それでは、リリカルマジカル始まります。
「いつかあの少女達と肩を並べる日が来るのだろうか」といつも自問自答しながら、訓練に明け暮れる少年がいた。その少年は決して魔力が高いわけではなく、特殊なレアスキルがあるわけではないが、誰にも負けない不屈のココロを持ち努力家であった。いかなる時間も訓練に費やし憧れる少女に少しでも近づくために…
「桃花ユウキ只今到着しました」
「うむ、忙しいところすまぬな。少々お主に頼みたい任務がある。いやお前しか出来ない任務だ。」
年老いた男に薄暗い一室に呼ばれたユウキはそう告げらた。
「自分にしか出来ない任務と言いますと、何でありましょう?」
「それは、管理外世界、地球での事なのだが、ここ最近謎の事件が多発しており、魔力が使用された事が確認されているのだ。その調査と高町なのは、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、八神はやて3名の監視を頼みたい。」
「了解しました。しかし調査は分かりますが、何故3名の監視までなのでしょうか?またその程度であれば同じ諜報部の誰かでいいはずなのでは?」
ふと疑問に聞いたが帰ってきたのは答えはこんな内容だった。
「それは彼女たちは管理局では誰もが知る有名人であり、そばにいれば自ずと事件から寄って来る筈だ。また今回の事件には管理局員が関わっていると思われる。そのため内密に監視、調査することが重要であり、君みたいな潜入のプロであえばバレずに可能だろうと思い君に白羽の矢が立ったというわけだ。」
「はぁ…では住まいとかもろもろの事は其方の方で手配して下さるんですね。」
「了解しました。その任務必ずや達成してみせましょう」
面倒くさそうに答えたユウキは楽な仕事と思いつつ承諾するのであった。
任務を言い渡され、部屋を出たユウキは自分へと帰路につくのであった。
この広大なミッドチルダは大まかに2分されている。賑やかで栄えている新都心と、橋を渡たり町外れのスラム街と化している旧都心である。時空管理局員の殆んどは、新都心に暮らしているが、ユウキの家は旧都心にある。
「ただいま〜っていっても誰もいないか…っはは」
乾いた笑いをだしたユウキは台所に行き、水を飲む。ユウキの家は一階がリビングで二階にユウキの部屋がある。階段を上り、一つ部屋を飛ばし奥の部屋がユウキの部屋であり、筋トレ道具やデバイスを改良、メンテナンスするための工具類が置いてある。
「全く何で面倒くさい任務が俺のところに舞い込んでくるんだか」
一息ついたユウキは何でこんな俺にこの任務を任せたのか考える。
自分が選ばれたという事は、それなりに危険な潜入なのであるのだろうが、自分で無くても諜報員の誰でも出来ることだ。それなのに俺が選ばれたのは何か理由があるはずだ。そうきっと深い理由が…。この時の俺はまだ知らなかったこんな大変な任務になるなんて…。
今回ほぼオリ主のみの話でしたが、これからどんどん原作組が出て来ますので、楽しみにして下さい。
それではまた次回〜