転生したら吹雪アツヤだったって死亡フラグゥゥゥウウウ!   作:山羊次郎

8 / 14
 オリジナル展開のタグを追加しました。
 まぁ、ここから先は多分原作通りになると思いますが。





7話:ダイヤモンドダストvs雷門中

 イプシロン改との戦いの後は、概ね原作通りだった。

 イプシロン改と和解できそうだった円堂だったがダイヤモンドダストのガゼルの乱入で有耶無耶にされる。

 そして俺と言えば

 

「聞いてるのかい⁉」

「……聞いてるよ兄貴」

 

 兄貴に滅茶苦茶怒られてた。

 そしてその後は質問攻めだった。勝手に歩付き歩いた挙句なんで沖縄にいるんだとか、一体今まで何してたんだとか。

 とりあえず雷門に同行せず沖縄にいた理由は自分に力不足を感じたということにした。幸い、ジェミニストームとの戦いでは特に目立った活躍はしてなかったことからすぐに納得してもらえた。

 まさか子供を助けるために沖縄に向かったなんて言えるわけないしな。その後、綱海が正式に仲間になりみんなで東京へと向かった。戻っている間に豪炎寺の怪我も完治したので幸先がいい。

 そして、雷門ではお馴染みの河川敷に集まっていると、空から黒いボールが降ってきてダイヤモンドダストと試合をしなければ東京を破壊すると脅された。

 だから、取りあえず指定されたフットボールフロンティアの会場に向かうことになった。

 

「相手はどんな連中か、まったく謎よ。どのような攻撃をしてくるのかもわからない。アツヤ君、貴方には早速フォワードに入ってもらいます」

 

 フォーメーションはフォワードに俺と豪炎寺。ミッドフィールダーに鬼道、一之瀬、土門、塔子。ディフェンスに壁山、木暮、綱海、兄貴。キーパー円堂だ。

 しばらくすると、ダイヤモンドダストのメンバーが姿を現した。

 

 

 ピ――!

 

 

 そして試合開始。すると、ダイヤモンドダストがゴール前どころか一直線上の道をがら空きにした。

 ……あぁ、そういえばそんなことしてたな。

 そして、がら空きのコースに豪炎寺がシュートを放つ。そのボールはカーブを描きゴールの端へ行くが、相手のキーパーはガッチリキャッチした。

 

『ゴォォォォー……、いや違う!止められてしまった!ゴールならず!しっかり止められてしまった!』

 

 すると、相手のキーパーはボールを投げる。そのボールは勢いを落とすこともなく円堂のもとに。

 どんなキャッチボールしてんだてめえは。

 だが、これに気を取られてはいけない。この隙にあいつらは攻撃陣をマークしてくる。

 

「いつの間に…!」

『あぁっと⁉ダイヤモンドダスト、素早いチェックで雷門のパスコースをガッチリ塞いだぁ!』

「こっちだ!」

「土門!」

 

 フリーになっている土門にパスがつながる。だが、当然それは罠でしかない。土門はそこから一之瀬にパスを出すが、予測していたリオーネがカット。そしてボールはガゼルに。

 ガゼルはリオーネからのパスをダイレクトでシュートを放った。

 

「くっ⁉」

 

 円堂はこれを何とかキャッチ。

 だが、ただのシュートで相当押し込まれるあたり、とてつもない威力なのは間違いない。

 

「よし、反撃だ!」

 

 円堂から木暮、鬼道、一之瀬へとつないでいき、俺のもとに。

 

「フローズンスティール!」

 

 ゴッカが必殺技でブロックしてくる。

 

「そんなもんで止まるかよ!」

 

 俺はそれを跳躍して躱し、豪炎寺にパスを出す。

 そして豪炎寺は自分に向かってきたディフェンスを躱しこちらにパスをしてくる。

 

「行くぜ!オーバーサイクロン!」

「アイスブロック!」

 

 俺はゴール前に行きシュートを放つ。相手のキーパーはそのシュートを止められずに得点を許した。

 

『ゴォォォル!イプシロン改戦に続きアツヤが先制点を決めたぁ!』

 

 よっし!

 

「ナイスシュートだ」

「当然だろ」

 

 俺は豪炎寺とハイタッチをする。

 ……しかし、アフロディが来ないのはなぜだ?原作ならもうすでに来ていてもおかしくない時間帯だが。

 

「無い物ねだりしてもしょうがねえか」

 

 もう少し待てば来るかもしれないし、ぶっちゃけどうとでもなる。

 ダイヤモンドダストのキックオフで試合再開。

 だが、鬼道がすぐさまボールを奪いあがっていく。

 

「見せてやろう……。絶対零度の闇を!」

 

 ガゼルが何か中二病みたいなことを言いながらサインを出す。

 

「フローズンスティール!」

 

 ダイヤモンドダストがパス回しで上がっていき

 

「ノーザンインパクト!」

「正義の鉄拳!」

 

 ガゼルが必殺シュートを放った。円堂が正義の鉄拳で応戦するが、威力が足りずに破られる。同点だ。

 

 

 ピ、ピ――!

 

 

 そこで前半終了。現在同点。

 

「物凄いシュートだったぜ……」

「円堂さん……」

「心配すんな。究極奥義に完成なしだ。次は止める!そして勝つんだ!」

 

 円堂は大丈夫のようだ。しかし、前半の時点でアフロディがこないとなると、もうアイツには期待しないほうが良いな。

 

『さぁ、そろそろ後半戦が始まります!!現在1ー1の同点です!先に点を取るのはどちらのチームなのかぁ⁉ダイヤモンドダストボールで後半開始です!』

 

 ピ――!

 

 そして後半がスタート。一進一退の攻防が続き綱海にボールが渡った。

 

「ツナミブースト!」

「アイスブロック!」

 

 相手キーパーベルガは冷気を纏った拳を迫るボールに叩きつけた。ボールは一瞬で凍り付き、綱海のシュートを完璧にセーブしてみせた。

 そこから互いに一歩も引かない接戦が続くが

 

「フローズンスティール!」

 

 兄貴がボールをカットされる。

 

「ザ・タワー!」

「ウォーターベール!」

 

 塔子がブロックに入るが、リオーネに突破された。そしてボールはガゼルに渡り

 

『ダイヤモンドダスト、凄まじい連携で一気にボールは前線へ!ガゼルと円堂の1対1に持ち込んだぁ!』

「ノーザンインパクト!」

「正義の鉄拳!」

 

 しかし、正義の鉄拳はまだ進化していないようだ。シュートを止めることはできずに失点を許す。

 

「勝つのは我々ダイヤモンドダストだ!」

「くっ!」

 

 ……やはり、止められないか。

 今考えるのはどうやってこいつらのディフェンスを突破するかだ。

 

「攻めるんだ!奴らにシュートチャンスを与えるな!」

『おう!』

 

 雷門とダイヤモンドダストの攻防が続く中

 

「アツヤ!」

「おう!」

 

 鬼道は俺にパスを通した。だが、俺には三人マークがついている。これを突破してシュートを決めるのは難しいな。

 

「豪炎寺!」

「爆熱ストーム!」

 

 俺は豪炎寺にパスを出し、奴は爆熱ストームでシュートを放つ。

 

「アイスブロック!」

 

 ベルガが止めようとするが歯が立たずに得点を許す。

 

『ゴォォォル!豪炎寺が決めたぁ!』

 

 怪我は完治しているらしい。取りあえず同点になった。

 

「いけぇ!我々には勝利以外赦されない!」

 

 くそっ!こいつら俺と豪炎寺を徹底的にマークしてやがる。これじゃあパスが受け取れねえ!

 

「一之瀬!」

「土門、円堂!」

「「おう!」」

「ちょっ、ゴールはどうすんだよ⁉」

 

 おいマジか!確かにこの状況じゃあそれもわかるが……。

 

「チッ!」

 

 俺はがら空きになったゴールをカバーするために戻る。

 

「フローズンスティール!」

 

 クララの必殺技でボールが奪われた。

 

『危ない!円堂はゴールを開けている!』

「こっちだ!」

 

 クララがガゼルにパスを出す。

 

「はぁぁぁ!」

 

 そのパスにダイレクトでシュートを放つガゼル。

 

「必殺クマゴロシ・縛!」

 

 俺はそのシュートに先回りしてブロックする。ボールはそのままエリア外へ。

 

『いつの間にか戻っていたアツヤが絶体絶命のピンチを救ったぁ!』

「サンキューアツヤ!」

「気にすんな!次は気を付けろよ!」

「おう!」

 

 本当に気を付けてもらいたいものだ俺と豪炎寺がマークされてる以上再び円堂たちは合体技を撃つだろう。

 

「……ん、待てよ?」

 

 確かこの時は……。

 

『さぁ、鬼道がドリブルで攻め込む!!残り時間は後僅か、これが最後の攻撃となるか⁉』

「行くぞ円堂、豪炎寺!!」

「「おう!」」 

『鬼道と共に円堂と豪炎寺が上がって行く!これは、イナズマブレイクの体制かぁ⁉』

 

 鬼道がボールを上空に蹴り上げる。だが、それを予期していないダイヤモンドダストではない。

 蹴り上げられたボールをアイシーがカットした。

 

『なんとぉ!?イナズマブレイクまでもが止められてしまったぁ!そして再びゴールがガラ空き、雷門がまたもやピンチです!』

「さっさと戻れ!」

 

 俺はアイシーの前に立ちふさがり彼女の行く手を阻む。

 しかし、横からやってきたガゼルが彼女からパスをもらう。

 

「しまった!」

「思い知れ!凍てつく闇の、恐怖を!ノーザンインパクト!」

 

 俺が時間を稼いで何とかシュートに先回りした円堂。だが、当然ペナルティエリア外だ。

 

「正義の……」

「ペナルティエリア外だ!ハンドになるぞ!」

「!……、たぁぁぁああああ!」

 

 手が使えないと分かった円堂はとっさにヘッドでの防御に切り替える。

 本来ならそれは苦し紛れの抵抗。その程度でノーザンインパクトを破ることなどできない。

 だが、この時は違った。円堂の額から拳のようなものが現れシュートをはじいたのだ。

 

『と、止めたぁ!?な、なんと、円堂がヘッドで守ったぁ!!』

 

 

 ピ、ピ、ピ――!

 

 

『ここで試合終了!同点だぁ!』

 

 みんなが呆然としている中、そいつが姿を現した。

 

「そこまでだよ、ガゼル」

 

 基山ヒロト。もとい、エイリア学園マスターランクチームガイアのキャプテンのグランだ。

 

「ヒロト!」 

「やぁ円堂君、見せて貰ったよ。この短い間によくここまで強くなったね」 

「…エイリア学園を倒す為なら、俺達は何処までも強くなってみせる!」 

「いいねぇ。俺も見てみたいな、地上最強のチームを」

 

 何かを言い合っている二人。そして、ボールから光が出てきた。その光が晴れるとダイヤモンドダストやヒロトはいなくなっていた。

 そして、フットボールフロンティアの会場のの外で

 

「よーし!エイリア学園に勝てるように特訓だ!」

『おう!』

「円堂君」

「はい?」

「あなたには、ゴールキーパーをやめてもらうわ」

『えっ』

 

 

 

 

 

 

 




 アフロディ?知らない子ですね。わ、忘れてたわけじゃありませんよ……(汗)

 まぁ実際は世宇子が負けたのが白恋だから雷門に力を貸す理由にはならないなと思いアフロディは入れませんでした。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。