<イッセーside>
「スー…スー…」
久々に気持ちのいい朝
チュンチュン!
晴れの日は大抵は雀の声で朝は目が覚める
ガチャ!
しかし、最近の朝は…
「イッセー様、起きてください。」
グレイフィアさんに起こされる。
一応目覚ましアプリはセットしてあるがそれよりも早く声を掛けてくるからあまり意味はない。
「イッセー様、聞いているんですか?」
でも、すぐには起きない
何故なら…
ユ~サッユ~サッ! ポヨッン~ポヨッン~♪
起こそうと体に覆い被さるように俺の顔を覗き込んでほんの少し視角を開けると
グレイフィアさんの胸にぶら下がっている『たゆんたゆん』のおっぱいが揺れまくっているから勿体無くて起きられません
とはいえ……朝トレをサボるわけにはいかないので起床
「ふあ~…おはよう、グレイフィアさん。」
「もう~とっくに起きてたクセに…そんなに私の胸を
布団から起き上がるとグレイフィアさんは頬をほんのり赤くして胸を腕で隠すように抱える。
そして、ジャージに着替えストレッチを終えジョギング
毎日が繰り返しだが日々の積み重ねは大事だ。
ところがジョギング中に…
「あ! イッセー、今ジョギング中?」
「部長?」
トレーニング中に部長と遭遇
しかも部長もジャージ姿で…ダイエットかな?
本来休憩は挟まないがたまにはということで公園のベンチに二人で一息
「イッセーは毎日トレーニングしているの?」
「部長は最近おっぱいだけでなく、お腹も出てきましたか?」
ギュウゥゥゥ~!
「イッテテテテェー!」
いきなり頬をつねる部長
冗談なのに…でも向きになって頬を膨らませる部長の表情もかわいいけど。
「少しはデリカシーを持ちなさい…私ならこれくらいで済むけど、小猫は特に朱乃は絶対に雷を落とすわよ。」
たしかに小猫ちゃんなら岩や大木なんかを持ち上げるイメージが湧くし
朱乃さんなら笑いながら表情を暗くして雷を撒き散らすだろうな。
「ゴッホン…それよりもイッセー。 あなたにもそろそろ使い魔を持たせようと思っているの?」
使い魔っていうのは悪魔にとってパートナーというかペット的な奴か?
本来はチラシの配分や偵察など色々と便利らしいが俺は持つ必要があるのかだ?
チラシは魔法で配分出来る上に
偵察なら『サーチ』を使えば問題はない
異世界でも魔法使いにはパートナーで剣士が付きものだが俺は修行の末『魔法剣士』だった為にそういった者との繋がりは期待しなかった。
それを部長にも話したけど…部長は寂しげな顔で見詰める。
「イッセー…折角、仲間になったんだから仲を深めることも大事よ。 それに一人より大勢の方が…」
部長は笑顔で身を寄せてきて密着しながら表情を伺う。
「イッセーにとって私達は…仲間じゃないの?」
珍しく真面目な顔で話をする『グレモリー家は悪魔の中でも情愛が深い』とソーナさんや木場も言っていた。
部長は領主としては落第だが眷属想いなのは本物かもしれないと内心では評価が上がる。
それに…
「ねぇ~…イッセー…聞いてるの?」
ムニュ~ バッインバッイン!
密着しているから改めて再認識
ジャージ姿でもやっぱり部長はエロ~い
おっぱいだけじゃない体も肉付きが良いせいか太ももやお尻に引き締まったウエスト
さらに流れるようなストロベリーブロンドの紅い髪にうっすらと同じ色の柔らかそうな唇
まさにエロス
「イッテテテェー…はっ…はにふんの?」
「また、エッチなことでも考えていたんでしょ…まったく、イッセーはしょうがないんだから…」
妄想に明け暮れていたら部長に頬を摘まれて正気に戻った。
そして、休憩は終わりで家へ帰宅しようとすると…
「あっ…そうそう、イッセー!」
「どうしました、部長?」
「実はね…」
トレーニングを終え朝シャン朝シャワーで汗を流し朝食を済ませ制服を着用し登校
しかし、帰宅した時グレイフィアさんに『今日は時間がかかりましたね?』と質問されたけど
『おばあさんに道を聞かれてね…』と適当に言い訳するけど無言のまま目視するから顔色を読まれていないかと心配
「それにしても部長の朝、口にした言葉にはさすがに…」
それは俺の日常に大きく関わって来るが俺の夢見るハーレムへの進歩かもしれないからだ。
「ええ~ホームルームを始める前に皆さんに素敵なお知らせがあります。」
朝のホームルームの前に担任がお知らせとばかりにクラス中が騒ぎ
「さあ~ドアを開けて、入って来て!」
「はい♪ 失礼します。」
ドアから金髪の長~いブロンドの女の子が制服姿で入って来た。
「は~い、それでは自己紹介をお願いしますね。」
「この学園に新しく転校して来たアーシア・アルジェントと申します。 皆さん、よろしくお願いします。」
そう言って自己紹介が終わると教室の空気が変化し俺以外は時間が止まったように停滞して動かない。
次の瞬間…
「おおおおおー‼️」
「金髪美少女ー来たー‼️」
「マジでかわいいー‼️」
クラス中が熱狂と歓声に包まれホームルームは転校してきたアーシアと教室の男女は寄り添ってくる。
「アーシアさんの家はどこなんですか?」
「私は兵藤一誠さんの家に住まわせてもらっているんです。」
「「「「「ぬ―――わ―――に―――‼️」」」」」
その一言で男子生徒全員が血涙を流し睨んでこちらへ来る。
「何故だぁぁぁー‼️」
「なんで、お前ばかりに美少女が寄り付くんだー⁉️」
「しかも、駒王学園二大お姉様のいるオカルト研究部に入部しリアス先輩に姫島先輩まで毒牙にー‼️」
「それよりも前には生徒会の支取先輩と真羅先輩を名前で呼んでいるじゃねぇーかー‼️」
「そして、今日転校したてのアーシアさんと同居⁉️」
クラス中の男子達が死霊の集合体のような顔で色々と言って来るので…
「お前等、先ずは説明するから、よ~く聞いてくれ。」
「「「「「おう、詳しく聞こうか⁉️」」」」」
そこからは教室の女子も含めて何故そうなったかを明確に説明と説得
アーシアは外国の生まれで赤ん坊だった時に教会に拾われ8才の時に子供のいない家族にもらわれた。
しかし、その家族はアーシアに虐待する最低な人達だった
そんな生活の中、海外へ来ていた俺が入っていた児童福祉施設の園長に保護され
日本へやって来ることなり俺とアーシアは兄妹のような関係なんだ
でも、親の残した家に俺は一人暮らしをするために施設を出て行き
アーシアは寂しさを隠せずに施設を飛び出して俺の元へと来た
つまり俺とアーシアは切っても切れない関係だと皆へ説明すると…
「うううぅぅ~…そうか…そういう事情が…」
「アーシアさんも…親がいないのね…グッスン」
「天涯孤独だから…そういう縁…だったのね…うぅぅぅ…」
「兵藤ー…‼️ アーシアさんを……護ってやれよ~…‼️」
町の人達や学園の連中には俺は施設育ちの孤児だという記憶に変化させているから誰も疑う者はいない
全員涙を流して女子にいたっては悲しすぎて床へしゃがみ込む…おっ! パンツ見えた!
登校途中に考えた嘘だったンだが…単純な奴等で助かった
まあ~悪魔に転生したとは言えないからな。
トントンっと肩を叩くアーシアが…
「あの~イッセーさん、私教会以外の人にもらわれた覚えは?」
「アーシアは黙ってなさい。 いいか、コイツらに悪魔だの堕天使だの言って理解出来ると思うか?」
アーシアに部長から自分の秘密は他言無用だと言われているし8才の頃に追放されたのならつじつまは合う
ずっと孤独だったと言えば周りは同情し友達になってくれる
それからアーシアはクラスの奴等とすっかり仲良くなり女子から妹的な存在、男子からは癒し系の存在へとなった。
だけど…
「そうね……前例は無いけど、やってみようかしら。」
そして、部長は『
「この駒を使ってこの娘を転生させてみるわ。 この娘の回復系神器は『
そうしてアーシアは紅い魔法陣の光に包まれ悪魔に転生した…
「よろしくお願いします。」
「…それで?」
「もう一度、言うわよ。 アーシアを
家の中へ俺と部長とグレイフィアとアーシアの四人で荷物を運び入れている。
「別に…構いませんが若い男女が一つ屋根の下でいいんですか?」
「何を今更、恥ずかしがってるのよ? 日頃からスケベ目線をオープンにしているあなたからしたら、美少女と美女との共同生活なんて願ったり叶ったりじゃないの?」
まったくですね!
たしかにエロをマックスにしているせいか否定は出来ません
むしろ…うれしいくらいです。
「あの~私がその……頼んだんです。」
「ん? アーシアが?」
荷物を運ぶ途中でアーシアは戸惑った表情で立ち止まる。
「私、今までお友達がいなかったんです。 特に一緒に遊んでくれる 子供の頃からずっと欲しかったです。 それで日本に来てイッセーさんに出会って遊んでくれたのはイッセーさんが初めてだったんです…」
「アーシア…」
俺からすればレイナーレから遠ざけたかっただけなんだが……アーシアから見ると掛け替えのない大切な思い出なわけね…
内心では少しながら照れる。
それにしても…
荷物の箱のせいで段ボールに押し付けられる部長とグレイフィアさんのおっぱいの弾力はすごい!
重力の影響で箱が胸に寄って胸を締めつけるがエロい。
やはりおっぱいは柔らかさと弾力…いや形もしくは張りか?
「イッセー?」
「え? なんですか、部長?」
「なんですかじゃないわよ、いつまでボーッと立っているの?」
気が付くと部長やアーシアとグレイフィアさんは荷物を開けて俺は箱を持ったまま呆然と立ち尽くしている。
失敗だった…
イッセーが天涯孤独設定にした事で周りの態度を変えうとはしましたが面倒なのでその辺は適当に。
使い魔の話題が出てきましたが時間がなかったので次回までお預けで。