とある科学の一時停止   作:ガイドライン

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超電磁砲と心理掌握

「知ってましたか!!

この学園都市にあの幽霊が存在するらしいんですよ!!!」

 

「また…ですの……」

 

「それも学園都市に一番関係ない噂よね…」

 

「佐天さん、幽霊は存在しませんよ。」

 

 

 

 

「どうしてそんなに夢のないことをいうんですか!!!!??」

 

「夢というより幽霊ですから……」

 

 

 

 

 

これもまたとあるファミレスの一角の女子達の会話

興奮しながら噂を語っている女の子と

その隣は花冠を着けている女の子

向かいにはツインテールの女の子と

その隣は短髪の女の子が座っている

 

 

さっきから噂を語っている佐天 涙子の言葉を

ぶち壊している初春 飾利は呆れ顔でケーキを食べる

お嬢様口調の白井 黒子は上品に紅茶を飲み

アハハと苦笑いしている御坂 美琴は、

 

 

 

 

「でも佐天さん、さすがに幽霊はないんじゃないかな」

 

「そうですか!?

目撃証言によるとついさっきまでいた人が

いつの間にか消えるんですよ。」

 

 

 

「それこそ、わたくしのような

空間移動(テレポート)で説明できますわ」

 

 

 

 

「違うんですよ!!!

白井さんの空間移動みたいに一瞬に消えるんじゃなくて

目の前にいた人がフッと消えるんですよ!!!!」

 

「それじゃ「視覚阻害(ダミーチェック)」とか…」

 

「違います!!!

それじゃこれはどうですか!!

その目撃証言ですが誰も

その人の特徴を覚えてないんですよ!!!!

普通身長とか性別とか分かるところもあるのに

それさえも思い出せないんですよ!!!!

さらにさらにその幽霊と一緒にいた人までも

その場から消えるなんて幽霊っぽくないですか!!!」

 

 

 

 

「もう幽霊と断言しないんですね……」

 

 

 

 

佐天のいうことに呆れながらも

初春はパソコンを取り出して

学園都市のデータベースにアクセスした

さっき出てきた「視覚阻害(ダミーチェック)

それと似た能力がないか検索し

さらに佐天が言っていた能力の特徴を調べる

 

 

 

 

「他人と一緒に姿を消すことの出来る能力は複数ですが

それと一緒に能力使用者の

認識を消すことの出来るのは……ありませんね。」

 

 

「だから幽霊なのよ!!!

ですから今日は皆で幽霊探しを!!!!」

 

 

 

 

「すみません佐天さん。

私と白井さんは風紀委員(ジャッジメント)の仕事が…」

 

「そ、そんな……

で、でも御坂さんなら」

 

「ほら私の能力的にそういうのはね…」

 

 

「そんな……」

 

 

 

 

ガクッと肩を落とす佐天

学園都市、level5、第三位 超電磁砲

 

能力名や異名の由来でもある、

物体に電磁加速を加えて放つ技。

主にゲームセンターのコインを弾丸として用い、

指で弾く形で撃ち出し音速の3倍以上で放つ。

攻撃力及び貫通力は高く

弾道上にある物を全て薙ぎ払い、

ビルに直径2mの風穴を開け衝撃波を撒き散らすほど。

 

 

しかしこうして周りから見れば普通の女の子

第一位や第二位や第四位のような

攻撃的な思考はなくこうして楽しいお喋りをしている

 

 

 

 

「しかし佐天さんが言っていた事が本当なら

とんでもない能力ですわ。」

 

「いやですから幽霊って……」

 

 

 

 

「姿を消すことができ尚且つ見つかっても認識されない

これならお姉さまのシャワータイムに乗り込んで

あんなことやこんなことしてもバレな…」

 

「全部駄々漏れよ!!!!!!!」

 

「アババビバババッ!!!!」

 

 

 

ハァハァと息を切らしながら喋っている白井を

容赦もなく電撃を喰らわした

ビリビリと痺れている白井だが

なんだか幸せそうな表情をしている

 

やっぱりlevel5は攻撃的なのかもしれない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり探しましょうよ御坂さん~!!」

 

「そんなこといっても何処を探すつもりなの??」

 

 

 

「そ、それは……

探してみないと分かりません!!」

 

「そうなんだけど、見えない相手をどうやって??」

 

 

 

「…………み、御坂さん~!!!!!」

 

「私にいっても困るわよ……

それに幽霊なら昼間は出ないじゃないの??」

 

「そうかも知れませんけど…」

 

 

 

 

周りからの意見に諦めぎみなってきた佐天

これまでもいろんな噂をいってきたが

それが本当だったことはほとんどない

自分でも分かっているだろうが

それでもやめられないのだ

 

 

トボトボと歩いている佐天の速度に合わせながら

ふとっ視界の端になにか人が集まっているのが

それもざわざわと何か普通ではないようだ

 

 

 

「何かしら…あれ……」

 

「も、もしかして幽霊が!!!」

 

 

「いや流石にないと…って、佐天さん!!!!」

 

 

 

御坂の話も聞かずに佐天は現場に走る

それも普段では見られないようなスピードで…

すぐに佐天を追いかけたが結局追い付いたときは

野次馬の一部に混じっていたのだった

 

その現場はお洒落なカフェのお店だったはずだが

いまは何故か昼間に関わらずシャッターが降りて

その周りを野次馬達が埋め尽くしている状態だった

 

 

 

「御坂さ~ん!!!こっちですよ!!!!!」

 

「どうしたかしらこの人混みは…」

 

 

 

「ちょっと話を聞いたんですけど

どうやら立て籠りが発生しているみたいです

それも数十人の人質がいるようです」

 

「た、立て籠りって、風紀委員は!!!?警備員は!!!?」

 

 

 

「どうやら通報したら人質に危害が……」

 

「手も足も出ないってことね…」

 

 

 

 

さて、どうしたものかと考えていると

店内から大きな声が聞こえてきた

 

 

 

 

「早く連れてこい!!!!!

そうしないとここにいる奴等全部殺すぞ!!!!!」

 

「だからもっと詳しい特徴を」

 

 

「だからいってるだろうが!!!!

俺の女神を連れてこい!!!!!!!」

 

「それが分からないだけどな…」

 

 

 

どうやらさっきからこの調子で

女神=女性を連れてこいというが

特徴も言わなければどう探さば…

 

 

 

 

バチッ!!!

 

 

 

 

「イタッ!!!!これって…」

 

 

 

すると御坂以外の野次馬達や佐天が

無言でその場を去っていく

その目に力はなく、動きも不自然

この症状には覚えがある、そうこれは……

 

 

 

 

「あら、こんなところで会うなんて思わなかったぞ☆」

 

「それはこっちの台詞よ食蜂

あんたが動かした人のなかに私の友達もいたんだけど

なにかしたらあんたを、」

 

 

「そんな物騒力を言わなくてもなにもしないわよ

まぁ、そのお友達を探して御坂さんのことを

いろいろと調べてみたいけど

今回は別の用事があってここに来たのよ☆」

 

「その用事ってのがここってわけ……

……って、まさか犯人がいう女神って」

 

 

「私だぞぉ☆」

 

「うわぁ……」

 

 

 

 

学園都市、level5、第五位 食蜂 操祈

能力はレベル5の精神系能力

心理掌握(メンタルアウト)

 

学園都市最強の精神系能力であり、

記憶の読心・人格の洗脳・離れた相手と念話・

想いの消去・意思の増幅・

思考の再現・感情の移植など、

多種の能力を一手に引き受けて使いこなす。

能力を使用する際はリモコンのような物を用いる。

また、能力下にある人物の瞳には

食蜂のものと同じ星が浮かぶ。

多数の人間を一度に操作することも可能だが、

能力が通じるのは人間のみであり、

加えて美琴には電磁バリアにより能力が通用しない。

 

 

なので御坂には効かなかったが

一般人や佐天は操られ現場を去るように命じた

そして食蜂がここに来た目的とは

犯人がいっている女神が、

 

 

 

 

「その反応力は失礼じゃなくて。

それに私には心に決めた騎士(ナイト)がいるから☆」

 

「……どうでもいいけど、それならそのナイ」

 

 

「どんな人か聞きたい??聞きたいわよね!!

その人はね眩しくてクールで

どんな時でも私のことを助けてくれるのよ☆」

 

「聞いてないわよ!!!!」

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