ゾルディック編始まります!
アウタメ×ノ×シレン
私たちは飛行船を降りると、ククルーマウンテンへ向かうために列車に乗った
列車の旅は、すぐに終わった、駅を出た後すぐに、ククルーマウンテンは観光スポットとして有名だという事を知った
なんせツアーバスが出ているくらいだから
席についてしばらく走ると、レオリオが小声で話しかけてきた
「見ろよ・・・」
レオリオが言った方向、ばれない程度に首をひねると
2人組の男が座っていた
「明らかに堅気じゃねぇよな」
「表情が怖いね」
私たちが男たちの観察をしていると、バスガイドさんが話し始める
「えー皆様、右手奥をご覧くださいませ」
言われた通りの方向を見た見ると、ものすごく大きな山が見えた
「あちらが、ゾルディック家が住むといわれる、ククルーマウンテンでございます」
「キルアはあんな所に住んでたんだね」
「出かけるのも一苦労しそうだぜ・・」
しばらくガイドさんの説明が続くが、退屈だったのかレオリオは、寝てしまっていた
まあ、私も聞いてないんだけどね。
そこから少しすると、バスが停車する
目の前にはものすごく大きな壁、あの変な模様が気になる、番号が書いてあるみたいだけど・・・
「ハッタリだろう」
先ほどバスに乗っていた二人組が私たちの横を通り過ぎて行った、急にどうしたんだこの人たち・・・・
「誰も見たことがない暗殺一家、奴らの顔写真でさえ、1億近い懸賞金がかかってるって話だ」
「まじかよ!くっそ!キルアの写真撮っとけばよかった!」
おいおい・・友達だよね・・?
男たちは守衛さんのところまで行くと門を開けろ、と脅し始める
「こ、困りますよ!私が旦那様に叱られてしまう・・」
「心配すんな!どうせお前のご主人様は、俺たちに始末されるんだ」
守衛さんがしかたなくカギを渡すと、男は守衛さんを投げ飛ばす
なんてことを・・私たちは守衛さんのそばに行き、怪我がないことを確かめる
「おじいさん、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ」
男たちは構わずにカギを開けて扉に入っていく
「ああ、また・・ミケが餌以外の肉食べちゃうよ・・・」
ミケ?餌以外の肉・・・?すごく嫌な予感がする
「「ぎぃやああああああ!!!!」」
すると、扉の先からもの凄い悲鳴が聞こえてきた
少し間を開けると、ひとりでに扉が開き始める、すると中から骸骨が!!
「なにあれ!」
骸骨は何かものすごく大きな生き物の手に抱えられて外に投げ捨てられる
長い爪、そして毛がびっしり生えた手、あれは・・・動物の手だ・・・
それを見た私たち以外の観光客はバスに乗ってこの場を去っていった
「君たちは帰らなくてよかったのかい?」
守衛さんに聞かれた私たちは、ここに来た理由を説明した
「・・・なるほどね、キルア坊ちゃんの友達ですかい、うれしいねぇ・・あたしゃ20年勤めてるけど、あんたたちが初めてだよ」
そういいながら、お茶を用意してくれた、名前はゼブロさんというらしい
しかしゼブロさんは、私たちを邸内に入れる訳にはいかないと言った
理由は先ほどの大きな腕の持ち主がいるかららしい
しかし、頭のいいクラピカは、少し疑問があるらしい
「あなたは、なぜ無事なんですか?あなたは中に入れるんでしょう?中に入らないのなら、鍵を持つ必要もないですからね」
ゼブロさんは少し笑う
「いいとこ、突くね・・・でも半分あたりで半分外れです」
先ほどのカギは侵入者用の鍵で、ゼブロさんが入るときは鍵は使わないらしい
本当の門は先ほど私が、変な模様といったあの壁らしい
試しの門と呼ばれているらしい
初めにレオリオが挑戦するが、ピクリともしない
「押しても引いてもびくともしねえ!」
「単純に力が足りないんです」
そういうとゼブロさんは、上着を脱ぎ始める
「まあ、ごらんなさい・・・この門さえ開けられない輩では・・ゾルディック家に入る資格なしってことです」
そういいながらゼブロさんは門に手を付ける
「ふんっ!」
すると扉が開いていく
「ちなみに、一の扉は片方2トンあります」
「合計4トン?!」
そんなのどうやって開けてるんだよ・・・
この扉は七の扉まであるらしい
一つの扉ごとに重さが倍になっていく、そして力に応じて、大きい扉が開く仕組み
少し前にも帰って来たキルアは3の扉まで開いていたらしい
「3?!って事は、12トン!!」
「16トンだ・・」
ゴンの間違った計算に、クラピカが突っ込みを入れる
「おわかりかね?敷地内に入るだけでこの調子なんだ、住む世界が違うんです・・」
それでも私はキルアに会いたいんだ・・
「うーん、気に入らないな・・・おじさん鍵貸して」
「ゴン!無茶だよ!?あんな大きな怪物がいるんだから!」
「友達に会いに来ただけなのに、試されるのなんてまっぴらだ・・俺は侵入者でいい」
あんなでっかいのどうするんだ・・・腕だけで私の倍以上・・食べられておしまいだ・・
「貸してくれなくても同じだよ、よじ登ってでも中に入るから」
レオリオもクラピカも止めるがゴンは絶対に、こんな門からは、入りたくないらしい
「こうなっちまったら聞かねえな・・・」
「確かに・・・」
「まあ、ゴンだからね・・・」
そこからゾルディック家の執事にゼブロさんが電話してくれたり、ゴンが掛けなおして執事にキレたり、色々あった
その後ゼブロさんの提案で私たちが試しの門を開けれるように鍛えてくれるらしい・・
ゴンはまだ少し納得できていないようだが、私たちで説得して、渋々受け入れてくれた
それからの特訓は大変だった・・・本当に
寝るとき以外は、常に50キロのベストを付けて、なれたらさらに重くなっていった
お茶を飲むときも、湯飲みが20キロもあったし、トイレの扉なども500キロの重さだった・・・
ゴンは夜中に抜け出して一人でトレーニングし始めるし・・骨折してるのに
けど私は、止めれなかった、二人でトレーニングをしているとクラピカとレオリオに見つかって怒られてしまう、「お前までゴンに無茶させて!」と、怒られた
この特訓を続けていくとだんだん強くなっている実感がわいてくる
重さになれていき、力も強くなっている
「今日はベストを脱いで試しの門に挑戦してみましょうか」
「お、まじか!ありがてぇ!」
「うわ、すっごい軽い!今なら飛べる気がするよ!」
最初にクラピカから挑戦するようだ
「はっ!」
ゆっくりだが扉が開いていく、すごい!初めの方は2人がかりでもビクともしなかったのに!
「や、やったぞ」
クラピカが息を切らしながら戻ってくる
「すごいよ!クラピカ!本当に開けちゃった!」
「これも、ゼブロさんのおかげだな」
「よーし、次は私の番!」
私は門の前に立つ、緊張する・・・まずは手をついて・・・息を整える
「ふっ!」
扉が動き始める、そして・・
「開けた!やった!!」
私は思わずガッツポーズしてしまった
「おお!やったじゃねえか、ミラ!」
「次は、レオリオの番だね!」
「ああ!よーし、やってやるぜえ!」
そういいながらレオリオは門の前に立つ
「おりゃあ!」
レオリオが力をこめる、すると・・第二の門まで一緒に開き始める
「どうだあ!」
私、クラピカ、ゴンはレオリオのもとに駆け寄る
「おお!第二の門まで開いてるよ!!すごいじゃん!!」
「確かにすごいな!」
「流石レオリオだね!」
「まあ、俺が本気を出せばざっとこんなもんよ」
レオリオは決め顔でそう言った
「よーし!俺も!」
そういってゴンは腕の包帯を後ろに投げると門に手を付ける
「「ゴン??!」」
「何をしているんだ!」
「そうだぜ!お前の腕は!」
「もう治った!」
「ほんとかよ・・」
「うん!見てて!」
そういいながらゴンの顔は真剣になる
「せーのっ!」
ゴンが掛け声と同時に門を押していく
開いた・・・
「ゴン!やったね!」
「心配させんじゃねーよ!このばか!」
「そうだぞ、本当に完治しているのだな」
「うん!これでキルアに会いに行けるね!」
私たちはゼブロさんにお礼を言うと、もう一度試しの門を開け敷地内に入る
「道なりに進むといい、お恥ずかしい話20年勤めているが、お屋敷の場所は知らないんだよ・・・役に立てなくてすまないね」
「私たちが門を開けれたのはゼブロさんのおかげなんです!本当にありがとう!」
私に続き、みんなもお礼を言っていく
「ゼブロさん!本当にお世話になりました」
ゴンがそういって、深く頭を下げる、私も、クラピカも、レオリオもそれに続く
そうして私たちは屋敷を目指して歩き始めた・・・
ゾルディック編はあんまり原作と変化がありませんが・・・
どうか、見て行ってください