栄「狛研ちゃん…!」
財原「議論し直す?これ以上話す事なんて何も無いよ。」
狛研「本当にそうかな?ちゃんと話し合ってみようよ。」
議論開始!
財原「どうせ栄クンが景見クンを殺したんでしょ?」
栄「違げェっつってんだろ!!オレは、何も知らねェんだよ!!」
財原「嘘つけー!」
栄「嘘じゃねえよ!!」
…陽一クンの意見に賛成したい。
何も知らねェ⬅︎【陽一クンの証言】
「それに賛成だ!!」
同意
狛研「天理クン。陽一クンは、本当に何も知らないんだと思うよ。」
財原「なんでそう言いきれんの?」
狛研「陽一クンは、事件前に頭を殴られて気絶してたんだよ。だったら、事件の事を知らなくてもおかしくないよね?」
栄「そうだよ!!オレは誰かに殴られて気を失ってたんだ!!なんか、物陰にメダルが落ちてたから拾おうとしたら、いきなり殴られたんだよ!オレガ景見を殺せるワケねェだろ!!」
日暮「うーん、そうなのかなぁ。」
「あなたの推理、美しくないわね。」
反論
狛研「…麗美ちゃん?」
白鳥「あなたの推理は穴だらけなのよ。」
日暮「れいみちゃん、かなえちゃんの推理のどこが穴だらけなの?」
白鳥「いいわ。私が証明するわ。その醜い推理、崩してあげる!」
ー反論ショーダウン 開始ー
白鳥「そもそも、栄君が誰かに殴られたっていうのが、嘘の証言だとは考えなかったの?」
栄「し、白鳥ちゃん…!オレ、嘘なんてついてねェよ!」
狛研「陽一クンの頭には、ちゃんと殴られたような痕があったよ?」
白鳥「そんなの、殴られたと思わせるための偽装工作かもしれないじゃない。そのつもりがなくても、もしかしたら自分で勝手に転んで頭を打ったのかもしれないし。」
日暮「よういちくんが偽装工作なんてできるとは思えないんだけど…」
白鳥「反論になってないわよ。現に、それを証明できる人はいないでしょう?」
狛研「そうとは言い切れないんじゃないかな?」
それを証明できる人はいない⬅︎【柳人クンの証言】
「その言葉、斬らせてもらうよ!」
論破
狛研「陽一クンが殴られた件についてだけど…証明できる人がいるよ。」
白鳥「誰よそれは?」
狛研「柳人クンだよ。」
白鳥「はぁ?詩名君は、目が見えないでしょう?どうやって証明するっていうのよ。」
狛研「…音だよ。柳人クンは、陽一クンが殴られた時の音を聞いてたんだよ。」
羽澄「そうなの?」
詩名「ああ。間違いないよ。頭を鈍器で殴るような音だったねェ。」
ラッセ「聞き間違いという可能性は?」
詩名「ないよ。オイラは、耳には自信があるからね。確かに、頭を鈍器で殴るような音だったよ。」
狛研「それに、陽一クンが殴られた事を裏付ける証拠があるんだよ。」
コトダマ提示!
【血のついたピン】
「これだ!!」
狛研「ラッセクンが、娯楽室で血のついたボウリングのピンを見つけてくれたんだ。多分、それが陽一クンを殴った凶器だよ。」
穴雲「確かに、重さも長さも十分だもんね。凶器としては申し分ないんじゃないかな?」
狛研「そうだね。凶器が見つかったって事は、陽一クンが殴られたのは間違いないよ!」
日暮「凶器が見つかったって事は、殴られたのは間違いないよねぇ。」
舞田「でも、誰が何のために陽一を殴ったんだ?」
狛研「…多分、陽一クンを殴ったのは、凶夜クンを殺した犯人だよ。」
癒川「景見さんだけでなく、栄さんまで…なぜそんな事を…!」
狛研「…それは。」
犯人が陽一クンを殴った理由は?
1.口封じ
2.陽一クンの手帳を操作するため
3.ムシャクシャした
➡︎2.陽一クンの手帳を操作するため
「これだ!!」
狛研「犯人は、陽一クンの手帳に用があったんだよ。」
栄「お、オレの手帳に…?」
狛研「うん。犯人は、陽一クンを気絶させて、陽一クンの手帳を操作したんだよ!」
朱「はぇ!?手帳を他人ガ操作ァ!?ソンナ事、可能なんですカァ!?」
狛研「うん。できるはずだよ。それを証明してくれてる人がいるんだ。」
コトダマ提示!
【才刃クンの証言】
「これだ!!」
狛研「才刃クンは、手帳の扱いが慣れていない剣クンとゐをりちゃんのために、代わりに手帳を操作してあげた事があるんだって。だよね才刃クン?」
才刃「そうなのだ!!機械オンチ共のために、僕ちゃんが代わりに操作してやったのだ!」
狛研「つまり、手帳の操作は本人じゃなくてもできるんだよ。」
白鳥「だから何?まだ、肝心な点が説明できてないわよ!栄君が犯人じゃないなら、犯人はどうやって研究室に入ったのよ!わかるように説明しなさいよ!」
狛研「…犯人が研究室に入った方法。それは…」
ー閃きアナグラム開始ー
ニ ュ ウ シ ツ キ ョ カ
【入室許可】
「これだ!!」
狛研「犯人は、陽一クンを気絶させて、陽一クンの手帳の設定を変更したんだ。そうやって、犯人は自分の入室を許可した。これで、犯人は自分の手帳で陽一クンの研究室に入れるようになった。そこへ景見クンを呼びつけて刺し殺した後、陽一クンが目覚める前に手帳の設定を元に戻した…これが、犯人が陽一クンの部屋に入ったトリックだよ。」
財原「ふーん、なるほどねェー。」
栄「ほらな!オレは犯人じゃねえんだよ!!」
財原「…は?オマエ、何調子に乗ってんの?」
栄「え…?」
財原「キミが犯人だって可能性が消えてない事、忘れてんじゃないの?言っとくけど、俺はまだキミの事を疑ってるから。」
白鳥「そうよ。栄君が犯人だって可能性は捨て切れないわ。やっぱり、栄君が犯人よ。」
ラッセ「同感だ。栄陽一、貴様が一番怪しいという事実は、まだ覆ってはいないぞ。」
栄「そんな…!」
財原「ねえねえー、もうダルいから投票しちゃおうよー。俺、早く部屋に戻ってガリ●リ君食いたいんだけど。」
狛研「待ってよ!本当に陽一クンが犯人かどうか、ちゃんと議論するべきだよ!」
羽澄「いや、でも、今のところヨウイチが一番怪しいし…」
穴雲「判断を誤れば、僕らが死ぬんだよ?もっと慎重に議論を進めるべきだ。」
日暮「どうしよう…意見が割れちゃったよ。」
モノクマ『うぷぷぷ!意見が割れた?そんな時は、ボク達の出番だね!』
モノベル『フッフッフ。この時を待っていましたよ。ではでは、フォーメーションチェンジ!!』
ベルさんが席の装置を操作すると、ボク達の証言台が宙に浮いた。
入田「うっひょぉおおおおおお!!楽しいのだー!!」
白鳥「ひぃいいいいいい!!ちょっと、降ろしてよぉお!!」
証言台が二つの陣営に分かれた。
意見対立
《栄陽一は犯人か?》
【犯人だ!】入田、神座、財原、白鳥、朱、羽澄、不動院、ラッセ
【犯人じゃない!】穴雲、狛研、栄、詩名、翠、日暮、舞田、癒川
ー議論スクラム 開始ー
財原「だ、か、らぁ!栄クンが犯人だっつってんじゃーん!」
「陽一クン!」
栄「オレは犯人じゃねえっつってんだろ!」
神座「不運、死んだの………栄養士の研究室………栄養士、犯人…」
「彩蝶ちゃん、翠ちゃん!」
日暮「研究室で死んでたからって、よういちくんが犯人だとは限らないと思うよ。ね、翠。」
翠「ピィ、ピィピィ(他の人が研究室に入ったのかもしれないよ)!」
入田「現に、景見は、紙切れで栄におびき寄せられたんだろうが!!」
「星也クン!」
穴雲「あの紙は、筆跡が特定できなかったはずだよ。紙切れに栄君の名前が書いてあったからって、景見君をおびき寄せたのが栄君だとは限らないよ。」
不動院「栄殿は、ご自分が殴られた事を、裁判の冒頭で打ち明けなかったのですよ?」
「柳人クン!」
詩名「栄君は、言っても信じてもらえないと思ったから事件の概要が明らかになるまで黙ってたんだと思うけど?」
朱「研究室、本人シカ入れないはずデス!」
「ボクが!」
狛研「ボクが言ったトリックを使えば、本人じゃなくても研究室に入れるんだよ!」
ラッセ「ダイイングメッセージは、栄陽一が犯人だと言っているのだぞ。」
「治奈ちゃん!」
癒川「ダイイングメッセージに書かれていたからといって犯人だとは限りません!」
羽澄「ヨウイチが殴られたっつーのも、ヨウイチの嘘かもしんねーじゃん!」
「成威斗クン!」
舞田「陽一は嘘なんてついてねェ!さっき叶が証明しただろ!!」
白鳥「謎は全て解明されたのよ?これ以上の議論は無意味よ。」
「ボクが!」
狛研「まだ、解き明かすべき謎は残ってるんだ!!」
全論破
穴雲「これが僕らの答えだ!」
狛研「これがボク達の答えだよ!」
栄「これがオレ達の答えだぜ!」
詩名「これがオイラ達の答えだよ〜♪」
翠「ピィ(これが私達の答えだよ)!」
日暮「これがわたし達の答えだよ!」
舞田「これが俺達の答えだ!」
癒川「これが私達の答えです!」
狛研「まだ、解明できていない謎が残っている以上、議論は続けるべきだよ。」
羽澄「でも、解き明かすべき謎なんてあったっけ?」
狛研「この犯行を全て陽一クンがやったとすると、一つ不自然な点があるんだ。」
不自然な点…それは…
コトダマ提示!
【おろし金】
「これだ!!」
狛研「調理台の流しに、おろし金が放置されていたんだ。陽一クンなら、調理器具をぞんざいに扱ったりしないよね?つまり、あの部屋には、陽一クンと凶夜クン以外の誰かがいたんじゃないかな?」
朱「おろし金、ですカ。何に使ったんでしょうカ?」
狛研「おろし金に大根が付着してたから、大根をすり下ろしたんじゃない?」
不動院「何のためにそんな事を…」
白鳥「フンッ、どうせ栄君がご自慢の朝ご飯のメニューの下ごしらえでもしてたんでしょ。」
ラッセ「…どれだけ食い意地が張ってるんだ貴様は。」
栄「オレじゃねえっつーの!」
狛研「うーん、犯人が大根をすり下ろした理由か…」
ー閃きアナグラム開始ー
フ ク ニ ツ イ タ チ ノ シ ミ ヌ キ
【服についた血のシミ抜き】
「これだ!!」
狛研「ねえ、みんな。人を刃物で刺したら、どうなると思う?」
栄「えっと…そりゃあ、血がドバッと出て…」
狛研「そうだね、血がドバッと出るよね。そうしたら、犯人はどうなると思う?」
癒川「えっと…服や手に血が付きますよね…あっ!」
狛研「そう。治奈ちゃんはもう気付いたみたいだね。犯人は、大根で服に付いた血のシミを抜いたんだよ!」
栄「大根には、ジアスターゼっつー酵素が含まれてるからな。血が付いた範囲が狭ければ、血のシミはキレイに落ちるぞ。」
舞田「何ぃいいいい!!?だ、大根でシミ抜きを!?」
朱「だから誰も凶夜サンを殺した犯人に気付かなかったんデスネ!」
穴雲「それを知っていたとなると、犯人はそれなりの知識と応用力の高さを兼ね備えた人物って事になるね。」
財原「それでいて、ここまで議論して俺達に犯人だと悟らせなかった計画力と演技力…なるほど、だったら栄クンが犯人だって可能性は一気に低くなるね。」
栄「どういう意味だコラァ!」
ラッセ「…しかし、割と大雑把な性格だと思われるな。血の付いたピンやおろし金、そして気絶した料理バカを放置しておくあたり、あまり几帳面な性格とは言えないだろう。おおよそ、知能はあるがその場の流れで事を進めがちな人物と言ったところか。」
不動院「そんな条件に当てはまる方、いらっしゃったでしょうか…?」
狛研「…1人、心当たりがあるよ。」
羽澄「え?ホント?」
入田「誰なのだそれは!!早く教えるのだ!!」
…1人、いたはずだ。
星也クン、天理クン、ラッセクンが言ってくれた条件に全部当てはまる人が。
そして、その人はさっき不自然な発言をした。
その人は、なんで
ー人物指定ー
【超高校級のアナウンサー】穴雲星也
【超高校級の工学者】入田才刃
【超高校級の不運】景見凶夜
【超高校級の???】神座ゐをり
【超高校級の幸運】狛研叶
【超高校級の資産家】財原天理
【超高校級の栄養士】栄陽一
【超高校級の詩人】詩名柳人
【超高校級のマドンナ】白鳥麗美
【セキセイインコ】翠
【超高校級の曲芸師】朱雪梅
【超高校級のダンサー】羽澄踊子
【超高校級の生物学者】日暮彩蝶
【超高校級の侍】不動院剣
【超高校級の喧嘩番長】舞田成威斗
【超高校級の看護師】癒川治奈
【超高校級の国王】ラッセ・エドヴァルド・シルヴェンノイネン
➡︎【超高校級のマドンナ】白鳥麗美
狛研「…キミが犯人だったんだね、麗美ちゃん。」
白鳥「………………はぁ?私!?」
麗美ちゃんは、自分が指名された事に驚いていた。
舞田「何ぃいいいいいい!!?あ、あの女神みてェにマブい白鳥さんが犯人だとぉおおおおおおおおお!?そんなバカな話、信じられるわけねェだろ!!」
朱「ソウデス!麗美サンは、生きるお宝デス!麗美サンのように美しい人が凶夜サンを殺したナンテ、ありえマセン!」
栄「二人の言う通りだよ、狛研ちゃん!天使みたいに可愛い白鳥ちゃんが犯人なワケないだろ!バカな事言うなよ!」
ラッセ「バカは貴様らだ。ダークパープルもここにいる以上、容疑者である事に変わりはない。裁判に私情を挟むな愚か者が。」
狛研「ラッセクンの言う通りだよ。麗美ちゃんが犯人だっていう根拠は、ちゃんとあるんだよ!」
白鳥「根拠って何!?私、何も知らないわよ!!」
議論開始!
白鳥「私が犯人だって言いたいの!?そんなわけないでしょ!私は犯人じゃないわよ!」
狛研「でも、麗美ちゃんが犯人だっていう根拠はちゃんとあったんだよ。」
白鳥「だから、その根拠って何よ?私、何も不自然な事はしてないでしょ!?」
今の麗美ちゃんの発言はおかしい!
何も不自然な事はしてない⬅︎【陽一クンのレシピ】
「それは違うよ!!」
論破
狛研「…麗美ちゃん。さっき、陽一クンが自慢のレシピで朝ごはんの下ごしらえをしてたんじゃないかって言ってたよね?」
白鳥「それがどうしたのよ!」
狛研「陽一クンは、レシピの事を誰にも話してないって言ってたよ。…なのに、なんでキミはレシピの事を知ってたの!?」
白鳥「…だから?たまたまあんた達の会話を聞いてただけよ!悪い!?」
財原「白鳥サンは、独房を捜査してただろ?なんで狛研サンと栄クンの会話が聞こえたの?」
白鳥「…うっ!」
財原「それにね?俺、もう一個気になる事があるんだぁ。白鳥サンさぁ、ハンカチを取りにいくために娯楽室を20分間抜け出したって言ってたけど…ハンカチを取りにいくだけで普通20分もかからなくない?20分間、本当は何してたの?」
白鳥「へ、部屋が散らかってたから探すのに時間がかかったのよ!」
不動院「私がお部屋にお伺いした時は、部屋は綺麗に整頓されていましたが。」
白鳥「ぐっ…」
財原「本当の事を言えよ白鳥サーン。本当は、研究室で景見クンをブッ殺してたんだろー?」
白鳥「………。」
狛研「麗美ちゃん。もうキミが犯人としか考えられないんだよ。いい加減、認めて…」
白鳥「うるっさいわねェ!!」
反論
財原「ふにゃあ〜?」
白鳥「黙って聞いてれば、醜い暴論ばっかり…!あああ、醜い醜い醜い!!あんたが間違ってるって事、今から証明してあげるわ!!」
ー反論ショーダウン 開始ー
白鳥「何を根拠に私が犯人だって言ってるのよ!ふざけんじゃないわよ!!」
日暮「でもれいみちゃんは、かなえちゃんとよういちくんしか知らないはずの情報を知ってたよね?」
白鳥「そんな揚げ足取りに踊らされてたまるものですか!!私が犯人だっていう決定的な証拠が無いじゃない!!」
財原「あっはは、往生際が悪いねー。」
白鳥「そりゃそうよ!!私は犯人じゃないもの!!」
朱「麗美サン…」
白鳥「ほらほら!!私が犯人だっていう根拠があるなら言ってみなさいよ!!」
狛研「…。」
白鳥「どうしたの?もしかして、言えないの!?あはは!そりゃあそうよね!だって、私は犯人じゃないものね!」
麗美ちゃんが犯人だっていう証拠…
アレが手がかりになるかもしれない!
根拠⬅︎【踊子ちゃんの証言】
「その言葉、斬らせてもらうよ!」
論破
狛研「麗美ちゃん、途中、踊子ちゃんとすれ違ったよね?」
白鳥「え?ええ、すれ違ったわよ。それがどうしたっていうの!?」
狛研「踊子ちゃんの証言によると、麗美ちゃんはその時緑色の宝石が付いた指輪をしていたらしいんだ。ね、踊子ちゃん。」
羽澄「ああ、間違いないよ。レイミは、緑色のエモい指輪をしてたね。」
白鳥「緑色の指輪ってなんの事!?私、そんなの知らないわよ!」
狛研「その指輪なら、今麗美ちゃんが付けてるでしょ?」
白鳥「付けてないわよ!緑色の指輪なんて!ほら、やっぱり証拠があるなんてハッタリじゃないの!」
狛研「今から、全ての謎を解き明かすよ!」
コトダマ提示!
【指輪】
「これだ!!」
狛研「麗美ちゃん、踊子ちゃんが言ってた緑の指輪は、多分麗美ちゃんが今付けてる指輪の事だよ。」
白鳥「はぁ!?何言ってんのあんた!!どう見ても、私が今付けてる指輪は赤でしょ!!あんた、色盲なの!?それともバカ!?」
羽澄「確かに、アタシが見た指輪は、レイミが今付けてる指輪と同じデザインでエモかったけど…でも、レイミの言う通り、どう見ても赤だよね?」
狛研「…ねえ、みんな。突然だけど、『アレキサンドライト』って知ってる?」
不動院「あれき…なんですかそれは?」
穴雲「確か、光の種類によって色が変わる宝石だったよね。太陽光なら緑、白熱灯なら赤っていった具合に…」
狛研「そう。麗美ちゃんが付けてる指輪は、アレキサンドライトなんだ。多分、光の種類の違いによって宝石の色が変わっちゃったんじゃないかな?」
日暮「じゃあ、れいみちゃんは、内エリアの部屋とは違う照明が使われてる場所にいたって事?そんな場所、あったっけ?」
…多分、あそこしかないだろうな。
コトダマ提示!
【研究室の照明】
「これだ!!」
狛研「実は、内エリアの中に一部屋だけ、別の種類の照明が使われてた部屋があったんだ。」
羽澄「どこなのさ、それは?」
狛研「陽一クンの研究室だよ。」
舞田「え!?ホントなのか!?」
財原「うん。確か、陽一クンの部屋だけは太陽光に近い波長の照明が使われてたよ。野菜の苗を育てるための工夫だろうねぇ。」
狛研「内エリアの中で、この種類の照明が使われてたのは陽一クンの研究室だけ…つまり、踊子ちゃんが見た緑色のアレキサンドライトこそが、麗美ちゃんが陽一クンの研究室にいた事の証明だよ!!」
白鳥「ぐっ…!ま、まだよ!まだ議論は終わらせないわよ!!」
議論開始!
白鳥「アンタ今、内エリアはって言ったわよね!?」
狛研「言ったけど…」
白鳥「外エリアは!?外エリアはどうなのよ!!」
財原「あー、確かに外エリアにも、太陽光に似た照明は使われてるねぇ。」
白鳥「でしょ!?ほら、やっぱり私が栄の研究室に行ってたとは限らないじゃない!!」
詩名「仮にそうだったとしても、じゃあ今度は朱君達に嘘をついて外エリアに行ってたって事になるよねぇ?どっちみち怪しいじゃないか。」
白鳥「うるさいうるさいうるさい!!私は犯人じゃないって何度言えばわかるのよ!!私は、外エリアに行ってたのよ!!」
狛研「ううん。麗美ちゃんは、陽一クンの研究室に行ってたんだよ。」
白鳥「なんでそう言い切れるの!?私は栄の研究室になんて行ってないって言ってるでしょ!!」
ボクは、知っているはずだ。麗美ちゃんが犯人だっていう、決定的な証拠を…!
白鳥「私が犯人だっていう証拠を出しなさいよ!!」⬅︎ 【外エリア組の証言】
「これで終わりだよ!!」
狛研「麗美ちゃん、麗美ちゃんは、外エリアに行ってたって言ったよね?」
白鳥「そうよ!!」
狛研「でもね、外エリアにいた人の中で、麗美ちゃんが外エリアを出入りしたところを見たっていう人は1人もいないんだよ!!この矛盾は、どうやって説明するの!?」
白鳥「ーーーーーーーーーーッ!!!」
財原「まさかとは思うけど、実は忍者か透明人間でしたー、なんて苦しい言い訳はナシだよ?」
狛研「この中で、凶夜クンを殺せたのはただ1人…麗美ちゃん、キミだよ!!」
白鳥「ま、まだよ!!」
神座「……………しつこい。」
白鳥「黙れクソガキ!!今私が話してんでしょうが!!まだ、説明できてない事があるわよ!!私が犯人だっていうなら、あのダイイングメッセージはなんだって言うのよ!?」
朱「確かに…メッセージは、陽一の名前デシタ!」
白鳥「ほらね!?やっぱり、栄が犯人…」
財原「…うっせぇなぁ。」
「!!?」
全員が、天理クンの方を見た。
彼から放たれていたのは、悪意…いや、殺気だった。
財原「…あーあー、スマートじゃねえなぁ。もうちょっと
白鳥「あ、あんた…何を言って…」
財原「キミには失望したって言ってんの。白鳥麗美サン…いや、」
財原「
白鳥「ッーーーーーーーー!!あ、あんた、なんでそれを…!!」
財原「風のた、よ、り♡」
羽澄「ねえ、今サカエって言ったよね!?どういう事なの…!?」
狛研「… 偽名。もしかして、白鳥麗美っていうのは、偽名なんじゃないの?麗美ちゃんの本名は、サカエちゃん…凶夜クンが書いたのは、陽一クンの名前じゃなくて、麗美ちゃんの本名だったんだよ!」
日暮「でも、なんできょうやくんがれいみちゃんの本名を知ってたの…!?」
狛研「…多分、何かのはずみで麗美ちゃんの手帳の画面が表示されたんだと思う。もし仮にそうなら、麗美ちゃんの手帳に本名が書かれてるはずだよ!」
白鳥「はぁあああああああああ!!?ふっざけんなぁあ!!私は白鳥麗美よ!!サカエなんてダサい名前が私の名前なわけないでしょうがぁあああ!!!」
狛研「じゃあ、手帳の画面を見せてよ。」
白鳥「…は?」
狛研「ほら、早く手帳を見せて。本当にキミの本名が白鳥麗美なら、手帳を見せられるよね?」
白鳥「…ッ!!」
ラッセ「…終わったな。」
狛研「…麗美ちゃん。最後に、事件を振り返るよ。」
白鳥「いや…やめて…やめろ…やめろっつってんだろうがぁああああああああああ!!!」
狛研「これが事件の真相だよ!」
ークライマックス推理開始!ー
Act.1
まず、事件の発端は、クマさん達が発表した『動機』だった。
ボク達の中で、1人だけ、どうしても再入学資格が欲しいと考えた人がいた。
それが、今回の事件の犯人だった。
みんなが結束を強める中、犯人は水面下で殺人の計画を練っていたんだ。
Act.2
ターゲットに選ばれたのは、今回の事件の被害者の凶夜クンだった。
そして、事件を都合よく進めるためのコマに選ばれたのは、陽一クンだった。
陽一クンが決まった時間に研究室から部屋に行くのを知っていた犯人は、何らかの方法で紙切れを凶夜クンに渡し、凶夜クンが陽一クンの研究室に行くように誘導した。
事件直前、犯人は娯楽室からボウリングのピンを盗み、ハンカチを取りに行くと言って娯楽室を抜け出した。
そして、レシピを書き終わって研究室から出てきた陽一クンを、メダルを使って物陰におびき寄せ、背後からピンで殴った。
この時、殴った音を詩名クンに聞かれていたものの、計画は順調に進んでいた。
Act.3
陽一クンを気絶させた後、犯人は陽一クンの手帳の設定を変更して、自分の手帳で研究室に入れるようにしたんだ。
そして、犯人は、研究室の中で待ち伏せた。
不運な事に、凶夜クンは研究室に来てしまったんだ。
…中で犯人が自分を殺す準備をしているとも知らずにね。
そして犯人は、研究室に入ってきた凶夜クンを、持っていた包丁で刺し殺した。
Act.4
…でも、凶夜クンは、この時すぐには死ななかったんだ。
凶夜クンは、刺された直後に犯人に抵抗した。
その時、たまたま犯人の手帳の画面が表示されて、凶夜クンは犯人の名前を知る事になったんだ。
凶夜クンは、犯人にバレないように、犯人の本名を暗号化してメッセージとして残した。
でもその直後、事切れてしまったんだ。
Act.5
そして、そこで犯人にとって予想外の出来事が起こったんだ。
凶夜クンが抵抗したせいで、犯人の服に血が付いてしまった。
犯人は、それを落とすために研究室に置いてあった大根をすり下ろして、服の血を落としたんだ。
この時、たまたま犯人は陽一クンが書いたレシピを見た。
それが、後で犯人にとって仇となっちゃうんだけどね。
Act.6
部屋を出て鍵を閉めた犯人は、陽一クンの手帳の設定を戻して、ピンを元の場所に戻し、何事も無かったかのように元の居場所に戻った。
でも、犯人はそこでミスを犯してしまったんだ。
ピンを回収しに行く途中、踊子ちゃんとすれ違って指輪を見られてしまった。
指輪が部屋の照明のせいで変色している事に気付かなかった犯人は、指輪をつけたまま部屋の外に出てしまったんだ。
結果、それが、犯人が凶夜クンを殺した決定的な証拠となってしまった。
「これが事件の真相だ!…そうだよね?」
「【超高校級のマドンナ】白鳥麗美ちゃん!!!」
白鳥「ぎっ、ぐぅうううううううううううう!!!ち、違うぅうう!!私は、私はぁああああ!!」
財原「はっふー。やっと終わったよー。ねえ、クマちゃん。俺もう喉渇いちゃったから、早く投票始めちゃってよ。」
モノクマ『うぷぷ、そうだね。もう答えは出たみたいだし、始めよっか!投票ターイム!』
モノベル『必ず、一人一票投票してくださいね。もし投票しなかったら、校則違反とみなしておしおきします!』
証言台にボタンが現れた。
本当に投票していいのだろうか。
…でも、投票しなければ自分が死ぬ。
ボクは、麗美ちゃんに投票した。
モノクマ『うぷぷ、全員投票し終わったようだね?ではでは…結果発表ー!!』
モノベル『皆様の運命や如何に!?』
モニターにVOTEと書かれたスロットが表示され、ドラムロールと共にボク達の顔のドット絵が描かれたリールが回転する。
リールの回転が遅くなり、ついに止まった。
リールには、麗美ちゃんの顔が3つ並んでいた。
スロットからは、ボク達の勝利を祝福…いや、嘲笑うかのように、ファンファーレと共に大量のメダルが吐き出された。
学級裁判閉廷!
閃きアナグラムやりすぎw
…もうちょっと捜査中のコトダマを増やせば良かったと反省中。