私たちはブタを捕まえることができた、ゴンが豚の弱点を見つけてみんなに教えたから捕まえることが出来た
調理場に戻ると受験者達がいっせいに料理を始める
「さて、私も始めますか」
と、意気込んでみたものの、丸焼きぐらいしか出来ないんだけどね
しばらくすると、レオリオが持っていくらしい
「お子様ランチかあー!」
ブタが宙を舞うがブハラがキャッチそのままかぶりつく
次にゴンが行った、ゴンは丸焼きに花を飾ったらしい、あれも投げられるな…あ、飛んだ
次にクラピカが行った、クラピカのはしっかり料理みたいだブタの肉に、フルーツが挟まってるハンバーガーかな?
「不味いわー!あんたも403番と同レベルね」
クラピカが目に見えて落ち込んでいる、まあ、レオリオと同レベルはクラピカからしたら悪口か、っとそろそろ私も持っていこう
ただ焼いただけなんだなんだけど
「次私お願いします」
私がそう言うとメンチが丸焼きをじっとみる、すると口に運んでくれた
「うん、焼き加減はちょうどいい、他の奴らと比べたら大分ましよ」
何とさっきまで食べずに全部ブハラに処理させていたメンチが多少褒めてくれたのである
「でも、やっぱりしっかりとした料理じゃないとダメね、ただ焼くだけじゃダメだわ、見た目と味が伴ってこその料理だもの」
やはりダメだったか、私は元の場所に戻る事にした、私がさっきの場所に戻ると
「あー、もうお腹いっぱいだよ」
「はあい、私もお腹いっぱあーい、てなわけで合格者なし、終了ー!」
どうやら試験は終わりらしい、他の受験者達は納得が出来ないのか、色々と言っている
《ガシャーン!》
トードーだ、やはり気に食わないらしく、調理場を破壊したらしい
「納得行かねーよ!こんなの!俺は絶対に認めねえ!」
「不合格の決定は変わらないわよ」
「ふざけるな!お前らがブタを食わせろと言うから、こっちは命懸けd…「私は豚を使った料理で、美味しいと言わせろと行ったのよ?ひとっつも美味しいと思った料理なんてなかったわ、どいつもこいつも、似たようなのばかり、工夫が無さすぎるのよ、味への拘りがないし料理を舐めてるとしか思えない」
私なりには頑張ったつもりだったがやはり全然ダメらしい、これからは料理をしてみようと私は思った
「ブタの料理なんて誰が作ったって大差ないだろ…」
ツルツル頭の人がそう言うと、メンチが胸ぐらを掴む
いや、あの人早すぎませんか?!結構距離あったのに全然見えなかったんですか。
「ああん?!もう一度言ってみろこら!今度生意気な口叩いたら、ケツから手ぇ突っ込んで、奥歯ガタガタ言わすぞゴラァ!」
こっわ!メンチさん怖すぎる!
「く、クラピカ私あの人怖いよ…」
「ど、同感だ」
私がクラピカにそう言うと、横でレオリオがヒィー!とか言ってる、ちょっと面白くて笑った
そしてメンチは手を離すとすぐに椅子に戻り、足を組んで座り直した
「要するにあんたらは、自ら工夫して未知なるものに挑戦する気概がないのよ」
すると、またトードーが口を開く
「だまれ!俺が目指してるのはコックじゃねえ!ハンターだ!」
トードーの発言を聞くと周りの人達も
「そうだそうだ!」なんて声を揃えて言っている、打ち合わせでもしたのかな?
「俺は賞金首ハンターを目指してんだ!美食ハンターごときに、合否を決められたくないなあ!」
「美食ハンターごときが、試験官で残念だったわねえー、また来年頑張れば?」
メンチがそう言うと、トードーの顔が赤くなっていく、ついに耐えられなくなったのか、メンチに殴りかかろうとするが、ブハラにぶっ飛ばされてしまう
ブハラはメンチを庇ってトードーを殴った訳じゃなかった、もしあのままブハラが止めていなかったら、メンチはトードーをバラバラにしていただろう、いつの間にか両手に包丁を持っていた
「言っとくけどねぇ、こっちだって食材を求めて猛獣の巣に入る事だって珍しくないのよ、武芸なんて、ハンターやってれば嫌でも身につくのよ、注意力もない、未知なるものに挑戦する気概もない!それだけで十分ハンターの資格なしよ!」
メンチがそう言うと、受験者達は黙り込んだ、だが直ぐに沈黙は破られた、上空から声が聞こえる
「それにしても合格者0はちと厳しせやしんか?」
皆が上空を見上げると、飛行船が見える、少し見上げていると空から人が降ってくる、着地と同時に砂ぼこりが舞う
砂ぼこりが晴れるとそこには、白くて長い髭を生やしたおじいちゃんが立っていた。
メンチが言うにはこの人は試験官の会長で、ハンター教会の責任者、ネテロ会長らしい、つまり、ハンターの中で一番偉い人だ
「ま、責任者と言っても所詮裏方、こんなトラブルが起きた時の処理係みたいなもんじゃ、で、メンチくん」
ネテロ会長がメンチに色々聞いていく、やはり今回の試験は大分難易度が高かったみたいだ、初めに料理をバカにされて私情を持ち込んでしまったらしい、確かに好きなものをバカにされたら誰だって怒る、メンチは自ら試験官失格と言うと試験官を降りると言い始めた
「試験のやり直しをお願いします!」
「ふむ、しかし急に別の試験官を用意するのも面倒じゃ」
「申し訳ありません…」
ネテロ会長は少し考えた後に
「よし、ではこうしよう、試験官は続けてもらう、ただし新しい試験には君にも実演という形で参加してもらう、と言うのはいかがな?その方が受験者も納得いきやすいじゃろう」
もう一度試験をする事になり、メンチが新しい課題を考え始める
「そうですね…それじゃあ新しい課題は、ゆで卵って事で!」
どうやら次の課題はゆで卵らしいその卵をとるために私たちは飛行船に乗り、メンチが提案したマフタツ山まで行くことになった
ミラは飛行船に乗るのが初めてで少し、はしゃいでしまいました。
マフタツ山に到着するとすぐに、卵がある場所に行った
「さあみて、あれがクモワシの巣よ」
白い蜘蛛の糸のようなものが、あみだくじみたいに崖下で繋がっている
そこにクモワシの卵はぶらさがっていた
あんなのどうやってるんだろ…と思っているとメンチが崖から飛び降りる
「おいおい!アンナの自殺行為じゃねえか!」
レオリオが叫ぶがメンチはクモワシの作った糸にぶら下がった、しかしあれでは卵をとったあとそのまま落ちちゃう、メンチが目を閉じ少しすると糸から手を離す、卵を取るとそのまま落ちていく、と思ったららしたからものすごい風が吹き上げてきてメンチは風に乗って帰ってきた
その後ネテロ会長が説明をしてくれた
「この谷底から吹き上がる上昇気流は、卵から孵った雛が巣へと飛び立てるようになっておるんじゃよ」
ネテロが説明を終えると、卵を取ってきたメンチが
「はい、これでゆで卵を作るのよ」
「じょ、冗談だろ?こんなのまともな神経で飛び降りれる訳がねえ…」
さっきまであれだけ言っていたトードーもびっびってしまっているが
「こういうの待ってたんだ!」
ゴンがそう言うと私達は同時に谷に飛び下りる、他の受験者達も次々と降りてくる、メンチがなにか叫んでいた気がするが、まあいいだろう
「へへ、お先に!」
と言って1人の受験者が飛び下りる、それに続きレオリオが飛ぼうとするが
「今飛んじゃダメだ」
「そーだよ、レオリオ風は常に吹いてるわけじゃないんだからさ」
ゴンと私が止める
「その風はいつ吹くんだよ!」
「待って」
ゴンが目を閉じ集中し始める、嵐が来る事を察知できるゴンなら、いつ風が吹くか分かるのだろう
私たちがゴンの合図を待っていると糸が千切れそうになる
「この人数の重みで糸が耐えられないんだ」
「ゴンまだあ?」
キルアが間の抜けたことでそういう
「クソ!風なんて待ってられるか!」
そう言った受験者が飛び降りる、それに続き数名の受験者も飛び下りるがそのまま谷底に落下してしまう
「切れるぜ!」
レオリオが叫んだ、直後にゴンが合図をする
「今だ!」
それを聞き私達は飛び下りる、他の受験者たちも同様に糸から手を離すクモワシの卵をキャッチすると、下から風が吹き私達を崖の上まで押し上げる、何とか無事に卵を手に入れると、すぐにゆで卵を作り始めた
出来上がったゆで卵は今まで食べたことがない無いくらい美味しかった
「美味い…これ美味しいよ!」
私は美味しいものを食べテンションが上がった
「まさに幻の卵だな!」
「うんうん!」
私たちが話していると、ゴンが試験を受けなかったトードーに近づいて行き、卵を渡していた、メンチも近づいていき少し話すと、トードーはメンチに頭を下げてこちらにも聞こえる声でこう言った
「来年!出直してきます!」
そして現在私達は第3次試験会場に向けて飛行船に乗っています!
「残った、42名の諸君に改めて挨拶しとこうかのぉ、ワシが今回のハンター試験の審査委員会代表取締役会長の、ネテロである」
「秘書のビーンズです」
横にいたそら豆のような頭の人も自己紹介をしてくれた
次の目的地には明日の朝8時に到着の予定らしい、食堂でご飯も食べれるし、それまで休憩をしていていいとの事
「おいゴン!飛行船の中探検しようぜ!」
「うん!」
2人は休憩せず、探検をするらしい
「元気な奴ら…ともかく俺はぐっすり寝たいぜ」
「私も、試験が始まってから一睡もしてないよ…」
「全くだ…だか少し気になることがある」
「どしたの?」
「試験はあと幾つあるのだろう」
「そういやぁ、聞かされてねーな」
私たちの話を聞いていたのかトンパが近づいてくる
「だいたい平均して5つか6つくらいだな」
「なら後3つか4つ位あるんだね」
「なおのこと、今は休んでいた方がいい」
「そーだな」
私達は会話を終えるとトンパから離れ休憩を取りに行こうとするが…
「そうかあ、気をつけた方がいいなあ、さっき進行係は目的と言ったからもしかしたらこの飛行船の中が第3次試験会場かもしれないし、連絡があるのは朝8時だとは限らない訳だあ」
トンパが不安を煽ろうとしてくるが
「マジかよ…」
「まあ、一理ある」
私はこの人のことを全く信用出来ないので、全て聞き流す事にした、まあ、これでトンパの言う通りだったら笑えないけど
「この飛行船の中でも気を抜かないことさ」
「ま、よく分かったぜ、さんきゅーな!」
「まあ、よく肝に銘じても置こう」
私たちはその場を去り、休憩室に入る
最初にレオリオが端っこに座りクラピカがその隣に座ったので、私はクラピカの隣に座った、さっきのトンパが言ってたことクラピカに聞くことにした
「クラピカ、大丈夫だよね?」
私がクラピカにそう聞くと、この飛行船で試験をやる事はまず無いらしい、もしここでやるなら各自時間を自由に使え、ではなく、待機しろと言うはずだと、すると横からいびきが聞こえる、レオリオが眠ったらしい、よほど疲れていたのだろう、私とクラピカは顔を見合わせて笑ったそして直ぐにクラピカも眠ってしまったので私も眠ることにした