遊戯王IS〈インフィニット・ストラトス〉   作:LAST ALLIANCE

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今回は前回の後書きで記した所まで行けませんでした。
やはりデュエル描写を書くと、カードの効果を記した方が分かりやすいので、初めて使ったカードは必ず効果を記すようにしました。

この小説における注意事項はあらすじにも書きましたが、登場人物紹介を投稿する時、一緒に記していこうと思います。


TURN02 親友対決! 純一VS一夏! ★

「おぉ一夏! お帰り~!」

 

「ただいま~」

 

 純一が【Kozmo】デッキのレシピを考えていると、部屋のドアをノックする音が聞こえて来た。デッキの構築作業を一時中断して適当な場所に隠し、部屋のドアを開ける。

 そこには自分の親友でクラスメートで、かつルームメートの織斑一夏がいた。左手を軽く上げて挨拶をすると、一夏もそれに答えながら部屋の中に入った。

 

「今日は誰にしごかれてたんだ?」

 

「箒。いや~大変だったよ」

 

「そうかい。まぁお疲れ様。僕の方は面談が無事に終わった。大成功だったよ」

 

「良かったな~デュエルディスクのモニターになれて」

 

「……一夏。何処でそれを聞いた?」

 

 一夏の言葉を聞いた純一の目が途端に細まった。怒ってはいない。何故誰にも話していないのに一夏が知っているのか。それが気になっただけだ。

 細まった純一の目から発せられる視線。それに耐えきれなかったのか、一夏は申し訳なさそうに答える。

 

「ごめんな……実は千冬姉から聞いていたんだ。事前にISに装着するタイプのデュエルディスクを受け取った時、カードも沢山受け取ったんだ。その時に千冬姉が“純一にデュエルディスクのモニターの話が来ている”と教えてくれて……」

 

「その事は他に誰が知っている?」

 

「俺の他の専用機持ちと代表候補生達。あ、大丈夫。皆は純一がモニターになる事は承知している。聞いて驚いたよ……純一が大会に出ていて、しかも優勝経験もあるって。そりゃモニターにならないかって言われるよな~」

 

「確かに呉島社長が話していたな……こっちこそごめん。うっかりしていた。実はさっきさ、束さんからこの学園の特殊ルールで平均価格が1000円以上するカードが使えないって聞いたから、新しくデッキを作っていたんだ。ただパーツが足りないし、レシピもまだ出来ていないから実質紙束状態だね。完成は休日にならないと無理だな~と思う」

 

「てことはけっこう打撃を受けているんだ……大会に出てるからそりゃそうだよな……」

 

 純一の他にデュエルディスクを持っている生徒。一夏。箒。セシリア。鈴音。シャルロット。ラウラ。簪。楯無。サラ。現在は純一を含めて10人。他に転校生が来ると、もっと増える事になる。

 彼らは純一の実績を知って驚いていたが、デュエルディスクのモニターの案件は誰一人として反対しなかった。と言うより反対する気持ちになれなかったのが正解だが。

 

「ところで一夏の方は大丈夫? 今年の4月から新ルールになったけど」

 

「あぁ、ルールの方は大丈夫。新しく増えたカードの種類も一通り覚えた。俺の記憶はシンクロ召喚で止まったから……先攻ドロー廃止で、フィールド魔法は先に使った奴を破壊しなくて良くなった。前は自分と相手、どちらかしか使えなかったな……それとメインモンスターゾーンの他にエクストラモンスターゾーンが出来て、魔法・罠ゾーンの右端・左端がペンデュラムゾーンとして使用可能となった。そしてエクストラデッキからモンスターを特殊召喚する場合、エクストラモンスターゾーンにしか出せなかったのが、メインモンスターゾーンにも出せるようになった……までは覚えた。ただ貰えたカードが沢山で全部目を通していないし、何より小学生の頃に使っていた【ギャラクシー】デッキも特殊制限に合わせてカードを抜いていないし……」

 

「そっか……まぁ折角だし久し振りにデュエルしようよ。ここに戻る途中で家に立ち寄り、デッキとかカードファイル持ってきたから、終わった後は少しは良いアドバイス出来そうかな?」

 

「本当か!? ならデュエルしようぜ!」

 

『お互いのデッキをカット&シャッフル!』

 

 純一と一夏はお互いにデュエルする事を決めると、机の上にプレイマットを敷いてメインデッキとエクストラデッキをそれぞれ置いた。

 お互いに自分のデッキをよくシャッフルして相手に渡し、それを受け取って2つか3つの山に分けながら積み直していく。これがカット&シャッフル。

 

「最初はグー。ジャンケンポン!」

 

「先攻は頂いた!」

 

「僕は後攻だ!」

 

『せーの、デュエル!』

 

 ジャンケンを行った結果、グーを出して勝った一夏が先攻を選んだ。お互いにデッキの一番上から5枚のカードを取って手札にする。

 5枚の手札を取り、挨拶をしてデュエル開始。『遊戯王』は小学生以来の一夏と、高校受験前まで大会に出ていた純一。IS学園にて初めてのデュエルが始まった。

 

ーーーーー

 

「俺のターン! スタンバイ。メイン。自分フィールドにモンスターがいない時、このモンスターを特殊召喚出来る! 俺は手札から《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚!」

 

「おっ、早速か……」

 

 

《フォトン・スラッシャー》

特殊召喚・効果モンスター

レベル4/光属性/戦士族

ATK/2100 DEF/0

このカードは通常召喚できない。

自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。

(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。

 

 

「続けて手札から《フォトン・クラッシャー》を通常召喚!」

 

 

《フォトン・クラッシャー》

効果モンスター

レベル4/光属性/戦士族

ATK/2000 DEF/0

(1):このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。

 

 

「レベル4モンスターが2体……しかもこの組み合わせは……まさかいきなり!?」

 

「お前の考えている通りだ。俺は《フォトン・スラッシャー》と《フォトン・クラッシャー》の2体でオーバーレイ! 2体の《フォトン》レベル4モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚! 《輝光帝ギャラクシオン》!」

 

 

《輝光帝ギャラクシオン》

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/戦士族

ATK/2000 DEF/2100

「フォトン」と名のついたレベル4モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つまで取り除いて発動できる。

この効果を発動するために取り除いたエクシーズ素材の数によって以下の効果を適用する。

●1つ:手札から「銀河眼の光子竜」1体を特殊召喚する。

●2つ:デッキから「銀河眼の光子竜」1体を特殊召喚する。

 

 

「来るか……来るのか!」

 

「オーバーレイ・ユニットを2つ取り除き、《ギャラクシオン》の効果発動! デッキからこのモンスターを特殊召喚する! 闇に輝く銀河よ! 希望の光となりて我が魂に宿れ! 光の化身よ、今この地に降臨せよ! 《銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)》!」

 

 

銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)

効果モンスター

レベル8/光属性/ドラゴン族

ATK/3000 DEF/2500

(1):このカードは自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースして手札から特殊召喚できる。

(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップに、その相手モンスター1体を対象として発動できる。

その相手モンスターとフィールドのこのカードを除外する。

この効果で除外したモンスターはバトルフェイズ終了時にフィールドに戻り、この効果でXモンスターを除外した場合、このカードの攻撃力は、そのXモンスターを除外した時のX素材の数×500アップする。

 

 

「カードを1枚セット。ターンエンドだ。カットお願いします」

 

「あいよ!」

 

 

一夏 LP:8000

   手札:2

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:《輝光帝ギャラクシオン》、《銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

ーーーーー

 

「一夏め、やりやがるな……先攻1ターン目からエースモンスターの《光子竜(フォトン・ドラゴン)》を出すとは」

 

「お褒めに預かり光栄だ。でもお前なら直ぐに引っ繰り返せるだろう?」

 

「まぁ出来なくはないが、やってみせよう。僕のターン。ドローフェイズ、ドロー。スタンバイフェイズ。メインフェイズ。モンスターをセット。カードを1枚セット。ターンエンドだ」

 

 手札を3枚消費しながらもエースモンスターを召喚した一夏とは対照的に、純一は静かな立ち上がりを見せた。

 目は細くて鋭く、まるで獲物を捉えた猛禽類の如く。それでいて紳士の心を忘れず、シャカパチ等の相手を威嚇する行為を全くしない。それが純一のやり方。

 

 

純一 LP:8000

   手札:4

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:セットモンスター×1

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

ーーーーー

 

「(純一の割にはおとなしいスタートだな……あのセットモンスターは《メタモルポッド》ではないけど、リバースした時に何かしらの効果を持っている筈だ)俺のターン、ドロー! スタンバイ。メイン。手札から《銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)》を通常召喚!」

 

 

銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)

効果モンスター

レベル4/光属性/魔法使い族

ATK/0 DEF/1800

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

このカードのレベルをターン終了時まで4つ上げる。

(2):このカードをリリースして発動できる。

デッキから「銀河の魔導師」以外の「ギャラクシー」カード1枚を手札に加える。

 

 

「《銀河の魔導師(ギャラクシー・ウィザード)》の効果発動! このカードをリリースし、デッキからこのカード以外の《ギャラクシー》カードを加える……」

 

「サーチ出来るのは《ギャラクシー》カードだからモンスターだけじゃなくて、魔法・罠でも良いんだよな……」

 

「それな~本当に便利過ぎる。俺は魔法カード《銀河遠征(ギャラクシー・エクスペディション)》を手札に加え、そのまま発動! このカードは俺のフィールドにレベル5以上の、《フォトン》か《ギャラクシー》モンスターがいる時に発動出来る。デッキからレベル5以上の、《フォトン》か《ギャラクシー》モンスター1体を守備表示で特殊召喚出来る!」

 

 

銀河遠征(ギャラクシー・エクスペディション)

通常魔法

「銀河遠征」は1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドにレベル5以上の、《フォトン》モンスターまたは《ギャラクシー》モンスターが存在する場合に発動できる。

デッキからレベル5以上の、《フォトン》モンスターまたは《ギャラクシー》モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

 

 

「俺がデッキから特殊召喚するのは……《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》! そして《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》の効果発動! このカードが特殊召喚に成功した時、デッキから《ギャラクシー》モンスター1体を手札に加える事が出来る……ここは2枚目の《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》を手札に加える」

 

 

銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)

効果モンスター

レベル5/光属性/機械族

ATK/2000 DEF/0

「銀河戦士」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカード以外の手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。

このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。

(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。

 

 

「このパターンは《ノヴァインフィニティ》かな?」

 

「いや……《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の平均価格が1000円を超えているから、《ノヴァインフィニティ》は出来ない」

 

「……あ、そうか。 この前《インフィニティ》が再録されたから《ノヴァ》の需要が上がったのか……」

 

「そうなんだよ……だから《ノヴァインフィニティ》はこの学園じゃ使えないんだよ……手札の光属性モンスター、《フォトン・クラッシャー》を墓地に送り、2枚目の《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》を特殊召喚!」

 

「この流れだと《プレアデス》が来るか……」

 

「正解。俺は2体の《銀河戦士(ギャラクシー・ソルジャー)》でオーバーレイ! 2体のレベル5光属性モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚! 現れろランク5! 《セイクリッド・プレアデス》!」

 

 

《セイクリッド・プレアデス》

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/光属性/戦士族

ATK/2500 DEF/1500

光属性レベル5モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

「《セイクリッド・プレアデス》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、フィールドのカード1枚を持ち主の手札に戻す。俺が選ぶのは純一、お前のフィールドのセットモンスターだ!」

 

「悪いがそうはさせない。《プレアデス》を残しておくと後々面倒な事になる。手札の《幽鬼うさぎ》の効果発動! フィールドのモンスターの効果が発動した時、手札にあるこのカードを墓地に送り、そのカードを破壊する! 《プレアデス》には退場してもらおう!」

 

「クッ! まさか《プレアデス》が出オチになるなんて……」

 

 

《幽鬼うさぎ》

チューナー・効果モンスター

レベル3/光属性/サイキック族

ATK/0 DEF/1800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。

フィールドのそのカードを破壊する。

 

 

「と言うかちょっと待て! 《幽鬼うさぎ》って使って良いのか!?」

 

「調べてみても良いんだよ? 1000円しないから」

 

「ちょっと待ってろ……ごめん、本当だ。1000円しなかった」

 

「だろう? それで? どうするんだ?」

 

「このままバトルフェイズに行こう。《銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)》でセットモンスターを攻撃! バトルステップ時に効果発動! 相手モンスターと共に除外される! これでフィールドはがら空きになった……セットカードが怖いけどやるしかない! 《ギャラクシオン》でダイレクトアタック!」

 

「ライフで受ける!」

 

「……お、おぅ。バトルフェイズ終了時、《光子竜(フォトン・ドラゴン)》とセットモンスターはフィールドに戻ってくる。このままターンエンド。カット頼むね」

 

 

一夏 LP:8000

   手札:1

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:《輝光帝ギャラクシオン》、《銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

純一 LP:8000→6000

   手札:3

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:セットモンスター×1

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

 

 

「僕のターン……ドローフェイズ、ドロー。スタンバイフェイズ。メインフェイズ。相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。手札から《ダイナレスラー・パンクラトプス》を特殊召喚!」

 

「な、何だそのモンスター!? 効果確認良い!?」

 

「良いよ? 今の環境でも使われている強いカードだよ?」

 

「えっ……強いとしか書いていない」

 

 

《ダイナレスラー・パンクラトプス》

効果モンスター(準制限カード)

レベル7/地属性/恐竜族

ATK/2600 DEF/0

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

「続いてセットモンスターを反転召喚。《シャドール・リザード》。効果発動。このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を破壊する。《ギャラクシオン》を破壊!」

 

「何!? 《光子竜(フォトン・ドラゴン)》じゃなくて良いのか?」

 

「《光子竜(フォトン・ドラゴン)》を蘇生する手段は幾らでもある……墓地にやるよりもっと良い方法で除去するから」

 

「グヌヌ……《ギャラクシオン》は破壊される!」

 

 

《シャドール・リザード》

リバース・効果モンスター

レベル4/闇属性/魔法使い族

ATK/1800 DEF/1000

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを破壊する。

(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。

デッキから「シャドール・リザード」以外の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。

 

 

「更に手札から《ネクロ・ガードナー》を通常召喚。これで行けるな……レベル4の《シャドール・リザード》に、レベル3の《ネクロ・ガードナー》をチューニング!」

 

「レベル7シンクロ……!」

 

 

《ネクロ・ガードナー》

効果モンスター

レベル3/闇属性/戦士族

ATK/ 600 DEF/1300

(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。

このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。

 

 

「正解。シンクロ召喚! 現れろ、《月華竜 ブラック・ローズ》!」

 

「厄介な奴が来たな……」

 

 

《月華竜 ブラック・ローズ》

シンクロ・効果モンスター

レベル7/光属性/ドラゴン族

ATK/2400 DEF/1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードが特殊召喚に成功した時、または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。

相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。

「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「《月華竜 ブラック・ローズ》の効果発動! このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。対象は《光子竜(フォトン・ドラゴン)》!」

 

「クソッ! バウンスは一番強い除去だ! これはきつい!」

 

「バトルフェイズ! 《月華竜 ブラック・ローズ》でダイレクトアタック!」

 

「ライフで受ける!」

 

「このままターンエンド!」

 

 

一夏 LP:8000→5600

   手札:2

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:なし

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

純一 LP:8000→6000

   手札:2

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:《ダイナレスラー・パンクラトプス》、《月華竜 ブラック・ローズ》

   魔法・罠ゾーン:セットカード×1

 

ーーーーー

 

「俺のターン、ドロー! スタンバイ。メイン。手札から魔法カード、《トレード・イン》を発動。レベル8モンスター、さっき戻された《光子竜(フォトン・ドラゴン)》を捨てて2枚ドロー。……来たぜ!」

 

 

《トレード・イン》

通常魔法

(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。

自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

「更に手札から魔法カード、《フォトン・サンクチュアリ》を発動! このカードを発動したこのターン、俺は光属性モンスターしか召喚・反転召喚・特殊召喚できなくなる。だが! 自分フィールドに《フォトントークン》を2体守備表示で特殊召喚!」

 

「《フォトントークン》を……? まさか!」

 

「気付いたみたいだな……これで手札に来たこのモンスターの“召喚条件”を満たした。フィールドに《フォトン》か《ギャラクシー》モンスターがいる場合、このカードはリリースなしで召喚できる。手札から《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》を召喚!」

 

 

銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)

効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族

ATK/2800 DEF/2600

(1):自分フィールドに《フォトン》モンスターまたは《ギャラクシー》モンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。

(2):このカードの(1)の方法で召喚に成功した場合、自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を対象として発動する。

このカードの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンし、対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 

 

「考えたな……《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》の召喚は俗に言う“妥協召喚”。《月華竜》の効果は、相手フィールドにレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時にしか発動しない。だからバウンスされない。でも効果を使うと反応するぞ?」

 

「どの道反応しても大丈夫なようにしている。《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》の効果発動! 攻撃力をターン終了時まで1000ダウンさせる代わりに、《光子竜(フォトン・ドラゴン)》を守備表示で特殊召喚!」

 

「だが《月華竜》の効果が発動する! 相手フィールドにレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時、対象のモンスターをバウンスする。対象は《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》だ!」

 

「その効果の発動を許可しない! リバースカードオープン! 《タキオン・トランスミグレイション》!」

 

 

《タキオン・トランスミグレイション》

カウンター罠

自分フィールドに《ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン》モンスターが存在する場合、

このカードの発動は手札からもできる。

(1):自分フィールドに《ギャラクシーアイズ》モンスターが存在する場合、チェーン2以降に発動できる。

このカードの発動時に積まれていたチェーン上の全ての、相手のモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、この効果で発動を無効にしたフィールドのモンスター及び魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。

 

 

「何だと!?」

 

「このカードは俺のフィールドに《銀河眼(ギャラクシーアイズ)》モンスターがいる場合に使う事が出来る。このカードの発動時に積まれていたチェーン上の全ての、相手のモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、この効果で発動を無効にしたフィールドのモンスター及び魔法・罠カードを全て持ち主のデッキに戻す。と言う訳で《月華竜》は退場してもらおう!」

 

「《月華竜》はエクストラデッキに戻されてしまう!」

 

「そして俺のフィールドに光属性モンスターが2体以上いる場合、このカードは手札から特殊召喚できる。《ガーディアン・オブ・オーダー》を特殊召喚!」

 

 

《ガーディアン・オブ・オーダー》

効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族

ATK/2500 DEF/1200

自分フィールド上に光属性モンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

「ガーディアン・オブ・オーダー」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

 

 

「これでレベル8モンスターが3体……!」

 

「行くぜ! 俺は《ガーディアン・オブ・オーダー》と《銀河騎士(ギャラクシー・ナイト)》でオーバーレイ! 2体のレベル8モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚! 現れろ、《聖刻神龍-エネアード》!」

 

 

《聖刻神龍-エネアード》

エクシーズ・効果モンスター

ランク8/光属性/ドラゴン族

ATK/3000 DEF/2400

レベル8モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

自分の手札・フィールド上のモンスターを任意の数だけリリースし、リリースしたモンスターの数だけフィールド上のカードを破壊する。

 

 

「何だっけそのモンスターの効果……効果確認良い?」

 

「良いよ? 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くと、俺の手札・フィールド上のモンスターを任意の数だけリリースする。リリースしたモンスターの数だけフィールド上のカードを破壊する。つまり俺のフィールドにある《フォトントークン》を2枚リリースすると、《パンクラトプス》とセットカードを破壊出来るって事になる」

 

「成る程なぁ……そいつは困るな。《エネアード》の召喚成功時、セットカードを使わせてもらおう。罠カード発動!《バージェストマ・ディノミスクス》!」

 

 

《バージェストマ・ディノミスクス》

通常罠

(1):フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。

手札を1枚捨て、対象のカードを除外する。

(2):罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。

このカードは通常モンスター(水族・水・レベル2・ATK/1200 DEF/0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。

この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

「な、何だと!? どういう効果の罠カードなんだ!?」

 

「一言で言えば除去効果と、相手の罠カードが発動したら墓地から通常モンスターとして蘇生出来る……つまり一枚で二度美味しい効果持ちの罠カードだ。手札を1枚捨て、フィールドの表側表示のカード1枚を除外する。手札の《ジェット・シンクロン》をコストにし、《エネアード》を除外!」

 

「クソッ、いけると思ったんだけどな……」

 

「詰めが甘いな一夏。そもそも《パンクラトプス》があるから、君が幾らランク8エクシーズを召喚しても除去出来るようになっていた。こうなる事は最初から分かっていたんだよ」

 

「何と言う事だ……ターンエンド」

 

 

一夏 LP:8000→5600

   手札:0

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:《銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)

   魔法・罠ゾーン:なし

 

純一 LP:8000→6000

   手札:1

   エクストラモンスターゾーン:なし

   メインモンスターゾーン:《ダイナレスラー・パンクラトプス》   

魔法・罠ゾーン:なし

 

ーーーーー

 

「僕のターン、ドローフェイズ。ドロー。スタンバイ。メイン。手札から《終末の騎士》を通常召喚」

 

《終末の騎士》

効果モンスター(制限カード)

レベル4/闇属性/戦士族

ATK/1400 DEF/1200

(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

 

 

「効果発動。このカードが召喚に成功した時、デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る事が出来る。僕が墓地に送るのは……《シャドール・ビースト》。そして《シャドール・ビースト》の効果が発動。効果で墓地に送られた時、デッキから1枚ドローできる。カットお願いします」

 

「けっこう噛み合っているな~」

 

 

《シャドール・ビースト》

 

「そりゃ噛み合うようにデッキ構築しているからね~1枚ドローして……墓地の《ジェット・シンクロン》の効果発動。手札を1枚墓地へ送ってこのカードを特殊召喚出来る。今引いた《ゾンビキャリア》を墓地に送り、《ジェット・シンクロン》を蘇生。この効果で特殊召喚した《ジェット・シンクロン》は、フィールドから離れたら除外される」

 

 

《ジェット・シンクロン》

チューナー・効果モンスター

レベル1/炎属性/機械族

ATK/500 DEF/ 0

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。

デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。

(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。

このカードを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

「レベル8シンクロの構えか……!」

 

「正解。レベル7モンスター、《ダイナレスラー・パンクラトプス》にレベル1チューナー、《ジェット・シンクロン》をチューニング! 王者の雄叫びが天地に轟く時、唯一無二の覇者がこの地に舞い降りる! シンクロ召喚! 《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》!」

 

 

《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》

シンクロ・効果モンスター

レベル8/闇属性/ドラゴン族

ATK/3000 DEF/2500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り《レッド・デーモンズ・ドラゴン》として扱う。

(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。

その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。

 

 

「《スカーライト》の効果発動! 《スカーライト》以外で、《スカーライト》の攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚された効果モンスターを全て破壊! 《アブソリュート・パワー・フレイム》!」

 

「《光子竜(フォトン・ドラゴン)》は破壊される!」

 

「更にこの効果で破壊したモンスターの数だけ、相手に500ポイントのバーンダメージを与える! 500ポイントのバーンダメージを受けてもらおう!」

 

「クッ! でも俺のライフはギリギリ残る!」

 

「僕が残り数百のライフポイントを残してあげるとでも思うか? 甘いな……僕は墓地の光属性モンスター、《幽鬼うさぎ》と闇属性モンスター、《シャドール・ビースト》をゲームから除外し、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》を手札から特殊召喚!」

 

 

《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》

特殊召喚・効果モンスター

レベル8/光属性/戦士族

ATK/3000 DEF/2500

このカードは通常召喚できない。

自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。

このカードの(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを除外する。

この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

(2):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。

このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。

 

 

「バトルフェイズ。《終末の騎士》でアタック!」

 

「ライフで受ける!」

 

「続けて《スカーライト》でアタック! 《灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング》!」

 

「ライフで受ける!」

 

「最後。《開闢》でダイレクトアタック! 《開闢双破斬》!」

 

「ありがとうございました!」

 

 純一と一夏。お互いにとって小学生の時以来のデュエル。結果は純一の勝利。2人はお互いの健闘を労いながら、デッキを片付けた。

 

ーーーー

 

「いや~やっぱきついな~大半の汎用ランク8エクシーズが使えなくなると……」

 

「使えたら勝てたかもしれないな……どうだった? 久し振りにデュエルしてみて」

 

「勝ち負けはともかく楽しかったよ? 何だろう……こう駆け引きだったり、ISでは味わえない展開がたまらなかった。でも汎用ランク8エクシーズが使えなくなったのはきつい……」

 

「そうだね……僕も久し振りにやったけど忘れていたこの感覚、たまらねぇぜって感じかな? それをこれからISを使ってデュエル出来るってなると、もう楽しみで仕方ないよ。【ギャラクシー】は新規来たし、《銀河眼(ギャラクシーアイズ)》のリンクモンスターも出たけど、使っていく?」

 

「う~ん……正直に言うと、俺は【ギャラクシー】デッキはこの学園でのデュエルでは使わない予定。ランク5・ランク8エクシーズをポンポン出すのがこのデッキだからなぁ……ランク8の大半が使えないとなると、正直このデッキの強みを活かせないと思うんだ……」

 

「確かに……普通なら使える筈のモンスターが使えないってかなりきついよな~学園が定めた特殊制限ルール、これって僕ら経験者に思い切りぶっ刺さるよな……」

 

 IS学園が定めた特殊制限ルール。市場での平均価格が1000円以上するカードは使用禁止と言う独自の追加事項。これはIS学園にいる女子生徒の大半が『遊戯王』初心者になる事から、純一や一夏達経験者との実力差を少しでも無くす為の事項。

 このルールはやはり純一や一夏に思い切り刺さっていた事から、やはり経験者にとってかなりのダメージが予想される。

 

「それに純一とこうやって勝負したのって……クラス代表を決める試合の時以来じゃないかな? 俺の記憶が確かなら」

 

「懐かしいな……あれから半年くらい経ったな」

 

 クラス代表決定戦。クラス代表を決める時、クラス中の女子生徒から推薦された一夏に納得出来ず、セシリアが抗議しながら日本を侮辱するような発言をした為、それを純一が諫めた事が始まりだった。

 一夏とセシリアの2人で試合を行う事になったが、放課後に純一が“一夏が出るなら自分も出た方が良いのではないか?”と千冬に相談しに行った。やり取りの結果、純一も試合に参加する事に。

 試合までの1週間、楯無とのマンツーマンレッスンを受けたものの、代表候補生と初心者では結果が見えていた。純一曰く、“絵に描いたような無謀。世紀の迷勝負”。

しかし、観戦していた千冬と真耶も純一の素質と努力を認め、セシリアも“初心者とは思えないセンスをしている。努力を続ければ代表候補生クラスになれる”と太鼓判を押した。

 専用機の『白式』を貰えた一夏との勝負は僅差で純一の勝利に終わった。ISの実力は稼働時間に正比例すると言われており、訓練機を使いながらも国家代表のコーチ付きな純一が勝つのは最もだ。

 クラス代表は一夏が務め、一夏を支える副代表を純一が務める事となった。2人で1人のクラス代表と言う事になる。

 

「純一に聞くけど、これから俺はどういうデッキを使っていけば良い?」

 

「う~ん……使いたいデッキを使えば良いって答えるのが正論だと思うけど、専用機持ちで立場が立場だから、特殊制限に引っ掛からず、それでいて環境入りしているか、若しくは環境入りの経験のあるデッキを使った方が無難かな? 幾つか候補はあるけど、『ストラクチャーデッキ』を買って組むなら【シャドール】か、『ソウルバーナー』こと【サラマングレイト】がお勧め。あれ3箱に少々足すだけでかなり戦えるデッキになる。多分注文書来ると思うから、商品があったら迷わず3箱買った方が良い」

 

 純一が一夏にお薦めした『ストラクチャーデッキ』は、【シャドール】と【サラマングレイト】。過去に環境入り経験のあるテーマと、現在環境入りしているテーマ。この2つを買ってデッキを組めば、それなりには戦えるレベルになるだろう。

 もちろん大会に出る上で改造を施せば、それ相応の強さを手に出来る筈だ。でも今は復帰した『遊戯王』に慣れる事からだ。

 

「ありがとう。こういうのって、やっぱり大会に出ている純一に聞いた方が良いなと思ってたんだ。もう1つ聞きたい事があるんだ。これからクラス対抗戦だったり、学年別トーナメントがあると思う。そこでクラスだったり、学年で誰が勝ち上がるか予想を聞きたい」

 

「学年か……1年生しか分からないけど答えられる範囲内で答えるよ。クラス別に答えていくけど、1組は僕はともかく、一夏と箒の2人がやっぱり頭一つ抜いているかな? 昔やっていたのもあるけど……セシリアさんは未経験者と見て良い。やっている暇なかったと思う。ダークホースはのほほんさん。簪さんはアニメ観てたと思うからそこから『遊戯王』初めて、それで簪さんの遊び相手になって『遊戯王』やって、知らない間に強くなっていた可能性がある」

 

「セシリアは未経験か……純一の読み通りだ。カードとデュエルディスク渡された時、困惑してたからな……のほほんさんは意外だな」

 

「2組の鈴は僕らとやってたから多分直ぐに適応出来ると思う。厄介な相手になるだろう。ただ、クラス対抗戦で考えるなら3組が一番厄介。シャルさんとラウラさんの2人がいる。ラウラさんが副隊長のクラリッサさんから教わっているとしたら、相当な強敵になる筈だ。シャルさんは正直分からない。でももし、ラウラさんとクラリッサさんの指導を受けているとしたら、同じく厄介な相手になるな……」

 

「俺もそう思う。シャルとラウラは同じ寮部屋だから上手くやっているし、それこそお互いに教え合っているとしたら厄介だな……」

 

「現状分かっているのはクラス対抗戦で言えば1組と3組が頭一つ抜けている事。そしてここからが個人・タッグデュエル。4組の簪さんが僕と同格か、或いはそれ以上の強さだと思う。根拠は【HERO】デッキ使うからだと思う。僕も【HERO】デッキ使っているけど強いよ? 環境入りちょくちょくしているし、新規も定期的に増えているから侮れない相手になるだろうな」

 

 純一の予想は“クラスで見るなら3組が一番厄介。学年で見るなら簪が自分の最大の敵となる”との事。後に純一の予想は現実の物になるのだが、ここにダークホースとしてとある一人の女子生徒が入る事になるのだが、それはまた別の話になる。

 




ここまで呼んで下さり、大変ありがとうございます。
今回も後書きとして裏話・裏設定を書いていこうと思います。

・この小説での一夏君と純一君の関係

 親友でお互いを認め合っている仲で、切磋琢磨している感じを出しました。理想としては『遊戯王』の遊戯さんと城之内君です。最後の方で雑談してる描写も入れたのも仲の良さをアピールする為でした。

・IS学園の特殊制限改訂

 思い切りぶっ刺さっていました。この先の学園行事で行われる大会の結果次第では更なる制限改訂も待ち受けているので、感想を書きながら「次はこのカードが禁止になるのでは?」みたいに予想していくのも面白いかと。

・今回の使用デッキ

 一夏君は【ギャラクシー】、純一君は【準カオススタン】デッキでした。【ギャラクシー】は主力ランク8エクシーズが軒並み特殊制限で壊滅したので、多分この先出てこないと思います。【準カオススタン】はもしかしたらまだ出てくるかも……
 一夏君の声はカイトさんで脳内補完して下さい(汗)

・純一君の役割

 一応は主人公ですけど、どちらかと言うと兄貴的ポジションになるかなと。一夏君達にアドバイスしたり、成長を促したりする役目です。もちろん展開上負ける事もありますが、それはご愛嬌で。
 この小説は『遊戯王』で俺TUEEEEEE!するのではなく、皆でワイワイ楽しもうぜ!と言う感じを目指しています。今回の特殊制限も”学園側が純一君を弱体化させつつ、高額で強いカードを使えなくさせる事でパワーバランスを調整させる為に設けた””と言う設定です。

・現状のヒロインの使用デッキ(予定)まとめ

箒……六武衆(日本モチーフのカードテーマ)
セシリア……光天使(聖騎士も考えましたが、ちょっと難しそうなので)
鈴……戦華(中国繋がり)
シャル……ドラグニティ(拡張性と人気の高さ繋がり)
ラウラ……列車(エクシーズモンスターがドイツ繋がり)
簪……HERO、忍者(戦隊物や仮面ライダー繋がり)
楯無……影霊衣(水属性繋がり)
のほほんさん……マドルチェ(お菓子繋がり)
アーキタイプ・ブレイカー組……未定

次回は純一君の休日を記していきます。
五反田弾君と一緒に【Kozmo】デッキを作り、フリーデュエルしている様子を書いていこうと思います。

次回をお楽しみに! LAST ALLIANCEでした!

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