可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す! 作:黒崎一黒
ここから先のストーリーは可奈美と都の視点に切り替わる予定です。多分無念無想のところで可奈美たちの視点が一旦終わる予定です。流石にこのあとの伊豆攻防戦の描写が長すぎで面倒くさい………アニメと同じ発展である。
#一部のストーリーを再修正。
初めて可奈美ちゃんと出会ったのは小学校の頃だった。
あの頃はまた小学校一年生。慣れない学校生活に色々忙しく回っていた時に、可奈美ちゃんは私を見つけた。
「まぃちゃん、なにしてるの?」
「クッキーさんにリボンを、かわいいでしょう?」
あの頃の私は友達がいなくて、毎日自分が作った外見がボロボロのクッキーを綺麗な飾りをつける。
よく考えたら、私の最初の友達はクッキーなのかもしれません。小さい頃、お父さんとお母さんが仕事の原因で常に私のそばにいなくて、私はよくクッキーさんとお喋りしてた。
「カワ(・∀・)イイ!!でもたべニャいの?」
「たべるよ、ただ……ともたち。」
リボンにつけたクッキーを見て、幼い舞衣の目はまるで友達を見る目だ。
このクッキーさんは舞衣の友達。だから食べるのが勿体無いと思ってた。でも食べないと、せっかく作ったクッキーが無駄になる。
そんなときに、可奈美ちゃんが突然あの言葉を口に出した。決して一生忘れられない言葉を。
「まぃちゃん!ともたち!わたしとともたちににゃろう!」
「え?」
「ともたち!だから、もうクッキーさんはいらない。」
元気で、天真爛漫、うまく言葉を話せない可奈美ちゃんはその時、私の友達になると宣言した。まぁ、クッキーさんが食べたいという意図も感じますが……それでも、彼女から私に友達を誘うことはとても嬉しかった。
だって、初めての友達だもん。
「いいの?」
「うん!」
笑顔で私を返した可奈美ちゃんは本当に可愛くて、愛おしい。
その時の私はあまりの嬉しさで、彼女と友達になった。
友達になった日々はとても楽しくて、幸せだった。もちろん、時々可奈美ちゃんが頻繁に稽古を求められて、困ったのですが……それでも、そんなに楽しそうな可奈美ちゃんを見て、つい彼女を甘やかしちゃう。
こうして、私と可奈美ちゃんは誰よりも仲良い親友となった。
けど、あの事件が起こり、私は自分が可奈美のそばにいられるかどうか迷っていた。
可奈美ちゃんは私のせいで、一緒に誘拐されて怪我でもされた。
あの時の私達はまだ刀使ではない、私達より強い大人たちにどうしようもなかった。
私を守るために可奈美は怪我された。
怪我された彼女を見て、私はとても怖くて、後悔している。
もし可奈美ちゃんは私の友達になれなかったら、こんな目に遭わないかも。
その後、事件が可奈美のお兄さんの活躍で、無事に終わらせた。
けど、可奈美ちゃんによる生み出された罪悪感と後悔があのまま私の中に積っていた。
それ以後、私はずっと可奈美ちゃんのことを避け続けている。もう可奈美ちゃんに辛い思い出をさせたくないから。
そしてーーある日。
「舞衣お嬢様、お客人です。」
執事をやっている柴田さんが部屋に籠っている私にあることを伝う。
そして、扉が開き、声と共に私は誰かに抑えた。
いいえ、抱かれた。
「まぃちゃん!あいたかったよ〜」
「かなみちゃん!?」
私を抱きつく女の子は私の友達ーー可奈美。
彼女は泣きながら、私を強く抱きしめた。
「…………では、ご友人と良いお時間を過ごせよう。失礼いたします。」
そう言って、柴田さんは部屋から離れ、扉を閉めていた。
「かなみちゃん、なんでここに?私は……。」
「ううぅ……さびしかったから。まぃちゃんとあえなくてさびしかった。」
「かなみちゃん……」
何か言い出す前に、可奈美ちゃんは先に言い出した。
「しっている!おにぃちゃんからおそわった、だから、まぃちゃんにわたしのきもちをつたう!」
私から離れ、可奈美ちゃんは初めて真面目な顔で私と向き合う。
「わたしはまぃちゃんといっしょにあそびたい、けいこでもしたい。もういちどまぃちゃんのクッキーをたべたい!」
「でも、わたしのせいで、かなみちゃんがまたきずつけられたら……」
「だいじょうぶ!おにぃちゃんがいる!わたしもつよくなる!だから、ともたちににゃろう!」
私の手を繋いて、可奈美ちゃんはまた泣いている顔だ。
「いいの?わたしはかなみちゃんのともたちになれるの?」
「うん!なれる!ずっといっしょにいたい。」
「うぅ…くすっ…かなみちゃん~~!!」
そして、私は可奈美と共に思う存分に泣いた。
もしかすると、その時の私はずっとこの言葉を待っていたのかもしれない。私は可奈美ちゃんと同じ友達を続けたいと願っているのかもしれない。
「まぃちゃん、ともに剣のみちをあるきましょう。」
「……うん!わたしもがんばってかなみちゃんの剣を追い付く。」
「やくそくだよ!」
笑顔でそう言ってくれた可奈美ちゃん。その日から、私は決めた。
私はこれからも可奈美ちゃんのそばに行き、ずっと彼女の親友として、彼女を追い付く。
それは私の新たな剣の道ーー親友のために進化する剣。
◇
運命のいたずらなのかもしれない。
御前試合の準決勝に同じ美濃関である柳瀬舞衣が自分の親友衛藤可奈美と対峙することになりました。
それを見た可奈美と舞衣の友達がこのような展開を受け入れない。だってお互いは仲良い親友で同じ美濃関の仲間だから。
ちなみに、美濃関中等部一の仲良い三人組の安桜美炎はある理由で来なくなっている。彼女からのメーセージではどうやら付近には荒魂が出現らしい。
彼女と何人の刀使たちは既に対処するために向かいに行った。
「礼、双方構え……写し!」
場内に立った二人は司会の指示を従い。試合が始まる前にお互いの出方を探る。
可奈美ちゃん、今まで何百回を持ち上げてきた。お互いの手の内はよく知っているからーー。
舞衣ちゃんの正眼は簡単に崩せない、技を誘って……。
お互いは数百回の試合を行っていた。その数は都より多くて、彼より可奈美の剣をよく知っている。
そして、可奈美も舞衣の強さがよく知っている。
刀使の中に少数特殊能力が持つ刀使がいた。舞衣はその中の一人だった。しかも、二つの能力が持っている。
一つは≪
もう一つは≪
この二つの能力は機械のレーダより頼られる。これも一般人が刀使に勝ってない理由の一つだ。
ちなみに都が全集中を使っても、透覚のような程度には及ばない。だから本人は舞衣に勝ってないと言った。
とりあえず、それを知っている可奈美も舞衣との毎回の試合に結構本気で戦っている。それでも舞衣は知っている……可奈美はまだ全力を出せていない。
可奈美に全力を出せられる刀使は多分美炎しかない。彼女の集中力が切れやすい問題がなかったら、間違えなく彼女と可奈美は美濃関最強の刀使だろう。
「…………っ!」
その時、舞衣は両足の膝を地面に着く。御刀をいつまでも抜け出せる姿勢を取った。
あれは、最高レベルの居合である。
ーーー私は私のやり方で可奈美ちゃんを追い付く。
◇
準決勝の試合が始まる直前、舞衣の挙動は会場全体に驚かせることにした。
「居合いなんて…!」
寿々花はあれを見て、驚愕の声を上げた。
そう、舞衣は居合の構えを取ってしまった。しかも、結構レベルが高い居合である。
居合か……!しかも、結構高レベルの……流石、舞衣ちゃん。
心の中に彼女を褒めた都は高レベルの居合を見て心がわくわくしてきた。何せ、自分も居合の使い手だから。
そして、都も舞衣がこうするの一番の理由が知っている。
すべてを出して、可奈美と真剣勝負をつきたい。それは舞衣が自分のやり方で可奈美を追い付く証である。
「どうやら、君の知り合いの思い切りがいいな。」
獅童もそれを見て、都に話をかけた。彼女の口調はどうやら舞衣のやることを讃えているように聞こえる。
「ああ……自慢の妹友だから!」
「そこは自慢なの?普通は“友達”でしょう?」
寿々花は冷静で都の言動にツッコミ。
「……始め!」
そして、試合が開始した一瞬、可奈美は迅移を使わず早い速度で舞衣の方へ走る。彼女の攻撃範囲に入る前に迅移へ変え、一瞬に彼女の左から背後に回り、右の位置にそこで攻撃する。
それを反応し、舞衣はそこへ一撃一殺の早い一閃を放った。これは全集中を使った自分でも防げない速度であった。
「………っ!」
しかし、可奈美は舞衣の居合いを“片手”で押さえて止めていた。そうしたら、可奈美は刀を下ろし、舞衣の写しが剥がれた。
準決勝は可奈美と十条姬和の勝ちで決勝へ進んだ。
可奈美ーーまた強くなったね。これではいつか超えられるかも……それにしても、仲良いだよな。あの二人。
倒された舞衣を引っ張って、可奈美と舞衣はともに笑った。
そんな光景に尊く感じる都は出口の方へ歩く。
「どこへ行く?」
さっきの試合に驚愕状態から戻った獅童はこの場から離れるつもりの都の方へ向く。
「大事の妹友を慰めて、妹を褒める。それは俺の責務だ。」
そう言って、都はこの場から離れた。
「本当にあの二人を大事にしているんだな。自分勝手の行動を取ったけど。」
「そうですわね……あの人は結芽のようなタイプですね。これでは少し苦労をかけますわね。」
ここから先の未来を考えて、親衛隊の第五席は優秀の人材だけど、行動が掴みにくい点は結芽と同様レベル。そこは頭が痛む点でもある。
◇
「お兄ちゃんは舞衣ちゃんに甘やかしすぎ!」
準決勝が終わり、昼休憩時間に入った。
美濃関側の休憩スペースのテーブルで都が旅館で作った弁当をご馳走する可奈美と舞衣ちゃんの頭を撫で続けた都たちの姿。
「そう?これは試合に負けた舞衣様への特別サービスだぞ」
そう言って、彼がやっていることは執事の様子には見えない。どこの執事は昼食のときにいたずら主人の頭を撫でるですか!
けど、舞衣は結構これをお気に入りらしい。本人は恥ずかしい反応だけど。
「……決勝でわざと負けるか」
そこでなぜかその結論を出した可奈美。
「おい、そうしたら許さんぞ!」
「そうだよ!可奈美ちゃん。せっかく決勝まで進んだから……」
そんな可奈美に困らせた二人はそれぞれの反応を示す。
ちなみに、可奈美の友達もここで昼食を。ただし、この三人はイチャイチャしすぎて入り辛い。
「わかったよ。いくら羨ま……私でも試合でそんな考えてないよ!」
「あはは……お兄さん。このあとも可奈美ちゃんを応援してあげて。私だけじゃ不公平だし。」
可奈美のことをいつも想っている舞衣がやっぱり天使!いや……女神か。
「なら、決勝に勝ったら。頭でも撫であげる。」
「三時間……。」
「うん?」
「三時間、私の頭を撫でたら、全力で勝つ。」
おい、その理由で決勝を取るのが流石にないわ!
可奈美以外の全員は共識でそう思ってしまった。
「冗談です。私はあの子……姬和ちゃんと戦いたい。だから本気で行く。」
「………そうか。」
「……可奈美ちゃん。」
どの道、可奈美は可奈美のままだ。
「でも私が勝ったら、三時間のなでなでサービスは本気で言ったのだからーーその後、頭を撫でくださいね!お兄ちゃん!」
「……わ、わかった。たっぷり可愛がってあげるから、勝ってこい!」
「うん!」
◇
決勝場は折神家本殿の白州にて行われる。
都と可奈美たち及び美濃関の生徒たちがしばらくの準備を行われている。
「美炎、結構遅れているな。」
「ごめん…!荒魂が多くて、なんとなく決勝までに間に合った!」
そこで都がよくやく出現した美炎を出迎える。
「………そうか、ちなみに彼女は誰?」
しかし、そこには彼女一人ではなかった。彼女の隣に長船制服を着ている女性がいる。
「初めまして、私は長船女学園高等部三年の
笑顔で自己紹介する女性。
見た目では青い短い髪の美人。見たところは優しい性格をしているお姉さん。
確かに前に美炎は彼女が美人だと言われた気がする……それにしても、胸大きい。
見たところはあの金髪の女性と同レベル……長船恐ろしい。
………っと、胸に関する思いはここまでにしておこう。舞衣ちゃんに怒らせちゃだめ。
「初めまして、美濃関学院高等部二年の衛藤 都と申します。美炎からもあなたの噂をーー」
「お姉ちゃんを呼んでもいいのよ〜〜?」
「…………えっ?」
「ちょうど可愛い弟が欲しいかも。」
笑顔でわけわかんないことを言ってしまった智恵に都は美炎の方に尋ねる。
「……諦めよう。ちぃ姉はああいう性格なんだ。」
そこで何か諦めた顔をしてた美炎。
「何か怖いな……」
「もう〜〜何も怖くないですよ。私は待っているから、心の底から私をお姉ちゃんを呼んでいる日を。そんなときは絶対可愛がってあげるね!」
「…………絶対呼ばないから」
この日、都が苦手のものがまた増えた。
お姉ちゃん自称する美人が怖い。
その後、決勝戦が間もなく始まる。
都は速やかに舞衣の方へ“避難する”。
絶対あの長船の自称お姉さんと隣席にしたくない。絶対に弟扱いされそう。
「これより、折神家御前試合、決勝戦を行います」
そして、いよいよ決勝戦の幕があげたところ。そこで、とある人物の出現で現場が騒ぎ出した。
「御当主の紫様よ! 私初めて見た!」
「私も!」
観客席の刀使たちの視線が一気に試合会場横の寝殿造の建物の方へと注がれる。あそこにいる人物は折神家当主、折神紫だ。今回は決勝戦の場にのみ立ち会うらしい。
そして四人の親衛隊と共に現れた彼女は、多くの刀使にとっての憧れの対象であるためか、観客席からは羨望や歓喜の声がひしめいている。
親衛隊の他の二人か……一人は中等部みたいな子だね。
都の視線が小さい女の子の方へ注目する。薄い桜色髪の女の子……彼女が親衛隊の一員だったら、一定の実力が持っているだろう。
少なくとも、可奈美たちに及べる程の実力者。
「礼、双方構え……写し!」
場内に可奈美と姫和が抜刀、正眼の構え、そして写シと流れるような動作で試合の準備をする。
可奈美……頑張れ。
間もなく始まる試合に、都も緊張の心持ちで可奈美を応援する。
「始め!」
試合開始。可奈美はいつものように相手の出方を探っている。元々柳生新陰流は後手を取る流派である、都でも間違えなく後手を取るだろう。
姫和もさっきの試合で、可奈美の実力を知っているはず。いきなり迅移を使うのではなく隙を狙っているーーように見えますが……。
何かおかしい………。
この観客席の誰よりも先に違和感を感じた都。彼女は構えこそしているが“その目は可奈美を捉えていない。別の何かを狙っている”。
「まさかーー」
そして、ようやく彼女が狙っている方向に気付いた都は前々から感じたその何か起こる感覚が再び感じていた。
あのバカ!どこを狙ってーー。
都がまだ口に滑ったことを完全に出していない瞬間に、十条姬和の姿が消えていた。
いや、消えたわけじゃない。彼女はあそこ、折神紫の元へ三段階の迅移を使って彼女を殺そうとしに行った。
◇
稲妻が走ったかのような音圧と衝撃と同時に姫和の姿が消える。可奈美が呆気に取られるのも束の間、姫和の身体が視線の先にいる人物――折神紫の眼前に出現した。
「それが――」
姫和の鋭い眼差しと共に放たれた小烏丸の刺突。その刀身が紫の身体を刺し貫く――はずだった。
「お前の、『一つの太刀』か?」
あと寸前のところなのに、姫和を嘲笑うかのように、紫の両手に“何もない空間”から“二本の御刀が現れ”、それを使って攻撃を弾く。
「ーーーっ!?」
その場にいた紫以外の多くの親衛隊以外の者がその行動に言葉を失い、硬直する。中には動揺と恐怖で悲鳴を上げる者もいた。
当然、最も驚いたのは絶好の一撃を難なく弾かれた姫和だろう。彼女も困惑していたようだが、瞬く間に構えを直し、もう一度紫に切りかかろうとした。
「がっ……!」
しかし、今度は紫ではなく背後から御刀に胸元を貫かれた。この場に姬和の写しが一瞬解けられていた。それをやったのは親衛隊第一席の獅童真希である。彼女は最速の反応で姬和を無力化にする。
彼女は例え相手が後輩であろうと、容赦なく御刀を上段切りの構えで、写しなし生身の姬和を斬り殺そうとしてた。
これは紫様を反逆する罪。誰であろうと、彼女と敵対する敵は容赦なく斬り殺す。それは親衛隊の役割ですから。
「はあっ!」
獅童の御刀が姬和ちゃんに斬り殺す……と、その瞬間に誰かに邪魔されて攻撃が弾かれた。
その者は彼女の決勝相手ーー衛藤可奈美だ。
「迅移!」
可奈美は真希の斬撃を受け止めたまま、背後の姫和に向かって叫ぶ。姫和は可奈美の乱入に困惑こそしたものの、一旦引くべきだと判断したのか、再び迅移を発動させ門の出口へと駆ける。可奈美もそれに続いて出口へと向かう。
「追うな。」
その二人を追いつこうと思っている親衛隊を止めて、折神紫は逃げた二人を見つめた。
「あはっ!」
「待て!結芽!」
その時、親衛隊一番控えしにくい
◇
本殿から逃げ出した可奈美と姬和の二人を見て、舞衣と多数の学生たちはこの突発の発展にまだ反応してこない。
バカ!なんて彼女を助けようとしているの!いや、そもそもなんてこんなことになってんだよ!
唯一この場に状況を掴むのが都一人だった。
「私も混〜ぜて!」
そして、すぐ可奈美と姬和の前に親衛隊の人が現れた。その人はあの年齢が一番小さい女の子だ。
「悪い、借りるぜ!」
「ちょっと……!?」
名前さえも知らない刀使の腰部分の御刀固定設備を解除させ、都はそのまま彼女の御刀を持ち出し、観客席へ飛び降りた。
これくらいの解除作業は鍛冶科の人にとって毎日の朝飯くらいのことだ。
「お兄さん!?」
舞衣の叫びを無視して、都は最大速度で可奈美たちより先にあの親衛隊のところへ走った。
最初は全力で彼女を止める!全集中!
「………!」
都は御刀を綺麗な一閃で、迷いなく彼女を斬りかかる。
そして、予測通りに彼女に避けられた。
「おにーさんは誰?邪魔しないで!」
「悪いが、うちの妹に通らせてもらうぜ。」
「お兄ちゃん!?」
「………一般人っ!?」
もちろんその行動が逃亡した二人に気付かれた。そんなところで都は大声で出す。
「姬和、可奈美!この隙にここから離れよ!俺がこいつを抑えられる間に……っ!?」
「へぇ〜〜やるじゃない。お兄さん。」
まだ話がまだ終わってない途中、結芽が突然都と距離を縮まり、刺突の攻撃をした。
それをギリギリに防げた都だった。
なんですか!危うく反応ができないその攻撃は!?
全集中の状態で都が初めて危機感を感じた。本来彼は相手の動きを先に読み、その初撃を完璧に防ぐはずだった。
けど、今回はギリギリの感じ。
「お兄ちゃん!」
「いいから走れ!」
自分が長く持たないと自覚していた都は急ぎに可奈美と姬和をここから送り出したい。
目の前にいる女の子が強すぎた。写しが使ったとはいえ、あんな強さは都が初めて見た。
もしくは、彼女は可奈美より上の強者なのかもしれない。
「………姬和ちゃん!せーのー!」
都の決意を感じて、都があの子を止めるその隙に可奈美は姫和と共に、御刀を媒介として筋力を強化する術、
よし、うまくここから逃げたみたい。けど……。
「おにーさん、おねーさんたちと代わりに私と遊ぶの?おにーさんは結構強いよね?」
目の前にまた大きな問題がある。
「別の遊びなら、付き合ってもいいよ。」
「なら!」
彼女が動いた一瞬、突然何者か介入してきた。
「結芽!彼を殺す気か!」
その者は第一席の獅童真希だ。
「全〜然〜!おにーさんはきっと私の斬撃を防げるから、大丈夫よ〜。」
「…………っ!?」
「動かないでね。動いたら殺します。」
その時、もう一人の親衛隊の此花寿々花は都の後ろに刀を首にかけた。
ちょうどその一瞬全集中が切れられたから、全然気付かなかった。
「チェ〜!つまんない。」
残念そうな表情で示した結芽は御刀を収まり、敵意を収まった。
それを感じて、獅童真希も一息を吐いて、御刀を収まり、都の方へ見る。
「さて、さっきの件でじっくりと説明させてもらうぞ。第五席。」
親衛隊の二人に捉えて、都はこれを最悪の状態だと呼ぶ。
どっちにしろ。これでただじゃ済まないと思う。
そして……万が一舞衣ちゃんにも自分や可奈美のせいで危ない目で遭わせられたらまずい。
なんとか次の段階で、舞衣を無罪にしてほしい。
今のところは都の実力は親衛隊にまだまだ及ばない。特にこの中に一番強い結芽に勝てる気がしない。戦力差が絶望すぎるからだ。
#第八話と今話の迅移設定部分を修正いたします。第四段階の迅移はライフル弾の速度でした……。それと、原作でも話せない設定……折神紫を暗殺するために使った一つの太刀は3段階の迅移です。