共感覚待ちの偽善者とちびっこ革命家   作:ゼファー@神界書庫

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どうも神界書庫です。
今回のイベント無事1586位でした。
すごい疲れた。初めてこんなに走ったよ。


商店街

俺は教室に戻ると再び本を読む体制に入った。

本はいい。並べられた無駄のない言葉の羅列。現実では起こり得ない状況や状態。そんな事を考えながら読み更けていると、後ろから話しかけられる。

 

 

「ねぇ、さっきの何?」

 

「藪から棒になんだ。」

 

「いいから答えて。さっきのは何?」

 

「さっきのっては、どれの事だ?」

 

「どう考えてもモカに対しての態度でしょ。何あの態度。お礼言ってたのにあの返しは、どうかと思う。」

 

「偽善に、お礼は受け取れんだろ。さっきも言ったがありゃ自分の為にやった事だ。あいつが助かったのは過程でそうなっただけで、本質は変わらず偽善だ。」

 

「さっきから偽善、偽善ばっかり。偽善者がかっこいいとでも思ってんの?正直言ってダサいよ?」

 

「別に偽善者がかっこいいとか、憧れてるとかじゃあない。ただ、昔から人の観察が好きなだけだよ。」

 

そう言って、真倉は再び本を読むのに戻る。

それからは美竹も、話しかけては来なかった。

少しすると、担任が入ってきてHRが始まった。

といっても最初のHRなんかは大体自己紹介と決まっている。端から順番に一人一人が名前、趣味、一言。そんな感じで赤羽の番だ。

 

「次か!俺は赤羽色!趣味は、ギターだ!歴は五年!バンドは組んでないからフリーだ!そんな感じで一年宜しく!」

 

相変わらずうるせーし、暑苦しい。圧倒的な陽キャラだ。俺とは正反対だな。そんな事考えてると俺の番だ。

 

「黒鐘真倉です。趣味は、読書に料理にゲームとドラムです。歴は10年。よろしくおねがいします」

 

当たり障りの無い普通のプロフィールの筈だが。

く何故か一部でざわざわ言われてる。あの色は、オレンジだ。興味?これは、早々にやらかしたか?次は、美竹の番だ。

 

「美竹蘭、よろしく」

 

短く話し座る。そんな事だろうと思った。

案の定、クラス全体が担任揃って苦笑い。

そんなこんなで明日の予定などを聞き、今日は終了。帰ろうとすると、赤羽に肩を組まれる。

 

「よっしゃクロ!パン屋行くぞ!」

 

「わかってるから落ち着け、パンは逃げんぞ。」

 

「いやクロ。お前は知らんと思うけどな、焼きそばパンは、人気で早く行かないと、売り切れになる。」

 

確かに引っ越してきたばっかであんまりこの辺のこと知らねーわ。パン屋ついでに教えてもらうか。そんな感じで、俺は自転車の後ろに赤羽を乗せて商店街のやまぶきベーカリーというパン屋にきた。

 

「いらっしゃいませー」

 

元気な子だ。俺らと同じぐらいか?偉いなー家の手伝いしてて。なーんて思って店内のパンを見てまわる。いい匂いがして食欲がそそられる。トレーに焼きそばパンと、メロンパンを乗せてレジへ、持っていく。

 

「320円です。」

 

支払いを終え店を出ると、

 

「おやおや〜そこにいるのは黒鐘くんと赤羽くんではありませんか〜」

 

「すまん。誰?」

 

「うっそだろクロ?!青葉だよ、お前が朝体育館で助けた奴!」

 

「だから助けてねーって。すまんな青葉、あんまし顔を見てねーから覚えてなかったわ」

 

「いーよいーよ気にしなくて〜。ここで会うとはお二人もやまぶきベーカリーのパンがお好きですかな?」

 

「おう!俺は好きだぜここのパン」

 

「俺は赤羽の付き添いだ」

 

 

 

そんな話をしていると、ぎゅるると、青葉の腹の虫がなった。

 

「すまんな、長話して。いこーぜクロ。」

 

「そうするか」

 

「またね〜」

 

そうして俺と赤羽は、その場を後にした。次に向かうのは商店街だ。近くに食材を買える場所を聞いたら、八百屋と精肉店を赤羽から教えてもらった。案内を兼ねて赤羽を後ろに乗せ、まずは八百屋に向かう。

 

「ここか?」

 

「そうだ。ここのおっちゃんの店だ。ちなみに隣にはGalaxyって言うライブハウスがあってそのオーナーでもある。」

 

 

「いらっしゃい!赤羽の坊主じゃねぇか。ん?隣の奴は見ない顔だな?」

 

「どうも、黒鐘です。黒鐘真倉っていいます。赤羽のクラスメイトです。今日のオススメってあります?」

 

「そうかそうか!買い物が一緒に出来る友達が色坊にも出来たか!」

 

「ちょっとおっちゃん!余計な事言わないでよ」

 

「まぁ、そうカリカリすんなって。で、今日のオススメは、にんじんと春キャベツだな。」

 

「じゃあにんじん二本とキャベツ一玉にじゃがいも二つ下さい。」

 

「まいどあり!」

 

そうしてカゴに荷物を載せておやっさんに手招きされる。不思議に思いながら、ついていくと。

 

「実は色坊の奴の「いじめでしょ?」!聞いたのか?あいつから。」

 

「いや聞いてないよ。けど分かる。あれは昔の俺と同じ色だ。すぐに分かったよ」

 

「あんたはあいつの事助けてやってくれんか?」

 

「そのつもりです。任せてください、とはまだ言えませんがね。というか、出会ったばかりの俺のことすごい信頼しますね。」

 

「これでも一応、人を見る目は、自身あるんだぜ?」 

 

長年の接客業故だろう。自信に満ち溢れる姿が見て取れる。

 

赤羽の色それは、コロコロ変わる。俺の眼で見えるのは感情だけだ。そいつが思ってる感情が色になって見える。普通色ってのはそんなに変化しない。けど赤羽の奴の色は一挙一動レベルで変わる。それも全てが負の感情に。これは偽善のしがいがありそうだ。何かとコイツにフレンドリーに接しているのはすでに、偽善だ。

 

「オーイクロー、次肉屋行くぞー」

 

「おう。乗れ」

 

 

「次はなー北沢精肉店だ。あそこのコロッケ上手いんだよなー」

 

「奢らんぞ、俺は。」

 

「思ってねーよそんな事。」

 

 

そうして道案内通りに進む中俺は周りの景色も記憶していた。ここに住むのだ、近くのお店ぐらい、覚えておきたかった。

 

「ここだ、北沢精肉店だ。」

 

「いらっしゃい。オススメはコロッケだよ!」

 

元気な、ショートヘアーの店員だ。パン屋でも思ったが同じぐらいの年齢じゃね?偉いなーとか思いながら、豚バラ肉と鳥のもも肉を買って、赤羽はコロッケ買って食ってた。

 

 

 




赤羽色
身長175センチ
体重62キロ
趣味運動、ギター、
性格、後々

モニカとRASって出す?

  • モニカだけなら
  • RASだけなら
  • 両方ともいらない
  • 両方とも出しやがれ
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