可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す!   作:黒崎一黒

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自分は特に相楽学長がお気に入りだから、彼女の内心シーンをこんなに書きました。実際、原作でも彼女が高津学長に協力する度に迷うところも見えますので悪い者ではなかった。

それと、今回は少し長く書きました。ほぼは原作と同じ発展だけど……最後はちょっとオリジナル展開がある。


それでは、どうぞ


第46話:襲撃

 

 綾小路武芸学舎に設置された道場にて、内里 歩は力を入れて空振りをする。

 

 あの日……衛藤可奈美に出会ったから、歩は今まで以上に鍛錬を重ねて、できるだけあの人に近づけたい。

 

 もっと強くならなきゃ。あの人に認められて、褒められたい。そのため、歩は強くなりたい。

 

 「歩、そろそろ休憩だよ。」

 

 空振りの途中に親友が関心の口でやってきました。

 

 どうやらもう既に休憩時間のようだ。

 

 「いいえ、私はまだまだ行ける!休憩する暇がないんだ。」

 

 空振りを続く。彼女の身の動きが前より良くなってきた気がする。

 

 これも彼女の努力の成果だ。親友としては彼女の成長に喜ぶ。

 

 「歩、最近凄く頑張っているね。」

 

 「だって、衛藤さんと約束したから。いつか一緒に戦おうって」

 

 「そのために、もっともっと練習して強くならなきゃ!衛藤さんみたいに」

 

 「歩は本当に衛藤さんのことを尊敬しているんだ。」

 

 「うん!」

 

 衛藤さん……あの大荒魂を倒した英雄ーー衛藤可奈美のこと。歩は彼女と出会った日以来、ずっと彼女を憧れの対象にして、毎日誰よりも頑張り続けた。

 

 最近、実戦の成績も良くなるみたいだ。やっぱり歩はできる子って、最近そう思う回数が増えた。

 

 「初めての実戦、本当に駄目駄目だね。私たち。」

 

 「そうだね……何もできなかったしね。」

 

 その話題になると、二人は共に苦笑う。お互いは緊張で初の実戦でうまく実力を発揮できない。

 

 歩と別の実戦場所だけど。結局、強い先輩たちに助けてもらった。その時はもちろん悔しいだけど、隊長さんに「これからの経験を積もれば、きっと山になる!」と言われた。

 

 あの人は男の人だけど、刀使の先輩たちと同じく経験が豊かの人で、ちょっと尊敬しちゃう。

 

 「でも、今度は違う。ちゃんと戦えるようになったから!」

 

 すぐ思考を明るく回す歩。彼女は衛藤さんから得た勇気、それとも憧れにもっと前へ進める力をもらった。

 

 そんな明るい彼女を見て、自分も負けられない。何にせ、親友というのはお互いを支え合って、共に成長する素敵な関係。

 

 入学の時も彼女に引っ張られたし。こうして学舎生活に入れられるのも彼女のおかけ。

 

 「よーし。今日はとことん付き合ってあげよう!」

 

 御刀を抜き出す。彼女の明るい一面に染まれた自分がここにいた。

 

 「ありがとう、美弥。」

 

 こうして、二人は体力が限界になるまでに稽古をやり続けた。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 一方、綾小路武芸学舎学長室。

 

 

 

 

 「候補者選抜状況は一体どうなっているんだ!」

 

 机を強く叩く、怒りの声がこの部屋に広がる。相楽学長は目の前にいる元鎌府の学長ーー高津雪那に極冷静の態度を示す。

 

 「審査中だ。」

 

 「そう言って、私をいつまでに待たせる気なんですか!姫はもう動き出しているんですよ!」

 

 「わかっている。」

 

 いつもその冷たい態度で彼女(雪那)を接する相楽学長。そんな彼女に高津学長はとても気に食わん、あれはまるであの男のようだ。

 

 自分を目に入れなく、嘲笑って、無視する。さらに沙耶香をさらって、彼女を人間に変えようとするんだ。そのせいで沙耶香はあの時に自分を拒否した。

 

 全ては衛藤 都のせいだ。必ずアイツに復讐しなきゃ。

 

 その前に、姫の役に立てなきゃ。自分こそは姫のそばに相応しい人間だと。

 

 「まさかこの後に及んで怯えているじゃないですよね?」

 

 「……………」

 

 また無言の返事。この女はいつまでもそういう冷血の態度だから、昔からも鬼の結月だと呼ばれた。

 

 しかし、相変わらず相手をイライラさせる才がある女だよね。とても気に食わないが、彼女はノロ投入実験の主催者の一人に五箇伝の中の唯一の同盟者でもある。

 

 彼女のおかけでノロはより完璧になった。これを投入すると、人類は病、戦争、苦しみから逃れられる。あの方の理想が実現できれば、この世は幸せな世界になれる。

 

 なのに、この女はまだ投入実験を行わない。刀使たちはただの道具にすぎない、あの方の兵であるというのに、またつまらない感情に縛られるとは……愚かな女だ。相楽結月。

 

 「これ以上は待たせませんからね!行くぞ、夜見。」

 

 「はい。」

 

 もう相楽学長とこれ以上付き合わせたくない高津学長は夜見を連れて、ここから出る。彼女の顔を見ると、またイライラしているようだ。

 

 「相楽学長………」

 

 「なんだ。皐月夜見。」

 

 「貴女ってずるい人ですね。」

 

 夜見が出てくる前に相楽学長にそれだけ言い残す。その後、彼女はここから出て、扉を閉まる。

 

 「はぁ……」

 

 騒がしい愚かな者と何かしらの忠誠を尽くす者がこの部屋から離れた際に相楽学長は駄目息を吐いた。

 

 ずるいですか……確かに自分はずるい女だ。両手が既に汚れられるけど、またいい人のふりを被るとは……みっともない。

 

 「………」

 

 自己嘲笑いしながら机の上に置いてあるノロとの相性がいい選抜者の資料を見届ける。その中に載る者は内里 歩と木寅ミルヤ、その他にも山城(やましろ)由依(ゆい)鈴本(すずもと)葉菜(はな)、山崎 穂積など上位の実力者たち。

 

 彼女たちはもうノロを受け入れる資格があると判明している。が、相楽学長自身は自分の生徒たちを結芽みたいになりたくない。

 

 もう犠牲者が一人にいるから、相楽学長はもう後戻りができない物を愛するべく生徒たちに投入したくない。

 

 それと、彼女たちに仲間(刀使)たちと戦わせたくない。あまりにも残酷だ。

 

 

 

 コンコンーー。

 

 

 

 そんな時に扉が叩かれた。

 

 「………入れ」

 

 「失礼しました。」

 

 「国頭か……どうした?」

 

 入っているのは銀色ショート髪の女の子。彼女も資格者の一人であり、遠征しているはずの彼女を呼び戻されるのもその資格があるかどうかの確認。

 

 「さっき五箇伝からの連絡があって、向こうはどうやらうちらを疑い始めました。」

 

 「早いな……」

 

 そう言いつつ、相楽学長は結構悩む顔。もしこの時期に綾小路がノロ実験を行うことが刀剣類管理局に察されたら、間違えなくこの前の美濃関、長船、平城のように強制捜査される。その時になったら、名誉とやらもぶち壊される。

 

 自分の名誉は構わないけど、生徒たちが色目されたら耐えられん。

 

 「ちなみに連絡する相手はわざと、うちを脅威するのよ。「証拠がまだにないけど、これから探し出す。」とそう言い、皐月夜見の居場所を求めている。」

 

 「皐月夜見……?まさか、相手は親衛隊の?」

 

 「違います。竹島という鎌府の学生です。彼女は五ヶ月前からずっと皐月夜見のことを探るのです。今はちょうどうちらを疑っている。」

 

 「そうか……最近刀剣類管理局で情報科を作った生徒ですか……この件をお前に任せても良いか?」

 

 「元々うちの仕事なんですよ。」

 

 彼女はそう言い、その普段から生き生きと感じない顔で小さく笑う。

 

 「任せだぞ。」

 

 「はい。では失礼します」

 

 彼女は礼をしたあと、この部屋から出てくると……その時、彼女の動きが止まった。

 

 「……学長、うちにはやはりこの実験のことを嫌いなんす。燕さんのことがいい、親衛隊たちもその力のせいでバラバラになっていくっすよ。この力は一体我々刀使に何か利益があるのでしょうか?」

 

 「それは……」

 

 答えられない。確かにこの力は刀使たちに親衛隊に負けられない実力を与えられるかもしれませんが、これを投入すると、普通の死に方に許されない。

 

 そこで、さらにタギツヒメの忠実の兵に変えされて、もう二度と五箇伝の刀使たちと一緒に戦えない。むしろ殺し合うかもしれません。

 

 そう思うと、相楽学長の心がとても痛むくて、なかなか決策が決められん。

 

 「よく考えてほしいです。うちはここが大好きなんです……どうか、良い判断を」

 

 最後の言葉を言って、彼女は扉を閉めた。

 

 「大好きなんですか……私もそろそろ決断を決めつけなきゃ。」

 

 (あたえ)の最後の言葉を呟いて、相楽学長は長く考えに落ちた。

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

 市ヶ谷、織田防衛省ーー

 

 

 

 

 「やっぱり獅童さんが来たのだね。」

 

 防衛省の警備任務があって、ここに集まる都と他の二人、可奈美と姬和。

 

 そして彼はスマホに届いた写真を見て思わず呟いながら、情報提供者にどうやって返信するのを考えている。

 

 そうしたら、隣の姬和は距離を気にせずに都のスマホをじっと見つめながらそう呟く。

 

 「やっぱり狙いはタキリヒメなんだね……」

 

 「ヤツが何かする前に止めなきゃ」

 

 姬和の反対側には可奈美も距離を気にせずに近づけてくる。そのおかけで都は二人に挟まれた状態である。

 

 別にやましいことではないから、気にする必要がないが……距離が少し近いぞ、姬和。

 

 妹はともかく、家族ではない青春期の少女では男との距離は少し考えて欲しい。こっちも少しドキドキしたじゃない。

 

 まぁ、姬和への理解においては、彼女は任務だから、別に気にしないだろう。

 

 「まさかこんなことになるとはね……」

 

 「ああ……」

 

 「大丈夫?姬和ちゃん」

 

 「正直なところ、まだ気持ちの整理がつかない。」

 

 そう言い、姬和は少し都から離れる。顔は昨日の可奈美と同じ迷っていた顔だ。

 

 「折神紫をタギツヒメから引き離したところで終わると思っていたからな。」

 

 「………」

 

 「まぁ……それは仕方ないことですよ。俺もそれが最良の選択だと思っていた。折神紫を救い、タギツヒメを隠世へと送り込むことで全てを終わらせると甘い考えをした。だから、自分だけを責めないで欲しい。」

 

 「都……」

 

 「責めたいなら、俺や他の皆を責めろ。同じ船を乗る仲間でしょう?」

 

 「………そうだね。ありがとう、都。」

 

 少し気分が良くなる顔をしていた姬和。やっぱり姬和はそういう顔に似合う。

 

 「なんか、お兄ちゃんは姬和ちゃんばかり見てる」

 

 そんな時、可奈美から痛い視線が感じる。

 

 「そんなことはないぞ?」

 

 「そうだぞ!私はただ都に慰められただけだ。」

 

 「………それはいいけど。」

 

 顔をそう向け、拗ねた顔をした可奈美。どうしたんだろう?まぁ、後で頭をなでなでしよう。毎回それをやったら、妹に許されるからな。

 

 「そういえば、お前たちはどう思う?タキリヒメを……斬れるのか?」

 

 「え……?」

 

 「お前は斬れるのか?姬和。」

 

 「斬る。が、お前たちの意見を聞きたい。」

 

 「そうだな……まず考えたら斬るかな?相手は知能を持つ会話できる相手だ。相手のことをよく知って、その後のことはどうするのか考える。それでも、答えが出さなかったら、戦うよ。」

 

 そうだ。俺たちは昨日タキリヒメと会ったばかり。彼女は何かをしようかよくわからない。それと同じく彼女も俺たちと対等で会話したくない。

 

 お互いのことをよく知らない状況で相手を斬るのは良くない。これであの時……沙耶香が迷わなくリス型の荒魂を攻撃するようになる。

 

 俺は同じミスを犯したくない。ねねを悪い荒魂だと思いたくないから……。

 

 「そうか……なら、可奈美。お前はどう思う?」

 

 「私?私は………昨日のことをちゃんと考えたけど、うまく言えないけど……タキリヒメは戦ったタギツヒメと違う感じがしたなって」

 

 違う感じか……。俺はあの場で何にも感じないけど……きっとこれは可奈美しか気づかないことなんだろう。

 

 「よく考えだな。可奈美。えらい〜えらい。」

 

 「お兄ちゃん!?姬和ちゃんの前にやめてよ////」

 

 妹の頭を撫でた。そうしたら、彼女が恥ずかしくて顔が赤くなる。うん、可愛い。

 

 「相変わらず、仲いいよね。お前たち。」

 

 「兄妹だしな。姬和、前も言っていたが、お前はどんな選択をしても止めない。けど、自己犠牲などを考えたら、何をしても止めるよ。俺はお前たちを失いたくないから」

 

 「…………うん。」

 

 ただ一声で応じて、姬和はなんだか嬉しい顔をしてた。

 

 彼女は都に大切されたことを喜んでいるかもしれない。

 

 「さて、警備の仕事に戻すか。孝子さんにバレたら、面目ないからーー」

 

 そんな時に警報が全域に響き。三人は一気に現状を知れた。

 

 タギツヒメがタキリヒメを襲撃するために、やってきたのだ。

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

 

 「何という強さ……」

 

 「ただ……一撃で……」

 

 この場に残す一番強い長船の刀使二人、米村孝子と小川聡美は地面で横になる。ただ一秒の間に刀使上位者たる二人はフード女に瞬殺された。

 

 最初は五分ほどに耐えられると思っていたが、相手の強さは彼女たちの想像より遙か高い。

 

 本当に化物レベルだ。

 

 それを見届けた他の長船の刀使たちは顔が恐怖に染まれて、震えた手で御刀をフード女に対峙する。

 

 最強の次にある二人がやられた。残る雑魚とも言える彼女たちは決して目の前のフード女に太刀打ちができない。

 

 長船の中に最強の実力者は何人がいる。その中に連携能力が優れたトップ刀使の中に益子薫と古波蔵エレンは最も優秀な二人組だ。その次にあるのはさっき倒された孝子と聡美。

 

 あの二人の連携攻撃から一手を取るのは長船の中にできる者が少ない。

 

 なのに、目の前の襲撃者はただ一瞬であの二人を倒した。これからの状況はさぞ絶望的な状況なんだろ。

 

 けど、この敗戦から逃げるわけには行かない。長船の誇れ高く刀使である以上、倒されるまでに戦い続ける。これも舞草と長船のため、あのずっと私たち刀使のために頑張り続けた朱音様のために戦おう。

 

 死ぬ覚悟をできた長船の刀使たちは自動扉を壊して入ってきたフード女に立ち向かった。

 

 と、その時、

 

 「…………」

 

 フード女の両側に二人の刀使が現れて、ほぼ同じタイミングで上段斬りでフード女を斬る。

 

 しかし、その攻撃は当然のようにフード刀使に防げられた。

 

 「大典丸と鬼丸……!タギツヒメか!」

 

 平城制服を着ている刀使はフード女が持っている御刀を見て、驚いた顔をしている。

 

 あれは折神紫の御刀。天下五剣の二振りである。

 

 「千鳥と小烏丸と………」

 

 「…………!」

 

 「………!」

 

 タギツヒメが二人の刀を弾けて、背後にある無声無息の攻撃を簡単に防げる。

 

 「江雪左文字……幾度も会うとは、よほど貴様と縁があるの。」

 

 「そうだな。こっちも驚いたよ。」

 

 攻撃が防げられて、二人の後につけた男がすぐ後ろに迅移を使って、距離を取る。

 

 「…………我の敵を全て揃ったというわけか」

 

 「今度こそ、お前を倒す!一緒に攻めるぞ!姬和、可奈美!」

 

 「「ああ……!」」

 

 都の指示に姬和と可奈美は三人かかってフード女を攻める。

 

 数回の刀と刀とのぶつけ合う音がこの空間に響く。

 

 「左!右!前!左!後ろ!」

 

 簡単の指示に二人は都の言うとおりに動く。しかし、この三人はまだタギツヒメから一手を取れないが……タギツヒメの攻撃も“先に読まれて”、可奈美たちからも一手も取れない。

 

 「貴様……その目は。」

 

 「前、左………そして、てりゃあ!」

 

 姬和は正面を突刺攻撃、そうしたら可奈美は左から攻める。二人の攻撃はもちろん、タギツヒメに防げられたが、都は背後から上段振りで斬りかかる。

 

 「…………!」

 

 初めてタギツヒメは斬撃によって退けた。

 

 「不愉快……」

 

 都の何も見通す目にムカつくタギツヒメ。あれに見られると、“まるで自分と戦っているみたい”。

 

 すごい……あの三人は!

 

 そして、三人から随分距離を離れた刀使たちは口が閉まらないくらいに驚く。

 

 三人の連携は孝子さんたちより上回る。二人のことはもちろん。が、男の方も彼女の足を引っ張らないくらいにタイミングを正確に掴んであの二人のサポートをする。

 

 これは長期の付き合えがないと、できるはずがない連携である。これだけ見ると、あの三人は相当にお互いのことをよく知っている。

 

 「はぁ!」

 

 「てりゃぁ!!!」

 

 「はっ!」

 

 「………!」

 

 「もらっ……くっ!」

 

 それから数分の戦闘で、三人かかりでタギツヒメを抑えると、姬和はタギツヒメの重撃で退けられる。それを見逃さないタギツヒメはすぐ追撃する。

 

 「させない!」

 

 「はぁぁぁ!」

 

 しかし、可奈美にその攻撃が防げられた。その隙に左側は都が攻めてきて、タギツヒメはもう一振りで防げる。

 

 「なぜお前たちがタキリヒメを守る」

 

 「………!」

 

 唐突にタギツヒメからの質問に驚く可奈美たち。確かに、刀使が荒魂を守るのはおかしいこと……いや、別におかしくないんだ。

 

 だって、自分のそばには一人の女の子は特に荒魂と一緒に過ごしてきたからな!

 

 「さぁ……俺もよくわからないだ。ただお前なんかに先越えられることを嫌なんだよ!」

 

 「人間風情か、我々の間に入るのは許さん」

 

 「………くっ!」

 

 「………可奈美!」

 

 可奈美はどうやら刀との力比べに抑えられたみたいに辛い顔をしてた。この野郎、うちの妹に何をしやがる!

 

 妹が辛くなったことにより怒っている都ですが、彼も手を抜けて可奈美を助けてはいけない。

 

 何にせ、こっちも彼女と力比べ中だ。勝手に離れたら、その一瞬斬られるかもしれない。

 

 もし自分の写しは一瞬だけではなく、可奈美たちのように長く維持できれば、一回斬られてすぐ彼女を助けるかもしれない。

 

 本当に忌々しい状況なんだよ!これは!

 

 「可奈美!すぐ助けーー」

 

 「…………!」

 

 そんな時、何かを感じたタギツヒメは可奈美と都から急に離れ。そして、見覚えがある御刀が都と可奈美の間に入った。

 

 「させんぞ!タギツヒメ!」

 

 そうしたら、聞き覚えがある声も二人の間に響き。もう一人のフード女が地面を強く踏んで、その刃を確実にタギツヒメの胸を当たる。

 

 「……また貴様か、獅童真希。いいところを邪魔したな。」

 

 先に後退したのか、獅童に与えられた傷が浅く、間もなくの間に傷口が自然治療により治った。

 

 「獅童さん!?」

 

 「獅童真希!」

 

 この場に登場するもう一人のフード刀使ーー獅童真希の唐突の登場で三人は驚く。

 

 「今度こそ、逃がさんぞ!タギツヒメ!」

 

 しかし、彼女は可奈美たちを気にせず、瞳が赤くなり、タギツヒメを攻撃し始めた。

 

 「…………」

 

 そこで、荒魂の力を使う獅童さんに抑えられたタギツヒメは後退しつつ、獅童と慎重に戦う。やがて、二人は外までに行った。

 

 「………追うぞ!二人共!」

 

 「………あ、うん!」

 

 「うん!」

 

 そんな突発の状況が目の前に起きてしまうのですが、都はすぐ獅童を追うために、連続写しを使い、迅移で追う。

 

 彼に続け、反応が遅れ取る可奈美と姬和も彼の後にした。

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

 「しつこいぞ、獅童真希。」

 

 防衛省から離れたある神社の境内に、タギツヒメは獅童真希と対峙する。

 

 「ほぉ……やっぱりお前たちも来たのか。十条姬和と衛藤 都。」

 

 獅童の後に続け、都と姬和がやってきた。

 

 「……………」

 

 突きの構えをして、都はタギツヒメの方へ注目する。

 

 「すぐやるのか?来っーー!?」

 

 完全に予想外のことが起こり、都と戦うつもりのタギツヒメは構え取る一瞬、背後が千鳥を持つ可奈美に一本捉えられた。

 

 何か起きている!未来視さえも捉えられないだと……!

 

 「………!」

 

 驚愕の最中に彼女の兄もその隙にタギツヒメへ一本を取る、その刀が胸あたりに結構深い傷口を与えた。

 

 「………おのれ…!」

 

 こっちも同じく彼女は全く見えなかった。……やっぱり藤原美奈都の子供たちは忌々しい!

 

 致命傷を受け取ったタギツヒメは、再びこの兄妹に身体が傷つけられたことに忌々しく思う。

 

 これも藤原美奈都の血という故か……。

 

 「待って……!」

 

 「消えた!?」

 

 タギツヒメが衛藤兄妹に斬られた後、すぐ姿が消えた。

 

 消滅………?いや、あれくらいの傷じゃ致命傷に至らないはず。ならば逃げたの?

 

 「………これは、どういうことだ。もう一体がいる……?」

 

 タギツヒメが消えた際に、獅童の目がまた赤くなる。そして、彼女は防衛省の方向へ見た。

 

 もう一体………あそこには……。

 

 そんな獅童さんに都は彼女の言葉の意味を探るが、可奈美は先に何かを気付いた顔だ。

 

 「…………」

 

 「待って、獅童さん!」

 

 けど、獅童は今度も可奈美たちの存在を無視して、防衛省の方へ歩く。

 

 あそこには何か……まさか、タキリヒメの存在を気付いたのか!?いや、そうだとしたら、彼女もタキリヒメの存在が知らないということ?

 

 「待って、獅童真希!」

 

 「十条……」

 

 都は獅童の真意を探る途中に、姬和が彼女の道を防げる。

 

 「あそこから退け」

 

 「…………」

 

 「仕方ない……」

 

 二人共は同じく構えを取る。どうやら獅童は力尽くてもあそこへ向かいたいらしい。

 

 「待って!二人共!」

 

 それを止めに来た可奈美。彼女は姬和と獅童が関係悪いことを知っている。放っておけば、戦うことが避けられないだろう。

 

 全く、一戦の次にまた一戦か……。

 

 「姬和、ここから先は俺に任せてくれないか?俺もちょうど彼女に用事がある。」

 

 「都……?」

 

 「どういうつもりだ?衛藤 都。」

 

 都は獅童に御刀を向かう。

 

 「会わさせたい人がいるからね。大人しく、降参させてもらうぞ」

 

 「お前が?笑わせるな、衛藤 都。お前は確かに強いが、お前だけじゃ僕を止めらせないよ。」

 

 「いや、止めるよ。今のお前なら、倒せる。」

 

 「なに……?」

 

 獅童は今度に都の方へ向かって睨む。

 

 「お兄ちゃん……」

 

 「大丈夫。お兄ちゃんを信じて。姬和も俺を信じよう」

 

 心配する妹と姬和に自信な顔を見せつける。大丈夫、もう無茶をしないから。

 

 「………わかった。無理をするな」

 

 「お兄ちゃん、信じているからね。」

 

 「ああ。」

 

 姬和と可奈美は共に写しを解除する。

 

 「衛藤 都。お前を仲間だと思っていたが、僕を甘く見たな。」

 

 彼女の目が細く、彼女は明らかに都に甘く見られることに怒っている。ほとんどは挑発側が悪いが、軽く挑発を乗る側も悪い。

 

 「遠慮はいらん、獅童さん。結芽と戦う時も生身ですし、斬られる自体も大体慣れてきた。」

 

 「いや、慣れては逆に怖い。それと、やっぱり無茶をするよね!?」

 

 「そうなの!?」

 

 姬和、少し黙ってくれる?可奈美も心配かけられたじゃない!?

 

 「もう一度聞く。お前は本気?」

 

 「………本気だ。どうせ、平城の人に口では説得できないと思う。」

 

 「おい、それはどういう意味だ!都」

 

 また地雷を踏んだ……だから平城の人は面倒なんだよな!早苗は例外だが……。

 

 「とにかく、全力でかかっても良い。」

 

 「後悔するなよ。衛藤 都!」

 

 二人は戦闘態勢にし、そうしたら二人はただ一秒に至らない間に戦い始めた。




とじともサポート方面だけに実装したオリキャラ、国頭 与さんを登場させました!前々からずっと彼女のことを気になっていて仕方ないから、妄想を含めて彼女をメインストーリーに加えたいと思います!

何卒、彼女のこともよろしくお願いしますね!
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