とある科学の一時停止   作:ガイドライン

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はい。久しぶりの更新ですよー
色んなアニメやドラマ、バラエティーさえも再放送になる中、小説ぐらいはと思った矢先にそちらも発売延期。
ならこのサイトの小説ぐらいはと!!!書きましたよー!

さて時崎はどう動くのか?どうぞ!







木を隠すなら森の中。なら人は?

「ったく、なんで俺なんだよ。"競技に参加している高校生"なら他にもいるだろうが」

 

「うっさいわね。そんな小さいこと気にしないの」

 

「こっちはやっとマトモなご飯にありつけるかと思ったんだよッ!!!!今頃インデックスだけ……」

 

 

くそッ!!と膝から折れた当麻はその場で右こぶしを地面に叩きつけた。それも何度も。

流石にその光景を目の当たりした御坂は狼狽え

 

 

「ちょっ、ちょっとッ!!!!やめてよッ!!!!」

「この日に向けて俺がどれだけ節約してきたと思ってるんだッ!!やりくりして大会前日にいいもん食べて頑張ろうとしたのに……インデックスがいつの間にかそれを食ったんだぞッ!!それも残ったのは食パンの耳だけッ!!!!おれが何したっていうんだよッ!!!!」

 

「五月蝿いですね。そういうところが運気を悪くするんです。

迷惑なのでさっさと起き上がるか、死んでください」

 

「突然現れて辛辣すぎやしませんかッッ!!!??」

 

 

五月蝿いですね。とまたしても一蹴する時崎。

完全に"ゴミ"を見るような目で見ている……

しかしその目はやがて収まりハァーとため息をついた時崎は

 

 

「仕方ありませんね。

今日一日頑張ったら一週間。本屋ちゃん共々面倒を見てあげましょう」

 

「そ、それって……め、飯も…かぁ……??」

 

「はい。だからさっさと立ってください」

 

「よっしゃああああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!」

 

 

奈落から天国への急上昇。

流石の御坂もこんな当麻は嫌だったのだろう。無意識に一歩退いてしまった。

 

そんなことは気にせず、いや、気づかずに喜んでいる当麻。

その辺をウロウロしながらガッツポーズとか万歳などしているのだが、そんな事をしていたらというか、当麻なら必ずやからす確率が多いと分かっているのにどうしてこう動いてしまうのか……

 

要は、幸か不幸か。何かしらを引き寄せてしまうその体質。

今回引き寄せたのは……グラマーなお姉さん。

金髪で作業着。しかし細い体に合わせたためにはみ出てしまう大きな胸に、この当麻(バカ)は自ら飛び込んだのだ。

 

足を段差に取られたという形で

 

 

「むふっ!!」

「なっ!!!??」

「あら?」

 

 

三者三様の声が響く。

当麻はその胸に顔が沈みこみ一瞬息が出来なかった声。

御坂はそれを見て驚きと怒りを込めた声。

そして自身の胸飛び込んできた少年に慌てず驚く女性。

 

時崎に関してはここは傍観を決め込んだのだ動く気配さえない。

 

 

「う、うわっ!!!す、すみませんッ!!!///」

「いいのよ。最近の若い子はこうやってナンパするのね」

 

「ち、違いますッ!!!躓いてしまっただけで」

「あら?いいのよ。そんな理由つけなくても」

 

「いやいや!!本当で」

「いい加減にそっから離れなさいッ!!!」

 

 

流石に一般人がいるので電撃は放たなかったがいつも自動販売機でやっているハイキックを当麻に喰らわせてやった。

景気よく飛んだ当麻はそのまま街路樹に激突。

 

 

「もしかして"彼氏"が取られたと思って妬いたのかしら?」

「ちッ!!!//ち、違います!違いますッ!!!アイツとはそんなッ!!!////」

 

 

いまにも湯気が立ち上がりそうなほど真っ赤に顔が赤くなる御坂にクスクスと笑う女性。

 

 

「取らないわよ。でもさっきのはやり過ぎね」

「……うっ。は、はい………」

 

 

素直に悪かったと認めた御坂を見たあと街路樹にぶつかった当麻の方を見て歩みを始める。

当麻は「イテテ…」と街路樹に顔面から当たったため怪我がないか触って確かめていた。

 

 

「大丈夫かしら?」

 

 

そういって手を差し伸べる女性。

当麻もその行為に「は、はい。大丈夫です」と手を伸ばし掴んだ。

 

 

「ッッ!!!??」

「ッッ!!!??」

 

 

その瞬間にお互い違和感を、変化を、衝撃を受けた。

当麻が手を伸ばしたは"右手"。つまり幻想殺し(イマジンブレーカー)

 

そしてその右手が彼女の手を掴んだ瞬間"何かを破壊したのだ"

 

 

それは向こうも気づいたのだろう「それじゃこれで」とさっきまでの態度とは違いあっさりとその場を立ち去ったのだ。

残された当麻は自身の右手を見て、さっき感じたことを再確認した。

 

 

「何なのあの人?」

「………さぁな。それより御坂は次の競技大丈夫なのか?」

 

「ッ!!?いっけない!!!

私は行くけどあんたら変なことしないようにねッ!!!!!」

 

 

見張りもいない中この二人なら何か仕出かすと思ったのだろう。釘を指しておいた御坂だが、そんなのこの二人には無意味。例えその場に御坂が残ったとしてもだ。

 

 

「それじゃ俺もい」

「あれが"運び屋"ですか?」

 

「ッ!!!??な、なんのことだ……」

「嘘が下手ですね。トモルンから聞いてますから」

 

「アイツ…そんなこと一言も……」

 

「僕抜きで解決しようとしたんでしょう。

でもそこに"友達"が含まれるなら僕は動きますよ」

 

 

はぁ~とため息をつき諦めたのか頭をかきながら当麻はさっき起きたことを話す。

 

 

「握手した時、この右手が"何かを"壊した」

「でしょうね。向こうの女性も驚いてましたし」

 

「俺はあの女性を追う。時崎はどうする?」

 

「せっかくトモルンが僕抜きでやろうとしてますので単独で動きます。とんまはトモルンに僕ことを話さないでくださいね。まぁ、いざと言うときはいいですけど」

 

「ちなみに、いざと言うときのいざは…」

 

「とんまが死ぬギリギリのギリで」

 

「お前の友達の、定義を教えやがれッ!!!!!」

 

 

冗談ですよ。と言ってこの場を離れる時崎。

同時に当麻もさっきの女性を追うために行動を開始した。

 

 

…………………………

 

 

『アァッ!?運び屋が一般人に紛れて物を運ぶ理由だァ?』

 

「はい。その心理ってどうなってるのかなーと思いまして」

 

 

電話を一方通行にかけながら歩いている時崎。

気になったのはさっきの女性の行動だった。

一般人に紛れて物を運ぶ。そして当麻というイレギュラーにより慌ててその場を去った。

 

確かにそれだけ見れば普通に物を運ぶだけに見えるが

 

 

『よく分からねェな。何を運んでやがる?』

 

「よく分からないのですが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことが出来る品物らしいですよ。大きさギターケースぐらいですかね。布で巻かれてました。それが学園都市にあるだけで攻撃をしてくる国が出てくるそうです」

 

『チィ!!……またァ"闇"が絡んでやがるのかァ……』

 

「まぁ、ちょっと違いますけどそれを阻止しようと、とんまやトモルンが動いているのは間違いですよ」

 

 

()()()()()()に一方通行を来させたくない。

その気持ちはまだあるがそれでも一方通行は無理してでも来ようとするだろう。

ならちょっと情報だけ与えて少しでも遠くからの援護に回ってもらった方が一方通行の動向を見れる。

 

そう判断した時崎は"それが魔術"だとは言わずに効果だけを一方通行に教えたのだ。そしてそれはそれだけで十分に効果を発揮する。

 

 

『なら、尚更その行動はありえねェな』

 

「その心は?」

 

『"運び屋が物を運んでます"という分かりきったことを本当に運び屋がやると思うかァ?ありえねェ。ならその目立つ行動を取るのはたった一つだ』

 

「誘導、ですか?」

 

『100%とは言えないが何かあると考えるべきだろうよ』

 

「分かりました。ちょっと探ってみますね」

 

 

一方通行の言葉には可能性がある。

確かにあんなに目立つことをやる必要がないのだ。

運び屋なら常に最悪を想定してやるはず。なら運んでいる物の情報が漏れているという可能性も考慮しているはず。

 

なら尚更、探してくださいと言わんばかりに人混みの中を歩くのは愚行である。

 

 

『………こっちからも探ってやる』

 

「いやいや。あーくんにはみーちゃんを…」

 

『さっきまで近くにいておいてなに言ってやがる。

てめえも二人を"見てる"なら問題ねぇ。それとも俺らじゃ異常も見つけれねぇかァ?』

 

「あーくん………それ、完全に"友達"発言ですね」

 

『いいからさっさとしやがれッ!!!!!』

 

 

と、怒鳴られながら電話を切られた。

さっさとしやがれ。ということは"主犯者"を見つけろということだと理解し、一方通行にも手伝ってもらうことに感謝しながら人混みに消えた。

 

 

…………………………

 

 

「というわけだ。てめぇにこいつを任せる」

 

「連絡が来てデートだと楽しみにしていたのにあんまりです。とミサカは嘘泣きしながらこの司令塔に八つ当たりします」

 

「ちょっ、ちょっとッ!!!私だって嫌だよ!ってミサカはミサカはこんな女より私を選んでと昼ドラ風に言ってみたり」

 

「それいいですね。なら私は本妻ですね。とミサカは頬を赤くしてアピールします」

 

「何言ってるのッ!!?本妻は私だよ!!ってミサカはミサカは貴方に抱きついてもっとアピールしてみたり」

 

「……………………。」

 

 

この打ち止めはつい最近まで体の調節のために隔離されていた。

ハジメによって行われている延命。その調節は打ち止めにとっては大変体に負荷がかかる。

 

こうして気丈に振る舞っているがまだ本調子ではないはず。

なのでこうして常に一方通行が側にいるのだが、どうしてこうして一方通行もハジメもダメなときに…個体1号に頼ることにしているのだが………

 

 

「くそがァ。黄泉川にしておけばよかったかァ……」

 

「それはイヤ。あの人家から出ないからならこっちで我慢する。ってミサカはミサカは個体1号と仲良しアピールをしてみたり」

 

「ここで貴方に恩を売って後で色々と返してもらうのもいいと考えました。とミサカは本心は嫌ですが打ち止めの提案に乗ることにしました」

 

「……勝手にしろ」

 

 

それでも自分の手の届く範囲だけに絞りあとは自由行動にした。

二人は大覇星祭を見に出て一方通行はネット環境があり一番近い建物を見つけていた。

 

 

「……確か、あの"花女"がいた支部だったなァ……」

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