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私は来た道をゆっくりと歩く。
久しぶりにクラピカと会えたが、あんな風に出会いたくなかったよ。
私は考え事をして歩く。走る気分になれないな。
「はぁ」
歩いてどのくらいで着くんだろ。
一時間くらい歩いただろうか。ゴン達何してるんだろ。まだ腕相撲でもしてるのかな?
静かな空間に携帯電話の着信音が鳴り響く。
『ミラか。今どこだ?』
「クラピカ!さっきのところから一時間くらい歩いたかな…」
『そうか。ゴン達への連絡は?』
「あ、忘れてた」
『私からしておく』
「え?わかった。さっきの奴は?今電話かけて平気だったの?」
『ああ、今は拘束してある。少し休憩を貰っているよ』
「そっか。とにかく早めにゴン達に連絡すること!いい?」
『わかってるよ。すまないが一度掛けなおす』
「うん!」
そして電話が切れる。
よし!走ろう!さっさと町に戻って、ゴン達の手伝いもしないと!
ヨークシンに着いたのはいいが。
あれ。ここどこだ‥‥?迷った。私たちが泊ってるホテルは…
私が携帯で地図を見ようとしたとき。
後ろから声を掛けられる。
「おい。こんな所で何してんだ?」
「っ!」
危ない。声が出そうになった。
こいつ、さっきクラピカたちが捕まえた筈の11番の男。
落ち着け、焦るな。
「道に迷ってしまって…」
「そうか。急に話しかけちまってわりーな」
ごまかせた…?
「なんてな。お前のオーラ知ってるぜ」
男は笑いながら言う。
「え…」
「俺がさっき戦っていた時崖の上から感じたオーラだ」
やばいやばいやばい…!感情的になってたせいでオーラが漏れてたのか‥!
「鎖野郎はどこだ?教えてくれればお前を殺さなくて済むんだがな…」
男のオーラが一気に高まった。
やばい…!もし教えなかったらここでやる気だ。
私は咄嗟に武器を取り出し、一気にオーラを込めて真下に撃つ。
弾は小爆発を起こし、煙幕となる。
その隙に絶で気配を消し、一気にそこから離れた。
しばらく走った。全力でだ。めちゃくちゃ疲れた…
私はクラピカに電話をかけると。すぐにクラピカは出た。
『どうした。すまないが今は…』
「さっきの奴と会ったんだけど!!」
『な…!本当か!どこで!何故お前のところに!』
「さっきの岩場で…私のオーラが漏れてたみたいで。ごめん…」
『場所は!』
「逃げるのに夢中で。位置情報送るね」
『わかった。電話を切ったらすぐに頼む。そこからなるべく動かぬように。気配を消して私の到着を待て。いいな?』
それだけ言うとクラピカは一方的に電話を切ってしまう。
と、とにかく早く送らなきゃ!
私が位置情報を送り、数10分後クラピカが到着した。一人で。
「仲間は?」
「ボスを守ってもらっている」
「大丈夫なの?!」
「ああ。ミラ、オーラを高めろ。それで奴をここの場所を教えてやる」
「一人で戦うつもり…?」
私はクラピカをみつめる。
「…はぁ。危なくなったら一人で逃げろ。いいな?」
「…約束できない。」
「やくs」
クラピカが言い終わる前に私は練でオーラを高める。
数秒後……
「こんな所にいやがったか。随分手間とらせてくれたなぁ」
男は電柱の上から私達を見下ろしている。
「ん?なんだよ!鎖野郎も一緒かぁ!連絡を受けて飛んできたって所か。何処で死にたい?死に場所くらいは選ばせてやる」
男がそういうとクラピカは。
「人に迷惑が掛からない荒野がいい。お前の断末魔はうるさそうだ」
「2対1だけど文句ないよね?」
「上等だ」
男は豪快に笑ってる。負けるなんて微塵も思ってない…自信に満ち溢れてる。そんな顔。
私達は街を出て、荒野に向かう。
荒野に着き、すぐ戦闘かと思ったが。男が待ったをすると岩陰に移動していく。
「クラピカ。これ私の武器」
銃をクラピカに見せる
「銃か。わかった。ならば援護を頼む。」
「任せて」
私たちが話を終えると男が岩陰から出てくる。そして少し高い岩に飛び乗ると。
「一つ聞きたい。お前何もんだ?並みの使い手じゃねえ。お前の念には特別な意思が感じられる」
男がクラピカに聞いた。
「その質問に答えるには聞き返さなければならないことがある」
そういいながらクラピカは上着を投げ捨てると、話を始める。
「殺した者たちのことは覚えているか?」
「少しはな。まあ、印象に残った相手なら忘れないぜ。つまるところ復讐か?誰の弔い合戦だ?」
「クルタ族」
「ん?知らねえな」
「緋の眼を持つルクソ地方の小数民族だ。五年ほど前お前たちに襲われた」
クラピカのオーラが一気に強くなった。
「なんだそりゃ。お宝の名前か?わりいが覚えてねえな。五年前って言ったら俺も参加してた筈なんだけどな‥」
言い終わると私のほうを向いた。
「お前は?」
「私は仲間の手伝いだよ」
「そうか」
クラピカは質問を続けた。
「関わりのない人間を殺す時、お前たちは何を考え、何を感じている?」
「別に。なにも」
「クズめ!死で償え!」
クラピカはそれだけ言うと一気にオーラを高める。
男もクラピカのオーラを見ると一気にオーラを高めた。
そのまま男は話し始める。
「お前みたいなリベンジ野郎がいるからやめられねえ!殺しはなあ!」
それが戦闘開始の合図となった。
男は拳にオーラを集め、地面を殴る。すると、地面が割れ岩が飛んでくる。
クラピカは上に飛び、腕につけている鎖を敵めがけて伸ばす。
私は少し距離を離し、銃にオーラを込める。
絶対勝つ!
次回ウボォーとの戦いです!