<小猫side>
私はリアス部長の『戦車』として自分の持ちベーションを活かすことにし体育館が重要な拠点になる
もし、敵側に先に取られてしまうとこちらが不利になるします
『こちらが先に抑えても数の不利がある以上、体育館を守り続けることよ。』
「部長、私が行きましょうか? 多分、一人でもなんとかなると思います。」
『気をつけるのよ、小猫。 決して無茶はしないでね。』
小型の通信器で連絡を取り了解を得
猫の肉球柄のグローブを握りしめ
体育館の内に侵入し内部を探ると案の定
敵陣の戦車と兵士らしき輩が待ち構えていた
皆、服装で特徴があり『戦車』はチャイナドレスに『兵士』の一人は棍を持ち
他の二人は双子で体操着にチェーソー
すると、チャイナドレスの人がこちらに気付き話しかけてくる
「私はライザーの『戦車』
「『兵士』のミラです。」
「同じく、イルで~す。」
「同じく、ネルで~す。」
「私はリアス・グレモリー様の『戦車』です。」
互いに自己紹介が済み戦闘準備に入る
「コソコソせずによく来ましたね。」
「こちらとしても気が付いている以上、隠れてても時間の無駄ですしね。」
「解体しまーす♪」
「バラバラ♪ バラバラ♪」
ドル、ドルルルルル!!
「そうですか。 なら、さっそく始めましょう!」
チェーンソーの機械音が体育館に響き渡った
戦車の方の後方に棍とチェーソーの双子も参戦
相手側は四人
こちらは私一人でしたが……その時の私はいつになく自信に満ちていました
ボウッ‼️
「お前…なんだ? その
「如何に『戦車』といえ、いっ……いったい、それは何⁉️」
「!」×2
敵側は今の私に動揺を隠せずにいる
そう、今の私は【魔力】だけでなく、【気】も同時に練り上げた状態で身体の周囲にバトルオーラのような闘気を纏っているのだから!
これは修行中、イッセー先輩から…
『究極技法【
初めてイッセー先輩の口から【気】の言葉が出て来た時は驚きました?
まさか、私の素性を知っていたのかと…
「【気】というのは悪魔で言う魔力違って人に潜在している力のことで…『知っています。』……小猫ちゃん?」
「
私は猫又の中でも仙術が得意な猫硝
でも、その事を知っているのは主であるリアス部長と魔王サーゼクス様だけ
もし、私の素性が公になれば……いや、それよりも今は…
「ゴッホン。 …この力は発動しただけでも肉体強化のみならず、加速・物理防御・魔力防御・耐熱・耐寒などの耐用策にも使えるが残念ながら、今の小猫ちゃんではまだ身体機能向上がせいぜいで…そこまでに至るのは無理だ。」
「そんなのやってみれば…」
「時間が足りなさすぎるからだ!」
私の返答も待たずにイッセー先輩はハッキリと述べる
「本来、この力は俺が開発したものじゃないし……どんなに素質があろうが残りの日数を考えたとしても中途半端に使用すれば命に関わるかもしれない?」
いつもはスケベ顔でデレデレいるイッセー先輩がこの時は真面目に指導してくれた
「そもそも術や魔法は失敗すれば全て術者に帰ってくる危険も伴うモノなんだ。 死と隣合わせという事を常に自覚しなくてはならない。 俺も最初は魔法が使えるとはしゃいで無闇に使って家を焼いたことがあったからな…でも、リアスのことを想うのなら『使う』か『使わない』かは小猫ちゃんが決めればいい!」
私は今までイッセー先輩のことを観察して来ましたが指導してくれる先輩は本当に男らしい!と心の底から想いを寄せてしまう自分が不覚にも思えました…
でも、その時の先輩は……本当にカッコ良かった!
つい、修行の時を思い出してしまい…
「この‼️」
「バラバラ♪ バラバラ♪」×2
「遅いです。」
グワァッ‼️×3
ドッバアァー‼️
一瞬にして私は飛び出すと3人の『兵士』の前に移動して彼女達の動きがまるで止まって見えた
そして、透かさず彼女達へ正拳突きで攻撃し【咸掛法】で魔力と気を練り上げた結果
拳に闘気が纏い、衝撃波で爆風が巻き起こり……すると、『兵士』3人は光と共に消えて行くと
『ライザー・フェニックス様の「兵士」三名、リタイア。』
…っとアナウンスが流れ
ゲーム中にリタイアと自動的に医療室に送られ治療される訳です
それはそうとこちらもこちらで敵の『戦車』を圧倒していた
「はぁ…はぁ…攻撃が重いですね…」
「これも修行の成果……っといけないいけない。」
うっかり、内緒で修行した事をバラすところでした
そして、私の繰り出す拳で相手は次の攻撃を回避するまでもなく、こちらの攻撃が直撃し!
バギィッ‼️
「えいーっ‼️!」
ドウンッ‼️‼️
「がっはァー‼️」
蹴りがもろに喰らって重たい音と共に『戦車』さんは意識が飛び、その場に倒れ戦闘不能となり体が光に包まれその場から消失
『ライザー・フェニックス様の「戦車」一名、リタイア。』
「祐斗先輩、こっちは終わりました。」
『了解、こっちも片がつきそうだよ。』
皆さん、辛く厳しい修行を乗り越えたから余裕でいられる
しかし、まだ安心は出来ない勝利を手にするまでは…
<朱乃side>
私は姫島朱乃
リアスとは幼い時に出会い『私のために生きなさい!』
その日から私はリアスの親友として女王として生き
駒王学園の3年オカルト研究部副部長として生きてきた
そのリアスが無理矢理婚約に追い込まれようとしている
親友のために私には何が出来るか……そんな時に『私にだって、それくらいの権利はあるはずよ!』っとリアスが自ら結婚相手を下僕であるイッセーくんだと主張
私もリアスが殿方と肉体関係を持っていたのには動揺を隠せたなかった?
あれだけ男に興味を示さなかったリアスが…でも、リアスも年頃
既成事実を捏造しようとしたのかもしれないけど、あの自信に満ちた表情からして彼に『ぞっこん』なのだと!
私も女王として親友のために何が出来るかを考え、イッセーくんに誘われるがまま修行に同意し彼の指導を受ける
「私はライザーの『女王』のユーベルーナと申します。 【雷の巫女】と称されたあなたに会えて光栄です。」
「あらあら♪ あなたが
最後の一言でなにやら歯を食い縛るユーベルーナさんは…
「若いからと言って、図に乗るなよ!」
「あらあら♪ では、始めさせていただきますわ。 うふふふ♪」
私は巫女服にはチェンジせずに駒王学園の制服のままで手の平に雷の固まりを掲げてそれを掴む
ガシッ ズムッ!
そして、身体が真紅の光に輝く雷の姿
私は『雷の天女』となった!
「きっ……貴様⁉️ その姿はいったい⁉️」
バチッチッチッチッチッチッ
「これこそが私の新たなる力ですわ! 以後、お見知りおきを…うふふ♪」
これは修行期間中、イッセーくんの指導で編み出したもの
『朱乃さん、例えば雷を身に纏えれば雷の衣を纏えるとは思いませんか?』
『はい?』
彼は雷の魔法で自分の体を雷で覆い尽くしている
バチッバチッバチッバチッ
私でも分かりますわ……今、彼は雷
「…ただの虚仮威でしょう……」
「強がりがいつまで続きますかしら…うふふ♪」
相手の女王は多少狼狽えてはいますが何か秘策でもあるのかしら…でも、
「私はライザー様の女王としてあなたなどに殺られるわけにはいきませんのよ!」
「そうですか……でも、あなたは私が絶対に倒しますわよ♪」
「調子に乗るな!」
ガッ! バッコ! バキッン!
こちらに向かって飛んでくるユーベルーナさんに対してパンチに一回転でひじ打ち!
上空へ蹴り上げて【雷の衣】を纏っているので瞬時に移動して先回りが出来た
「ぬっ! おのれ!」
ボワー!
バッ!
「なっ…何⁉️」
一瞬で目の前に現れた私にユーベルーナさんは咄嗟に砲撃を放つがいとも簡単に素手で弾いたら、ひどく動揺していましたわ♪
「うふふふ♪ フン!」
バタン! バキン! ドガン!
空中戦は悪魔にとっては不利というわけではありませんが…今の私は己を雷化しているおかげで相手の視角の入らない背後へ瞬時に移動が可能なため
自由に移動しパンチやキックを連発し続けられるで『モグラ叩きゲーム』のようなのでハマりそう……つい、Sの気が騒いでしまいますわ♪
バキッン!
「うっ…ぐあああぁ…」
ドッコン‼️
しかし、さすがに飽きてきたので地面へ叩き付けましたが、それでもボロボロに成りながらでもまだやるつもりのようでしたので…
「…やるわね。 さすがは『雷の巫女』という二つ名は伊達ではないということかしら。 …でも、その力とて永くは持たないんじゃなくて?」
相手は私達とは違いゲームの経験者な上、勝ち星も多いフェニックス
何かしの策はあるはず…そう思っていると胸元から何やら小瓶を取り出して
「かかったわね。」
「それは…」
その瓶の中身を振り掛けた瞬間
傷だらけの体がみるみる消えていき体力や魔力も回復し今度は自ら上空へ
通称【フェニックスの涙】フェニックス家しか作れない秘薬……如何なる傷や怪我も一瞬に治癒出来る代物
ゲームのルールにも記載されている上にアイテム扱いということなので許されていますわ
「散々やってくるましたね。 小娘が大人を馬鹿にするとどうなるかを…『ドッス‼️』…なっ⁉️」
「あらあら、ごめんなさいね♪ 話が長過ぎた所為か待ちきれませんでしたもので…うふふふ♪」
私はユーベルーナの腹部へ雷の槍をぶっ刺して彼女はそのまま地上へと落下
光りに包まれそのまま消失
これは『切り札』だと、イッセーくんから言われていましたが体力や魔力が回復したあの方ではこれしかなかったので…?
うふふ~♪ これもみんなイッセーくんのおかげですけどね♪
『朱乃さん、雷の速さは数字で表しても…銃弾の初速は0.4㎞/sで狙撃銃が1.0㎞/sに対して、
いつもは私やリアスの全身を見詰める野獣のような彼がこの時ばかりは凛々しい顔立ちをした青年でしたわ♪
『しかし、【雷化】…大層な技だと思いませんか?』
『いいえ、私にはイッセーくんが頼もしい殿方だと思いますわよ。 うふふふ♪』
私はこの時に既に気付いてしまっていた!
知らず知らずの内に彼に惹かれているのを何故リアスが彼を選んだかを!
何故、彼なのか…‼️
「朱乃さん、よく見ていてくださいね。」
「ええ……♪」
あの時、イッセーくんは私の力が雷を有すると知ると二人だけで特訓だと言い
特別練習場へ移動し、その空間は辺りは巨大な岩が多数浮いている中で彼は親指を噛み血が滴り地面に術式を施す
「これはあくまで『切り札』として使用していただきます。 朱乃さんから見て、あの岩…どれぐらいの大きさに見えますか?」
彼は浮き岩のことを訊ねる
「距離からして……隣の岩と比べれば上下100メートルでわ?」
「
イッセーくんは浮き岩を破壊すると宣言しましたわ!
彼はそう言って手に魔力を集中し、手の平に黄色い玉のような固まりが出現
おそらく、雷の魔法の一種かも…?
「
ズッグァーッ‼️ ドオォォォッー‼️
彼は自らの手に真紅の光りに輝く雷の矛を出現させ
浮き岩を破壊し岩は砕け散り、最後に残った欠片が溶ける現象が生じる
凄まじい火力に『砲台』としての魔法使いの面目躍如というところでしょう
私の雷でも1メートルでも全力でやっとなくらいなのに…
それでも彼はまったくバテてる様子がなく…
『ライザー・フェニックス様の「女王」、リタイア。』
アナウンスが流れ敵を撃滅したと確信
リアス……このゲームが終わったら次は
ここで小猫と朱乃をレベルアップされたかったのは、この先に【エクスカリバー戦】に大い役立つ上にイッセーのハーレム展開がより楽しくなるからなのです。