可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す! 作:黒崎一黒
ちなみに、先日は此花寿々花の誕生日をお祝いとして寿々花の誕生日シーンを書きたいですけど、どうしても時間シリーズが合わないので、諦めました。何にせ寿々花が味方になるのは波瀾篇なのですから。
静かな鎌倉の夜に、大きな連続
ドオォーン
音を超えたS装備射出用コンテナは、折神本家近くに落ちていた。
着弾地点周辺は約数メートルの深さの穴が形成されていたことから、現代でもいかに質量兵器や砲弾が馬鹿にできない威力を持つ。まさに大規模破壊兵器である。
幸いのところ近くには民家や住人がいないため、死傷がゼロ。まぁ、これも折神朱音が大部の注意を惹きつけたおかけとも言える。
そして、着弾した一分立たずにコンテナからS装備を着用している六人の刀使が現れ。彼女たちはそれぞれ決心を持って、折神家へ走り出す。
刀使の歴史有名の戦略、折神家急襲作戦がここから始まる。
◇
折神家急襲作戦が始まると同時に、折神家地下施設ーー
一人の少女は大きな揺れから目覚まし、そして頭に纏う包帯を解かす。
髪の根元から白く、先端近くだけは黒い髪。それを肩の辺りで綺麗に切り揃えている少女。感情すら感じない無表情の顔と死んでいるような目。
けど、彼女は糸見沙耶香のような感情を表に出すのが苦手なタイプとは違い、自己表現という概念が死滅したような雰囲気だ。今だに制服を着ていないが……彼女は親衛隊最後の一人――親衛隊第三席の
彼女に関する噂はほどんとない。御前試合で上位の成績を修めた獅童真希や此花寿々花、至上最年少で抜擢された燕結芽と違い、彼女に関しては目立った話題はない。
………どうやら、敵襲のようだ。
さっきの異常の揺れから少女はそう判断した。これは地震ではない。地震なら、こんな短いではなかった……ならば人工的な行為だと思われる。
ベットから降りて、少女はすぐ着替えの準備をする。そのため、この部屋から離れなければならない。ここは病室、折神家地下研究所でもある。
数日前、伊豆の戦いで怪我した彼女はずっとここで休養中だ。そして、身体が大部分回復されたところに夜見は早く自分の務めを果たしたい。
これもあの人と、折神紫のためである。
「…………あれは」
病室から出ようとする夜見はたまたま視界に入ったあるものに目を惹きつけられた。
そっちに覗うと、もう一つのベットの上に一人の男が呼吸器を使って、そちらに昏睡中です。
髪色と顔立ち………間違えなく、この人は親衛隊元第五席候補の衛藤 都である。彼はどうやらひどい怪我が受けられて捕まられた。そして、ここで治療しているようだ。
「…………」
夜見はずっと都の顔を覗う。だが、これは特別の行為なんじゃない。ただの好奇心による行為だ。
彼は確かに実力により折神紫に選抜された人材ですが、刀使ではないゆえ、弱いに違いない。
弱いか……まるで自分みたい……。
かつての夜見も弱いんだ。ごく普通にいられる彼女はただ目が立たない刀使だった。けど、ある日に高津学長から授かった力を受け入れられて、彼女はようやく普通から離れて、誇れ高くの親衛隊に入らせた。
これは刀使の誇り、皆が憧れる地位である。本来普通の自分では到着できない場所なんだけど……あの人のおかけでたどり着いた。
親衛隊として選抜されたその日の夜に夜見は嬉しくて泣いた。だって、これは彼女が諦めた夢の場所なんだ。こうして実現できたのは夢みたい。
だから、夜見はこの力を自分に授かったあの方に大きな恩がある。その恩を返すために彼女は毎日一生懸命その力を使い、折神紫と親衛隊の仲間とあの大方のために頑張り続けた。
「貴方も誰かのためにその弱そうな身体を使って、我々と戦ったのですね。お互いの実力差が大きく離れたのに……勇敢な人ですね。貴方は。」
褒めるような、貶めるような言葉を表す夜見。一瞬だけ、彼女の瞳は羨ましいという感情が漂っている。
「…………少し待ってください。」
長い沈黙に夜見は何かを思い付き、誰かに話すような口調でここから離れていた。
それから数十分経ち、彼女は急ぎにここに戻った。よく見れば、彼女は既に制服を着換え終わった。
「………少し遅かったのですが、目が覚めたら……これを食べてください。元気をつけられたら、良いのですか……」
再び彼の目の前に歩いて、彼女は自作のおむすびを都の隣の机に置いていく。
これは彼女なりの関心なのか。彼女自身もわからない……けど、似た同士として夜見は少しでも彼に元気をつけたい。
「………それでは、私はそろそろ行きますので……ここでゆっくり休んでください。第五席。」
また彼を仲間意識をする夜見。彼女の心底はもしや、少し親衛隊がもう一人が増えることに期待しているのかもしれない。
親衛隊は彼女にとって、居場所……家族だもん。
そして、彼女はこれを守るために戦場へと向かった。例え自分は悪だとでも、この居場所を守り致します。
◇
夜の鎌倉は、もとい折神家本邸は不気味なほど静寂に包まれ、月の光だけが頼りだった。
そんな中、可奈美達六名はただひたすらに進む。目標は2つ、衛藤 都の救出とタギツヒメの討伐。
それを実現するために、彼女たちは2つのチームに分ける。可奈美と姬和は折神紫を倒す、他のみんなは衛藤 都の救出を集中する。
そして、姫和と可奈美達が最初に出会った門の前まで進み、中に飛び入る。御前試合決勝戦の時に見た白州の光景が再び目に焼き付く。
「どうしたの?可奈美。」
「皆と出会ったこの場所、また戻ってきたって……」
目の前の光景に感慨した可奈美。確かに、ここは彼女たちが出会った場所である。
「そうだな……また戻れられると思わなかった。」
姬和も少し懐かしいと感じた。この場で可奈美と都に助けられて逃げられた。が、またここに戻っていくとは、本当に運命なんですかね。
……都。今度は私……私達が貴方を助ける。
「感慨に吹けるのが早い。」
「沙耶香の言うとおりデス。ストームアーマーの活動限界は予備電池を含めても三十分。その間にタギツヒメの討伐とミヤミヤの救出をしなければ」
「時間はどうやら私達の味方ではないようですね。」
「まぁ、ストームアーマーの設計はこうデスし。これはもう普通より一番活動時間が長い装備デスよ〜〜」
つまりこれはもう舞草最良の装備ということ。ならば、ちゃんと運用しなければと思っている姬和。
「では、まず手短いに確認する。朱音様の話により折神紫は恐らく祭殿の方にいる。」
「私のスペクトラム計もそっちに反応する。どうやら本当にそっちにいるみたい。」
「祭殿?」
「折神家一番深い場所。ご当主様しか許されない禁足地。」
舞衣の疑惑を解明する沙耶香。彼女はよく折神家に連れされて、ここのことはここにいるみんなより知っている。
「じゃ、大荒魂にいるのは……」
祭殿の方に見つめる可奈美と姬和。そこにいるのは運命の敵、この世に一番強い存在。
あれを倒さなければ、世界が終わる。都を救い出しても無駄になる。
「………そちらに行くぞ!沙耶香、都のことを頼む。」
「わかった。」
沙耶香に向かってそう言う姬和。彼女の速度と実力なら最速の速度で都を救出することが可能だ。そして、彼女はこの場で姬和を含めて三番目強い刀使。
「俺とエレンとねねは別働隊みたいなものだね。舞衣、指揮の方はよろしく」
「ね!」
「うん、任せて」
大体の方針が決まった後、全員はそれぞれの目的へ移動すると思ったのだけど。後ろから凄く睨まれた気配が感じられた。
「……にひ!」
さっき可奈美たちが越えた大門の上に一人の女の子がそこに立っている。薄桃色の髪とその不気味な微笑み……その様子は舞衣が忘れられるはずがない。
「あの子はーー親衛隊第四席燕結芽!」
そのことを聞いた舞衣と沙耶香以外の四人は一瞬動揺しているが、すぐ警戒を最大限に上げる。
「えっと……フッ、決めた!」
可奈美たちを眺めている結芽はこの場にいる全員を見回る。そして、すぐ視線を可奈美に止まった。
確かに、あのおねーさんはおにーさんの妹さんですよね?どうにも強そうに見える。
獲物を決めた結芽はなんの予備動作もなく、迅移を使って、最速の攻撃で可奈美を攻撃する。
ーーーー!?
ぎりぎり攻撃を防げた可奈美は結芽に本殿までに押された。
攻撃が早い!そして…重い!
やっと彼女の攻撃を弾けたところに、可奈美は距離を取った。
手が痺れる……この子強い!
「あはっ!流石、おにーさんの妹さんだね。私の初撃を防げるのはあのおにーさんと千鳥のおねーさんだね。」
「お兄ちゃんのことを……まさか、貴女はお兄ちゃんと戦った親衛隊の人なの!?」
「うん、そうだよ。確かに、おにーさんはとても強いけど、私にはまだまだだね。身体のどこにも私の刀で傷つけられて、肩も私の御刀に貫かれた〜。凄く痛そうな顔でも晒したのよ。おにーさんは」
相変わらず煽っている言葉扱いする結芽。彼女は早く本気の可奈美と戦いたい。そのために可奈美を怒らせる。
「………………許さない」
そうしたら、可奈美は凄く怒っている目で結芽を睨んで呟く。
可奈美は確かに都が傷つけられたことに怒っていた。が、最も許さないのは……その舐めた口で彼を舐めるところ。
お兄ちゃんはいつも強くて、尊敬できる人。そんな好きな人がそう言われて、妹としては許されない。
「お兄ちゃんを傷つくやつは……許さない!」
結芽の挑発に乗った可奈美は怒り任せて結芽を攻撃し始めた。それから、両方激しい攻防戦が始まった。
◇
数十回以上の攻防に、可奈美と結芽は最小の動作と最速の攻撃でお互いの攻撃を避け、防げて、攻撃する。
まるで流れのような動きを取る二人は各流派の真髄を引き出している。
この子は強いと戦いながら、可奈美はそう思っていた。今まで戦う相手より遥かに強かった。
都と稽古するよりも、激しい攻撃だ。どうにもお兄ちゃんは彼女に負ける……いや、そもそもこの子を相手に良くもそこまで戦った。
「うっ……!」
何回もぎりぎり攻撃を避けて防げた。見えるのに、結芽の反応速度と攻勢で可奈美は柳生新陰流の特性をうまく発揮できない。
多くの技も直感でうまく回避した。
すべての動作を読む余裕がなかった。お兄ちゃんみたいな自らの限界を自由に最大限にする異能技もないし……。
さらに数回の攻防で、可奈美は結芽の攻撃を避けて地面に倒れ込んだが、動き止まらず地面にくるくると彼女の追撃に避け、立ち直り構えを取って迅移で斬りかかる斬撃を避ける。
「やっぱりだ。おねーさんは誰よりも強い!」
一段攻撃を止まった結芽は嬉しそうな表情でそう言う。刀使を相手によほど楽しかった。
「ぐっ……!」
彼女の顔を見ると、可奈美はどうしようもないと思ってた。本来はお兄ちゃんのために怒った可奈美は彼の仇を取るつもりですが、戦いの最中に徐々冷静を取り戻した。
この子は全力じゃなきゃ倒せない……いや、対抗できない方が正しい。
「だから、おねーさんを倒せば、私はーー」
一方的の会話が終わり、彼女は再び可奈美を襲う。攻撃はさっきより激しい。
「……うあっ!」
結芽に抑えられて、可奈美は背中が柱にぶつけられた。
「ーーー!?」
けど、その瞬間漏れた隙に結芽が笑顔で可奈美の下から突っ込んできて、ぎりぎりの範囲で可奈美は頭を右に傾く、突刺攻撃を避ける。
それから、また一連の短い攻防戦。
強いッ!これは天然理心流の極地!私も……!
結芽の強さに刻まれていた可奈美はどんどんこの戦いに楽しいんでいた。
目の前にいるのは天然理心流の達人。まだまだ自分の流派の免許皆傳を取ってない可奈美にとって、彼女は遥かに立っている存在。
彼女を追いつくために、可奈美も全力を出す。
結芽が左下からの攻撃を避け、可奈美はこの隙に全力で彼女を斬るが、彼女はすぐ後ろに飛んでいて、距離を取った。
「はぁ……はぁ……はぁ……まだだよ。おねーさん。」
………この子、何を急いでいる?
結芽の息が急に荒れている様子を見て、可奈美も一時に攻勢を止めた。
「はぁ……はぁ……楽しいね。」
とても辛そうな表情でそう言っている結芽。
彼女はどうしたの?なんであんなに苦しそうなんだろう。……ううん、彼女に同情の目をするじゃない。きっと何かしらの言えない事情がある。
どう見ても哀れの様子だけど、可奈美は彼女の言語に頷く。
確かに楽しい。彼女と戦うのは自分の魂が燃えてきた。もっと彼女と戦いたい……!もっと彼女の凄いところを見たい!
「……すぅ……はぁ……」
呼吸を整う。結芽は再び体勢を立て直す。
「結芽ちゃん、もっと楽しもうね!」
「言われなくても……行くよ、おねーさん!!」
こうして、二人は次のラウンドを始まるのところ、
「横やりぃ!」
「ダイナミック!」
エレンは金剛身で結芽を抱きつく、彼女をここから連れて行く。そして、薫もその大きな御刀
「ひゃああああああああ!」
滅多聞こえない悲鳴と共に可奈美は飛ばされて、姬和にキャッチした。
「行くぞ、可奈美。」
そして、そのまま片方の肩で彼女を抱きつき、舞衣と沙耶香と共に前へ進む。
「ちょっ……!待って…!?姬和ちゃんっ!舞衣ちゃん!私はまだあの子とーー」
「いいから!今のは都くんとタギツヒメの方が重要でしょう!」
まだまだ結芽と戦いたい可奈美ですが、すぐ舞衣に黙らせた。
一方その頃ーー
「この………!」
白州までに連れ出されて、結芽はエレン斬りかかるですが、彼女はすぐ結芽から離れて距離を取る。
その頃、薫も迅移を使ってここに来た。
「もう少しだったのに……!なんで余計な真似をするの!」
「その顔が見られただけで、残る甲斐がある。」
「傷ついた舞草の仲間たち。貴女に大きな貸しがありマス!」
二人に邪魔されて怒っている結芽に対して、薫とエレンは少しスッキリした顔。
「だから、なに?そんなの、弱いのが悪いだけでしょ!知ってるよ。おねーさんたちは弱いから、ここに置いていかれたんだ。」
「それで、千鳥のおねーさんとおにーさんと違って、二人かがりでなきゃ私を抑えられないんだよね!」
結芽の責め言葉に二人は少しムカつくけど、彼女が言っているのが事実。一人だけでは彼女と太刀打ちができない。
「そうだな……まぁ、ムカつくけど」
「事態を冷静に把握し、最良の判断を取れる指揮官が頼もしいデス。」
「それと、俺たちは二人だけじゃない。二人と一匹だ!」
「ねねっ!」
けど、彼女二人と一匹なら最強の刃にもなる。
「だから、なに?いいよ、すぐ片付けて追いつけるんだから!」
そう言って、結芽はすぐ彼女たちを攻撃する。けどエレンに攻撃を弾けられて、同時に薫はその大きな御刀を上段斬り直面で振る。
「ーーーー!!」
ぎりぎり絶大の攻撃を結芽は後ろの方に退避した。あれに当たったら、写しは絶対解除される。
「ちぇ……避けられたか」
「すぐ楽しませてあげるので、ご安心クダサイ」
二人の余裕ふりに、結芽はさらにムカつく。
ぐっ……!もう時間が……ないのに……!
◇
祭殿に向かう可奈美達ーー
「…………ないから。」
その途中に、舞衣は突然足を止まって、変な言葉をブツブツ呟く。
姬和三人達は舞衣の異変に気づき、共に止まった。
「時間がないから……私達の最大の戦力は間違えなく可奈美ちゃんと姬和ちゃん。けど、私達の誰一人でもあの子を抑えられないのは知っている……ううん、二人でもどうか……」
「だから、あの場の最善は連携が一番うまい薫ちゃんとエレンちゃんだと判断して……私は……」
自分の判断が間違わないかどうか迷う舞衣。彼女の優しい心は自分の指示で結芽を足止めする薫たちのことを心配している。
あの子が強い……お兄さん……都くんさえも勝てない相手。可奈美ちゃんも結構苦戦している。
そんな相手に薫たちは勝てるかどうかわからない……もしかすると、殺されるかもしれない。
そう思うと、舞衣はとても不安でした。
パァァァーー
その時、響いた音が全員の注意を逸した。
「……………っ!」
可奈美は自分のほっぺを叩き、痺れた痛みが可奈美には少し耐えられない。
でも、これで目を完全に覚めたのだ。
「ごめん、もう大丈夫だから。もう頭が熱くて大事なことを忘れないから」
「可奈美ちゃん……」
「今の目標はお兄ちゃんを救って、折神紫様を倒すこと。舞衣ちゃんのおかけで、思い返したーー」
「だから、ありがとう、舞衣ちゃん。そばにいてくれて」
笑顔でそう言ってくれる可奈美。そんな彼女を続いて他の二人も。
「そうだな。お前という指揮者がいることは凄く安心する。だから、お前の決断を信じる。」
「私も、舞衣の言うことを聞く」
「みんな……うん!ありかどう、みんな。」
危うく嬉しすぎで、涙が溢れ出す舞衣。彼女はずっと自分の実力を疑っている。
だって、今まではずっと助けられたばかりだ。
都くんもずっと私を信じていた。例えあの時は迫られた選択としても……そんな選択をした私に彼も一生懸命で戦ってくれた。
そして、可奈美ちゃんたちも私のことを信じている……ならば、私も自分を信じなきゃね。
それに、私はもう迷わないと決めたから。
「………ここから先は別れるところ。都くんは別の方向にいるから、私と沙耶香ちゃんはそちらへ向かいます。」
もう一度心を立ち直った舞衣は大丈夫そうな顔で、次の行動を説明する。
「ああ……ここから先の直線の道は私と可奈美がやる。お前たちは都を頼む。」
「うん!任せーー」
そんなときに荒魂の群れが突然舞衣を飲み込み、彼女を隣の部屋に連れて行った。
「舞衣ちゃん……!」
「舞衣……!」
それを見届けた三人はすぐ心配に舞衣のところへ向かうだが、沙耶香は突然姬和たちを止まらせた。
「ここは私に任せて、二人は先に行って!」
「え……?でも……!」
「行って!舞衣は必ず守るから!」
必死な顔で伝えたいことを伝う沙耶香。彼女の瞳から強い意志を感じる。
「………可奈美!」
「うん……!沙耶香ちゃん、舞衣ちゃんを頼む!」
そんな彼女の意志に可奈美たちは次々ここに飛び込んた荒魂を斬りながら前へ進む。
そして、沙耶香はそのまま舞衣のところへ行く。
「舞衣!」
「沙耶香ちゃん!?」
一人で荒魂の群れと戦っている舞衣を加勢してきた沙耶香。
「私も戦う……!」
「………可奈美ちゃんたちはもう先に行ってるのね。」
「うん……」
「なら、なんとかここから抜き出し、作戦通りに都くんを探さないと!」
「はい!」
二人かがりでゆっくり周りの荒魂を減らす二人。けど、そこに最悪の相手が現れた。
「やはり帰ってきたわね沙耶香、……どう?この世に貴女の望んだ物が有った?それとも貴女が望んで得た物は何の価値も無いことに気付いて、捨てて来たのかしら?」
「……高津……学長……」
二人の前に現れたのは高津学長と親衛隊第三席皐月夜見。その姿を見た沙耶香は怯えか、驚きか、あるいは嫌気か、複雑そうに顔を歪めて呟く。
「どちらにしろ。ようやく会えたわ。柳瀬の小娘!」
彼女の顔は狂っているように見える。
「ご無沙汰しております。高津学長。」
沙耶香を庇って、舞衣は御刀を彼女と夜見に向う。
「相変わらず、その無礼な態度ですね。いいでしょう、貴女たち二人がここにいることで、私もようやくあのカギを復讐できますから。」
「復讐……?」
「ええ……貴女を利用して、衛藤 都に死ぬほど絶大の痛みを与える復讐だよ」
瞳が狂っていて、顔も歪んでいく。彼女は衛藤 都への憎悪はもう彼女の理性をどこかに捨てちゃった。
結芽は多分一番戦闘シーンが多い敵キャラと思う。原作では姬和以外の主人公チームのみんなさんと戦っていました。うちの作品では沙耶香と舞衣と戦ったことはないですが……それでも都だけでは彼女と二回に戦った。ある意味では都は最強じゃーね?可奈美たちは一人ずつ結芽と戦っていました。二回で結芽と戦うのは都しかない