どうも。
アニメに追いつきたい!と思いますけど厳しいかな(笑)
それでもちゃんと更新していきますのでよろしくお願いします。
それでは、どうぞ。
「どうして僕がこんなことを……」
ビルとビルとの間に隠れてあるオフィスを見つめている男。
馬場芳郎。今回個体1号にウイルスを射った張本人である。
彼の仕事はそれだけで良かった。願わくは個体1号の回収だったが先に食峰操祈に回収されてしまったのだ。
それでも当初の目的を終えたのだがその後連絡が入り
「妹達を回収しろ?」
『そうだ。相手はlevel5月一同に集まりこちらに仕掛けてくる。ならば人質を取るのは当然だよ』
「僕がlevel5に勝てるとでも?」
『勝つ必要はない。上手く出し抜いて妹達を回収すればいいだけだ』
あの時点で終えれば良かったものの追加の指令はトンでもないものだった。
(こうなるならあの時無理でも回収するべきだったな…)
いまさら後悔しても遅い。
食峰操祈なら武力行使すればなんとかなったかもしれない。
もちろんこちらにも多大な損失は間逃れないが。
それでも現状、あのオフィスには食峰操祈より厄介な相手がいる。
(麦野沈利。level5で第4位。
能力は
頭には"アイテム"の情報が細かく入っている。
この情報を持っているか、いないかによって大きく選局が変わる。
絹旗 最愛、フレンダ・セルヴィルン、滝壺 理后。
彼女らのことも詳しく知っている。つまりはその能力や力を使い
あとは最悪を想定して動けばいい。
こちらがバレないように遠距離からロボットを使い
「何をしているのかニャー??」
「ッッ!!!??」
心臓が飛び出るぐらいに緊張が身体中に一気に巡った。
ここには見つからないように、あらゆるカメラをハッキングして来たというのに……
振りかえることも出来ずにいる馬場に
「残念だったわね。
こっちには
「そんな事したら絶対に時崎が怒るって訳よ」
「やらないわよ。面倒臭くなるだけだし」
ゆっくり振り替えるとそこには麦野沈利とその後ろからフレンダ・セルヴェルンまでも現れ、馬場の緊張はマックスを迎えている。
完全な闇討ち。妹達に使ったナノデバイスを打ち込んで混沌させて妹達を回収するつもりだった。
その為にオフィスに犬型のロボットに襲撃させて撹乱している隙にと考えていたのに……
「言っておくけど
「な、なに?」
「"暗部"だったら無条件にボコるところだけど。
これでも私達"学生"なわけだし、無抵抗なやつをボコるのは抵抗あるわけよ」
「………麦野が一番似合わない台詞って訳よ………」
「ああ"ぁッッ!!!??」
「似合ってる!めちゃくちゃ女子高生って訳よッ!!!!!」
舐められている。
確かにlevel5とその他の人間には天地の差はあるかもしれない。
しかしここまでバカにされるといくら勝てないと分かっていても一矢報いたくなる。
ポケットに手を入れて隠していた蚊型のロボットを
「はい。ドーン」
何が起きたのか分からなかった。
しかし一瞬のために分からなかったがポケットに入れていた手が
「あ、あっ、ギ、ギャアアアアアアアアアッッ!!!!!」
現実に戻された瞬間に物凄い激痛が走る。
手首からはおびただしい血が流れ、その先にあった手はもうこの世にない。
ついでにポケットに入っていたロボットも、腹部の一部もまとめて消え去った。
痛みのあまり踞ってしまった馬場は残された手で血を止めようとするがそんな事出来るわけもなく
「さて、出血死と爆弾で傷口を焼くのどっちがいいかニャー??」
「そこは麦野がすればいいじゃないって訳よ」
「いやよ。もう十分働いたわ」
「爆弾だと調整が……って、あっ」
馬場は痛みを堪えながら必死にその場を逃げようと足を動かした。
しかし足が縺れて倒れて、這いずりながらも遠くへと
「そこから
何のことか、すぐに分かった。
いまビルとビルの間にいる。そこには逃げる場所が限られている。
そして
左右の壁にセンサーによる爆弾が仕掛けられていた。
そしてそのセンサーに馬場の体が触れてしまったのだ。
「火薬の量、少ないんじゃないの?」
「やり過ぎたら私が時崎に怒られる訳よッ!!!」
その爆弾は、壁を破壊するほどものではなく、人を軽く火傷させるものであった。
いわば驚かせるためのもの。爆音と衝撃波が強いだけの爆弾。
なので気絶はしているが命がある馬場は面倒臭くと嘆く麦野に消された部位を焼かれて止血されたのだった。
「こちらは超片付きましたよ」
犬型のロボットの首を持って現れたのは絹旗 最愛。
そして滝壺 理后はオフィスの中から能力者が来ないかを探るという形になっていたのだ。浜面はそんな滝壺や妹達のボディーガード役。
「どうやら能力者は超来てないようですね」
「舐められたものね。こんなの寄越すなんて」
「こちらとしては余計に動かなくて超ラッキーじゃないですか」
「ストレス発散にもならないなら意味がないわ」
「ならどうしますか?」
「簡単よ。
…………………………
『と、いうわけで助かったわ。
これは時崎に仮にしておいていいから』
「はい。お疲れ様でした」
通信を切るとタイミングよく黒子が現れた。
ここは警策看取が潜伏しているだろうビルの近く。
初春、佐天、黒子、そして第二位の垣根帝督。
「それでどういう状況ですの?」
「あのビルに御坂を操っている人が入ったと思われます」
「そのあと初春と一緒に監視カメラで見てるけど出ていってませんね」
初春のノートパソコンと佐天のタブレットには潜伏しだろう警策看取が抜け出していないかどうか確認するために周りの監視カメラを使って監視していた。
さらに周囲には浮遊する監視カメラがあり、これは大覇星祭用に街中に散りばめられたカメラだった。
これを初春がハッキング、もといお借りして利用しているのだが
「こんなビルに潜伏ですの??
お姉様を操っておいて隠れるには……」
「四苦八苦、誘き寄せるための罠だろうな。
用は
「そして向かってくるなら迎え撃つ。ですか。
しかしいつまでもここでジッとしているわけには…」
「だろうな。だから
「は、はい?」
…………………………
「うおっ!!!!」
「気をつけろよ上条」
「んなこといっても…こっちは右手だけなんだぞッ!!!」
「なら、前に出てくるなァ。クソがッ!!!」
「それこそ無理な話だろうが!!
俺じゃないと御坂は止められねぇんだよッ!!!」
「チィッ!!面倒くさェ……」
異質な姿になってしまった御坂を助けようとする当麻。
しかし御坂は無差別に、そして目の前の当麻達を敵と見なし攻撃してくる。質量的に全てを打ち消せないために残りを軍覇や一方通行が止めているのだが
「おい、なんか変化してるぞ」
「……少しずつ
「ちょっとまてよ…もしそうなったら御坂はッ!!!」
「自我なんてものは残らねェだろうな。
このクソ学園都市の闇がやらかしたことだ。そんな
上条の右手は強く、強く、拳を握った。
時崎のお陰で御坂の問題も一方通行の問題も終わったというのにこうしてまた巻き込まれた……
だから今度は
「だったら、さっさと助けないとな」
「分かってるのか?あれは普通じゃねェってことをよ」
「
あそこには"助けて"って叫んでる女の子がいるだけだ。
だったら簡単だ。この右手であの"暗闇"をぶっ壊して救うだけだ!!!」
「ぶっ壊すってのには賛成だなッ!!!」
「……ったく。時崎並みにウゼェんだよ……」
すると軍覇と一方通行が当麻の前に出て
「道は作ってやる!」
「さっさと終わらせろォ」
「おう!!」
…………………………
(さて、どうやって木原から制御を奪い返すかだけど……)
木原幻生を追いかけてきたまではいいがこれからがどうしようかと悩んでいる食峰。
相手はエクステリアを手中に納めており食峰と同じ能力を所持している状態。なので精神支配をしたくても出来ないのだ。
そして時崎に情報を伝えて貢献したいという欲求のお陰で見つけた多才能力の存在。
この大覇星祭で何人か行方不明になっていることを知った食峰はもしかしてその人達から
ありえない。そういえば簡単だがここは学園都市。
そしてその中でも
少しでも可能性があるなら下手に動かない方がいい。
(だけど、ずっとこのままというものね……)
なにかアクションを起こさないと無駄に時間が過ぎるだけ。
とにかく木原を見過ごさないように追いかけていると
「いつまで鬼ごっこ。するつもりかな?」
突然壁の向こうから現れた木原に、とっさに体を捻った食峰。
木原の伸びる手をどうにかかわしたがその手から氷の槍が食峰に目掛けて飛び出た。
その氷の槍は食峰の体操服だけを貫き壁に突き刺さった。
怪我はないが壁に押し当てられた食峰は身動きとれない。
そこへゆっくりと木原が近づく。
「さて、時間もないことだ。解除コードを教えてもらおうかな」
馬場。無念(笑)
書いておいてこれしか言えません。はい。