共感覚待ちの偽善者とちびっこ革命家   作:ゼファー@神界書庫

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学校がつらい。
動物園の中にいるみたいだ。
猿しかいない


今回新キャラいまーす。


レイと凱斗そして部活

和奏レイside

 

 

私は、学校の帰り道で明日の予定を確認していた。

 

「明日か、ますきと黒鐘くんとの約束。なんだろう?」

 

彼らとは、仕事で何度か一緒に演奏したことがある。二人とも本業はドラムだけど、黒鐘くんは、確かギターも....ボーカル以外ならなんでもできるんだっけ?見るたびに演奏してる楽器違うんだよね。

 

そんな事を考えながら帰路を辿っていると、後ろから走ってくる音が聞こえる。

 

「レーイー!一緒に帰ろーぜ!」

 

「相変わらず、元気だね。凱斗」

 

この子は、白崎凱斗(はくざきかいと)幼馴染だ。

 

容姿は、白髪でギザ歯で低身長。

152センチほどのその身長。

和奏の身長が高いのもあって差が際立つ。

 

出会いは幼少期

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここは音楽スクール。

小学生が通っているような、小さい熟みたいなものだ。

彼の名は白崎凱斗、この音楽スクールで歌を習っている。そんな彼だが一つ悩みがあった。

それは友達がいない。いつも一人で歌っていた。

他の子達は、何人かのグループで、演奏と歌と役割を分けて、練習しているのがよく見られた。

何故少年は、周りから浮いているのか。

その理由は歌声だった。

子供でありながら、どこか尖っている声。

子供らしくないと、周りからは腫れ物扱いである。

 

そんなある日少年は目にした。

自分と同い年の女子がこんなにもかっこいい歌い方をしている。それなのに周りの皆は、こそこそと、彼女の悪口を言っている。

やれ「大人っぽい」とか、やれ「カッコつけてる」だとか。自分と同じだ。

しかし少年は魅了された。彼女、和奏レイの歌声に。

 

白「なぁ!どうやったらお前みたいに上手く歌えるんだ?」

 

和「君はたしか、」

 

白「白崎凱斗!なぁ、どうやったらお前みたいに上手く歌えるんだ?」

 

和「白崎くんは、私の歌い方、変って思わないの?」

 

白「え?なんで?別に?上手だと思うけど?」

 

和「皆は、私の歌い方変だって。大人の人みたいって。先生ももっと子供らしく歌えないのか?って。」

 

白「思う訳ないじゃん。俺もたまに言われるし。てか、変な歌い方って思うんだったら、歌い方なんか聞きに来ないのが、普通じゃないのか?」

 

割と普通の出会い方なんだろうか。

同じ音楽スクールで、同じことで悩んでて、違うのは考え方。白崎は周りの評価なんて気にしてない。自分が一番好きに歌える歌い方をしていた。

和奏の方はみんなからの評価を気にし歌う事が楽しくなくなっていっていた。

 

和「君も大人っぽい歌い方って皆に言われてるの?」

 

白「え?うんそうだよ。けど俺は誰かに聞いて貰うために歌ってるんじゃない。俺が歌いたいから、歌いたいから歌ってる。お前は?」

 

和「私は、なんで歌ってるか分からない。」

 

白「じゃあさ!俺の為に歌ってよ!俺に歌い方を教える為に歌ってよ!」

 

それは、まるでプロポーズのような言い回しだっだが、当時の彼は小学生の低学年だ。そんな深い意味はなく、ただ単純に歌を教えてほしかっただけだ。

 

 

 

それが、和奏レイと白崎凱斗の出会いだった。

 

時は戻り、今現在。

 

「なんか、考え事してたみたいだけっども、何考えてたんだ?」

 

「あー、明日の予定だよ。夕方にますきと真倉くんに、呼ばれて。」

 

「ん?ますきは知ってっけど、真倉ってのは、誰っだ?」

 

「あれ?面識無かったっけ?ますきと同じサポート仲間の黒鐘真具くん。料理が上手い。」

 

「あれか?前にくれた蜂蜜レモン作った奴か?」

 

そうそうと、肯定する。

 

「なぁ、その用事、オレッ様も参加させて貰うぜ。」

 

「え?私は別にいいんだけど。また急だね。分かった。ますき達に言っとくよ。」

 

「じゃあレイ、ラーメン食いに行こうぜ!」

 

「家に帰ってちゃんとご飯食べるって約束するなら付き合ってあげる。」

 

「乗った!」

 

そうして和奏と白崎は、近くの激辛ラーメン屋に足を運ぶのだった。

 

 

 

 

 

 

真倉side

 

朝起きたらいつものルーティンを済ませて学校へ行く。

 

赤「おはよークロ。」

 

真「おはよう、部活体験どうだった?」

 

赤「あー、蒼河と一緒に回ったんだけど、いまいちしっくりくるのが無かったんだよなー。」

 

真「ならさ、俺の先輩が所属してる、ボードゲーム部があるんだけど入らねぇ?」

 

実はカクカクシカジカで。

 

赤「ナルホド、つまりは人数稼ぎか。」

 

まぁ、早い話そうである。

 

 

赤「蒼河入れたらちょうど四人でいい感じだし、特にやりたい事ないから、オレはいいぜ。蒼河は知らんが。」

 

 

蒼「オレもいいぜ。(ボードゲームならコイツに勝てるかも!)」

 

真「蒼河、勝てるもんなら勝ってみろ。」

 

考えをサクッと読まれてあせる蒼河。あ、そういや眼のこと言ってねぇや。ま、いっか。

 

そんなこんなで昼休み俺は、屋上で昼食中だ。横ではアフグロと赤羽、宇田川妹と、コミュカお化けがワイワイ、雑談中である。

 

すると突然、青葉が首に手を回し、がっちり首を絞めれる体制になって言った。

 

モカ「黒鐘く〜ん。リサさんとLI●Nの交換したんだって〜?モカちゃんとも交換しよ〜。そしてモカちゃんの専属料理人になって〜。」

 

真「交換はいいけど、料理人にはならん。たまに、作ってきてやるからそれで我慢しろ。」

 

モカ「お〜、言ってみるもんですな〜。ラッキー」

 

 

 

蘭「モカが真倉に餌付けされてる。」

 

真「餌付けって、人聞きの悪いこと言わんでください。」

 

ひまり「実際そう見えるよ?」

 

うんうんと頷く幼馴染一同。

 

 

赤「クロって割と世話好きなん?なんか事あるごとに頼み事されてない?今回は自分からやし。」

 

真「自分の作った料理を美味しそうに食べるからな。初めてだから、嬉しいのは認める。後、流石に女子の手首を折るわけにはいかんしな。」

 

え?といった言った空気が周りに流れる。

 

あ、俺またなんかやった?

 

すると今井さんが、流れを変えるためか話を切り出した。

 

リサ「そ、そういえば、真倉って家では料理作るの?」

 

真「作りましたけど、婆ちゃんや、妹の汐音の方が遥かに美味いですね。」

 

爺ちゃんは、婆ちゃんの料理で舌が肥えてるからな。流石に本職には勝てん。

汐音も同様だ。

 

 

 

リサ「ねえねぇ、料理のことなんだけどRoseliaのみんなも教えてほしいって言われたんだけど良いかな?」

 

真「えっと、俺って嫌われてなかったっけ?なんでそんなことになったんですか?」

 

 

赤羽「アレやない?そんな奴とリサさんを二人には出来ん的な。」

 

あこ「あこはねー、実はお姉ちゃんにお料理つくってあげたくて。おねがい真倉兄(小声)」

 

真「その呼び方は、やめてくれ。俺は君の兄じゃないから。今さんがいいなら俺は構いません。和食にはなりますけど大丈夫ですか?」

 

 

リサ「あー、どうだろ?一応聞くんだけど何を教えてくれるの?」

 

キンピラごぼうと、肉じゃがだと伝えると、

 

リサ(紗夜って確かニンジンダメだよね。他は大丈夫だと思うんだけど。)

 

あれ?今井さんの色が黒い。何を戸惑ってるんだろう?あれかな、教える料理が嫌いとか?

 

リサ「真倉って好き嫌いについてどう思う?」

 

真「突然ですね。好き嫌いですか、別に無理して食べる必要は無いと思います。別のもので栄養を取っていけば大丈夫だと思うんで。」

 

リサ「なら大丈夫!皆んなにも伝えとくねー。」

 

 

つぐみ「ね、ねぇ真倉くん。私にも料理作るの教えてくれない?」

 

真「経済目的なら断ざるおえないんだけど。」

 

確か羽沢は、喫茶店を手伝っていた。そこで出す為に教えるとなると、家の料理を他の店で出すということになる。それは流石に出来ないし、やったらいかんだろ。

 

そのことを羽沢に伝えると、

 

つぐみ「そっか、ごめんね無理言って。」

 

色が変わる。ふむ、こればかりはどうしようもないんだが。

 

幼馴染一同からの視線が痛い。

 

赤「なら、元からあるメニューのアップグレードならどない?そうしたら料理を教えるけど技術面だけでええやん?」

 

なるほど、それならまぁ、大丈夫かな?

 

手助けで腹は満ちるな。

 

真「俺からは無理だけど、汐音に聞いてみよう。あいつなら上手くやってくれると思う。」

 

メールで汐音に頼むと、

 

「なるほど、その任務まかされた!あ、送り迎えよろしくねー。」

 

と返信があった。

汐音には何かお礼を考えておこう。

などと考えていると、

 

「報酬は添い寝でいいよー」

 

と返信が来た。

相変わらずだな、我が妹よ。姫川を生け贄にするか。

 

 

放課後!!!!!

儂はますきと一緒にレイ姉さんとの待ち合わせの駅にきていた。

 

真「待ち合わせってここだよな?」

 

ますき「ああ、駅前に集合って言っといたから大丈夫だ。」

 

 

5分ほどますきと喋っていると、レイ姉さんがホームから出てきた。

 

レイ「おーーい、久しぶりだね。黒鐘くん、ますき。」

 

真「お久しぶりです。レイさん。」

 

ますき「久しぶりだな。」

 

凱斗「コイッツらが待ち合わせの相手?」

 

真「えっと、君は?」

 

凱斗「オレっ様の名は白崎凱斗だ。都立芸術学院高校一年。黒鐘真倉だな?オマエ、どんな女がタイプだ!」

 

へぇ、コイツは驚いた。俺の周りにいる男は頭のネジがぶっ飛んだ奴が集まるのは認めざるおえんな。

 

これって完全に東堂●のやつだよな?

なんか原作とのギャップがキツい。

コイツ、自分の身長わかってんのか?

ぱっと見、152ぐらいか?レイ姉さんのニ回りぐらいちっこい。

 

真「女のタイプだぁ?んなもん答える義務がどこにある?」

 

凱斗「気にするな、単なる趣味だ。品定め、オマエがレイと、関わるに値するかどうかのな!ちなみに俺は辛いものが好きで喋り方の緩い女がタイプです!」

 

レイ「ごめんね真倉くん。凱斗は、悪い奴じゃないんだけどね。よく親みたいな事言うの。」

 

ワザワザ乗ってやる必要はない。だがこの往来でこの台詞。面白い。俺は2割の敬意と5割のノリ、3割の好奇心を持って答えた。

 

 

真「だらしないけど汚らしくない、尚且つ一つのことに没頭していて、ある目標のために頑張る、白髪長髪の低身長の蒼い眼をした、色の白い子で、尚且つ性格は効率厨で庇護欲が駆り立てられるような人。」

 

勿論2割ほど嘘である。つまり8割本気である。

分かる人には分かる。そう、プ●●●の宵●●さんである。

 

凱斗「なるほどな、やっぱりだ。やはりつまらん!」

 

そういうと白崎は、膝抜きからの、卍蹴りを繰り出してきた。

急すぎて反応が遅れたが、回避は出来た。

 

 

流石にレイ姉さんの友人に手を出すわけにわいかんしな。どうしようかなー。(余裕)

まぁ、レイ姉さんが止めるのを待つのもいいけど、どうせなら新技試すか。呪術廻戦繋がりで、

 

パンと手拍子

真「【動くな】なんつって。」

 

 

そういうと、白崎の足の動きがピタッと止まって白崎がこける。

成功だな。

 

凱斗「う、動かねぇ。どうなってんだ?」

 

真「ご存知の通り呪言ですよ。」

 

原理は簡単、いつぞやの羽付きのワニと同様脳が軽く麻痺して動けなくなってるだけ。

あの時同様ねこだまし。

通称クラップスタナー。

 

 

指パッチンで解除して動けるようにしてやる。

 

凱斗「どういうつもりだ。」

 

真「格の違いが分かっただろ?無闇に暴力を振るった罰だ。後ろ見てみ。」

 

ん?と白崎が振り返ると、顔は笑ってるけど心が笑ってないレイ姉さんの姿があった。

それから、白崎は、例によってこっ酷くお叱りを受けていた。ドンマイ。

 




次回、黒鐘真倉死す!
デュエルスタンバイ!

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