可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す!   作:黒崎一黒

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次回からはアニメ第14話の終了になる予定です。そして、なんと夏服可奈美がOVA配信記念☆四確定メインチケットできました!前はずっと出なかったことに悔やんでいましたけれども、最後彼女はうちへ来ることになりました!ありがとう!刀使ノ巫女!愛しているぜ!


第37話:子供の成長

 同時刻、綾小路武芸学舎――地下施設。

 

 

 

 厳重に複数の認証装置をクリアした先にその場所がある。

 

 相楽結月はとある人物に呼び出され、尾行に警戒しながらその場所を訪れた。

 

 「………」

 

 「お待ちしていましたよ」

 

 相楽学長を出迎えたのはやけに得意気な表情に満ちた本来行方不明の高津学長だった。彼女は四ヶ月前の夜からは失踪したはずだが、彼女はここでその嫌そうな雰囲気をブンブン発散しておる。

 

 それと、彼女がいるということは……あの人もいるだろうと、部屋の奥の方を見回ると、無表情でこっちを見つめる皐月(さつき)夜見(よみ)の姿があった。

 

 「では、こちらへどうぞ」

 

 案内されるがままに部屋の中を移動すると、複数の機材と研究機材とコンピュータ機器。

 

 その中でも一際目立っているのが、壁面に設置されている細長い保存用棚――そこ入れられているアンプルだ。

 

 「これは全て完成品か?」

 

 「ええ、勿論。」

 

 高津学長は近くの机に置かれている注射器を手に取る。中身は棚に入れられているものと同じ、赤黒い液体で満たされている。言われるまでもない、これはノロだ。

 

 「夜見、来なさい」

 

 「はい」

 

 高津学長に呼ばれ、夜見は彼女の前に立つ。向き合った夜見の首に注射針を突き刺し、中身を注入する。その途端、夜見の瞳に紅い色が灯り、身体から黒い瘴気が立ち昇る。

 

 「これは人をより上位の存在へと進化させるもの。これにより、人は老い、病、肉体的損傷、才能の優劣、あらゆる苦悩から解放される!」

 

 「……なるほどな」

 

 淡々と無感情で反応する相楽学長。内心ではこれが馬鹿馬鹿しいと思っていた。あの力はあの少女(結芽)さえも救えなかったのだ……。

 

 「これを完成させられたのもあなたの資金援助があったお陰です、相楽学長」

 

 ここまでの生産量、完成度は明らかに以前の結果を上回っている。高津学長が刀剣類管理局内に秘密裏に作っていた研究施設内では、現在の半分以下が関の山だった。

 

 数ヶ月前に高津学長に話を持ち掛けられ、学院内の施設の一角と資金の提供を行ったのだ。

 

 「……参考まで聞きたい、高津学長」

 

 「何でしょうか?」

 

 「これを何に使うつもりなんだ?」

 

 この場にいる夜見もそうだが、親衛隊がノロを肉体に投与していたことは既に知られている。

 

 今しがたの行為から見ても、高津学長の目的が公にできる類のものではないのは確実だ。そもそも、そうでないならこんな風にひた隠しにしたまま研究はしない。

 

 「崇高な目的のためですよ」

 

 「……?」

 

 「私の手でこの世界は救われる。そう……全人類を全ての苦しみから救うのはあの大方の望みですから」

 

 予感は的中していた。彼女は冗談や妄言でこんなことを言っているのではない。

 

 本気で自分が正しいと思い込み、実現可能だと信じているのだ。

 

 「……“姫”なのか?」

 

 「はい、あの大方は愚かな折神紫と違って、この世のために動いているんのです!」

 

 まるで神を称えているように、彼女はどんどんあの“姫”の信者になっていく。

 

 「その姫は今どこに?」

 

 「彼女なら、既に“外へと散歩しました”。」

 

 高津学長の代わりに答える夜見。それはつまり……また被害が出るようですね。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 数時間後ーー特別希少金属利用研究所

 

 

 

 「雪、俺はどうしたらいいのかな?」

 

 お茶会が終わり、その作業を行うユメは自分の御刀と対話している。

 

 彼は柳瀬家と古波蔵家の事情を知った後、彼はここで止まることがいいのか、迷っている。

 

 家族は何より重要の者。今は一刻早く妹のそばに行って、彼女と再会すべきじゃないのかって……迷っていた。

 

 可奈美は母が自分に託した大切な妹。その妹を守る、可愛がるのは兄、俺の役目だ。

 

 今でも寂しがっているのだろう。舞衣ちゃんみたいに……。

 

 「ユメさん?やっと見つけた!」

 

 背後が誰かに呼ばれて、そちらへ向くと、柳瀬舞衣がそこにいた。

 

 「舞衣様?もう一人の方は?」

 

 「古波蔵夫婦のところに行ったよ。それよりなんでここに一人?」

 

 「そ、それは……少し悩みことです。」

 

 苦笑い…って仮面を被ったから、相手も見えないか。

 

 とにかくユメの顔はそういう顔でした。

 

 「………よかったら、私と相談しませんか?私もユメさんと相談したいのです。」

 

 そう言って、彼女いつもみたいに優しい笑顔で隣に立つ。

 

 「舞衣様、あまりご家族以外の男性と近づくのは良くないことですよ。貴女は素敵な女性方ですから、もっと身の安全をーー」

 

 「でも、ユメさんは私に手を出さないのでしょう?」

 

 「それはもちろん!」

 

 「なら、それは安心できます。ユメさんはちょっと私の知り合いと色々似ています。そのせいなのか……私はユメさんの隣に立つと、凄く安心するんだ。」

 

 「それは大変な褒め言葉でございます。」

 

 彼女に信頼されて凄く嬉しかった。けど、少しだけヤキモチのような気持ちが燃えてきた。

 

 「……では、相談の話に戻りましょう。まず、舞衣様からです。私のことより舞衣様の方が重要なんですから」

 

 「私は……うん、そうですね……」

 

 深呼吸し、舞衣は勇気を絞り出す。

 

 「ユメさんは私が立派な刀使だって言ったわよね?それで私は刀使の一面が認められたっていう意味ですよね?」

 

 「はい。」

 

 「なぜ、そう思うのですか?」

 

 舞衣にそう尋ねて、ユメは数秒考え込む、やがて口を開いた。

 

 「その御刀からです。孫六兼元は貴女を主人として認め、現在でも貴女の力になっている。それはつまりこの御刀は貴女を良い刀使だと見ているのかと私はそう思います。」

 

 「先ほどフリードマンさんたちが言っているようにノロは寂しさがある。対して半身である珠鋼もそのような感情が持っているじゃないのか?元々御刀は基本珠鋼で作られた物。そして、刀は主人を選ぶ特性がある。ただの物はなぜ主人を選ベるのか不思議とは思いませんか?」

 

 都の質問に舞衣は答えられなかった……この質問はずっと考えていなかった。

 

 なんて御刀は持ち主を選ぶのでしょうか?例え学校でもそのようなことを教わってない。

 

 そして、ユメは話を続く。

 

 「そこで、私は思うのですよ。きっと御刀は私達のように感情があります……だから、選んで、力を貸すのですよ。孫六兼元はきっと、もっと舞衣様に使われたいと願って貴女に刀使の力を授けたのよ。」

 

 「そう……なんですか。孫六兼元。」

 

 無意識に自分の御刀を撫でた舞衣。そこで僅かに彼女と反応し、共鳴の音を響いた。それを聞いていたのは舞衣一人だった。

 

 「刀使として前線で戦うのか、それとも刀使の力で研究を協力するのか。どちらにしろ、間違えなく前線で戦う刀使たちの力になります。私としては、どっちかいいのか助言できません。」

 

 「…………」

 

 「ただし、舞衣様がやりたいことがあったら、私は必ず貴女様の背中を押します。それは()の役目ですから」

 

 「うん……ありがとう、ユメさん。なんかユメさんと話したら、気分が軽くなる気がする。」

 

 「それは何よりだ。舞衣様。」

 

 舞衣の手伝いができて、ユメは心の底から嬉しく思う。

 

 自分はそのために生きていたのだ。彼女たちの力になるのがいつも守られたばかりの俺の責務ですから。

 

 「さぁ、次はユメさんのですね。」

 

 「私の?」

 

 「うん、ユメさんも悩みがあるとさっき言ってるんじゃないですか?だからユメさんが私を助けるように、私もユメさんを助けたい。」

 

 「私は……」

 

 「なに?」

 

 彼女が優しい表情で、ユメの返事を待っている。

 

 この人は本当にどうしようもなく俺の心を惹きつけた素敵な女性。

 

 そんな他人思い、優しいところに俺はずっとそんな舞衣ちゃんに魅了された。

 

 だからいつも彼女の前でこんなにドキドキするのでしょう。

 

 だから、一生懸命で何としても彼女を守るのでしょう。

 

 俺にとって舞衣ちゃんは……。

 

 「舞衣ーー」

 

 突然鳴り響いた警報がユメの話を遮断する。その時、この施設は一気に騒ぎ出した。

 

 「これはっ!?」

 

 「……いいことでは無いみたいですね。舞衣様、ひとまず皆のところへ戻りましょう。そうしたら、状況がわかるはずです。」

 

 「うん、そうだね。」

 

 警報が鳴り響いた直後、舞衣とユメは早速観覧室のところへ戻る。

 

 そうしたら、数分走ったところに観覧室へ戻り。そこにちょうどさっき見たメンツが揃った。

 

 「一体何か起きた!」

 

 「マイマイ。あれを見て!」

 

 エレンが指差した先にはフードを被った人間姿の者が御刀を持って、ニモがさっきいた場所から離れる光景。

 

 よくよく見ると、ニモがいたはずの場所は空っぽになった。

 

 「御刀!?」

 

 「あれは間違えなくノロ強奪事件の真犯人デス。」

 

 「まさか、ここを狙うとは………」

 

 「エレン、何を!?」

 

 エレンが御刀を抜き出していた光景を見て、公威は驚いた顔。

 

 「ごめんなさい、パパ。後でちゃんと縫いますから」

 

 そして、エレンは長いスカートを御刀で綺麗に切る。

 

 このようなエレンはまた別の魅力が満ちている。いや、むしろ彼女らしい魅力だ。

 

 「パパ、ママ、グランパ。行ってきます。」

 

 刀使らしく、彼女は早速犯人を止めに行く。

 

 「待て、私も……!」

 

 「舞衣!行くな!」

 

 「………!」

 

 それも一緒に行く舞衣ですが、孝則に呼び止めた。彼の顔は凄く心配している。

 

 歩く足を止めた舞衣。今、この時に彼女を押せる人間が必要だ。

 

 「舞衣様、それが貴女様のやりたい事なら……私は貴女様を応援します。家族を守り、皆を守り、それこそが貴女の役目です!」

 

 「………!」

 

 「自分のしたいまま前へ進んで来い!それが柳瀬舞衣という人間、刀使、女の子の人生なんです!後悔せずに行け!」

 

 大声で、執事モードを解除した。彼女を押すのはユメではない。俺、衛藤 都だ。

 

 「……うん!お父様、私はやはり刀使です。行かなくちゃ…!」

 

 顔を孝則に向かって、そこには覚悟を決めるいい顔を示した舞衣。

 

 「舞衣様、ご武運を」

 

 「はい!行ってきます!」

 

 「舞衣……!」

 

 娘の名前を呟いていたが、舞衣はもうエレンに追いついて、視界から消え去った。

 

 「孝則さん、彼女……舞衣ちゃんはもう子供じゃありませんよ。彼女は大荒魂を倒す英雄の一人、俺を救うために勇気を絞って親衛隊の人と戦った強き女の子。その覚悟をした顔も惚れるくらいに好きなんだよ。俺」

 

 「都くん……」

 

 「俺は何度も彼女に救われた。人を救える娘って最高じゃね?俺は高く誇れるよ!」

 

 ユメという仮面を卸し捨てる、衛藤 都はそこにいた。

 

 「彼女は俺に勇気をくれた、生きる意味の一つにもなった。だから、俺は彼女と共に戦うよ。」

 

 「君は行くのか?」

 

 御刀を抜いた都を見て、フリードマンは聞く。

 

 「ええ、柳瀬舞衣は俺の……ううん、舞衣ちゃんとエレンさんは俺の大事な仲間なんだ!助太刀しに行くよ。」

 

 特に覚悟ができている顔を示す都。

 

 「………仕方ない、孫娘は頼んだぞ。」

 

 「こちらもお願いします!」

 

 「はい!」

 

 エレンのご親族に頼まれて、都は元気よく答えた時に、孝則は迷う顔で彼に聞く。相当に舞衣のことを愛しているのね。

 

 「都くん!………舞衣は貴方の言うようにもう子供じゃないですか?」

 

 「親の目ではいつも子供なんですよ。うちの母もそうでした……ですが、彼女は俺の背中を託せられる勇敢の女の子です!そこは保証する!」

 

 「わかった……舞衣のことを頼む。都くん」

 

 あの時……鎌倉へ行く前夜みたいに孝則は誠意を満ちた顔を出した。ちょっと懐かしい。

 

 「任せろ!」

 

 両親たちに頼まれて、都は舞衣たちのところへ走り出した。

 

 「全く驚きますな。子供っていうのは成長するのが速いですね。いつの間に大きく、強く成長するのだ。親が思っていた以上にね。」

 

 「ええ……そうですね」

 

 都と舞衣の成長を小さい頃から見届けた孝則はフリードマンの話を同意する。

 

 あの二人はどんどん成長していく、立派になって、お互いを支える光景を見て、孝則は子供の成長が速いのを理解した。

 

 もうあの頃みたいに一人でやるじゃなくて……舞衣と一緒か……。

 

 「こういう時に親はどうするのか、柳瀬さんもわかるんよな。」

 

 「………」

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 特別希少金属利用研究所ーー裏口通路前。

 

 

 

 

 

 「止まりなさい!」

 

 「抵抗するならば、斬ります!」

 

 侵入者の前に、舞衣とエレンは抜刀する手前で、侵入者を警告する。

 

 しかし、侵入者は投降する意がなく、挑発の微笑みを二人に示した。

 

 「マイマイ、どうやら問答無用デース」

 

 「そうだね……」

 

 写しを被って、御刀を抜き出す二人は臨戦態勢に入る。武力を使っても、ノロを奪う犯人を制圧する。

 

 「………」

 

 フードを被った犯人は無言に迅移を使って、直接に舞衣を攻撃する。けど、舞衣も四ヶ月前のタギツヒメとの戦いで大きく成長し、その急攻撃を刀で防げた。

 

 「それっ!」

 

 その隙にエレンはフードを被った犯人を攻撃するが、避けられた。

 

 こうして、エレンと犯人は数回の攻防を行い。次に舞衣も混ざり、二人で一緒に犯人と戦う。

 

 けど、犯人は余裕そうに二人と戦いながら、出口の方へ歩く。

 

 強い……私とエレンちゃんが呼吸を合わせて攻撃しても、彼女を止めることができないなんて……!

 

 戦況を分析しながら、舞衣はエレンと途切れない連携攻撃を行う。しかし、相手はまだ余裕、しかも片手だけで応戦する。

 

 片手だけの流派なのか?でも、聞いたことがない……可奈美ちゃんや姬和ちゃん、燕結芽でも片手だけの戦法はしません。余裕なのか?

 

 相手の強さはこっちの予測より遥かに上回る。こうして、二人はどんどん出口までに抑えた。

 

 「エレンちゃん、このままでは……」

 

 後ろはもう出口までに至る階段。相手が外に逃げれば、追跡は難しくなる。

 

 「これ以上は行かせマセン……!」

 

 迅移を使って、エレンは犯人を攻撃する。

 

 けど、相手はただ刀で簡単に彼女の攻撃を滑らせる。

 

 「しまっ……!ぐはっ!」

 

 彼女が身体の重心を失う隙に犯人は嘲笑うようにエレンの写しを剥がす。

 

 「フッ………」

 

 写しが剥がされて、武装も解除されたエレンに犯人はエレンにとどめを刺すため、上段攻撃で刀を振り落とす。

 

 写しが解除されたばかりに、エレンの反応は遅れ取る、今では金剛力を身体に貼るのが間に合わない。

 

 ーーごめんなさい、パパ、ママ、グランパ。

 

 生身で斬られる覚悟ができているエレンは自分の肉を斬り開く攻撃を直視する、その一瞬ーー

 

 「させるか!」

 

 誰かエレンと犯人の間に入り、その攻撃を弾けた。

 

 「ーーー!」

 

 そして、かの者は居合で相手のフードに僅かの傷口を作った。

 

 「反応が早いな……」

 

 「…………衛藤 都。また貴様が……」

 

 自分の服が斬られて、犯人はやっと口を開く。聞いた声は女性のようです。

 

 「貴方は……」

 

 「………み、都……くん?」

 

 エレンの助太刀にする相手の顔を見て、舞衣は震えた唇であの人の名前を漏れる。

 

 あの顔、瞳、髪は間違えない、あの人だ。ずっと会いたかった人。

 

 「俺たちは知り合い?よかったら、俺が相手をしてやろうか?」

 

 「………今は貴様と遊ぶ時ではない。また次の機会にしよう」

 

 そう言って、彼女は迅移を使い。入り口の方へ移動する。

 

 「逃がすか!舞衣ちゃん!エレンさんは頼む!」

 

 相手を追って、同じく一時の迅移を使う都は言い残して、彼女を追う。

 

 「都くん!待って!」

 

 「マイマイ、私は大丈夫です!彼を追ってクダサイ!」

 

 「うん、ありがとう。エレンちゃん!」

 

 エレンを残して、舞衣も都に続いて外までに追いつく。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 「流石にしぶとい。」

 

 外までに追いつくと、フード刀使が彼を待っていたように、彼の前に立っている。

 

 「もう逃げないのか?」

 

 警戒心を維持し、都は相手と対峙する。

 

 「すぐ貴様の答えを応答したいが、まだ我ふたりの遊ぶ時ではない。」

 

 「遊び?」

 

 「ええ、我が完全にお前たち人に勝利するまでの余興とも言える遊び。」

 

 「何を言っている……」

 

 「わからなくも良い。その変質した刀と残る二人の鳥たちと精々我を抗うといい。」

 

 「………!待って!」

 

 フード刀使はそうだけ言い残して、後ろの方へ迅移を使い姿を森の中に消した。

 

 「……逃げられたか、逃げ足だけは早いな」

 

 急ぎに森の方へ目で姿を探ると、もう既に姿が見えない。

 

 「それにしても、さっき彼女が言っていることは一体どういう意味?二人の鳥と変質した刀とは……」

 

 犯人が言い残した言葉を妙に気になる都はその意味を探る。

 

 「………都くんなの?」

 

 そんな時、彼の後ろに追ってきたあの子がやってきた。

 

 「……お久しぶりです、舞衣ちゃん。」




次回はヒロインとの再会です。恐らく初頭では感情が激しいシーンがありますので、何どうぞ、よろしくお願いします。


#ネタバレの疑慮がありますけれども……OVAを見たら、危うくロリコンになります。それでも可奈美は可愛かった!
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