私は旅団に捕まっている。
ホテルのロビーで仲間を待つみたい。
「私は調べられた後殺されるの?」
マチという女の人に聞いてみる。
「さあね。団長の命令があれば殺すよ」
「ふーん。」
「ま、私は鎖野郎なんて知らないけどね」
「パクが調べれば分かる。嘘ついても無駄だよ」
記憶を読む能力者。逃げないとクラピカの能力がばれちゃう。
私はしばらく黙って逃げ出す方法を考えていると。
「馬鹿野郎!ベーチタクルホテルだよ!何回いえば分かるんだ!ああ?!」
1人の男が電話に向かって怒鳴っている。…レオリオ!
旅団の人達もレオリオの方を見ている。すると。
「何見てんだコラ!見せもんじゃねえぞ!」
シズクと言う女が。
「消します?」
団長に聞いた。
「放っておけ。目を合わせるな」
はぁ。よかった
「ったく。お前のせいで俺のお先
「…!」
私は気づけた。メッセージだと。7時キッカリ、闇に乗じること。
レオリオはラジオをつけ、私に時間がわかりやすくする。後…3分。
その時。ホテルに2人入ってきた。
「おお。団長!」
変な髪型の男が話しかける。
「お。誰だそいつ?」
「捕らえた奴だ。パクノダ。悪いがコイツを調べてもらえるか?」
「OK。何を聞く?」
「ふん。調べても無駄だね。私は何も知らないもん!」
そう言って私はそっぽを向きながら目をつぶる。
「何を隠しているか…」
残り30秒
パクノダは私の首を掴み持ち上げる。
「さあ。何を隠している?」
瞬間。ホテルの明かりが全て消えた!…今だ!
私は首を掴んでいる方の腕に攻撃する。肘だ!
肘を反対方向に曲げるために蹴りあげる。すると、首から手がはなれた。
その瞬間―――
「しまった!」
私は糸に引っ張られまた掴まってしまった。
「シズク。コイツ押えといて」
「了解。…あれ。団長は?」
シズクがそう言った瞬間ナイフが飛んできた。
それをノブナガが引き抜き、中を見る。
「パク。お前宛だ」
数秒後停電が復旧した。また仲間たちに連絡してるみたい。
はぁー。また増えるのか。
旅団が合流し、状況を確認していた。
なんで確認でこんなに殺気が溢れるんですかね。
私を殺して鎖野郎も殺す。そして、蜘蛛の再生。
どうなるのかな。
シャルナークと言う男の電話がなった。
相手はクラピカみたいだ。
「俺が出る」
そう言ってフィンクスと呼ばれる男は電話に出た。
クラピカは団長を返す条件を言う。
1つ。追跡はしない。
2つ。私に危害を加えない。
3つ。パクノダに今から電話を変わる。
「2つ目なんだが。さっき暴れた時に何ヶ所か骨折させちまった」
フィンクスは邪悪な笑みを浮かべながらクラピカにそう言った。
瞬間電話が切れた。
男は焦ってもう一度電話をかけ直すと。
「すまん。嘘だ…」
そしてパクノダに電話を渡すと、仲間達に殴られていた。
パクノダの電話の途中でノブナガが呼び出される。
少しするとパクノダ1人だけホテルから出ていこうとするが。仲間が止める。
クラピカの指示に従う派、私を殺してクラピカも殺す派に別れている。
今にも殺し合いそうなノブナガとフィンクス。
それを止めたのはシズクだった。
蜘蛛の掟があり、それを否定したくないらしいノブナガを気絶させる。
少しの間睨み合いが続いた。
しかし、クラピカから連絡があり一旦お預けみたいだ。
またフィンクスが電話に出た。すると私の方に近づいてきて、電話を私の耳に当てる。
『全員揃ってるか?』
「今は大丈夫だよ。でも…」
私がさっきまでパクノダを追うか追わないかで言い合ってた事を言おうとすると。
「余計なこと言うんじゃねえ。…もしもし。」
クラピカが話し終わったらしく電話が切れる。するとシズクが。
「これじゃあ追跡は無理だね」
そこから私は蜘蛛に連れていかれアジトに到着した。ヒソカもいる。
残っていた仲間に状況を説明してる。すると仲間の1人が口を開いた。
「俺たちがここに揃っていないと団長が死ぬか。人質を連絡係に使うとは頭の良い奴だ」
私はクラピカからの連絡を待った。クラピカの連絡は来なかったがパクノダが戻ってきた。
パクノダが1人で私を連れて団長と交換らしい。
そしてまた雰囲気が変わる。心臓に悪いよ。この空気。
やはりまた派閥が分かれる。
殺す派の代表はフィンクスなのかな。
「場所をいえパクノダ。コイツを殺して鎖野郎を殺る。」
従う派のマチが口を開く。
「どうしても?」
「どうしてもだ。言わないなら行かせる訳にはいかねえ」
するとパクノダも口を開いた。
「絶対に言わない。あの子を連れて行くのは私一人よ…邪魔しないで」
パクノダの言葉を聞いたフィンクスは声を荒らげる。
「邪魔?そりゃあどっちの話だよ!ああん!」
「行きなよ、パクノダ。ここはあたし達が止める」
マチがそう言うと、フェイタンも参加する。
「止める?舐めてるカ」
言い合っていた人達はオーラを高める。
「理解出来ねえぜ。お前ら頭どうかしちまったか?」
フィンクスがそう言うと、
「きっとコイツら鎖野郎に操作されてるヨ」
「やめろお前たち。」
団員の争いを止めたのフランクリンだった。
「パクノダを行かせてやれ。」
フィンクスがそれを聞き突っかかる。
「お前まで何言ってんだ?」
フランクリンはフィンクスの言葉を無視してシャルナークに最悪のケースを聞いた。
団長は既に殺されていて、パクノダ達が操作されており、鎖野郎の所在も知れず、私に逃げられる事だとシャルナークは言う。
しかし、フランクリンはそれを否定し、今言ったことは蜘蛛が無くなる事に比べると屁みたいなもんだと返した。
さらに言葉を続ける。
私とパクノダを行かせ、もし団長が帰ってこなかったら操作されてる奴を殺して蜘蛛の再生。
マチはそれでいいと言った。操作なんてされてないけど、とつけ加えて。
少しの間沈黙が続く。すると携帯がなる。
クラピカか。
フィンクスがまた私の耳に携帯を当てる。
『大丈夫か?奴らは全員いるか?』
「いるよ」
それだけ言うとフィンクスは私から離れる。
そして。
「そっちの条件通りにしてやる…」
そして私とパクノダはクラピカが指定した場所に向かう。
雨が降ってる。
目の前を猫が横切った。パクノダは少し足を止め猫を見てた。
「猫。好きなの?」
「ええ。動物は好きよ」
「私も…」
空港に向かう。そして、少しの間沈黙が続くと。パクノダが口を開く。
「何故、逃げないの?私は手負いだし、貴女は拘束もされてない。なんで?鎖野郎の仲間なんでしょ?」
「確かにクラピカとは友達だよ。でも私は、貴女達の覚悟を無駄にしたくない。貴女達は悪人だけど、もし私がここで逃げたら、せっかく団長を取り戻せそうなのに…もう二度と会えなくなっちゃう。」
「…」
パクノダは私の話を聞いている。
「大事な人に会えなくなるのは悲しいよ。私もみんなに会えなくなるのは嫌だもん。なんて言うんだろう。何か、ダメな気がする。お互いに消えない傷を残すだけ」
考えがまとまらない。なんだろ、何がダメなんだ?
分からないよ。