ろくでもない素晴らしき世界   作:熱くないヨーグルト

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鼠王たちの口調わからないので想像で書きました



???「イベントのバリア持ちにはわた…アーミヤの第3スキルが有効ですよ、ドクター」

最近ホシグマの潜在が5になりました。


4話

 数年ぶりに龍門のある通りに来たが旧友の店は相変わらずあるようで安心した。

「よおリン、久しぶりだな」

「お久しぶりですリンさん!」

「おお、久しぶりじゃな。お前さんたちは元気そうじゃな」

「はい!いつも元気溌溂です!」

「ったりめーよ。棺箱に何度入っても閻魔様が何度も追い返すほど元気が有り余ってるからな」

 数年前と変わらず元気そうで安心した。

「そうかそうかそいつはよかった。

 しかしお前さんが安魂夜の時期に来るなんて龍門に天災がやってくるかもしれんな。いや、もう『天災』は来てるかの」

「おいおい、その『天災』って俺の事か?冗談はよしてくれよ。……久しぶりに仲間たちに挨拶したくてな。もう10年は会ってないから」

「お主の仲間たちがあっちに行ってからもうそんなに時が経つのか。早いのぉ」

「ああ……本当に早い。あっという間だ」

 あの時は何もない助手がここまで成長して俺は老けた。本当にあっという間に時が流れてしまった。

「お互い年を取ったな。

 そうだ、この辺に美味い店があるんだってな。積もる話もあるし久しぶりに飯でも食いに行かないか?」

 丁度くそペンギンからふんだくった金とクロワッサンからもらったグルメガイドがある。近場にありそうなのは魚団子のスープを売ってる店か。

「ほっほ、では馳走になるかの」

 よっこらせと立ち上がると袖を誰かに引っ張られる。振り返るとどうやら助手が引っ張っているようだ。

「どうした?」

「先生、さっきからあそこにいるアイツはどうします?ぶっ殺していいですか?」

 いきなり物騒な事を言ってくる。

「アイツ?」

 こんなに口調が荒くなる相手なんて1人しかいない。助手の指す方向を見ると予想通り懐かしい人物がいた。

「久しぶりだな、タルラ。お前もどうだ?」

「行きます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお、こりゃ美味い。今度はあいつらも連れて行くか」

「それはいいですね。このお魚団子、臭みもないですからみんなも気にいると思いますね」

「また腕を上げたようじゃの」

「ありがとうございます」

「ここからの眺めは良いな、遠くに見える川の景色は綺麗で龍門ではなかなか見れない珍しい光景だな」

「……」

 チラッとタルラを見ると龍門で派手にやったことに思うところがあるのかどこか遠い目をしてどこかを見ている。

(いや、見ているのはウェイがいるところか)

 タルラをよく見ると。最後に見た時より少し痩せてやつれていた。不安に思うが魚団子を食べるち少し頬がつりあがっていた。思ったよりも調子は悪そうではない気がする。

 

 

 

「フロストノヴァは元気か?」

 こんな時に聞くのは無粋だが気になっていたことを聞く。

「……フロストノヴァは、まだチェルノボーグから帰って来てません」

「そうか……死んだか、あるいはロドスにいるかもしれないな」

「ロドスだったらいいですね。私としてはフロストノヴァには生きていてほしいです。コイツはともかく」

「私はお前のヒトの皮が未だに剥がれていないのが残念で仕方がないな」

 懐かしいやり取りをしてるがここで暴れないでほしい。リンは笑って見ているが店主が可哀想だ。

「ああ”?」

「なんだやるか?」

 予想通りになってしまった。

「お前ら喧嘩するなら外でやれ」

「「……」」

「表出ろ」

「そっちこそ」

 屋台を仲良く出て行く二人を見送る。元気がなさそうな雰囲気だったがどうやら元気は有り余っているようで安心した。

 

 

 

「いつもそうだがなんでアイツとタルラは顔を合わせるたびに喧嘩するんだ?もっと仲良くできないのか」

 どうせ殴り合ってもタルラが泣かされるのがわかっている。まあタルラも負けず嫌いだから二人が戻ってくる頃にはお互いボロボロになっているだろう。

「お前さんだって若い頃はよく仲間と殴り合っては後で酒を飲んで共にバカ笑いしたではないか」

「そうだったか?……いや、そうだったな」

「お客さん、止めなくていいんですか?」

「大丈夫大丈夫。あいつらもさすがに加減はするさ。それにたまに発散させないと拳での殴り合いがアーツも使った殴り合いになっちまうからな」

 

 

 

「お前さんは知っていて送り出したのか?」

「どうしたんだよ藪から棒に」

「あのお嬢ちゃんが行く道の、その終着点を分かっていたのだろう」

 お嬢ちゃん?タルラの事か。

「どうだろうな。だが遅かれ早かれそうなるのは気づいてはいたな。

 けどなタルラの意思は固くて止めるのは無粋だとあの時は思ってそのまま見送っちまったんだ。だが今思うと俺の選択は正しかったのかって思っちまうな」

「……それが儂のルールを踏みにじるのを理解しておるのだろう?」

 老いても衰えることがない。むしろあの頃より更に鋭さがかかった殺気を向けてくる。

「おお、怖い怖い。けどアンタはわかっていて見逃したんだろ?

 レユニオンの龍門襲撃の際にウェイがやったことに一枚噛んでいること。その中にお前の娘が関わっていたことを知っていた。そうだろう?」

「なぜそう考える?」

「なんだかんだ俺の支援者や協力者は多いからな。わかったのは『目』と『耳』は多いのと状況証拠だ。ま、それでいらん事も知っちまうからたまったもんじゃないがな」

「ほっほっほ。今になって積み上げてきた債務の支払いがきておるようじゃな」

「おいおい、もう時効だぜ勘弁してくれよ」

「時効なんて死ぬまで無効にはならんのじゃよ」

「アンタが言うと説得力が違うな」

「年季が違うからの」

 話題を変えたのはいいがこういう話はリンには勝てない。

「おや、そろそろ今回の喧嘩は終いかの」

 外の音に耳を傾けると喧嘩が佳境に入ったのか大きな歓声があがっている。……少しエグい音が聞こえるがちゃんと死なない程度には殴っている。……殴ってるよな?ヒートアップしすぎて殺し合いが始まる前に止めないといけない気がしてきた。

「そろそろ近衛局もやってきそうだし止めにいくわ」

「巻き込まれないように気をつけるんじゃぞ」

 手を振って応えて喧噪のど真ん中に躍り出る。

 

 

 

「はーっはーっ……泣き虫のくせに中々やるじゃない。レユニオンの……チンピラ共としばらく一緒にいて……喧嘩の腕だけは上がってるようね」

「ゼェーッゼェーッ……クソッ相変わらず化け物じみた……いや、化け物と呼ばれたあの人たちよりも……」

 お互いボロボロで見るからに痛ましい姿になっている。昔を思い出す懐かしい光景だ。だがやりすぎでもある。

「いいぞ!そこだ!!」「右だ!右を狙え!」「今オッズはあの龍の姉ちゃんが高いよー!買うなら今だぞ!!」「脇ががら空きだ。いっけー!!」「ああ!なんでそこで退くんだよ!?」「ばっか、あれはカウンター狙われてんだよ」

 そしていつの時代も変わらない喧嘩の熱。熱狂のままに場はヒートアップしている。そろそろ止めないとろくでもないことが起きそうだ。

「お前らそろそろ終いだ。帰るぞ」

「アイタッ」

「グッ」

 二人の頭にチョップをいれて止める。

 ブーイングと缶が飛んでくるが知ったこっちゃない。

「ほら、お前らも散った散った!近衛局の奴らが近くまで来てるんだからさっさと帰るんだな。それに安魂夜をブタ箱で過ごしたくないだろ」

 群衆を散らし痛みに悶える二人を担いで屋台に戻る。




 隨ャ蝗幄ウ?侭
クロージャが真面目に書かないから代わりに私が書く。

感染者達の為の組織ではあったが実際は今のレユニオンよりも恐ろしい存在だ。鉱石病の治療もやっていたが同時に火種も撒いていた。

そして首魁たるあの男は約20年の間に4つの時代を齎した。
1つは感染者達を立ち上がらせた時代。感染者の為の組織を立ち上げ鉱石病の治療に取り組んだ最も大人しい時代だ。
2つは恐怖の時代。カジミエーシュの騎士大隊を壊滅させてから数年間は世界は恐怖に支配された。あの男はその時恐怖の大王と呼ばれていた最も世界が静かな時代だ。
3つは黄金の時代だ。最も感染者達が理解され受け入れられた時代だ。互いに手を取り合い時にはぶつかり時には助け合いながら共に歩んだ時代だ。
最後は終焉の時代だ。あの男がアビサルで死んだという訃報により今まで隣人として接していた感染者達への排斥行動が再び始まった時代だ。

あの男はアーミヤの、いやテレジアの■■を知っている。無論あの■のアーツもだ。
だからこそあの男は■■を持つアーミヤの存在に気付いたのならあのヒトの皮を被った理解不能な怪物を仕向けてくるだろう。
いや、もしかしたら気づいた上で見逃しているのかもしれないな。


──ケルシー


……書きすぎたな。やはり私があの男の事に関して思うところがあるせいか書きすぎてしまう。
だがもしあの男が我々の行く手立ち塞がるのなら私は持ちうる全てを使ってあの男を殺す。例えその結果ロドスが崩壊するとしてもだ。




すごい個人的なことなんですけど小説の1話1話のオチってどう書けばいいんですかね。毎度書くたびに自分自身どうやって話を〆ればいいのかよくわからないんですよね。
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