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その後。無事に人質の交換は終わった。
私は皆の元に戻る。ヒソカが降りてきたのはビックリしたけど。ヒソカは旅団に化けていただけだったらしい。団長と戦うために。
ホテルに行くとみんなに怒られた。流石のゴンも怒ってたよ。まあ1番怒ってたのはクラピカだったんだけど。
これで私達と旅団との戦いは終わった。けどクラピカは早く仲間の眼を集めたいらしい。
数日後。
私たちの目標はグリードアイランド。ゴンの考えた作戦を実行するためにオークション会場へ移動することとなった。途中ゴン達が知り合ったゼパイルさんと合流する。
彼はプロの目利きらしく、ゴン達もお世話になったと。
ゼパイルさんがいなかったら旅団に捕まった時逃げれなかったとまで言っていた。
オークション会場に入り、グリードアイランドの説明が入る。
7本が持ち込まれたが、うち2本はゲームオーバーとなっていたらしい。ゲームオーバー=死。本当に死んでしまう、死の危険が伴うゲーム。
覚悟のある人のみ参加してください。と。
10億から始まった。
最終的に落札したのはバッテラという人だ。305億、高すぎるよ。
そして、ここからだ。
今現在私達はバッテラさんのいる所に向かっている。
ゴンの作戦はこうだ。競り落とした人にクリアを手伝うと言ってゲームに参加させてもらう。念能力者じゃないと出来ないゲーム、プロのハンターなら何とか参加させてもらえるかもしれないと。
私達は扉を開ける。
ゴンとキルアが直ぐに口を開く。
「あの。俺たちハンターなんですけど」
「グリードアイランドのゲームクリアに協力しますよ」
すると黒服の男達が出てきて私たちを返そうとする。
「ふざけてないで帰りなさい…」
「ふざけてないよ!これでもプロハンターなんだ!」
「何を馬鹿な…」
そんなやり取りをしているとバッテラさんが。
「ライセンスはあるのかな?」
「はい!」
ゴンが返事をするが。
「いや、今持ってないだろ。」
キルアのツッコミが入る。
「あ、私持ってます」
「ふむ。確かにこの会場に入れている。君達が特別なのは分かる。確かに私はプロのハンターを雇いゲームクリアを目指している。だが、現時点で君らを雇うわけには行かない」
ゲームには1つのカードにつき1人分しかセーブができないらしい。マルチタップを使い8人がプレイヤーの上限。
ゴンがセーブを持っているといい。指輪あったと言うと。
「…どうやら君たちは審査対象らしい」
そう言いながらバッテラさんは一人の男を呼んだ。
「念を使えるのかね?練を見せてもらおうか」
私達は顔を見合わせた。そして。
「「せーの!」」
一気に練を見せた。
男は少し考える。
「…ダメですね。女の子の方は他の2人より少し練が強い。しかし、参加させるのは止めた方がいい。逃げ回った挙句しぬのが落ちでしょう」
「やっても見ないのになんでわかるのさ!」
ちょ、ゴン。
「やってからじゃ遅いんだよ。ボウヤ。すぐに死んでくれるならいい。ダラダラと延命されるのが厄介でな。あのゲームはプレイヤーが中で生きている限りリセットもメモリーカードを抜くことも出来ない。つまり、新たなプレイヤーを導入出来ないのだよ」
そこでバッテラさんが話し始めた。
バッテラさんはプロ、アマチュアのハンターを100人ほど雇っているが、半数がプレイを諦めているらしい。
現実に戻ることを諦め、ゲームの中で生きようとしている、と。
このツェズゲラさんはゲームの経験者、そして必要な強さは最低でも現実に戻れるアイテムを入手できる位に必要だと。
お前達程度はすぐにゲームオーバーらしい。
私は生きて帰る位はできるかもしれんがな。とも言われた。
オークション最終日になったらもう一度審査があるらしい。もし、参加する気があるのなら念を磨いてこいと。
「言われなくたってやるよ!行こ!キルア、ミラ!」
私は部屋を後にした。
ホテルへの帰り道。
「つか!なんでミラはいいんだよ!」
キルアが言う。
「え。知らないよ」
「でも、俺達のオーラより全然強かった気がするよ」
なんでだろ。念を習った時期は同じなのに。特訓だって同じ事してると思うけどな。
ゴンの部屋に集まると、ゴンはまた怒り始めた。
しかし、キルアは別の事を考えてたみたい。
それは"発"―――詰まるところ必殺技。クラピカが念を習得したのはほとんど同じ時期だが、旅団と対等以上に戦えていた。それは発があったからだと。
リスクは軽すぎず重すぎず、かつ、自分の系統にあってて、実践的で応用も利く能力。
キルアはもう能力の想像が出来てるっぽい。
私もある程度は考えてある。
キルアは特訓のために出ていく。それに私も続きバラバラの部屋に行く。
必殺技だから内緒との事。
さて!私も頑張ろ!
次回は発の習得です!