転生したら吹雪アツヤだったって死亡フラグゥゥゥウウウ!   作:山羊次郎

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 フットボールフロンティア編はチュートリアルのようなもの。だから省略が多いです。




1話:フットボールフロンティア

 俺がアツヤに憑依したと認識し、数日がたった。今はなにかの地区大会の決勝戦……………は長いので割愛。

 現在車に乗り帰宅している。しかも吹雪の中。……あ、やb

 

 

 

 

 

 ドゴォォォォォォオオオオオオオオン!!!

 

 

 

 

 

 そんな音ともに俺の意識は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして目が覚めたら、俺の目の前には雪が広がっていた。

 

「……あれ?もしかして雪の中?」

 

 だとすると、まだ生存フラグは折れてない。体に痛みはない。骨も折れてはいないようだ。感覚も残ってる。

 どうやら奇跡的に車から放り出されたが、雪の中に埋もれてしまったらしい。俺は冷静に状況を把握し

 

「……ペッ」

 

 おっと、アク〇ズ教徒ではありませんよ。これは雪の中に埋もれた時、どちらが地上かを確認するためのものです。

 吐き出された唾は俺の目の前の雪に付着。唾は真下に放ったのにそちらに行ったということは、重力は目の前に働いているということ。

 

「つまり、地上は後ろか…」

 

 そう思い、色々頑張って後ろに掘り進むと

 

「ぶはっ!」

「……アツヤ?アツヤ!」

 

 お、どうやら兄貴は無事みたいだな。

 

「何⁉アツヤ!」

「本当に⁉」

 

 …………………あれ?なんで父さんたち、無事(・ ・)なの?

 

「よかった……ッ!」

 

 兄貴が滅茶苦茶喜んでるが、俺はそれどころではなかった。どうやって父さんたちは生き延びたのだろうか?

 その後、救助隊が駆けつけてきて、俺たちは助かった。

 話を聞くと、何故かシートベルトが緩んでいて雪崩との衝突の拍子に外れ、さらになぜかドアが開いて外に放り出され、兄貴とともにいたという一生分の運を使い切ったのでは?というくらいの奇跡によって救われたのだとか。

 

(……まぁ、シートベルトを緩くしたのは俺なんだが)

 

 流石の俺も、来ると分かっている雪崩に何も対応しないつもりはない。そんな見殺しにするような真似は俺のメンタルではできない。

 故に、兄貴のように車から放り出されるように対策をしたのだが、どうやら功を期したらしい。完全に焼け石に水だろうと高を括っていたのだが、まさか生存フラグを立てることになるとは。

 そして、そこからは特に事故が起きることもなく、俺は白恋中へと入学した。兄貴とは一歳差だ。俺がアレスの天秤フラグをあきらめなかったのもこれが大きい。

 無印では二人は二歳差だが、アレスの天秤では一歳差だからだ。あ、もちろんサッカー部に入部です。必殺技使えるようになりました。

 

「……ん?」

 

 ふと、ネットを見ていると雷門中対帝国学園の試合映像が流れていた。当然帝国がボロ勝ちなのだが、キーパーが帝国のデスゾーンを止め、10番が帝国からゴールを奪い一点を取る。

 帝国はそこで棄権した。世間では帝国が一点に泣いたとか言われている。

 

「……もうそんな時期か」

 

 どうやら、既に原作は始まってしまったようだ。

 

「アツヤ、話があるんだ」

「なんだよ兄貴?」

 

 一体どうしたというのか。これ以上厄介ごとを持ち込むのはやめてほしいのだが。

 

「白恋中が、フットボールフロンティアの予選に出られることになったんだ」

「ぶふぅ!!」

 

 ハァ⁉あり得ないだろ⁉確か白恋中は影山の陰謀でフットボールフロンティアの参加資格を……はっ!また俺か⁉俺の存在が原作を狂わせたのか⁉

 

「頑張って全国に行こう!」

「そ、そうだな……」

 

 胃が痛ぇ。なんでこうなんだよ?

 

「頼んだよ、『熊殺しのアツヤ』」

 

 その名前で呼ぶのやめてほしい。別にホントに熊を殺したわけでもないのにさ。これの名前の由来は、俺の使う『必殺技』が問題なのだ。

 

「……とりあえず、世宇子中と当たらないように祈ろうか」

 

 …………なんか、変なフラグがたった気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 というわけで、予選通過です。……え、試合?めんどくさいから書かない(鉄の意志)。

(RTAじゃ)ないです。

 原作では、吹雪のワンマンチームみたいなとこがあるんだが、まぁ俺だし。チームプレイ最高。エースストライカー万歳。

 兄貴が全体の指揮をして、俺が点を取りチームの雰囲気をよくするというのが鉄板になってる。

 そんなことは関係なく開会式。

 

「まさかここまで来れるとはね」

「俺たち弱小チームだったけど、二人のおかげだよ!」

 

 兄貴やチームのみんながそんなことを言う。

 そういえば、今年から大会規定が一部変更になり、女子も試合に出られることになったそうだ。……原作乖離もいい加減にしろ。

 

『全国中学サッカーファンの皆様!遂にこの日を迎えました!今ここ、激闘の殿堂フットボールフロンティアスタジアムはかつてない激闘の予感に、早くも興奮の渦と化しています!』

 

 実況の角間さんですね。よく知ってますよ。

 

『フットボールフロンティア開幕!』

 

 空には花火が打ち上げられたり、飛行船が取んだりで会場は大盛況だ。……にしても、よくここまで金掛けれるよな。最早オリンピック。

 

『各地域より激戦を勝ち抜いてきた強豪チームが今日より日本一をかけてさらなる激闘に臨みます!一番強いチームはどのイレブンなのか!?今から紹介しましょう!』

 

 入場が始まった。さて、ここが運命の分かれ道だ。この大会にはAブロックとBブロックで別れていて、どちらかのブロックで勝ち残ったチームが決勝で戦うというものだ。

 

『近畿ブロック代表、戦国伊賀島中学!』

 

 この中学は雷門中と序盤で戦う学校だな。その後も様々な学校の紹介を聞いていき

 

『続いて北海道代表、白恋中学校!』

 

 呼ばれたか。俺たちは先頭の人についていく。

 北海道は他と違って、一つで地方として成り立っているからな。他府県との戦いがない分、やりやすかったぜ。

 

『続いて関東ブロック代表、雷門中学校!』

 

 キターーーーーー!雷門だぞ雷門!

 

「雷門中……、アツヤもマークしていた学校だね」

「まぁな」

「そんなに強いの?」

「ビビったか?」

「まさか!」

 

 このチームってこんなに強かったっけ?みんな表情には微塵も気後れした雰囲気がない。

 これなら、試合も問題ないだろう。

 

『雷門中学校は地区予選大会においてあの帝国学園を下した恐るべきチーム!伝説のイナズマイレブン再びと注目が集まっております!』

 

 『イナズマイレブン』か。

 

『更に!昨年度優勝校の帝国学園が特別出場枠にて参戦!関東ブロックの地区予選決勝において雷門中と激闘を繰り広げながらも惜敗した超名門中学!特別枠にて王者復活を狙います!』

 

 そして帝国だ。とりあえずご愁傷さまです。なるべく怪我がないように祈ってます。

 それから、他の学校の紹介を聞いていき

 

『そして残る一校!推薦招待校として世宇子中学校の参戦が承認されております!』

 

 誰も聞いたことがない学校。どんなチームなのか全員が目を向けるが、現れたのはプラカードを持つ女性だけだ。

 

『えー、世宇子中学は調整中につき本日開会式には欠場とのことです』

 

 まぁそういうわけだ。俺は当然知ってたが、あえてみんなに合わせる。

 ……ん?俺たちはAブロックだと。確か雷門中はBブロックだから……あ(察し)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当然だが、本選も長いので省略させてもらう。

 一回戦の相手は狩火庵(カリビアン)中、本来なら世宇子にボコボコにされる学校だが、俺たちは5-4くらいで勝利した。割とギリギリだった。

 帝国は世宇子にボコられた。皆試合見てちょっとビビってた。

 二回戦の相手は……名前なんだっけ?難しい名前だったから覚えてない、を倒した。4-2くらいだった。

 そして、準々決勝。これも辛くも勝利。俺を重点的にマークすることが多かったので、他のフォワードに攻めさせたら割と崩せた。3-2だった。

 準決勝。……ついに来ました。世宇子中との対決です。怖いです。病院送りは嫌です。……なので

 

「これが終われば決勝戦だ!絶対に勝つぞ!」

『おう!』

 

 世宇子は倒すことにしました。……え、原作?(そんなものはとっくに崩壊しているので)ないです。

 影山は神のアクアが見つかろうと見つからなかろうと真・帝国学園を設立すると思うのでどうでもいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 初期設定では、アツヤ以外が全員死亡という予定でした。
 しかし、それでは主人公のクソ雑魚メンタルが耐えきれないと思い敢えて全員生存させることにしました。

 次回、世宇子vs白恋


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