イッセーが魔法使い?【一時凍結】   作:ハラパンダ像

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 今回、エクスカリバー偏にて木場祐斗には死亡して頂き、変わりにイリナをリアスの眷属悪魔という設定上にするのが狙いだったので、木場の活躍はここで打ち切りとさせて頂きます、悪しからず。


木場死す

<イッセーside>

 

 木場は結晶から解き放たれた同士達の霊魂と対話し何かに至った様子だが…

 

「僕は剣になるよ。 僕と融合した同志たちよ、一緒に超えよう。 あの時果たせなかった想いを! 願いを! 今こそ!」

 

 手に魔剣を創り出して天に掲げ叫ぶ

 

「部長! そして、仲間たちの剣となれ! 魔剣創造(ソード・バース)ッ‼️」

 

 木場の神器に同志の魂が混ざり合り魔なる力と聖なる力が融合するか…

 

 そして、奴の手元に現れたのは神々しい輝きと禍々しいオーラを放つ一本の剣

 

「『双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)』聖と魔を有する剣の力、その身で受け止めるといい!」

 

 木場は創り出した剣を向けバルパーが驚愕の声を上げ

 

「聖魔剣だと⁉️ そんなモノ、ありえない⁉️ 相反する要素が混ざり合うなど、そんなことあるはずがないのだ⁉️」

 

 すると、ゼノヴィアが木場へ接触し

 

「リアス・グレモリーの騎士よ。 教会と共同戦線を組むかい?」

「今はそう思いたいね。」

「ならば、共に破壊しよう。あのエクスカリバーを!」

 

 二人は共にあのクソッタレ神父の持つ統合の聖剣を睨み付け

 

「いいのかい?」

「あれは最早、聖剣であって聖剣でない。 異形の剣だからな。」

「………分かったよ。」

ザッ!

 

 すると、ゼノヴィアは自身のエクスカリバー・デストラクショウを地面に突き刺すと右手を宙に掲げ

 

「ペトロ、バシレイオス、ディオニュシウス、そして聖母マリアよ。 我が声に耳を傾けてくれ…」

 

 何かの言霊を発し始める

 

 ………すると、空間に歪みが生じ魔方陣が出現

 

 その中から、柄が飛び出してくるがゼノヴィアはその柄を掴み引き抜くと

 

 そこからは一本の聖剣が………

 

「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する! 聖剣デュランダル‼️」

 

 デュランダル……って、何?

 

 俺以外は動揺を隠せずにいるがバルパーもそうらしい?

 

「この世の全てを斬り裂くと言われる、エクスカリバーに並ぶ聖剣よ! ゼノヴィアはデュランダルを唯一扱えるのよね♪」

 

 すっかり忘れていたがイリナが解説をする

 

「デュランダルだと⁉️ バカな、私の研究ではデュランダルを扱える領域まで足しっていないぞ⁉️」

 

 これにはバルパーは酷く驚愕いている様子

 

「そいつやイリナと違って、数少ない天然物だ。」

「完全な適性者、真の聖剣使いだと言うのか⁉️」

 

 そうか、彼女は本当に神に祝福されて生まれてきたような存在なのか!

 

デュランダル(コイツ)は触れたモノには何でも斬り刻む暴君でね。 所有者の私の言うこともろくに聞かない。 だから、異空間に閉じ込めておかないと危険極まりないんだ。」

 

 デュランダルの刀身が神父の持つエクスカリバー以上のオーラを放ち始めた

 

「ざけンなよーな⁉️ ここに来てのそんなチョー展開! そんな設定いらねぇんだよ! クソビッチがー⁉️」

 

 クソッタレ神父が叫び、殺気をゼノヴィアに向け

 

 木場を含め二対一による聖剣の交戦が繰り広げられる

 

 激しい金属音が響き、たった一度の横凪ぎをエクスカリバーをデュランダルが砕いたのだ

 

「所詮は折れた聖剣。 このデュランダルの相手にはならない!」

 

 ゼノヴィアがエクスカリバーに斬りかかる

 

 すると、神父は高速の動きでそれをかわした

 

 恐らく統合した天閃の聖剣の能力だろう

 

「クソッタレがー⁉️」

 

 瞬時に神父の背後にまわり

 

「そんな剣で僕達の想いは壊せやしない!」

「このクソ悪魔ごときが‼️」

 

 そこからは激しい剣激が繰り広げられ

 

 聖魔剣とエクスカリバーがぶつかり合い空中に火花が散り舞う

 

 そして、木場の聖魔剣をエクスカリバーで受け止め、すると…………

 

バギィィィン!

 

 金属音と共に異形の聖剣エクスカリバーは砕け散った

 

 あのクソッタレ神父が倒れ込み肩口から裂けた傷から鮮血を滴らせる

 

 っていうか……そのまま、死んでくれないか?

 

「見ていてくれたかい? 僕らの力はエクスカリバーを超えたよ」

 

 木場は天を仰ぎ、聖魔剣を強く握り締めたことに満足している

 

 

 

 


 

 

 

 

 木場が立ち上がろうとエクスカリバーを砕きフリード・セルゼンを倒した

 

 木場の奴、ついにやりやがったな!

 

 まさか、このタイミングで禁手に至るなんてよ!

 

 しかも、聖魔剣ってあの禁手はイレギュラーのものだろうな?

 

 そうして、木場はバルパーに迫る

 

 最後のケリを着けるか…………奴の首を同士達に手向けて御貰いか?

 

「バルパー・ガリレイ。 覚悟を決めてもらおうか?」

 

 すると、バルパーはそんな木場の言葉を無視して何かを呟きだした…

 

「そうか⁉️ 分かったぞ、『聖と魔』それらを司る存在のバランスが崩れているとすれば説明はつく! つまり、魔王だけでなく神までも…グッサリ‼️」

 

ズンッ!

 

 何かに思考が達したかに見えたバルパーの胸部を巨大な光の槍が貫いた

 

 そして、バルパーはそのままグラウンドに突っ伏した

 

 そのまま、バルパーの遺体は灰になり消えていく

 

 これはコカビエルの仕業だが…

 

「バルパー。 おまえは優秀だったよ。 そこに思考が至ったのも優れている故だろう。 だが、俺はおまえなどいなくても最初から一人でやれる。」

 

 宙に浮かぶコカビエルがバルパーを嘲笑っていた

 

「コカビエル、これはどういうつもりかしら?」

「なに、用済みになったから消したまでのことだ、リアス・グレモリー。」

 

 コカビエルはそう言うと地に降りてきた

 

 あいつから感じられる重圧が増した

 

 リアス達は平気なフリはしていても冷や汗を流してる

 

「さぁ、余興は終わりだ。 ここからは俺が相手をしよう。 リアス・グレモリーよ。」

「望むところよ!」

「部長、僕がいきます! 部長には散々、迷惑もかけました! 今度は僕がその恩返しを!」

 

 木場は禁手に至った事で自信が付いたか威勢が付いたかは分からんがちょっと、無謀じゃ?

 

「待て、木場! 禁手に至ったからとはいえ、今のお前では…」

「大丈夫だよ、イッセーくんには世話に成りっぱなしだからね! これは僕からの君への恩返しでもあるんだ!」

 

 木場は俺の言葉を無視してコカビエルへ突き進んでいたが…

 

ドッスン‼️

 

 

 次の瞬間、木場の胴体に光の槍が突き刺さる

 

 そのまま、木場は地面へ倒れ込む

 

「さらばだ! リアス・グレモリーの『騎士』よ。」

 

 

 

 


 

 

 

 

「木場ッ‼️」

「祐斗‼️」

「祐斗くん‼️」

「祐斗先輩‼️」

「木場さん‼️」

 

 俺達、グレモリー眷属は全員コカビエルに立ち向かっていった木場に駆け寄る

 

 起こすと腹にドデカイ風穴が空いていて出血も夥しい量だ

 

「祐斗、しっかりして⁉️ イッセー、直ぐに治癒魔法を‼️」

「はいッ!」

 

 リアスが血相を変え涙ながらに俺へ治癒を要求

 

 俺も透かさず、傷の治癒をと魔法をかけようとするが…………木場が手首を掴んだ

 

「ゲッホ、ゴッホンゴッホン…………いいから、イッセーくん……治療はいいから。」

 

 血反吐を吐きながら震える唇を必死に動かして治療を拒否する

 

 出血多量で腕を動かすことも困難のはずがどこにそんな力が?

 

「何、言ってンだよ⁉️ 酷い怪我じゃねえか⁉️ 治癒しないと死んじまうンだぞ、木場⁉️」

ブン ブン

 

 俺が必死に治癒魔法をかけようとするが木場は首を横に振る

 

「祐斗、どうしてなの⁉️ あなたは私の『騎士』で大切な下僕なのよ⁉️」

「………申し訳……ありません、部長。 ……でも、僕にはもう…………目的は果たし終わった以上、生きる意味がありません…」

 

 木場は薄れる意識の中で困惑しているわけではなく、復讐を果たした今だからこそ同士の下へと覚悟を決めコカビエルに向かっていたのか?

 

 木場は復讐の次に死場を求めていたからあんな行動を取ったのか?

 

 リアスやみんなは木場の言うことには理解が追い付かず困惑しているが

 

トンッ!

 

 俺はソッとリアスの肩に手を置く

 

「何してるの、イッセー‼️ さっさと祐斗に⁉️」

「リアス…………木場は復讐を果たした。 今だからこそ、同士達の下へ行きたいと望んでいるんだろうよ。 なら……もう、木場を休ましてやろうぜ…」

 

 俺の説得に同様したらしく、まるで眠るように目を閉じる木場の表情を眺めると次第に冷静さを取り戻し、皆は大粒の涙を流しながらも手を合わせて合掌

 

 木場よ、永久に眠れよ!

 

 

 




 最後は痛々しいラストでしたがこれからのストーリー上ではリアスの眷属にはイッセー以外の男キャラはむしろ邪魔になるのでやむを得ないです。
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