ありふれない結界師は比較的優秀   作:灰色パーカー

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迷宮ラスボス戦、始まります。





15.最奥の怪物

ユエの封印を解いてから数時間。大迷宮に潜ってからはもう一日は経過しているだろう。

 

今いるのは200層へと続く階段だ。

 

ここまで来るのも大変だった。一輪の花を頭につけた恐竜みたいな魔物に追い回され、人間と植物が混ざったような触手の化け物に襲われもした。

 

そろそろ最下層であって欲しい。いい加減うんざりだ。福郎も心なしかぐったりしている。

 

 

ユエは相変わらず表情がわかりにくい。ここまで多くの魔物から吸血しているため魔力・体力ともに全快しているとのことだが。

 

 

格好も裸では無くなり、自身の能力で生み出した服を着ている。見た感じ元の世界にあるつなぎ服や作業服といった感じだ。古風な感じも、ましてお姫様といった感じもしない。

 

 

ユエ曰く、「()()()()()()()()()」らしい。意味はわからなかったが、知らない方が良さそうだったので深くは聞かなかった。

 

 

 

階段を下り終わると、そこは無数の巨大な柱に支えられた広大な空間だった。柱の一本一本に彫刻が彫られ一定の感覚で並んでいる。地面も平らで荒れたところが一つもない。

 

 

道中の洞窟の岩肌や草木が生い茂っているといった自然的なものではなく、誰かが意図的に作ったような人工的な空間だった。

 

 

探査用結界で部屋を探るが、魔物の反応は何も無かった。特に危険もなさそうなので部屋の奥へと歩いていく。

 

 

200mほど歩くと前方に巨大な扉を見つけた。全長10mほどの巨大な扉。ユエが封印されていた部屋の扉を遥かに超える大きさのそれは名状しがたい雰囲気を放っている。

 

「これは……重厚な造りだな。ここが、そうなのか?」

「……反逆者の住居?」

 

正に迷宮の最奥部と言っていい様相に僕もユエも同じ意見に達する。遂に最下層に着いたのだと。

 

 

 

だが、諸手を挙げて喜ぶ気にはならなかった。この空間に魔物が一体もいないという事実が、むしろ僕に警鐘を鳴らしていた。

 

何か厄介な相手が出てきそうな予感がする。

 

 

「……とはいえ進むしかないか」

 

嫌な予感はするが、それでも進まなければならない。そうでなければゴールに着くことも、まして地上に戻ることもできないのだから。

 

 

「ん。ハジメは強い……私も強い……福郎もいる…………大丈夫」

「ヒュー‼」

 

ユエの言葉に福郎も賛同する。意を決して扉に向かう。

 

 

そして、扉まであと数十mといったところまで進んだ時だった。

 

突然目の前に巨大な魔法陣が出現し赤黒い光を放ち始めた。脈打つような振動音を響かせながら、徐々に光を強くさせていく。

 

 

「……やっぱりこうなるのか」

 

結界師ゆえか、多くの修羅場を超えてきたからか。こういう時の直感は外れない。

 

「ヒュー!ヒュー!」

 

目の前に現れた魔法陣からはこれまで以上の魔物が出てきそうだ。福郎も警戒レベルを上げるよう伝えてくる。

 

ユエは既に臨戦態勢を取り、真っ直ぐに魔法陣を睨んでいる。

 

 

一際強い閃光が走った。光が治まると、そこには六つの頭に長い首、鋭い牙に赤黒い眼をした怪物。

 

それはゲームや漫画に出てくるヒュドラと呼ばれる化け物に酷似していた。

 

 

同時に、

 

(八岐大蛇みたい……首が二本足りないけど)

 

 

伝承に残る八岐大蛇のようだという印象も持った。かつてスサノオノミコトが討伐し亡骸から天叢雲剣を発見したという伝説級の妖だ。

 

 

「「「「「「クルゥァァァァァ!」」」」」」

 

 

不協和音のような音色の咆哮を上げ六対の眼光が僕らを射抜き、強烈な殺気を向けてきた。

 

 

「っ!結!」

 

直後、赤い紋様が刻まれた頭が口を開き、火炎放射を放ってきた。炎の壁と言って相違ないそれを咄嗟に結界を張ることで防御する。

 

 

炎が止むと同時に結界を解き、僕とユエは左右に分かれる。走りながら赤い紋様の頭に狙いを定める。

 

「方囲!定礎!結!……滅!」

 

赤い紋様の頭を結界で囲い込み滅却した。見た目の威圧感とは裏腹に、サソリモドキのような頑丈さは無く簡単に滅することができた。

 

耐久力の低さに妙な違和感を持った時だった。

 

白い紋様の頭が咆哮を上げた。すると白い光が赤頭を包み、消し飛んだ頭を再生させた。

 

 

やや遅れて、ユエも氷の魔法で緑の紋様の頭を吹き飛ばしたが再び白頭が咆哮を上げ緑頭を再生させた。

 

 

(白頭は回復役か?)

 

今度は青い紋様の頭が無数の氷の(つぶて)を連射してきた。礫と言うにはあまりに長く鋭いそれは、むしろ氷の槍と言った方が的確かもしれない。

 

「っ!……結!」

 

走って避けるには数が多すぎるため周りを結界で囲み耐え凌ぐ。無想状態の結界であるためどれほど鋭利な氷槍であっても貫かれることは無い。

 

が、如何せん数が多く、容易に結界を解いて動くことができない。

 

 

青頭の意識が僕に向いている隙にユエが反対側から白頭を攻撃する。

 

「“緋槍”!」

 

燃え盛る灼熱の槍が白頭を急襲した。

 

だが、直撃する瞬間に黄色い紋様の頭が射線に割って入り、自身の頭の周りに黄色い障壁のようなものを展開する。

 

ユエの緋槍は黄色い障壁に直撃し、無傷で受け止められてしまった。ここに来るまで多くの魔物を屠ってきたユエの魔法が容易に防がれたことに驚きを禁じ得ない。

 

既に青頭の氷槍の攻撃は止んでいたので、その場から離脱する。今度は赤頭が数発の炎弾を撃ち放ってきた。

 

威力は桁外れだが、今回は数がそれほどでもないため走りながら回避していく。ユエの方も緑の紋様の頭からの攻撃を回避していた。

 

緑頭の口からは半透明の巨大な刃がいくつも撃ちだされていた。

 

ユエが回避した場所には鋭い傷跡が残っていおり、恐らく風属性の攻撃だろう。

 

 

(赤は炎、白は回復、青は氷、黄色は盾、緑は風………黒は?)

 

これまでの短い戦闘から各頭の行動はだいたいわかった。しかし黒い紋様を持つ六体目の頭がまだ何もしていないことに気づく。

 

黒頭は戦闘中ほとんどユエの方を向いていたが、攻撃らしい攻撃をまだしていないはずだ。

 

 

(各頭で役割分担がなされているのに、黒には何も無いなんてことがあるのか?)

 

嫌な予感がする。赤頭の炎弾を避けつつユエの方へと走る。

 

 

すると、

 

 

「いやぁあああぁぁぁ‼」

 

 

 

突然ユエの絶叫が響いた。見た感じ緑頭の風の刃を受けた様子は無い。ただ頭を抱えて、いや目を覆って悲鳴を上げている。

 

ただならぬ様子に一刻も早くユエの下へ向かおうとするが、赤頭と緑頭が行く手を阻む。

 

炎弾と風刃を無数に放ち、僕の行く手を阻んでくる。

 

まさに弾幕。避けることはもはや困難を通り越して不可能に近い。

 

 

だが、僕には()()がいる。

 

「福郎!」

「ヒュー!」

 

福郎の名を叫び、福郎もまた僕の呼び声に応える。そして瞬時に探査用結界を展開させる。

 

展開された探査用結界はこれまでのように階層全体に広げるのではなく僕の正面十数mに限定している。範囲が狭い代わりに、結界内に入ったあらゆるものを感知し把握できる。

 

(…左!三歩先!そんで……ここで屈む!)

 

そして結界内に入ってきた炎弾や風刃に対し、その数や大きさ、軌道を感知し、最適な方向とタイミングで回避しながら弾幕の中を駆けていく。

 

弾幕に突っ込んでいく僕に容赦なく追撃してくる赤頭と緑頭。だがそのどれも僕には当たらない。

 

(右に三歩!斜め左に一歩!前に走って……四歩先で飛ぶ!)

 

 

弾幕攻撃は敵を殲滅するのに有効な手段ではある。ただ一つデメリットなのは攻撃している方からも相手が見えないこと。

 

 

だから、()()()弾幕を抜けて敵が姿を現したら……

 

 

「方囲!定礎!結!」

「「!」」

「滅!」

 

虚をつかれ対応に遅れてしまう。だからこんなふうに簡単に二つの頭を滅することができる。

 

「はぁ……はぁ……ユエは?」

 

赤頭と緑頭の二体を撃破し、ユエの方を見る。いまやユエは膝までついてしまっている。無防備な状態の彼女を逃すまいと青頭が首を伸ばし、その顎で噛み砕こうとしていた。

 

「させるか!……結!」

 

ユエを囲って身を守りつつ、天井に向かって一気に結界を形成する。結界はユエの頭上から迫っていた青頭の顔面に直撃し、そのまま天井に衝突させる。

 

「グロアァァ!」

 

天井に叩きつけられた青頭は脳振とうでも起こしたのか、唸りはするが攻めては来ない。赤頭と緑頭はまだ再生しきっておらず、白頭は回復の真っ最中。黒頭は何かしてくる気配は無い。

 

「ユエ!」

 

急いでユエのもとへ向かい彼女を抱きかかえる。何をされたのかわからないが、ユエは目を見開いたまま震えている。

 

「一体何が?」

 

ユエが受けた攻撃が何なのか思案しようとするが、見晴らしのいい場所で座り込む訳にもいかない。一番近い柱の陰に隠れとにかくユエを正気に戻す。

 

「ユエ、おい!しっかりしろ!おい!」

 

ユエの体を揺らしながら呼びかける。頬をペチペチと叩いたり、左右に引っ張ったりしていると、僅かだが正気に戻ってきた。

 

「ユエ!しっかりしろ」

「……ハジメ?」

「そうだよ、僕だ。何があった?」

 

どこか焦点の合わない眼で、何かに恐怖しているかのような顔でこちらを見るユエ。その体は今も僅かに震えており、まるで体の自由が利かないかのようだ。

 

「……裏切られたかと……また、暗闇に一人で……」

「……はぁ?」

 

ユエがぽつぽつと話し出すがまるで要領を得ない。突然強烈な不安感に襲われたとか、僕に裏切られて再び封印される光景が頭に浮かんだとか。

 

けして見たくない悪夢を見せられ、恐怖で体が動かなくなったと。

 

そこまで聞いてようやくピンときた。あの黒頭の力は……

 

 

()()()()()……」

 

 

恐らく精神感応系と精神支配系の複合。ユエの精神を覗き見て、彼女が最も忌避する映像を見せることで洗脳し体の自由を奪ったのだろう。

 

(精神系の異能……専門外だな。黒頭の眼を見なきゃ良いのか?)

 

精神系の異能者がどれほどいるのかは知らない。少なくとも僕がこれまで出会って来た異能者には精神系の異能者はいなかった。

 

だから能力についてもよくわからない。眼を見なければいいのか、それとも咆哮を聞いてはいけないのか。

 

黒頭の異能の発動条件がわからず、いくつかの仮説を立てている時。

 

 

「っ!」

 

ゾワッっと背筋に悪寒が走った。

 

警戒を緩めたつもりはない。にもかかわらず何かに背後を取られた。()()()()()()()がすぐそこまで迫っている感覚に全身から嫌な汗が噴き出す。

 

(くっ!)

 

迫りくる悍ましい気配。その気配が僕の背中に届く刹那、全力で絶界を発動する。

 

咄嗟に纏った絶界にその気配が触れた瞬間。

 

バチッ!と何かが絶界に弾かれた。次の瞬間、柱の裏から悲鳴が聞こえた。甲高い金属音にも似た苦悶の叫び。

 

柱から覗き見れば黒頭が頭部を暴れさせながら唸っていた。

 

(アイツが、何かしたのか?)

 

結局何が僕の背後を取ったのかはわからない。何も見えなかったから。

 

だが確実に何かいる。目に見えない何か。音も無く静かに這い寄り、こちらに攻撃してくる何かが。

 

しかしその何かに触れた瞬間、直感した。

 

絶界でも壊せると。触れられたらアウトだが、触れられる前ならば対処できると。それに…………

 

(絶界で迎撃した途端に黒頭が悶え始めた。あの気配に対する攻撃は、黒頭自身にも届くのかもしれない)

 

そんな予想を立てていると、黒頭は暴れるのを止めて既にこちらを凝望していた。

 

(来るなら来い。今度はその見えない『何か』、確実に破壊してやる)

「クゥラァァァァ!」

 

黒頭が吠えた瞬間、空気が変わった。今までの何倍も重たく、底冷えするほどの圧。

 

確実に黒頭の能力が発動しているのがわかる。だが、見えない何かが迫ってくる気配が無い。

 

というよりわからない。先ほども突然背後に現れたのだ。

 

つまり、気配を感じた瞬間に速攻で対処するしかないということだ。

 

「「…………………」」

 

僕も黒頭も互いに目を逸らさない。互いの攻撃が致命傷になり得るとわかっているからこそ、最大限の警戒態勢を取る。

 

数舜の睨み合いが続く中、どこかで瓦礫が崩れた時。

 

 

先ほど以上に冷たい悪寒と共に悍ましい気配が出現する。見えない脅威が僕の背中に届く刹那、最大出力の絶界を発動する。

 

紫紺に染まり、陽炎のように揺らめく拒絶の結界。未熟ゆえ完全な球状にすることはできないが、それを差し引いて余りある規模で体の周りに放出する。

 

そして燃え盛る炎の如き激烈な絶界が、背後に迫った『何か』に触れた瞬間。

 

 

ガラスが割れるかのような甲高い音が響いた。さらにこちらを睨んでいた黒頭が絶叫する。

 

「クルアァァァ!」

 

激しく頭部を揺らし、首を振り回す黒頭。幾ばくか暴れた末、こと切れたように首ごと地面に倒れ込む。

 

 

(やった…のか?)

 

背後に迫った冷たい気配も消え、黒頭も沈黙し、この勝負に限っては終わったと思われる。

 

(……とにかく他の五体も、すぐに倒さないと)

 

一体倒したからと言って気は抜けない。先ほど滅した赤頭と緑頭は既に再生が完了しており、天井に叩きつけた青頭も起き上がってきている。

 

まだ体の自由が戻っていないユエを柱にもたれさせる。

 

「ユエ、君はここで待ってて。あの怪物は、僕一人でやる」

「なっ!私も、私も何か……」

「今の状態じゃ足手纏いだよ。一人で動くこともできないのに、どうやって戦うのさ」

「でも……………」

 

案の定ユエは反対したが、まともに動けない彼女では戦闘はおろか陽動すらできない。じっとしていてもらう方がずっと良い。

 

立ち上がり、八岐大蛇(ヒュドラ)の方を見る。敵も既にこちらに照準を合わせつつある。

 

 

一人で戦うと言ったものの、まだ判らないことがあった。黄色頭の障壁の事だ。

 

あの障壁がどれほどの防御力なのかを確認しておく必要がある。

 

 

一気に柱の陰から駆け出した。飛び出した僕に対し各頭が次々に攻撃を仕掛けてくる。それを柱の陰に隠れながら躱していく。

 

 

ユエから数十m離れ、ヒュドラの意識が完全に僕の方に向いたところで黄色頭に対し攻撃を試みる。

 

「方囲!…定礎!…結!………め、なっ!」

 

結界で黄色頭を囲い込んだ。そのまま滅しようとした時だった。結界が障壁に触れた瞬間、結界が砕け散った。

 

(あの砕け方………あの障壁、異能による攻撃を防ぐというよりも()()()()()()を無力化するのか)

 

あの障壁の本来の役割は剣や槍などの物理攻撃を防ぐことで、異能の無力化は前提でしかないのかもしれない。

 

(まぁそれならそれで、やりようはある)

 

ここまで各頭は攻撃や防御を行っていたが、相変わらず黒頭は倒れ伏したままだ。さっきの攻防によるダメージが抜けきっていないの、それともあれでもう死んでいるのか。

 

(どっちにしろ、先に黄色頭と白頭を仕留める!)

 

青頭の氷槍を避けながらまずは盾役と回復役の二頭を倒しにかかる。赤頭が放った巨大な火球で互いの視界が一瞬遮られた隙に黄色頭に狙いを定める。

 

「方囲!……定礎!」

 

だが、今回位置指定するのは障壁を展開している頭部ではない。胴体と頭部を繋ぐ()

 

「結!」

「クァ、ラァァ」

 

いくら異能を無力化する障壁があるといっても、その障壁で触れられなければ意味が無い。

 

どれほど首が長く柔軟であろうとも、決して届かない部分はある。そこを囲んでしまえばこちらのものだ。

 

「滅!」

「クラァッ!」

 

首を滅却し頭部が地面に向かって落ちていく。胴体からの魔力が供給されなくなったからか、展開されていた障壁が消えつつある。

 

黄色頭が倒され即座に回復させようと白頭が吠えるが、そんな隙は与えない。盾役がいない今こそ最大の好機。

 

「結!結!……滅!」

「!」

 

落下中の黄色頭と回復させようとしていた白頭を同時に囲い、間髪入れず滅却する。

 

 

黄色頭と白頭が碌な断末魔も上げず消滅したことに、他の三頭は瞠目する。その間に動かないでいる黒頭の方を見る。

 

「……結!…滅!」

 

未だに微動だにしない黒頭だが、いつまた動き出すかわからない。先手必勝、やられる前に滅却する。

 

 

「「「クルゥァァァ!」」」

 

都合三頭がやられたことをようやく理解し、残った三頭が激昂する。今までで最も強い敵意を向けて襲い来る。

 

 

 

「さあ、大詰めだ」

 

 

決着の時は近い

 

 

 





今回のヒュドラ戦、黒頭の能力について補足します。原作での黒頭がユエに精神攻撃を行っていたので、結界師の精神系能力を採用しました。

作中では精神感応系能力と精神支配系能力の複合としました。まず感応系でユエのトラウマを読み取り、支配系でトラウマとなる映像を見せてる感じです。


精神支配系能力で↑の内容が全部できるのか判断が難しかったのでこのような形になりました。

黒頭の力のイメージは『蛇』です。もう一体の見えない黒頭を想像してもらえたらと思います。

力のイメージを破壊した時のハジメの絶界は、ドラゴンボールの悟空やベジータが気を解放した時に纏うオーラのイメージです。
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