ハンターになりたい少女   作:あるのすけ

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アントキバに到着してハメ組にの誘いを断った所まで飛ばします!
あ、キルアがトレースをかけられるシーンは書きます!



G・I編
ゲーム×ノ×カイシ


私たちが草原を歩いていると空から変な音が聞こえてきた。

2人もそれに気づき身構える。

男が空から飛んできた。

「君達。ゲームは初めてだろ?」

男の問いにキルアが答える。

「さて。どうかな?」

男は少しバインダーをいじる。すると。

「キルア君。ゴン君。ミラちゃんか」

私たちの名前を当てる。なんでわかったんだ?カードの力?

男はさらにカードを1枚取り出す。

「"追跡(トレース)"オン!キルアを攻撃!」

その瞬間男の持っていたカードが光になる。そして念弾がキルアに向かって放たれた。当たらないように走り回るが…すぐに当たってしまう。

「「キルア!」」

私とゴンはキルアの名前を呼んだ。瞬間。キルアは相手に殺気をぶつける。

「お前。俺に何した?」

「…っ!再来(リターン)オン!マサドラへ!」

男はまた何かを唱えると空に消えていってしまった。

 

キルアの体に何も無いといいけど。

 

 

 

 

それから私たちはアントキバと言う街につきご飯を食べた。大盛りスパゲティー30分以内に食べきったらカードが貰えた。

店を出てすぐ、もう少しでゲームをクリアできると言う連中にあった。ボマーと言うプレイヤーの話を聞けた。仲間にならないかと誘われたが、ゴンは男達のやり方が気に入らずその場から去ってしまう。

私達もそれに続いてその場から離れた。

その後、じゃんけん大会で真実の剣という指定ポケットカードを手に入れたが、ほかのプレイヤーに奪われてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど貰ったカードを売り18万ジェニー手に入れた。もちろんお金もカードだった。

キルアの提案により地図を手に入れるため道具屋へ行くと、強面の店主が出てきた。

地名の書かれた地図は65万、何も書かれていないのは2万。ゴンは何もない地図がいいらしい。自分たちで埋めていった方が楽しそうだから。と。

まあ、こっちしか買えないんだけどね。

 

マサドラという街を目指すため店主に方角を聞いた。

アントキバから北へ80Km。一山超えると湖があり、湖沿いを北西へ向かえばマサドラへ到着するらしい。

「80Kmなら急げば一日で着くよな」

キルアがそういう。私達もそれに同意するが…

「生きてたどり着ければな…山には山賊の住処がある。さらに、山を越えた先には怪物がわんさか出てくる」

そんなこと言ったら…

「山賊?!」

「怪物?!」

キルアとゴンは目を輝かせてる。ほらー。

「見たい見たい!怪物!キルア、ミラ!早くいこ!」

2人は早足に店を出ていく。

「ちょ。待ってよ!」

 

店の外に出るとゴンが。

「よし!しゅっぱーつ!」

私たちが歩き出そうとしたその時。

「待ってくださーい!」

金髪で人形みたいな子が話しかけてきた。

「お願いです!私も仲間に入れてください!」

「あ。ごめん無理」

キルアが答えると。

「どうしてですか?」

「邪魔だから」

私達はそのまま歩き出す。ちょっと酷いかな…?

「こら!待ちやが‥‥ってくださーい!足手まといにならないように頑張りますから!」

女の子が後ろをついてくる。

 

 

 

 

私たちは山の中を走っていた。結構スピードを上げたのに余裕で着いてくる。キルアは山賊が出たらどさくさでまけばいいと言ってる。まあツェズゲラが認めた念能力者だもんな…

 

 

夜になり、しばらく走ると木の陰から人が出てきた。

「ゴン、ミラ。山賊だ。やるか」

「「うん」」

私たちが身構えると…

 

「助けてください!!」

 

「「「え…」」」

 

山賊の住処に行くと、はやり病でみんな病気になってしまっているらしい。

薬を買うお金もないと。

 

 

 

 

 

 

 

私たちはお金とアイテムと、上着まで取られてしまった…。キルアはクエストと言っていたが特に報酬はなかった……。

 

私達はそのまま山を駆け降りる。この先には怪物がいっぱい出てくるらしいから。

 

 

 

山を下りると岩石地帯に到着する。崖から降りると一つ目の巨人が大量に顔を出す。

「ゴン!キルア!出たよ!」

「よっしゃあ!いこうぜ!」

「うん!」

巨人は手に持った棍棒を振り下ろしてくる。私達はそれを飛んで避ける。

ゴンはそのまま拳に念を込めて巨人の頬にパンチを食らわせるが。効いてないみたい。

「キルア。どうする?」

「一撃で動きを封じないとな。目を狙うか」

「りょうかい!」

キルアは攻撃してきた巨人の腕の上を走る。

私はその隣の巨人の眼に向かって銃を撃つ!

私とキルアの攻撃が同時にあたり、巨人はカードに変わった。よし、ゴンにも伝えなきゃ!

「ゴン!この巨人たちの弱点は目だよ!」

「わかった!」

 

 

周りにいた巨人を全て片付けると。

「ふん。見掛け倒しだったな」

「ほっといたら1分でカードから戻っちゃったね」

キルアとゴンはそれぞれの感想を言う。

「でも!怪物にはちゃんと弱点と癖が設定されてる。冷静に対処すれば問題ない。この調子でマサドラ目指すぜ!」

「「おー!」」

 

 

 

 

それから私達は巨大なカエルに遭ったり…すごく早い毛玉に遭ったり。触るとすごい音が鳴るシャボン玉を出す馬に遭ったり。ぷよぷよの可愛い生物に遭ったりした。けど一匹も捕まえれないし倒せなかった…

 

さらに進むと甲冑がひとりでに歩いていた。

「今度は手ごわそうだね」

ゴンがそういい、私たちが身構えた瞬間…

「《凝》!!!!!」

という指示が飛んできた。私達は声の聞こえた方を振り向くと、

「ほら!よそ見するな!凝だよ出来ないの?!」

さっきの女の子が岩の上から叫んでた。…とにかく、凝!!

 

私たちが凝をすると甲冑に糸状のオーラが伸びていた。

ゴンと私がオーラを辿っていくと…小さい生物を見つけた。どうやら甲冑を操っていたらしい。

「凝できるじゃないの!何でやらなかったの」

「いやあ…まあ。な?」

「忘れてた…」

すると女の子が指を一本立てた。…もしや、と思い私は凝を行う。すると‥

「…数字の1?」

「よろしい。いいこと?これからは私が指を立てたらすかさず凝!そして何が見えたか大声で言うこと!」

私たちがポカーンと聞いているとキルアがツッコミを入れた。

「って何だよ!急にえらそうに!」

キルアが叫んだ瞬間、また指を一本立てる。

「「数字の5!」」

私とゴンは声をそろえていった。なんかたのしいな。

 

「正解!お前腕立て伏せ500回」

キルアを指さしそういった。

「は?!お前何もんだよ!」

 

 

彼女の名前はビスケット=クルーガー。実は念を覚えて40年らしい。私達より全然年上だ。キルアがばばあとか言ってぶっ飛ばされた。

 

ビスケと呼んでくれと言われた。私達に念を教えてくれるらしい。しかし、キルアが即断で拒否し、ゴンはウイングさんがいるから、と断った。するとビスケは、ウイングさんの師であることを明かしてきた。なら問題ないね。

私がビスケによろしく!と言おうとすると…

「しゃがんで…雑談している振りを…私の後ろに敵がいる。」

わずかに漏れた殺気で気づいたらしい。私は何も気づかなかった。

 

私たちが女子供だったから少し油断したためビスケに気づかれたと。

ビスケが私たちの意見を聞く。このまま四人で固まって行動するのがいいとゴンが答えた。

「あえて別行動にする。私とそっちの子が二人で行く。女二人になったら敵は100パーセント私たちを襲う。私達は南!あんた達は北!気配はそのままで500mくらい歩いて。そしたら今度は絶。素早く戻ってくること!」

瞬間ビスケがキルアのほっぺに平手打ち…痛そう…

「そんなに言うならいいわよ!もうやってらんないわ!ばいばい!」

ビスケがそんなことを言いながら南に向かう。私もなんか言った方がいいよね…

「そんな人達だとは思わなかった!私もビスケについてくからね!ふん!」

私はビスケに続いた。すると後ろから。

「ああ!行け行け!清々するよ!ゴン。行くぞ!」

2人は私たちと反対方向に向かって歩いていく。

「じゃあな!ぶあーか!!」

キルア…

 

 

私たちが南に向かって歩いていると。

「ビスケ。ついてきてるね」

「そのようだわね。ところであんた名前は?」

「あ、名乗ってなかったね。私ミラ!よろしく」

「あんた。あの二人より念が強いみたいね?」

「なんか、そうみたい…同じ修行してる筈なのに」

私たちが話しているとビスケの後ろを男が横切った。

「ビスケ!髪の毛が!」

 

咄嗟にそちらへ向き直ると、金色の髪を手に持った男が、笑いながら立っていた。




今回もほとんど原作と変わらなかったです。

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