感想、誤字報告本当に助かります!
ついに最後の試験が始まる、最終試験会場に到着すると、直ぐに全員が1箇所に集められ
私達受験者の周りには黒服の男達、ネテロ会長、1次から3次試験の試験官もいる
今からネテロ会長が最終試験の説明をしてくれる、どんな内容でも絶対に合格したい。
「では、最終試験じゃが…1対1のトーナメント形式で行う」
つまり、合格出来るのは1人だけ…?
寝てろの説明は続く
「たった1勝で合格である」
「1勝で?」
「じゃあ、このトーナメントは…」
みんなが疑問を口にしていく
「勝ったものが次々と抜けていき、負けたものが上に行くシステムじゃ、つまり、トーナメント表の頂点が不合格を意味する」
「不合格はたった1人って訳か」
頭がツルツルの人がそう言う
ここにいる全員の名前を覚えてないんだよな
「左様、そして、その組み合わせはこうじゃ!」
ネテロ会長はそう言いながら組み合わせを発表していく
「力作じゃろお?何より誰にでも2回以上勝つチャンスが与えられているからな」
私は少し、トーナメント表を見た後に、思った事を口にした
「でも、294番の人とゴンは5回もチャンスがあるって事だよね」
すると294番の人が私の方を向き口を開く
「ハンゾーだ、覚えときな」
その後、ニカッと笑う
「あ、どーも」
そういいながら私も一応笑顔を返しておいた
「組み合わせが公平ではない訳は?」
受験者の1人の老人がネテロ会長に聞いた
「うむ、当然の疑問じゃな、この組み合わせは今まで行われた試験の成績によって、決められておる」
この試験中で成績が良かったものから、チャンスが多めに与えられている、と言う訳らしいちなみに私は左から3番目、ハンゾーさん、ゴンに続いて3番目だ、やったね!
しかし、それを聞いたキルアが異議をとなえる
「それって納得行かないな、もっと詳しく点数の付け方とか教えてよ」
納得してないんだろうな、キルアも負けず嫌いな所あるし、自信家だからなー…
「だめええええ!!」
ネテロ会長は大声を出しながら目を思いっきり開き、黒目を上下に動かしながら叫んだ
「ぶっ!」
私は思わず笑ってしまった、どうやってるんだあれ
「あははは!」
面白い、面白いよあの顔!
キルアが一瞬こっちを向くがすぐにネテロ会長の方を見ると
「なんでだよ!」
「ふふ、採点内容は極秘事項でな、全ての内容を言う訳にはいかんが、やり方くらいは、教えてやろう」
ネテロ会長が言うには、先ず大きくわけて3つあるらしい
1つ目は、身体能力値
2つ目は、精神能力値
そして、3つ目が印象値というものらしい
身体能力値は敏捷性、柔軟性、耐久力、五感能力等の総合値
精神能力値は、耐久性、柔軟性、判断力、想像力などの、総合値
一番重要なのが印象値らしい
先の2つからは、測れないなにか、ハンター資質評価ということ、多分ハンターになる才能の事かな?
あと、私達の面談の時の答えを参考に考えたらしい、まあ納得した
「戦い方は単純明快、武器OK、反則なし、相手に参ったと言わせれば勝ち、ただーし!相手をしに至らしめてしまった場合は即失格、その時点で残りのものが合格、試験は即終了じゃ!よいな!」
ネテロ会長が言い終わると、直ぐに近くにいた黒服の1人が試験を開始すると言った
最初に試合をするゴンとハンゾーさん、2人はその場に残り、私達は箸に避ける事になり、移動を開始する
「ゴン!頑張って!」
「もちろん!」
それだけ言うと私はキルアの隣を歩く
「機嫌悪い…?」
「別にー」
やっぱり少し気に入らないらしい
「あんま気にしちゃダメだよ、私はキルアのいい所いっぱい知ってるんだから!」
「なっ!」キルアは少し驚いた表情をしながら、
「恥ずいこと言うなよ!ばか!」
バカって言われた…気分をあげてあげようと私も恥ずかしいの我慢して言ったのに…!
「サンキューな」
そのまま早歩きで先に行ってしまう、全く、素直じゃないよ本当に
私達が全員端っこによると、黒服の1人が前に出てくる
「第1試合!ハンゾー対ゴン!前へ」
2人は黒服の前まで歩いていき、向き合う
お互いに睨み合っている、すごい緊張だ、空気がピリピリしてる
あの人は強い、多分ヒソカの次くらいには
「私、立会人を務めさせていただきます、マスタです」
そう言いながら少し頭を下げる、するとハンゾーさんが直ぐにマスタさんに話しかけている
どうやら、4次試験の時ずっと尾行していたらし
どうやら、受験者1人1人にああいう人が着いていたらしい
なんか、たまに視線を感じると思ったら、試験官が着いていたのかー
ほとんど気づかなかった、すごいな
急にハンゾーさんの顔が険しくなる
「それと、1つ聞きたい事があるんだが…勝つ条件は参ったと言わせるしかないんだな?気絶してもカウントは取らない」
「はい、それだけです」
少し2人が離れると、直ぐに試合が始まる
「始め!」
瞬間ゴンが一気にハンゾーから距離をとる…
しかし、一瞬で追いつかれる、そのまま首に手刀を食らう
そこからの試合は一方的だった、ゴンは血が無くなるんじゃないかと言うほど、蹴られ、殴られ、私は目を離したくなる
しかし、ゴンはまだ諦めてない、だから私も最後まで見るんだ!
だが、レオリオは我慢できなかったのか
「やめろや!てめえ!俺が変わりに相手してやる!」
「レオリオ…」
「見るに堪えないなら消えろよ、これからもっと酷くなるぜ」
「んだとお!」
レオリオが前に出ようとすると、黒服の男達がレオリオを囲む
立会人をしていたマスタさんは、
「1対1の勝負に他者は入れません!もしこの状況で貴方が入れば、失格になるのはゴンさんですよ!」
「レオリオ…落ち着いて」
「分かってるがよお!」
全然落ち着いてない、このままじゃそのうち飛び込みかねない。
「レオリオ、大丈夫だよ」
ゴンが立ち上がりながらこちらに話しかけてくる
「ミラ、こんなの全然…平気さ…ま、まだやれる」
「ゴン…」
ハンゾーさんはゴンに足祓いをかけそのまま仰向けに倒すと…
「腕を折る、本気だぜ?言っちまえよ、参ったと」
「嫌だあああ!!」
ゴンが叫んだ瞬間、不快な音がこの空間に響く
私の中に初めて感じる、黒い感情、私は今怒っている、あの人が許せない!
「クラピカ、ミラ止めてくれるなよ、あの野郎がこれ以上何かしやがったら…ゴンには悪いが、抑えきれねぇ…!」
「止める…?私がか?大丈夫だ、恐らくそれはない…!」
「止めるわけないじゃん、私だって…レオリオと同じ気持ち…!」
ハンゾーは自分語りを始める、どうやらハンゾーは忍びと呼ばる隠密集団の末裔らしい、正直どうでもいい
指一本で、逆立ちを始める
恐らく目をつぶっているハンゾーは見えていないがゴンが立ち上がる、そのままハンゾーの顔面を蹴り飛ばす!
「痛ってぇー…くっそお!痛みと長いお喋りで頭は少し回復してきたぞ!」
ゴンの様子を見て安心したのかレオリオ
「っしゃあ!行けー!ゴン!蹴って蹴って蹴りまくれぇ!」
そんなレオリオを見ると私の中にあった怒りもゴンが蹴り飛ばしてくれたのかな?なんて思い、クラピカの方を見る
クラピカも表情が穏やかになっている、顔を見合わせると私達は少し笑う
ハンゾーが立ち上がる
「まあ、わざと蹴られてやった訳だが?」
「嘘つけぇー!」
「分かってねーぜお前、俺は忠告してるんじゃない命令してるんだぜ?もー少し分かりやすく言ってやろう、足を切り落とす」
ハンゾーが腕から剣を取り出す、瞬間私達の顔にまた緊張に固まる
「それは困る!」
ゴンの言葉でその場にいた全員が一瞬固まる
足は切られたくないし、参ったとも言いたくない!だって、ゴンらしいよ…
さっきまで、怒ってた私達、変な雰囲気それを全て吹き飛ばした、ヒソカまで笑ってるよ
ゴンの額にハンゾーの剣が突きつけられる
「やっぱりお前は分かってねぇ、俺はここでお前を死なさせちまっても来年またチャレンジすればいい」
少しの間見つめ合うふたり
「何故だ…たった一言だぞ、それでまた挑戦すればいいじゃねぇか…命よりも意地が大切だってのか!そんな事でくたばって本当に満足か!」
「親父に逢いに行くんだ!親父はハンターをしている、だから俺は親父見たいなハンターになって、親父に会うんだ!いつか、会えると信じてる…でも、もしここで諦めたら一生会えない気がする、だから引かない!」
「引かなきゃ…死ぬんだぜ…?」
するとハンゾーが剣をしまう
「参った俺の負けだ、俺にはお前は殺せねぇ、かと言ってお前に参ったといわせる術も思い浮かばねぇ、俺は負け上がりで次にかける!」
するとゴンは戦いたいらしい、しまいにはずるい!とか言ってる…全く、こんな風に勝っても全然嬉しくないらしい
するとハンゾーがゴンの顎目掛けてアッパーを放つ
ゴンは吹き飛び、気絶した…
そこでハンゾーは改めて、参ったという
私は気絶していまっているゴンに心の中で、おめでとう、と言っておいた
次はクラピカ対ヒソカ
少し戦うとヒソカがクラピカに耳打ちをする、するとヒソカは参ったと言ってその場を去る
こちらに戻ってきたクラピカは意識が違う所にあるみたい、話しかけても返事はない、次は私の番ハンゾーとの戦いだ
「第3試合!ミラ対ハンゾー!前へ!」
私が前に出ようとする、レオリオとクラピカが応援してくれた
前へ出るとハンゾーが話しかけてくる
「おう、よろしくな嬢ちゃん」
嬢ちゃんって…まあいい
「お手柔らかに」
私はそう言って少し離れる
「試合開始!」
まずは近づく!私は足に力を込めてハンゾーの懐に入り込む
すかさず、拳銃を取り出し発砲
「へぇ、銃なんて使うのか」
その声は背後から聞こえる
「いつの間に…!?」
その瞬間私は背中を蹴り飛ばされ、地面を転がる
ハンゾーはゆっくりとこちらに向かって歩いてくる
「俺は女をいたぶる趣味なんてないんだ、早めに降参してくれよ…」
そう言いながらも近づいてくる、油断しすぎ!
私は後ろ手に手榴弾を持つ、1個しかないから外したらもー使えない
十分に引きつけろ…
今だ!
ハンゾーの足元に手榴弾を転がす、やばい!と思ったのかだがもー遅い
私は両手に銃を構え片方は手榴弾に、片方はハンゾーに向けて打つ
「どうだ!」
爆煙が晴れる、そこにハンゾーの姿は無かった、
「後ろ!?」
振り向こうとすると、首に一撃を貰い私は意識がなくりかける、最後に目に映ったのは服は少し焦げ、脇腹から出る血を抑えているハンゾーの姿だった
また負けた…く…やしい…なぁ
私は意識を手放した
なんか、、ゴンの話の方が長かったな、
でも、ミラだとハンゾーにはすぐに負けるイメージしか無かったです……