<イッセーside>
「私の意思じゃなくて、あなたの意思でよ!」
「俺の?」
その日の部長は積極的というか強引に個人的な欲求に突き動かせられていてまるで別人だった。
その日の夜
夕食を済ませた俺は自分の部屋のベッドで横なっていた。
アーシアは風呂
グレイフィアさんはメイドの仕事
ティアはどうでもいい…
女子同士で風呂に入っているようだがさすがに一般のバスタブでは狭すぎると3人からクレームが来て風呂場だけをリフォームすることとなった。
しかし、美女二人と美少女一人が同居していると近所から噂となり
それから風呂の窓から入浴シーンを盗撮する輩が出始めたがそれは『擬態スライム』達に任せ捕獲用対策の別名巨大ネズミ取りのモニターに使い
その動画をネットで流したら異常なチャット件数を獲得
それ以来盗撮や覗き魔はいなくなったがどうもウチには魔物が住んでいると極一部で噂がある。
本音で言えば実際は皆で一緒にお風呂に入りたい。
ハーレム男を目指す俺にとっては美女と美少女の柔らかな体で全身を洗われるソープ的な環境は男なら一度は夢見るものだろ。
…だが、流石にアーシアは一緒に入ってくれるかな?
ティアは俺に忠誠を誓っているしグレイフィアさんとは肉体関係は成立しているから入浴はOKとしても純情そうな少女はやりづらいな。
などと妄想しながらベッドの上でゴロゴロしていると部屋の床に魔法陣が出現
「この文様はグレモリーの…ってことは?」
魔法陣から現れたのは部長だった。
なんの連絡もなしに珍しい?
「部長、どうしたんですか? こんな夜遅くに?」
尋ねると部長は何も言わずに…
「イッセー…」
「はい?」
「今すぐ、私を抱いて!」
「はあ?」
予想外過ぎる発言に一瞬思考が停止しするけど
部長は頭で打ったのか?
いきなり抱けって、何?
「まあ、部長と肉体関係を持つのはうれしいですけど……いったい?」
聞き返すと部長は無言のまま俺をベットへ押し倒して馬乗りになる。
「部長⁉️」
「お願い…色々考えたんだけど、既成事実ぐらいでも作らないと……それに祐斗は根っから紳士だからダメだし、あなたはこういうことには免疫があるでしょう!」
「まあ…免疫というか経験というか性へは情熱的なんですけど……誉められているのか軽蔑されているのか?」
「イッセー! 私の処女を貰ってちょうだい!」
こういう時、どうすれば良いのかは分からないが男なら前進………か?
混乱する俺を放置する部長は馬乗りになりながら服を脱ぎ始める。
「本気も本気………既成事実が出来てしまえば文句はないはずよ。 それとも、イッセーは私ではダメかしら?」
「いえ、そんなことは!」
どうやら部長の初めての相手に選ばれたようだ。
むしろ、光栄なくらいだ!
俺の初体験って……サキュバスだったけど
「部長のような美少女とヤレるなら本望です!」
「そう、それは良かったわ♪」
俺の宣言で部長はブラのホックを外すと豊満で『ブルン~ブルン~!』と揺れまくる爆乳が目の前にぃぃぃ!
ブッハァー!
思わず鼻血が……ケツ青い童貞の頃なら未だしもグレイフィアさんも爆乳ではあったが部長は他とは何かが違う?
「ん、…ゴックリ‼️」
つい、生唾を飲み込んでしまったではないか⁉️
なんか、こう心に『グッ』っと来るよな‼️
部長の生乳……何故、こんなにもいやらしいくらい興奮するんだ?
紅い髪?
教官と同じ紅い色の髪の所為か?
異世界で出会った俺が唯一惚れた女だからか?
エルザ教官とリアス部長を重ねて見てみると………似ている。
エルザさんのスカーレット・レインと同じ紅いストローベリーブロンドの髪が一層するようにリアスの身体を包んでいると余計にエロく感じるからか?
部長が俺の肩に手を置いて訊いてくる。
「イッセー、あなたは経験があるんでしょ。」
「はい、任せて下さい。 俺がきっと、リアスを満足させてみせますよ!」
「イッセー……今、私の事を『部長』じゃなくって『リアス』って……」
名前で『リアス』と呼ぶと部長は動揺するけど…その瞳から涙が…
「こういう展開で『部長』はムードに欠けますからね。 それに俺はリアスを主としてじゃなくて、一人の女性して名前で呼びたいんです! ダメでしたか?」
「……うれしい…今まで周りや皆は私を上級悪魔のリアス・グレモリーとして……でも、誰も私を一人のリアスとして見てくれなかった。 あなただけよ………ありがとう、イッセー…『リアス』でいいわ♪」
溢れんばかりの大粒の涙を流してリアスは裸で俺にその身を委ねる。
「イッセー…私……あなたとなら、どこまでも! あぁ~…もうダメぇー‼️」
一線を超えた後は…
そのまま、リアスは仰向けでベットへ倒れ込み気を失う。
ついにリアスは快楽と慾望のままに
その身は男無しでは生きられない体になってしまったようだ。
そんな時に床に銀色の魔法陣がグレモリー家の紋章……じゃない、銀色に光る魔法陣
「一足……遅かったようですね…。」
銀色に光る魔法陣が出現したが………この魔法陣はリアスが使うグレモリーのものじゃない。
眷属の誰かじゃないとすると誰?
魔法陣が強い光を発するとそこから現れたのは銀色の髪をしたメイド服を着ている。
あれ、グレイフィアさん?
いいや、だったらわざわざ魔法陣じゃなくて階段上ってくればいいわけだし…
しかし、よく似ている?
もしかして話に聞く妹さんかな?
ただ、この女性は身に纏うオーラが……それほどじゃない
それに…
胸がグレイフィアさんほどでは……いや、むしろ貧乳…っというかAですか?
それと魔力の質は上級悪魔であるリアスとは別格と言っていい。
グイィー!
「イテテテェー!」
「ナ~ニィ、セルヴァイアをじーっと見てのよ?」
いつの間にか意識を取り戻して起き上がったリアスは半目で俺の頬をつねる…嫉妬したのか?
それにセルヴァイアさん?
やっぱり、グレイフィアさんの妹さんか?
姉妹だけあって顔が瓜二つなんだな……
胸のサイズ以外は…
銀髪のメイドさんはリアスを確認するなり口を開いた
その口調はどこか呆れたといった様子
「こんなことをして破談に持ち込もうとしたわけですか……お嬢様?」
「もう、手遅れよ! 私の処女はここにいるイッセーに捧げたわ! 私は彼と結婚するのよ!」
リアスは俺に寄り添い腕に抱き付いてくる
それと同時に胸を押し付けてくるのでおっぱいの感触が……!
うっひょ~…おお~…リアスのおっぱいと乳首の感触がたまらんな~…!
「そうですか。 では……申し訳ありませんがあなたには死んで頂きますね。」
そう言って、メイドさんは鋭い目線で俺に移し襲い掛かるけど。
ドッコン! バッタン!
「うっ…くうぅぅぅ……、 ゴッホ、ゴッホ…」
「随分と不粋な挨拶だね、いきなり死んでとはね?」
いきなり襲い掛かるので透かさず腹に蹴りをめり込ませて壁へ激突
「そっ…その異常なまでの強さは……まさか? あなたがサーゼクス様が仰っていた異世界の魔法使いの……?」
「兵藤一誠といいます。 リアス・グレモリー様の『兵士』で婚約者予定ですけど。」
「そういうわけなのよ。 イッセーも私と結ばれることを望んでいるの縁談は白紙よ。」
縁談ねぇ~…やっぱり、政略結婚は互いの気持ちではなく親同士が勝手に決めるのかね?
「私はグレモリー家に仕えるセルヴァイアと申します。 あなたのことはサーゼクス様から伺っております、この度はお嬢様がご迷惑をお掛けしましたがお嬢様……あなたの一存で白紙にするのは無理ですので…ご了承下さい。」
そう言って、深く頭を下げた後
セルヴァイアさんは再び魔法陣を展開していつの間にか制服に着替えたリアスの方を振り返る。
「ええ、分かったわよ。 一度、私の根城に戻りましょう。 話はそこで聞くわ。 朱乃も同伴でいいかしら?」
「『雷の巫女』ですか? 私は構いません。 王たる者、傍らに女王を置くのは常ですので。」
「イッセー。」
リアスはそう言うと俺に近いてくる。
「大丈夫よ、イッセー。 そして、ありがとう。 あなたのおかげで勇気が出たわ。 それに私本気で嬉しかったの………私を一人のリアスとして見てくれてありがとう。」
そして、リアスが唇を重ねしばらくしてから口元を離すと銀色に光る糸が出来ている
「はぁ~…今日はこれで許してちょうだい。 明日、部室で会いましょう。 説明するわね♪」
「はい。」
リアスは微笑みながら別れを告げるとセルヴァイアさんと共に魔法陣の中に消えていった。
ついにライザーの登場となる訳ですがライザーは原作と同じ設定なので敢えて書かなくてはならないので正直飛ばしたいところですけど、それだとストリーの流れ的にはどうかとなるのでがんばってみます。