ書いている途中のものを更新してしまいました!!!
以後このようなことがないように気を付けますのでよろしくお願いします。