とある科学の一時停止   作:ガイドライン

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どうも。どうも、どうも!
書けるときは一気に書けるんだよな~
すみませんね、気まぐれなもので(笑)

あっ、アンケートどうもです。
細かくかぁーまぁ、頑張ります!(笑)

それではどうぞ!






状況を変えるために、あらゆる手を

「もう~!!こんなことがなければ時崎さんの勇姿を見れたのにーッ!!!」

 

「仕方ありませんよ。こちらも対応してもらわないと」

 

「第一、頭おかしいじゃないかしら?

時崎さんがいるのにこんな計画を立てるなんて。

私より劣るけど時崎さんを思ってる怖~い人がいるの知らないのかしら?」

 

「分かっていてやってるんですよ。

まぁ、それも分かっての愚痴なんでしょうけど、私に当たらないでもらいたいですね」

 

「嫌よ。やめてほしいなら時崎さんを呼んでちょうだい」

 

「無理だと分かって言ってますよね……」

 

 

人波がない脇道。

そこに食蜂操祈と外人顔をした男がいた。

この男はかつて一方通行の絶対能力進化(level6シフト)計画に関わっていた男であり、いまは食蜂の下で雇われている。

 

「ここで待ってたらあの人は来るの?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

 

「ええ、そうよ。

私よりそっち任せたほうが確実でしょうし。でもウイルスは取り除かないほうがいいかもね」

 

「ウイルスってなに?ってミサカはミサカは興味を示してみる」

 

「それはもうすぐで分かるわよ。

………ほら、来たみたい」

 

すると上空から真っ直ぐに落ちてきたのは一方通行。

地面はクレーターが出来ているがその衝撃波は全く出ていない。

能力で衝撃波などを無関係な空へと飛ばしたからである。

 

降りてきた一方通行は打ち止めと、その隣でぐったりしている個体1号を見てすぐに食蜂の胸ぐらを掴み

 

「これをやった奴は何処だッ!!!」

「知らないんだぞ☆私は"回収"される前にこの子を見つけただけよ」

 

「………チィッ」

「理解が速くて助かるわ。ついでにいうとウイルスは摘出しないでほしいだけど」

 

「アァ?」

「貴方なら簡単だろうけどウイルス、"ナノマシン"に仕込まれた内容について貴女は知ってるの?もしかしたら第一位対策でもされていたらどうするのかしら?」

 

一方通行なら個体1号に投与されたナノマシンを"ベクトル"を使って排出されるのは簡単。

しかしその相手がそれを見込んで作ったナノマシンの場合、体外に排出される時や、不振な血の巡り、ナノマシン自体への介入があれば何(・)か(・)を(・)行(・)う(・)シ(・)ス(・)テ(・)ム(・)が(・)発(・)動(・)する可能性は0ではない。

 

万全にならなければ未知のウイルスに太刀打ち出来ない。

 

それは一方通行もすぐに理解したが

 

「なら、あいつに頼めばいいだけだ」

「だから、それも危ないかもしれないわ」

 

「………そういうことか……」

「そう。これは完全に第一位である貴女を制御するためのもの。

それでどうして"この子だけ"なのかは分からないけど、間違いなく私が追いかけていることに手を出さないための策でしょうね」

 

一方通行が関われば破綻する。

破綻しなくても間違いなく計画に支障が出ると踏んだのだろう。

一方通行が手も足も出ない状況を作るために個体1号にウイルスを打ち込んだ。

 

全てが後手に回っていることに腹を立てた一方通行は近くにあったガードレールを思いっきり殴り付けた。

 

ベクトルの加わった拳はガードレールを変形させ、繋がっている全てのガードレールを波(・)の(・)よ(・)う(・)に(・)う(・)ね(・)ら(・)せ(・)な(・)が(・)ら(・)破(・)壊(・)し(・)て(・)い(・)っ(・)た(・)。

 

「………よっぽど俺に殺されたいらしいなァ……」

「とにかく大人しくしててほしいんだぞ☆

明日にでもなれば相手の居場所も分かるからその時にでも連絡するわ」

 

「本当だろうなァ?」

「貴方に嘘をつくメリット力がないわ。

ここで誠実さを見せて是非時崎さんに私は素晴らしい女性だって伝えてくれれば……」

 

「いくぞ」

「ちょっと待ってあなたッ!!ってミサカはミサカはこんな時にお姫様抱っこされている個体1号に物凄く嫉妬してみたり!!」

 

個体1号を抱えて打ち止めを連れてその場を去る一方通行。

もっと暴れまわるかと思っていた男は一気に力が抜けて倒れそうになった。

 

「……大人しく下がってくれましたね……」

「あれが大人しいと思う??

あの子達を確実に守る所に置いてきたら動くに決まってるでしょう」

 

「ですが、さっきいったウイルスが…」

「だからウ(・)イ(・)ル(・)ス(・)が(・)さ(・)ら(・)に(・)余(・)計(・)な(・)こ(・)と(・)を(・)す(・)る(・)前(・)に(・)潰(・)し(・)に(・)か(・)か(・)る(・)の(・)よ(・)。私が探してもなかなか見つからない人も第一位ならすぐでしょうし」

 

「……もしかして、わざと焚き付けましたか?」

「まっさか。第一位も分かって乗ってくれただけよ。

あとは御坂さんの関係力のある人といえば………」

 

「……本当に、変わりましたね……」

 

次の手を、と考えている食蜂に男がそんな事を言う。

それを聞いて明らかに嫌な表情をしながら

 

「なによー。今の私は、いかにして、外側と内側を攻めて時崎さんの心をゲット出来るかと頑張っている可愛い女の子、なんだぞ☆」

 

「………撤回します。変わりませんね………」

 

 

…………………………

 

 

「…どうして、どうして、こうも人を増やすんですかッ!!!??」

「大人数にいたほうがいいからだァ。

個別だと手が回らねェがこれならそこの第四位でも対象出来るだろうからな」

 

安全策。それは風紀委員177支部。

ここならいま"アイテム"がいるついでに人数も多い。

よっぽどのことがない限りはここを攻めてくるバカはいないはずだと考えた。

 

しかしいきなり1日で保護する、いや、さ(・)れ(・)る(・)も含めてこんなに人を集められても本当に困るのだ。

現にアイテムの面々は好き勝手にやっており、佐天にいたってはノリがいいためにすでにフレンダ達と意気投合。まぁ、以前に会っていたということもあり打ち解けるまで時間はそんなにかからなかった。

初春は始めはそんな佐天を止めようとしたがやはり友達。いつの間にかペースに飲まれていた。残された固法はどうしようもなく「あんたも気楽にやりなさいよ」と麦野からの誘惑にも負けずに最低限の"風紀" を守ろうとしていた矢先に打ち止めと個体1号の面倒を見ろと言われたら言いたくもなる。

 

しかし、言うだけ。個体1号の様子を見れば大変な状態とはいかなくても邪険に扱うのは違うことぐらいは分かる。はぁ~とため息をついて

 

「……とにかくその子は奥の仮眠室に連れていって…」

 

固法に仮眠室の場所を聞いた一方通行は個体1号を連れていき、打ち止めも一緒に着いていこうとしたが

 

「打ち止めちゃんは私達と遊びましょうか」

「子供じゃないんだから子供扱いしないで!!ってミサカはミサカはプンプンと怒ってみたり!!」

 

「じゃ、お菓子はいらないですね」

「し、しょうがないから相手してあげる!ってミサカはミサカは心の中で万歳してみる!」

 

あまりにもチョロい打ち止めを誘導してもらい、ため息と同時に椅子に座り頭を抱える固法。

毎回大覇星祭では何かが起こることは分かっていたがこんなにも人が、それも学園都市最強と呼ばれるlevel5が二人もここに集まるなんて……

 

普段からもう一人のlevel5である御坂美琴と関わりがあるが、ここまでくると本当に疲れる……と、軽く御坂をディスるような考えを持ってしまった固法はすぐにそれを否定するために首を横に降った。

 

(御坂さんは確かにトラブルに巻き込まれやすいし、巻き込まれにいく傾向だかど……ここにいる人達みたいに本当に好き勝手にやらないだけずっといいわ)

 

多少なりともlevel5の経験を付けてくれた御坂に感謝をしないとなーと思っていると一方通行が戻ってきて

 

「聞こえてんだろう時崎ッ!!!!!

知ってることを全部話しやがれエエエエェェェッッ!!!!!」

 

いきなり大声を上げて激怒する一方通行。

その姿に誰もが固まり何が起きたのかと驚いている。

ここには時崎はいない。なのに意味不明な行動に困惑する中、突然パソコンが音声プログラムを起動して

 

『ごめんなさいですあーくん。

まさかみーちゃんじゃなかったなんて分かりませんでした』

 

その声は時崎の声だった。

それもセ(・)キ(・)ュ(・)リ(・)テ(・)ィ(・)が(・)か(・)か(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)風(・)紀(・)委(・)員(・)の(・)支(・)部(・)の(・)パ(・)ソ(・)コ(・)ン(・)を(・)あ(・)っ(・)さ(・)り(・)と(・)打(・)ち(・)破(・)っ(・)て(・)連絡してきたのだ。

 

その凄さは初春だけではなく固法も驚いていた。

まるで普通にネットを繋げたようにセキュリティを突破するなんて異常なまでのハッキングテクニックに。

 

「御託はいい。て(・)め(・)ェ(・)も(・)人(・)だ(・)っ(・)た(・)ってことを忘れていた俺がバカだっただけだ」

『酷いですね。ちゃんと人ですよ僕は。

まぁ、そんなことを言ってる場合じゃないですね』

 

普段ならここからもっとふざけた会話をするが個体1号がやられた今はそんなことをしている余裕はない。

時崎もそれを分かっているようで、向こうから聞こえてくる爆(・)音(・)な(・)ん(・)て(・)気(・)に(・)も(・)止(・)め(・)な(・)い(・)感(・)じ(・)で(・)話(・)し(・)始(・)め(・)た(・)。

 

『外装代脳(エクステリア)。これがいま狙われてます。

目的はあ(・)ー(・)く(・)ん(・)が(・)よ(・)く(・)知(・)っ(・)て(・)い(・)る(・)計(・)画(・)を(・)越(・)え(・)た(・)も(・)の(・)といったらいいでしょうか。そしてその計画の要が外装代脳とみ(・)ー(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)です』

 

「……クソ共がァ……」

 

一方通行の頭に過ってきたのは絶対能力者進化(level6シフト)計画。時崎のお陰で誰一人殺さずに学園都市の"闇"と退治した計画。それが自分の知らない所で行われようとしていた。

 

『外装代脳は操祈さんの能力を向上されるものなんですよ。それを使って脳(・)が(・)制(・)御(・)し(・)て(・)い(・)る(・)リ(・)ミ(・)ッ(・)タ(・)ー(・)を(・)取(・)り(・)外(・)す(・)のが目的みたいですね。そうすれば誰も届かなかった頂きにいけるとあの人達は思ったんでしょう。だからみーちゃんをマークすればと思ったんですけど……まさかネ(・)ッ(・)ト(・)ワ(・)ー(・)ク(・)のほうを狙うとは』

 

「直接じゃ負けるから外を狙ったわけかァ。

クソ外道が考えることだ。てめぇじゃ分からなかった訳だな」

 

『それと平行していま別件で手が回らなくてですね。

もうとんまやトモルンが好き勝手にやるので大変で…』

 

時崎の背後から爆音などが聞こえてくる。

運び屋の女の情報を時崎に送ったのだが、どうやらその女といま一波乱やっているようだ。

 

「そっちは知るか。

で、元凶は何処だ?」

 

『そっちは大丈夫ですよ。操祈さんがいきますので』

 

「アアァ!?」

 

『怒らない怒らない。

それよりもすでにみーちゃんに危険が迫っている感じなんです。きっとあーくんじゃないと厳しいかも』

 

「……おい、まさか……」

 

『向こうもずいぶんと焦っているみたいですね。

もう少ししたらみーちゃんが暴(・)れ(・)だ(・)し(・)ま(・)す(・)か(・)ら(・)止(・)め(・)て(・)く(・)だ(・)さ(・)い(・)。と(・)ん(・)ま(・)も(・)寄(・)越(・)し(・)ま(・)す(・)の(・)で(・)』

 

「チィッ!!……第5位に伝えておけ。廃人にしなかったらてめェを廃人にするってな」

 

『廃人はやり過ぎかもですけどし(・)っ(・)か(・)り(・)と(・)お(・)仕(・)置(・)き(・)す(・)る(・)よ(・)う(・)に(・)とは伝えますよ。僕もそっちに向かいますので』

 

連絡が切れた途端に佐天と初春が一方通行に詰め寄り

 

「どういうことなんですかッッ!!!!!」

「御坂が暴れだすって!!説明してくださいッッ!!!!!」

 

時間もないというのにここで話している暇はない。

ならどうするか?簡単である。

携帯を取り出して連絡を取った相手は

 

「今すぐ来やがれ第二位」

『ふざけんな第一位。いまこっちは競技を…』

 

「時崎のご指名だッ。貸しを作れるぞ」

『………ッ!!何ややらせる気だ』

 

「簡単だァ。子守りすればいい」

『はッ!!……さっさと場所を教えろ』

 

ずいぶんと聞き分けのいい垣根帝督。

編入されられそしていま、同じ編入したものはおらずにたった一人で競技に参加。抜け出したら時崎が面倒くさいように怒るために抜け出せずにいた状況で、こうして抜ける口実が出来たのだ。子守りで何でも引き受けるという気持ちになっている。

 

合流地点を送り未だにじっと睨み付けるように見てくる二人を無視し

 

「来るなら来い。てめェらの子守りする奴もも用意してやったァ。だがな、そこから一歩踏み出したらもう戻れねェぞ。いままで見たことのないモノを見て逃げても追いかけてくる。その地獄を見続けるなら…」

 

「「行きますッ!!」」

 

「なら、あと白黒女にも連絡入れとけ。あとで乱入されるぐらいなら巻き込んでおけ」

 

話もまとまり出ていこうかと思ったが打ち止めが一方通行の袖を握り

 

「帰って…来るんだよね?」

「時崎がウルセェからな」

 

「……ミ(・)サ(・)カ(・)も(・)頑(・)張(・)る(・)か(・)ら(・)、貴(・)方(・)も(・)頑(・)張(・)っ(・)て(・)」

「ハッ、誰にいってやがる」

 

ニコッと笑顔を見せた打ち止めはその手を離した。

振り返らずに一方通行は部屋を出ていき二人も後に続く。

最後まで笑顔を見せていた打ち止めに固法は

 

「大人なのね打ち止めちゃんは」

「……あの人、すぐにミサカ達を心配するから……」

 

「……なんか、超空気ですね……」

「勝手にしてたらいいのよ」

「ドライだな……」

「いいじゃないの。ここを守ってればいい訳だし」

「…………Zzzz………」

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