可奈美のお兄ちゃんは妹のために最強の剣士に目指す! 作:黒崎一黒
そしてオリキャラの雅と夜見の関係を今回で少し話しました。
ー刀剣類管理局作戦指揮本部ー
日々、刀使達への討伐任務を指示するこの部屋。言ってみれば、荒魂討伐においての指揮中枢にあたる。
刀剣類管理局の職員のみならず、伍箇伝各校からオペレーターとして多くの少女が派遣され、配属されている。
「市ヶ谷全域、戦闘形跡発見!」
「荒魂の出現率は普段の三倍以上に上がりました!退治するため、防衛省に駐在している八割の刀使たちが出撃しました!」
「南東の方は一般人が荒魂に追われています!至急、機動部隊のみんなさんをそちらに!」
「防衛省内、刀使たち同士の戦闘が発生!」
そして現在は、市ヶ谷に唐突発生された荒魂大量発生を対応するため、現場の刀使たちや機動隊の隊員たちに命令を下す。
「かなり大きな動きをしてしまったわね。雪那。」
『うちの学長がご迷惑をおかけてしまって申し訳ございません。』
「いや、君のせいではない。ただ雪那が一般人まで巻き込むのをこっちが想定していなかったのだ。」
この指揮本部最高権力者、真庭本部長が若い歳で管理局内部に情報科を作り上げ、旧折神派を潰す作戦に大きく貢献した彼女と通話している。
こんな至急の状況なんだけど、真庭本部長は暫し現場の指揮を各オペレーターに任せた。
『それでもあの決戦の夜で彼女を見逃した罪は、やはり私が償うしか……』
「そう全責任を自分一人に押すんじゃない。お前はもう十分頑張った。ここにいる皆も、調査隊の子たちもお前の独断行動に感謝している。大体は、表に出せない行動なんだけど」
『そうなんですか……そう聞かれると、なんか心は少し楽になった気がします。』
「それは良かった。それより、お前は本当に行くのですか?確かにお前は刀使で、現場に行っても問題ないと思うけど……お前が探す相手は悪すぎたぞ」
『それでも私は皐月さんのことを連れて返す。あの人は多分覚えてないけど……私は彼女に救われたから刀使になったのです。』
「そうか……。お前といい、獅童と此花もいい、皐月夜見のことを妙に拘るんだね。」
『はい。だって彼女のおかけで私はパパから、あの暗闇の世界から離れることができた……私を普通の人間に変えたのだ。あの人。』
パソコンの通話機能の向こうにいる彼女からそう聞き、彼女の事情を知る真庭本部長は感慨の息を吐く。
「なるほど。それじゃ、本部長の権限を持ってお前の独断行動を許す。ただ決して無茶をするな」
『わかりました。それでは電話を切ります。そろそろここも危険になりますので』
「ああ、お前もよく気をつけろ。今作戦はタキリヒメを第一優先だけど、お前たち刀使の安全も大事だ。」
『はい、本部長。』
向こうから通信が終え、真庭本部長は暫しの間、パソコンから離れなかった。あの子も本来普通の刀使として生きられるのに、事情があってタギツヒメとの争いに巻き込まれた。
普通に生きることは、彼女が望んだ生活だけど……今は再び日常から離れた。そのことに真庭本部長は自分たちの無力に悔やんでいた。
二十年前から続いた恩怨が多数の子供たちを巻き込んだ。それが刀使の宿命だけど、あの子達に背負わせすぎだ。
「今悔やんでも仕方ない。とりあえず、自分がやるべきことを果たす。それがオレたちがあの子達に唯一手助けることだ。」
彼女は注意を目の前にいるモニターに戻す。そこには市ヶ谷の全貌地図と荒魂の出現、移動場所を映っている。
ほぼ全域は荒魂の目撃情報があり、刀使たちの支援をするため、市ヶ谷付近の機動隊も出撃させた。
これほど大量な荒魂は見たことがない。もし混同学校の刀使部隊が事前に市ヶ谷に駐在しなければ危害はもっと酷くなる。
幸い、今だに現れた荒魂は中型サイズではない。そのレベルの荒魂なら刀使たちもまたまた楽に対応できる。
けど、これも時間の問題だ。
長時間の消耗戦になると、刀使たちの体力や集中力も段々と下がって、やがて戦況は不利になる。故に、今はなるべく早く無限の荒魂を生産したその源を止めなければならない。
(頼んだわよ……獅童、此花、竹島。皆の命がお前たちにかかるんだ)
彼女が耳や目に入れた情報を受けながら、そこで指揮能力が持つオペレーターと適切の命令を現場に下す。
今は何とか現場の刀使たちと共に、この厳しい防衛戦から乗り越える。
◇
大量の小型荒魂の群れは高層ビルの先端を飲み込んでいたように密集で飛び回す。
その中、夜見の指示で一部の荒魂は獅童と寿々花二人に襲いかかる。
だが、二人が連携した斬撃によって荒魂の攻勢が簡単に斬り散らされた。
「流石、此花さんと獅童さん。ですが、まだまだ終わっていません。」
それを見た夜見は動揺せず、続きに自分を傷つくことで荒魂を補充する。
無限数の荒魂の自殺攻撃に、二人は軽く対応するけど、あの人……夜見に近づくことができない。
彼女が操る荒魂の個体戦力はとてもとても弱いけど、その荒魂の危険性になるのはその数である。
刀使の頂点に立つ二人でもほぼ無尽蔵量の荒魂を相手に時間がかかる。しかも全部飛行型なので、攻撃距離から逃げたら斬り払うことができない。
「クソ!このままじゃ夜見に近づくことができない!」
「昔より荒魂の数が増えてしまいましたわね……どうやら、夜見さんがさっき注入したのは親衛隊用より強力なアンプルらしい。それにしても、改めて見ると夜見さんの能力は想像以上に厄介ですわね。」
「あぁ、全くだ!」
次々襲いかかる荒魂の数に獅童は寿々花の話に同意する。今まで夜見の能力はとても頼れると思ったのですが……敵になるとこんな厄介になるなんて一度も思っていなかった。
しかもこのまま僵直していると、夜見を連れて戻すところか、今近衛隊とタギツヒメと戦っている都たちの支援すらもできない。
これも夜見の狙いなんだろう……。
「これはあの方が私に授けた偉大なる力。そんな力の前に例え此花さんや獅童さんでもどうにもなりません。このまま荒魂の群れの中で永眠になりなさい。」
夜見はさらに荒魂の数を増やす。その様子だと、どうやら本気で獅童たちを潰すつもりだ。
そしてさらに追加された荒魂の量に少しだけ負担が重くなったと感じた獅童と寿々花は攻撃速度を維持しながら、この状況から乗り越えるための対策を捻る。
「寿々花、何か策があるか」
「あるなら特に実践しますわ!このッ!」
九字兼定を振り、華麗の剣法で荒魂を斬り散らす寿々花。今彼女も獅童と同じ変化がない戦況にイライラする。
いくら斬っても荒魂の数が減らない。しかもこの数の荒魂は決してただの自殺攻撃用ではない、毎回の攻撃は確実死角から狙う。それを防ぐためにはもう手一杯だ。
「ぐっ…!夜見はかなり本気で攻撃して来るみたいだ。……てっきり、ただの時間稼ぎだと思った。」
「そうですわね。私たちの死角ばかり襲いかかるなんで!……よほど私たちのことを観察しますね。」
「ある意味は嬉しいが、今は喜ばしい状況ではないなぁ!」
全力で振りかかり、獅童は一気に目の前の荒魂を斬り散らす。そこで一瞬に穴が開けたが……すぐ他の荒魂に塞げた。
「荒魂の反応速度が昔より上がった…!!?」
「はい。私はただ荒魂の力を上がるだけではありません。皆さんと離れている間、私も自分の弱点をきちんと埋めました。」
「なるほど。夜見さんもこの間に強くなりましたわね……」
「ええ、ですのでもう無意味の抵抗はやめてください。そうすると、良い夢を見せます。」
「悪いが、お前を連れて戻すまでは倒れるわけには行かない!」
「そう。諦めが悪い人ですね。」
包囲網を解除させ、ビルを囲む荒魂は急に夜見の後ろに移動した。
「真希さん……!」
「うん、わかってる!」
それを見ていた二人はそれがチャンスだと思い、それぞれの剣技で何とか自分たちに襲った荒魂すべてを斬り伏せる。
「……何とか見えた!」
「ええ、彼女が後ろにいる海量な群れをこっちにぶん投げる前に早く彼女を倒さないと!」
そんな予感を気がしてきた寿々花は最高速度の迅移で一気に夜見に近づき、この一撃で決着すると思っていたが……。
「良いご判断です、此花さん。ですが、私もただ貴女たちの後ろからじっと見つめる刀使ではありません。」
「………ッ!?」
その一瞬、大量な荒魂が地面を破って寿々花を飲み込んだ。
「寿々花!!」
彼女が飲み込まれ、獅童は彼女の名前を叫んだ。
「事前に下に荒魂を置いて良かったです。さぁ、次は貴女です。」
けど夜見はただ冷徹な声で背後にいる荒魂を指示し、獅童の方に突撃させる。
「獅子ーーぐああああああ!!!」
技を使いできず、同じく荒魂に飲み込まれた獅童は悲鳴を出された。一体の攻撃が弱いとはいえ、これほどの数が一気に身体全体を攻撃するとその痛みは絶大。
「おわかりでしょうか?これが成長してきた私の力……いいえ、あの方が研究してきた成果です。冥加刀使………それが刀使たちの次なる段階です。」
「夜……見……さ……」
写しが剥がれ、獅童より先に倒れた寿々花。幸い写し剥がれただけで身体は無事。だけど、しばらく身動きが取れない。
「ここで貴女たちの命を取るつもりがありません。今後とも、私たち……いいえ、ヒメの邪魔に入らないでいただきたい。」
「ぐぅ……!」
「おや、また立てられるのですか。それにしても、よほど見苦しい姿ですね。親衛隊第一席」
夜見の攻撃が終わり、獅童は傷だらけの姿で立ち続ける。親衛隊の服と普段肩に被った白いコートもボロボロになった。
その姿を見て、夜見は煽り口。
「なぜだ……夜見。お前は……僕たちの仲間ではなかったのか!」
「……何かと思えばこの質問ですか。私はただあの方に忠義を尽くす者です。誰の仲間になる覚えがありません。」
「なら……親衛隊は……お前にとっては何なんだ!僕たちと過ごす日々は……お前にとって無意味なのか!」
「……………」
「答えろーー!夜見!!」
感情に揺るがせ、獅童は吠えるように大きな声で夜見に質問を投げる。仲間のことを第一にする彼女にとって、今お互いのことを殺し合うのは間違っているんだ。
彼女はかつて親衛隊同士と過ごす日々を思い出せると、その気持ちがどんどん強くなっていく。
昔、親衛隊四人で紫様の護衛や温泉旅行、熱い風呂我慢大会、誕生日会、花見などをした。どれも大事な思い出でした。
寿々花と結芽がどう思うのは知りませんが……きっと同じ思いを持っているはず。だって、みんなは親衛隊の仲間だ。
「………愚問ですね。もちろん無意味です。親衛隊はただのお仕事。私にとって何の意味もありません。」
「…………そうか。じゃ、結芽の死もお前にとって無意味なんですね?」
「…………ええ。彼女はただ不運で犠牲になった実験物です。」
「……だったら、もうお前に情けは必要ないみたいだね。夜見!」
怒りの声と共に、獅童は御刀を夜見に向く。彼女の瞳は赤くなった。
「ええ……最初はそのつもりです。敵になる以上、もうくだらない情けは必要ない。」
「真希さん!駄目です!夜見さんにそんな力を使ったら、もう……」
両方が本気でお互いのことを潰すと感じた寿々花は悲しんでいる。獅童と違って、彼女は仲間を傷つくことを覚悟していなかった。
だって、夜見さんはーー。
「ーーもう意味がない殺し合いをやめてください!二人共!」
「ーーーっ!?」
そんな時、唐突三人以外の声がこの場に割って入った。夜見は予想外の者が入ることに驚きながら、その声主の方向へと身体を向ける。
「貴女は本当、仲間との殺し合いを望んでいないよね。皐月さん。」
「貴方はーー雅。」
「はい。お久しぶりです、皐月さん。」
ピルの最高層外側の階段から登ってきた少女。彼女はずっと夜見の行方を探している元鎌府所属の管理局情報科の生徒、竹島 雅だ。
◇
「雅、なぜ貴女はここに?」
「貴女を止めに来た。もう高津学長の命令を聞かなくてもいい。」
「そんなふざけた格好ですか?」
「ええ、友達の交渉には御刀が必要ありません。」
夜見と真正面に対峙する雅。
しかし彼女は御刀を持たず、ただ空手で荒魂を操る敵とお見合う。
「友達………私は貴女と友達ではありません。今は敵同士です。」
「それでも間に合います。今管理局に戻ってくれたら私はすべての資源を尽くして、貴女に一定の自由を与えます。」
「そんな必要ありません。私はもうそちらに戻ることができません。」
「またその忠義を尽くすということですか。あの人……高津のババァは貴女が尽くす忠義をなんでも思ってないのです!貴女もよく知っているでしょう!あの人は慈悲の心がありません!」
「それでもあの方は私が尽くす方です。あの方が望んでいるなら、私は悪魔になっても構いません。」
心の底からそう叫んだ雅ですが、彼女の声は夜見に届くことができない。
「貴女は死にますよ。このままあの人に付くと、ノロの力を使い続けると、いつか貴女は燕 結芽の末路に歩きます。」
「それでも私は自分の忠義を尽くすのみです。」
「夜見………」
「夜見さん……」
いくら言っても彼女の答えは変わらなかった。それで悲しい顔になった親衛隊の二人と雅。
もう彼女をこちらに呼び戻すことができないのかって悲しむ。
「だったら、もう口説くをやめます。武力を使っても貴女を管理局に連れ帰ります!」
「武力?その拳で私を倒すのですか?」
「いいえ、“拳だけではない”ですよ。」
雅はそう言ったあと、下から何かしらの雑音がしてきた。
「この音は……ヘリ?」
「はい。管理局から一時“借りた”ヘリなんです。」
「管理局から……わざわざそれを……」
「うん。許可が取れませんけど、貴女を連れて帰せますならどんな対価を払っても構いません。」
雅が呼び出したヘリがビルの最高層に登り、ヘリから強い光が彼女たちを照らす。
「ただ一台のヘリで、こんな大量な荒魂を操る私を制服すると思ったんですか?」
「はい。だって貴女を倒せる切り札はその中に載っていますから」
「………っ!?」
ヘリが横に回転して、ヘリの横側には数人の男たちがロケットランチャーを持って、夜見たちが立つ場所に狙う。
「さぁ、花火の時間ですよ!ジョルさん。」
「まさか直接こっちに攻撃するのですか!?」
流石の夜見もロケットランチャーを見て慌て始めた。あれに当てられると、いくら写しがあっても身代わりが足りない。
だが、ヘリコプターに載ってる男は狙う目標を夜見から離れ、荒魂の方に変えました。
彼らの狙いは、最初そこだった。
「まさか……!!?」
数発のロケットランチャーが発射されて、それで上空で散らされた大量な荒魂の群れ。その機に生まれた爆風はちょうど夜見の周りに彼女を守った
「夜見さん、これが私のやり方です!」
「……っ!?」
夜見が爆風から反応が取り遅れた隙に、雅は誰よりも早く隠した武器を夜見に攻撃する。
その隠し武器は電撃棒だ。
「……っ!」
「逃さないよ!」
夜見は一瞬その奇襲攻撃を避けようとしているけど、彼女は夜見の次なる行動を予測し、確実その武器を彼女に当たる。
「~~~!!!?」
そして威力は暫く行動を失うほどの電流に調整した。
ビリビリという感触で夜見は電撃によって倒れた。夜見のコンドロールから解放された荒魂も散らされてどこかに行った。
「これで私の勝ちです。皐月さん。」
「…………」
「凄い……あっという間に、あの夜見を倒した。」
「しかも御刀を使わずに倒した……」
この場にいた獅童と此花も雅の所業に驚く。まさか御刀を持てずに元親衛隊の者を打ち倒すなんで……。
確かに彼女は小技を使ったけど、それでも夜見を倒すのは凄いことだ。
「……貴女は、昔みたいに不意の突きが好きですね。」
「それで勝てるなら刀使らしくない戦法なんでいくら出します。」
「……だから貴女はいつも立派な人間になれないよ。雅。」
「ええ……よく知ってます。」
地面に伏せられた夜見に睨まれ、雅はただ彼女が口に出した言葉を受け取る。彼女は不正当の人間だから、ずっと刀使として出世してなかった。
「これでこちらの戦いも終わった。残るのは調査隊と本命かな?とりあえず夜見さんと親衛隊の二人を回収すーー」
『依頼人!何者が地面から直接飛んできた!』
「え……?」
いよいよここでの戦闘が終わると思っていた雅ですが、ヘリコプターからの警告に彼女は一時に反応できなかった。
そして、数人がビルの下から飛び上がった冥加刀使が参りました。
「お前たちは……!」
「綾小路の……」
「親衛隊の獅童真希とかつて高津学長に噛む反逆犬か……囲めぇ!奴らに皐月夜見を連れて返すんな!」
「「「はい!」」」
陣形を整えて、雅たちを囲む冥加刀使。
「なんで近衛隊の刀使がここに来るのよ!皐月さんは捨てられた囮ではなかったのか!」
「ええ、その通りです。でも万が一皐月夜見が倒される場合にその撤退に協力にしろと相楽学長からの直々のご指示です。」
「…………」
近衛隊の人がこう言ってる間、数人の隊員が一時に麻痺された夜見を抱かえ上げた。
「ふざけんな!夜見をお前たちなんかに連れて行かせるか!」
「親衛隊の獅童真希。その調子が乗る口でいいのか?仲間の安全を気にしなくてもいいのか?」
「………っ!?」
「真希さん……」
「………チッ、こんなことになるなんで予想外だった。」
剣に向けられた寿々花と雅。二人は近衛隊に人質にされたため、獅童と雅が連れ出す彼らも軽く手出すことができない。
「お前ら!卑怯だぞ!それでも刀使か!!」
「ヒメの理想が叶えるなら、私たちは構いません。それにあなた達のような神を逆らう巫女は刀使ではありません。私たちこそが世界に有意味する刀使です!」
「なんだと…⁉」
「いくらなんでも詭弁過ぎます!市ヶ谷の全市民たちを巻き込んでこれが正しいと言うですの!?」
「ええ、貴女たちは所詮折神紫、政府に飼われた犬ともだ。この国をより良くするには、神であるタギツヒメ様が必要です。あの方は今でも我々の理想を叶えるために戦っているんだ。」
「何か……言っているんだ。こいつら。」
「これが報告通りの洗脳能力ですが……学長は本当にとんでもないやばいものを作っちゃった。」
かつての学長が作り上げた非人道的結果を見て、かつて学生の一員の雅は心が苦しむ。だって優良な鎌府の生徒たち及び彼女自身もあの女に育てられたのです。
そして彼女は罪がない綾小路の生徒たちを巻き込んで、皐月さんの忠誠を利用して、非人道的の軍隊を作った。
五ヶ月前と同じ、彼女は誰の心を理解せず、ただ大切すべき物を道具として使った。
「さぁ、皐月夜見のことを大人しく私たちで回収させてもらいますわよ。」
「グッ…!」
悔しい顔をし、獅童、寿々花及び雅は無力で近衛隊たちが夜見を連れされた光景を見届けた。
本来連れ帰れる者はまた遠くへ行ってしまった。
今回で少し夜見の強さをパワーアップしました。いかがでしょうかね?こういう強キャラの夜見さんは。