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いま私たちの前には、キルアの母親が立っていた
「キルからのメッセージをそのまま伝えましょう・・・」
「来てくれてありがとう・・凄く嬉しいよ、でも今は会えない、ごめんな・・・」
カナリアはこの人が撃ったらしい・・こっちも心配だが・・
「キルアが俺たちに会えないってどういうことですか?」
ゴンが質問する
「独房にいるからです・・キルは私を刺し、兄を刺し家を飛び出しました」
「キルアから、聞いています」
「ああ、私たちも聞いている」
「キルは、自分のしたことを反省し、自ら戻ってきました、そして今は自分の意志で独房に入っています、そしていつそこから出てくるか・・・まあ!お父様ったら何をするつもり?!」
急に叫びだした、怖いよこの人・・・すると急に冷静になったかのように
「私、急用ができたので、ではこれで・・・」
「待ってさい!俺たちまだしばらく、この町にいますキルアにそう伝えてください」
「言っておきましょう、それでは」
そういうと森のほうへ走って行ってしまう
ん・・?さっきから横にいた子は行かないのかな
「あなた達、なに?」
「私たちはキルアの友達だよ」
「友・・達?」
「カルトちゃん!何をしているの!早くいらっしゃい!」
「はい!」
そういってカルトちゃんは去っていった
2人が去っていくとレオリオが話し始める
「言っちゃ悪いが、薄気味悪い連中だなあ・・キルアが自分から会えないって言ったのも嘘くせえ、このまま戻るのは癪だぜ、このまま無理にでもついて行こうぜ」
「うん」
「私も、ここまで来て帰るつもりはないよ」
「だね、でもそうすると、きっと彼女が責任を取らされるような気がする・・・」
「あ、そっか・・・」
どうすればいいんだろ・・・
「私が執事室まで案内する」
カナリアが目を覚ましたが・・・
「そこなら、屋敷に直接つながる電話があるから・・ゼノ様がお出になられれば、あるいは・・・」
「ゼノ様って?」
ゴンが聞き返す
「キルア様のおじいさまです」
そこから私たちは執事室に向かう、カナリアは大丈夫なんだろうか・・・ここは暗殺一家・・・責任を取らされて殺されでもしたら・・・
カナリアは承知の上らしい、キルア様のお友達をお連れしただけだと・・
「はあ、どんだけ歩けばつくんだか・・」
レオリオがぼやきだした、全く・・走ったりしない分ハンター試験より楽だろうに・・
「きっともうちょっとだよ、頑張ろう」
そしてそこからしばらく歩くと大きな屋敷が立っていた
「大きいね!あれでも執事専用の屋敷なんだ、すごいな」
私たちが話していると屋敷に着く、屋敷の前にはたくさんの執事が立っていた
すると、真ん中にいた執事が
「いらっしゃいませ」
すると周りの執事たちが頭を深々と下げている
あれ・・歓迎してくれてる・・?
執事のリーダーっぽい人が中に案内してくれる、そして紅茶も出しくれる・・・ゴンの傷の手当まで・・・思ってたのと違う・・・
「奥様から正式な客人として迎えるように申し付けられました」
ゴンの傷の手当てが終わったらしい、まったくいつも無茶して・・・
「さ、ごゆっくりとおくつろぎください」
「あの、お手洗いってどこにありますか・・・?」
うう・・恥ずかしい・・
「おい、案内して差し上げろ」
執事長、(ゴトーさんというらしい)が執事の1人にそう言った
「こちらへどうぞ」
「どうも」
私がお手洗いから外に出ると急に首筋に何かをあてられる
「動かないでいただきい」
「何の真似ですか」
「歩け」
執事はそれだけ言うと、私をさっきの部屋に連れていく
「ミラ!!」
ゴン・・
「ごめん・・捕まっちゃった・・・」
「おい!てめーら!さっさとどっちか答えやがれ・・おい!」
何をしてるんだ・・・ゴトーが執事の1人に話しかける
「30秒以内にこいつらが答えなかったら、その女の首を掻っ切れ」
「え・・・」
っていうかどういう状況なのか全然わからないんだけど?!
「あの!」
私が大きな声を出すと、ゴトーさんは溜息を吐く
「はあ、次喋ったら、カナリアの首を掻っ切る・・いいな!」
私は黙るしかなくなった・・・説明ぐらいしてくれてもいいのに
どうやらゴン達はゴトーが投げたコインがどっちにあるか当てるゲームをしているようだ、命がけの・・・
残ってるのはクラピカとゴンだけだ
ゴトーがコインを上に投げる
手の動きが速い!
「さあ、どっちだ」
左!今のは見えた!へへ・・
「私は右手だ」
「俺は左手」
クラピカーーー!!
ゴトーが手を開く
「当たりは左手あと一人・・・行くぜ!」
ゴトーがコインを上に投げた瞬間
「ちょっと待った!」
「ただの時間稼ぎなら一人ぶっ殺すぞ」
何する気だろう?
「レオリオナイフ貸して」
そういってゴンはレオリオからナイフを受け取ると、パンパンに腫れていた瞼を軽く切った
「よし!よく見えるぞ!どんとこい!」
ゴンがそういうとゴトーはコインを上にあげる、さっきよりも速い!
「さあどっちだ」
ゴンはあっさりと答える
わ、私もギリギリ見えてたもん・・喋れないから言えないだけで・・・
「やるな・・・じゃあ・・」
そういってゴトーが立ち上がると、二人の執事も混ざる
いや、あれはさすがに見えない!無理だよあんなの・・・
「さあ!誰が持っている?」
ゴン・・
ゴンは笑顔になる
「後ろのこっちの人でしょ!」
そういってゴンは後ろにいた執事を指さす
そして、執事が手を開くとコインがあった
「すばらしい」
ゴトーさんがそういうと執事たちが拍手をする
「ゴトー!あいつらまだか?」
この声は・・・
「「キルア!!」」
私とゴンの声が重なる
「なんだ!いるじゃん!ゴン!ミラ!・・・あとえーと・・クラピカ!」
「ついでか・・」
「リオレオ!」
「レオリオ!!」
「久しぶり!」
「心配したんだよ?」
「悪かったよ・・みんな元気だったか?」
キルアはボロボロだが元気そうだな、安心したよ・・
「ゴンどーした?ひっでぇ!顔だぜ?」
「キルアこそ!」
「おい、ゴトーこいつらが来たらすぐに知らせるはずだったろ?」
「申し訳ありません・・少しゲームにお付き合いいただいたもので・・・」
「ゲーム・・?」
そういってゴンのほうを見るキルア、ゴンは微笑んで
「楽しませてもらっただけだよ」
すると私のほうを向いた
「参加できなかった・・・」
「お前はやってないのかよ・・」
「少し悪ふざけが過ぎました・・大変失礼いたしました」
さっきのものすごく怖い顔が嘘見たいに微笑んでる・・・逆に怖いよ・・
「あんた、迫真の演技だったぜ?」
「まあいいや!とにかくどこでもいいからすぐに出発しようぜ」
早く旅に行きたいのかな・・
「ここにいるとお袋がうるっせーからさ・・」
うわー、本当に嫌そうな顔・・・お母さんあなた嫌われてますよ・・
「おいゴトーおふくろに何を言われても着いてくるなよ!」
「承知しました、いってらっしゃいませ」
「よっしゃ、行こうぜ」
キルアはそういうと、歩いていく
私たちもそのあとに続き、外に出るが・・・
「あれ・・・ゴンは?」
「あいつ何やってんだあ?」
少しするとゴンが走ってくる
「ったく、さっさといこうぜ」
「うん!」
列車にて・・・
「ええ!お前ら観光ビザでここにいるのか?!」
「うん!」
「ハンター試験に合格したんだろ?ならライセンス使えよ!」
レオリオは呆れたように
「俺たちもそういった・・・」
「だって決めたんだもんやること全部やってから使うって」
「ミラも?」
「私はキルアを連れ戻すまでって・・」
「ところで、ゴンのやりたいことってなんだ?」
試験の時、お情けで渡されたプレートを顔面パンチを付けて叩き返したいらしい。それまでクジラ島にも帰らないと・・・
「ゴン・・・」
「なあに、ミラ?」
「ゴンってヒソカがどこにいるか知ってるの・・?」
「あ・・・」
あ・・・じゃないよ!全く
「おいおい・・」
「私が知っているよ、ゴン」
クラピカはヒソカの場所を知ってる・・・?なんで・・・
ハンター試験が終わった後、ヒソカは
旅団の事を知っていたらしい・・・9月1日、ヨークシンシティで待ってると
レオリオは何か考えているみたいだ
「9月1日って半年以上先だね」、ヨークシンシティって何かあるの?」
レオリオは何か思い出したらしい
「お!世界最大のオークションがある」
つまり、幻影旅団の狙いは・・・オークションの商品ってことになる
列車を降りると・・・
「では、私はこれで失礼する」
「え・・・」
「キルアとも再会できたし、私はこれで区切りがついた、オークションに参加するためには金も必要だしな・・・これからは、本格的なハンターとして雇い主を探す」
「そっか・・・じゃあ俺も、故郷に帰るとするかあ」
「レオリオも・・・」
「やっぱり、医者の夢は捨てれねえ!国立医大に受かれば・・・こいつで、バカ高い授業料も免除されるからなあ」
そういってハンターライセンスを取り出す
「うん!がんばってね」
「レオリオの夢叶うといいね!私も応援してるよ!」
そういうとレオリオは嬉しそうに笑い
「サンキュウな!」
「また会おうぜ!」
「そうだな・・・次は・・・」
「「9月1日、ヨークシンシティーで!」」
「じゃあな!」
そういって二人は飛行船に乗っていった・・・
またね!二人とも!!
ゾルディック家編終わった・・・・いいのか・・?
こんなに短くて・・・