イッセーが魔法使い?【一時凍結】   作:ハラパンダ像

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 今回はイッセーが何を使い魔にするかだがやはりアレでしょ。


俺の使い魔はアレ(●●)だよな!

<イッセーside>

 

「イッセー⁉️ あなた、これはどういうことなの⁉️ なんでドラゴンと一緒に?」

 

 部長は唐突に俺の前へ出て理由を尋ねるけど

 

「話すと長くなりますけど、とりあえず使い魔との(・・・・・)契約を?」

「そうね、それにしてもあなたの使い魔も(・・・・)ドラゴンだなんて縁があるわね。」

 

 部長は何を言っているのか分からないので尋ねる。

 

「部長、何か勘違いしているようですが俺の使い魔はこっちですよ!」

「…ちょっと、イッセー? それって、スライムじゃない?」

 

 俺は背中に隠れていた水色の半透明なスライムを出して見せた。

 

「はい! 俺は使い魔にするならスライムって決めてましたから!」

 

 自信たっぷりに自慢するけど…なにやら周りは警戒する雰囲気

 

 唯一生徒会の匙だけは…

 

「兵藤、俺はわかるぞ‼️ お前の気持ちスライムで美少女達を裸にしたいんだな‼️」

 

 匙が突然叫び出し何を言っているのかわからんが…

 

「部長、とりあえず契約を…」

「イッセー、それは処分(浄化)しましょう。」

「え?」

 

 ゲットして早々に処分って何?

 

 スライム(コイツ)が部長達に何をしたの?

 

 事情を聞く限りでは服や衣類を溶かす性質のあるグリーンスライムが皆の制服を溶かしたらしく

 

 匙はその場の一部始終を拝見していたと…っということはソーナさんや椿さんも裸に………クソー‼️ 

 

 …俺もいれば良かったな。

 

 それにしてもアーシアの使い魔がスプライトドラゴンとは清らかな女性か

 

 アーシアにはピッタリなのかもな。

 

 それよりも…

 

「いくら部長といえど、これは譲れません! 俺は使い魔はスライムにします!」

「いったい、どうしてなの?」

 

 スライムを浄化すると言う部長達の意見と

 

 スライムを使い魔にする俺との意見が対立

 

「あなたね、スライムは粘液によって衣類や布地を溶かすだけでそれほど価値は無いのよ?」

「それはグリーンスライムと言って異世界にもいましたけど、他には様々なスライムがいて、本来スライムは水を濾過(ろか)し粒子物質を取り除いてくれる天然の浄水機でもあるんですよ。」

 

 部長や周りの生徒会メンバーにも分かりやすくかつて異世界で経験した

 

 毒水をスライムのおかげで濾過し飢えを救われたと『これでもか!』というくらいに強引に説得しついに両者共に同意を得え

 

「我、兵藤一誠の名において命じる、我と契約に応じよ。」

 

 魔法陣の中でスライムとの契約が完了のだ。

 

「…一応、これで終わりだけど…本当に良かったの?」

 

 部長は最後まで使い魔は(・・・・)としつこかったけど…俺の意思は変わらない。

 

「ところでイッセー…さっきからあなたにくっ付いているそのドラゴンは何なの?」

 

 そうそう俺もスライムを見つけた時に偶然目に入った

 

 天を泳ぐように飛び回り巨大で濃密な波動を感じたスゴい迫力だったけど

 

 全身を覆っている青い鱗が神秘的に感じる…のか?

 

 とりあえずスライムを採取するか…

 

 後、研究用と実験用にいくつか…

 

 ある程度取り終えて異空間収納庫へ仕舞う。

 

 使い魔にするの肩に乗りそうなこの手の平サイズでいいだろ

 

 俺は小さい水色の半透明なスライムを手に取り『これだ!』と断言する。

 

 そして、帰ろうとすると先程のドラゴンがいつの間にか目の前に…っていうデケェ~…!

 

『人間? いやオーラからして…転生悪魔か?』

 

 なにやら俺に尋ねるが俺は用が無いので回れ右する。

 

『待て! この私を無視するなど数千年早いわ、帰りたければ私を納得させてからだ!』

 

 妙に突っ掛かる奴だが生憎先を急ぎたいんだけど…仕方ないか…

 

「納得って…何すればいいの?」

「簡単な事だ! 私に一撃喰らわせばいいんだ!」

 

 攻撃して当てればいいのか?

 

「攻撃が通れば納得するのか?」

「当てれればだがな…しかし、私も手を出さんわけではないから黒焦げで食われても文句は無しだからな!」

 

 要するに飯にありつきたいわけね。

 

「よ~くわかったけど…手加減は?」

「ハハハハハー‼️ 龍王の一角とまで称された私に手加減? 転生悪魔ごときが片腹痛いわ‼️ 無しで構わんぞ‼️」

 

 龍王が何だって?

 

 まあ手加減はしなくて良いみたいだから適当に遊んどくか…

 

 最近はトレーニングもワンパターンだし組み手のつもりで思いっきりやるのもいいか。

 

 

 

 


 

 

 

 

「…それで今のこの状況とどう関係があるの?」

 

 部長は話の内容と状況が噛み合っていないことに疑問を持っていた。

 

 それは…

 

『さあー! 私から逃れられるか食われるか見せてみるがいい!』

「こっちも遠慮はしないぞ! 闇魔法『闇の呪縛』!」

シュルルル~!

 

 咄嗟に俺は闇魔法『闇の呪縛』である漆黒の鎖を取り出し縛り上げ身動きを封じる。

 

「ぬうぅぅぅ…な…なんだ、これは⁉️」

「闇魔法『闇の呪縛』さ! その鎖は対象となる者の動きを封じ、もがいても抗えずに囚われた者は一生そのままさ。」

「ふざけるな‼️ 龍王最強と言われた私がこんな物で⁉️」

 

 必死に振りほどこうとしても無駄だ。

 

 今までこれに縛られた者は例え魔族でもゴーレムでも無理だった。

 

 デカイドラゴンは渾身の力で鎖を引きちぎろうとしても所詮無理な話

 

 最後の手段として自らの口からブレスを放ち鎖を焼き切ろうとしてもやはりダメだった。

 

「はあぁ……はあぁ……この私が一介の転生悪魔ごときに…? はあぁぁぁ……バタン‼️」

 

 諦めたか地面に倒れ込み闘気が消えて失せたようだが……っていうかもう終わりか?

 

 随分、呆気なかったな。

 

 戦う様子もないからアホらしくなり回れ右で帰る。

 

「そンじゃ~、俺はこれで…」

「待て! 止めは刺さんのか?」

「元々、お前から吹っ掛けて来たんだろ? 俺には関係ないからな?」

 

 止めと言われて俺は使い魔ゲットする為だし手応えのないドラゴンには興味もないからどうでもいい。

 

「…まっ……敗けだ‼️ 勝負以前の問題、私の完敗だ‼️」

「はあ?」

 

 さっぱり意味不明な御託ばかり並べるドラゴンだったが

 

 次に…

 

「是非とも我が主になって頂きたい‼️」

「主だぁ~…?」

 

 どうも俺に仕えたいようだけど

 

 ドラゴンに執事なんて出来るんだろうか?

 

「折角だけど、俺ンちはそんな裕福じゃないからドラゴンを雇う余裕も無いから無理だ!」

「エサなどは望みません! 私はあなた様に尽くしたい! ただ、それだけです!」

 

 何度、断ってもしつこくて殴る蹴るなど顔中ボコボコにしても我慢強く

 

 呆れて無視してもくっ着いて来る始末

 

 闇の呪縛によって縛り上げられた常態でもまるで尺取虫のように服にしがみ付くほどのしつこさ

 

 仕方なく、集合場所までこうして着いてきてしまったわけだ。

 

 

 

 


 

 

 

 

「…っというわけなんだよね。」

「あなたって、ドラゴンに好かれ易いんじゃないの?」

 

 それはそうとこのドラゴンはいったいなんなかと使い魔マスターに尋ねると…ひどく動揺し固まっていた。

 

「おいおい‼️ …そいつは最高位の魔物で五大龍王の一角、天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)ティアマットだゼェ⁉️」

 

 龍王、さっきからコイツも言ってるけど?

 

 …って何?

 

「龍王って、強さで言うとどれぐらい?」

「まあ…おおまかに言うと魔王級かしらね…?」

 

 質問に部長が答えてくれるけど…

 

 俺からしたらどうでもいいから帰れと言ってるけど。

 

「いっそのこと、部長が引き取ってあげれば?」

「私が…? そりゃ、龍王を眷属できればいいけど…」

 

 部長は迷う中

 

 しかし、ティアマットは…

 

「私は己が主と認めた者でなければ、納得はいかぬ! どこの馬の骨ともわからぬような者に従うつもりなどは毛頭無い!」

「な……なんですって⁉️」

 

 こりゃ…部長に任せるのも無理か?

 

 このままにしてもくっ着いて来そうだし仕方ない。

 

「わたかったよ……とりあえず、使い魔は間に合っているからウチのガードマンということでいいか?」

 

 家事はグレイフィアで家の警備にコイツなら龍王の実力なら申し分無いそうだし

 

 トレーニングの組み手にも使えるだろ。

 

「わかりました! この龍王最強と称されし天魔の業龍(カオス・カルマ・ドラゴン)ティアマットの名の下に全身全霊を持ってあなた様に仕えさせて頂きます。」

 

 デカイ図体にデカイ声で耳に胝ができるそうだぜ。

 

 とりあえず『闇の呪縛』は解除して良さそうだな。

 

「しかし、お前……そのデカイ姿でウチに来る気か?」

「心配には及びません!」

ピカッ!

 

 突然、ティアマットの周囲に魔法陣が出現

 

 魔法陣の光がその巨体を包み込み体のシルエットが変化していき

 

 デカイ巨体が人間サイズにまで小さくなった。

 

 そして、光が止み姿を現したのは長い青髪の女性

 

 モデルと思えるくらいスタイル抜群の巨乳美女。

 

「これが私の人間サイズです。 いかがでしょうか我が主?」

 

 正直言って……元がドラゴンとわかっていなかたったら俺のハーレムに加えるところなんだが

 

 …あの姿(・・・)を見なければなよかったな。

 

 実に惜しい、というか悔しいな~。

 

 でも、顔中痣だらけなのがまたに傷だから治癒魔法で痣を消してやった。

 

 そんなこんなで使い魔の森を後にする。

 

 帰った後も部長を含めて俺の周囲はしばらくは皆が距離を置くようになる

 

 特に匙は俺に対する見る目が前よりひどくなった。

 

 ドラゴンとはいえ絶世の美女を使い魔じゃないとしても従えて嫉妬したか?

 

 自分だってヴンデェーネという清い瞳した使い魔ができてよかったくせに。

 

 …それより

 

 五大龍王の一角であるティアマットを側に置いているのがそんなにすごいのか?

 

 異世界にもドラゴンはいたが普通に退治し角や牙で武器を製造する。

 

 いわば素材なのに実力が魔王級だからなのか?

 

 

 




 使い魔をスライムに決めたのは『転スラ』と『異世界のんびり農家』と『最強は種族は人間だった件』を読んだのが事の始まりでした。

 最初はティアマットを使い魔にするつもりだったけど、折角神器から放してたのにまたドラゴン関連なるのは勿体無かったので同居ということにしました。
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