可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す! 作:黒崎一黒
次話の投稿は明日の予定。
それでは、どうぞ。
任務は私のすべて。
それは生きる意味、刀使とした使命です。
ーー私は最強になれなければならない、あの人の期待を裏切らないように任務を見事に完成させます。
それは糸見沙耶香という道具の存在意味だから。
「糸見沙耶香さん。このあとのことはよろしくお願いします」
「わかった。」
目的地に到着し、運転手に呼ばれ、沙耶香は車に降りて、運転手に頷く。
そして、彼女の視線は大きなアパートの方へ移る。そこは彼女の目的、ターゲットがそこにいる。
「任務を開始。」
抜刀、写しを発動し。彼女の目が虹色の色に変わった。
これは柳瀬舞衣みたいな特殊能力者の特徴。
そして、彼女のその能力は≪無念無想≫という自分に催眠状態をかけて、迅移を一瞬に加速して、連続に使うチート技。一般の刀使では必ずそんな状態の彼女と太刀打ちできない。
「………」
八幡力を使って、彼女は一気に目的へ飛び込んだ。
今日も、うまく任務をやり遂げられるでしょう。
◇
沙耶香が突入する数分前ーー
「ここは?」
「私の……仕事場所とも言えるところ。」
ここに住む2日目。恩田 累は晩ごはんの後、姬和達に「いいものを見せよう」と言い、彼女たちをパソコンルームに連れて来た。
「ちょっと待ってね。ちなみに、二人はもうお風呂した?」
ただパソコンだけの部屋に、累はパソコンにパスワードを入力しながら、二人に聞く。
「うん、した。」
そうしたら、二人は頷く。
「よし、二人共。パソコンの前に来て」
「うん。これはなんですか?」
「私は機械にあまり得意ではない……」
二人はチャット画面に疑問をする。彼女達はあまりパソコンを使う経験がないからだ。
「メールみたいの操作でいいから。返事して」
《ようこそ。グラディのご友人達。我々は君達を歓迎する。》と可奈美は画面のFinemanと名乗る謎の人物のメーセージを読み返す。
「……これは、一体?」
「好きに答えてみて」
「グラディ?」
「私のこと。」
自分に指差し、累はそう答えた。
確か、これは古代ローマの闘技場での剣闘士の呼び方。でも、累さんからにはそんな雰囲気が見えないが……。
《あなたは?》と姬和はそう返事すると、向こうからは《 Ally 》と返ってきた。
「えっと……?」
「味方という意味だ。お前はもう少し勉強をしろ」
「すみません……」
途中で姬和に説教された可奈美は「すみません」と呟く。
《たった二人の謀反者達。》
《手紙は持っているな》
Finemanが次々とメッセージを送ってくる。
《立ち向かう覚悟はいいね?》
《 Yes / No 》
手紙……?まさか!
姬和は自分が持っている手紙を思い返し、そしてまた疑問する。
なぜ、私が持っているこれの存在を知っているんだ?誰にも見せてないはず……。
「………大丈夫、本当にあなたの味方よ。」
躊躇した姬和を見て、累は自信満々に笑う。
「…………」
ボケットに隠した黒い携帯の存在を感じて、姬和はあの人と柳瀬舞衣が自分達を託した人を信じて、自分の意思で《 Yes 》と返信する。
《今日という日は完璧になった!》
《以下の場所へーー》
「これは………!」
姬和と可奈美はそれを注目する。その場所はーー。
「…………っ!?」
しかしその時、彼女たちを狩る侵入者がやってきた。
◇
「可奈美、千鳥を持って来い!あなたは奥へ!」
見事に襲撃者の奇襲攻撃を防げて、姬和は冷静で先に知った鎌府の襲撃者ーー糸見沙耶香と交戦中。
「了解!」
「はい!」
姬和にそう言われて、可奈美は急ぎに御刀を取りに行く。そして、協力者の累も奥へ隠れていた。
この子は可奈美のお兄さんが言ってた子なのか?手加減をしたいが……何なの、その速度は!
ぎりぎり沙耶香の斬撃を避けて、防げている姬和は彼女の速度に驚いている。
ーーこれは2段階の迅移!
これを使える刀使が多くにいるけど、こんなに連続使うのが見たことがない。
「うっ……!」
ベランダから追い出されて、姬和は同じく追い付く沙耶香と落下中で刀と刀をぶつけ合い。
そして、地面に落ちる瞬間、姬和は速やかく距離を取って、彼女と離れる。
しかし、彼女はすぐ姬和を追い付く。
しつこくすぎる……!この子の速度は異常だ。
これでは手加減などはできない……!彼はあんなに頼んだのに……。
彼と秘密通話の後、彼からメールを届いた。主に折神家が新たな追う手を配った情報でした……しかし、その内容は追う手である糸見沙耶香との戦いに手加減してほしいと頼まれた。
最初はそんな甘い考えを持った彼を叱るつもりだが、つい彼の頼みを受け取った。
ただの予感だけど、彼はもしやあの子なのかもしれない。
「どういうことだ……迅移は一瞬に加速する技ではなかったのか?」
けど、
「しまっーー」
隙が捉えられ、姬和は彼女の斬撃を受けて、写しが剥がれた。
「うっ……!」
姬和は膝が地面に崩して、目の前の白髪の女の子を睨む。
このまま、負けるわけにはいかない。私はまだやらなければならないことがある!
姬和は再び写しを被った。
「はぁぁ!!」
そして、同じく迅移を使って、突刺攻撃をする。
「………」
けど、簡単に背後に回された。
早っ!けどーー。
「そうはさせない!」
もっと高い段階の迅移を使って、攻撃を回避し、姬和は攻撃で隙だらけの沙耶香に刀で振り落とし、彼女の写しを解除させた。
「これで、一応彼との約束をーーなっ!?」
姬和が安心したところに、彼女はまた立ち上がり、沙耶香という子は再び構えを取る。
またやるつもりか!?写しなしで?いや、あの目ーー能力の影響なのか?
彼女の目を気づき、あの光った虹色の目はどう見ても怪しい。
そして、彼女は再び襲ってくる。
「ーーーっ!」
危うくのところ、姬和はぎりぎり彼女の攻撃を回避する。
今の速度はーー“さっきのと全然変わらない”。
「写しなしで、迅移を使えるの!?」
姬和は目の前に起きた異常現象に驚かされた。迅移を連続に使うのが、もう滅多にないことだが、さらに写しなしの状態で迅移を使うとは……。
あまりにも非常識だ。
「……くっ!」
避け、防げて。ただ一方的の防衛で姬和はどんどん沙耶香に迫られた。
これが刀使の中で少数にいる能力者なのか、厄介すぎる!
けど、もっと厄介なのは彼女の能力ではない。“彼女を斬れるのに斬れないのだ”。
彼との約束のせいで、姬和は得意の攻めをやめて、防衛に集中する。
けど、このままじゃ、いずれ敗れる。
「やはり斬るしかーー」
あまりにも心が痛む選択だ。姬和は彼との約束を破れたくない。けど、このままではどうしようもない……なら、ここはーー。
「駄目!姬和ちゃん、次は私がやる。下がって」
そんな時に、可奈美は写しの状態でやっと参戦した。
◇
「お前ーー」
「私が沙耶香ちゃんの相手をする!」
「彼女を斬る覚悟があるのか」
「ーー斬らない!」
「ーーー!」
可奈美が決意を込めた言葉に驚愕する姬和。彼女は可奈美がどうやって、相手を切らない条件でこの場から抜け出す方法が思い付かない。
「…………」
「……………!」
さっきと同じように、沙耶香という子はすぐ襲ってきた。そしてその目標はどうやら可奈美に変えたみたい。
「ふむっ!」
当然のように、可奈美は初撃を簡単に防げた。
そして、沙耶香から次々の攻撃を可奈美は冷静に読み対応する。
この子の剣はどこかおかしい……前はこんなじゃなかった。
ただ数回の攻防で可奈美は何かを気付いた。
糸見沙耶香の“攻撃が単調しすぎた”。前の御前試合の対決より読みやすい。これはまるで魂が剣に籠ってないみたい。
魂が剣に籠ってない?
そういえば、お兄ちゃんの剣も魂が籠もっていない……あるのは鍛えられた剣の技術のみ。
「……………」
何なの、こんなの……認めない。
お兄ちゃんみたいに剣を熱が籠もってない剣は認めない!もう見てられない!
長年、都の剣を見続けていた可奈美は我慢できず、初めて兄への不満を放った。
彼女はずっとそんな剣を見てられなかった。そして、第二目の使い手の出現で完全に可奈美を怒らせた。
「こんな……魂が籠もってない剣じゃーー何も斬れない!」
簡単に攻撃を避け、隙を狙った可奈美は無手型で沙耶香の御刀を奪い捨てる。
この行為はまるで、兄への怒り。
「………あっ。」
「御刀を……!」
御刀が奪われ、沙耶香は攻撃手段を失うと同時に、目に光る不気味な虹色の光も消えて元の瞳色に戻った。
どうやら、御刀がその能力の発動原因だ。
「覚えてる?沙耶香ちゃん。私はこの前の一回戦の衛藤可奈美だよ。」
「…………」
「あの時、あなたと対決して凄く楽しかった。できれば、またあなたと戦いたい!だからーー」
「…………!」
写しを解除し、可奈美は少し悲しいそうな笑顔で沙耶香の手を優しく握る。
「もうそんな魂が籠もってない剣を使わないでね、約束だよ。」
「………あっ」
その時に沙耶香はまたあの感触を味わった。あの人からもらった感触と同じ、心がとても苦しくて、温かい……なんて?
沙耶香はわからない……彼女はずっと都を自分の特別だと思っていた。
「可奈美……お前…」
結局ーー私には“斬る”という選択肢しかなかった。……だが、可奈美は……。
さっき、自分が実行しようとした選択に姬和は情けないと感じる。
もし可奈美がいなかったら……私は…あの子を殺すだろう。
手が震えて、姬和はこの件で初めて人を殺す恐怖が心に刻んでいた。
前と言ったような、伊豆攻防戦はカットします。あまりにも長くて、ほどんとは戦闘のシーン。それと、基本はアニメの内容と同じ。
次話からはやっと沙耶香の英雄編に突入。