イッセーが魔法使い?【一時凍結】   作:ハラパンダ像

43 / 50
 『ネギま⁉️』のエヴァンのパクりではありますがイッセーは熱血キャラである半面、暗くなる時があるため【闇の魔法】を23巻に出てくるブラックなネギ坊主的なイッセー…………ゾクゾクしない?


闇魔法の奥義

 

<イッセーside>

 

 俺は今、己の内なる闇

 

 闇が創り出した球体の中にいる

 

 【闇の奥義】たる『闇の魔法(マギア・エレベア)』を今一度己の肉体へ引き込む為に……

 

 それは異世界で最初に行った修行でも同じだったからだ!

 

 

 あれは異世界の魔法学校で魔法を習得後

 

 冒険者として初めて戦場へと赴き勿論、はじめは足下がふらつき恐いという感情でいっぱいだった……

 

 学校では人形や張りぼて相手の訓練だったが実戦はそうはいかない

 

 魔物や魔獣などゲームでしか見たことのない得体の知れない生物との戦いに苦戦すれば

 

 傷だらけになり金が無ければひもじい思いもする

 

 冒険者は魔法使いと剣士でパーティを組むらしいが俺は異世界転移者…………パーティに入れてくれる者などはいなかったため

 

 剣士としての真似事も覚えたが所詮は付け焼刃

 

 困った挙げ句に禁忌(きんき)とされている【闇の魔法】に手を出す

 

 周囲の反対を押し切り俺は闇を選んだ!

 

 【闇】の源泉とは『負の感情』から成り立つ

 

 【負】とは否定で……『恐れ』『恨み』『怒り』『憎悪』などで人だけでなく

 

 魔族や亜人にも負の感情はある

 

 そして、その負の連鎖は止まらずに生きとし生けるものたちには切り放せないモノで心の闇が強ければ強いほど、闇の魔法は増幅されるらしい

 

 異世界でとある(・・・)闇の吸血鬼たる【闇の魔女】が10年もの歳月を費やして完成させた技法

 

 俺は異世界へ飛ばされてからはずっと孤独だった…………帰り方も知らないし転移者というだけで意味嫌われ迫害、軽蔑される毎日

 

 今更、闇へ堕ちたとしても誰にも心配などされぬと分かっていた所為か躊躇わずに俺は闇へ手を伸ばした

 

 

 

 


 

 

 

 

 俺の手元には1つの巻物(スクロール)があった…

 

 【闇の魔女】がその昔に記したとされる『闇の魔法(マギア・エレベア)』の巻物らしい

 

 闇を選ばないなら燃やす…………闇へ堕ちるなら巻物を広げると二択の選択だが

 

 俺は躊躇なく、闇を選び巻物を広げた

 

 そして…………

 

 『パアッー』……っと巻物が突然、光輝いて中から金髪少女が現れ?

 

『闇ガソレホド容易イものデハナイことを…思イ知ルガいい⁉️』

 

 少女は凍り付くような目でニヤリと笑いながら俺の頭を掴み

 

『打チ勝ッテミセロ、耐エラレナケレバ貴様ハ終ダゾ⁉️』

 

 ……それから、俺はどこか分からぬ異空間へ転移されられていた

 

 そこには元の世界………というわけでもなく景色は似てはいたがさしずめ俺の記憶から再現したのだろうと直ぐに理解できた

 

 そこには人の物陰はなく、TVや映画とかの風景で実際の駒王町ではなかったからだ

 

『構エロ…』

 

 だがしかし、少女はそこにいた……

 

『構エネバ……死ヌゾ!』

 

 分かったぞ、ここは彼女が作り上げた幻想空間(ファンタズムマゴリア)⁉️ 

 

『精神ノ死ダガナ?』

 

 彼女こそが『闇の魔法』の開発者【闇の魔女】であると…

 

 

 

 


 

 

 

 

 俺は黒い球体の内側で今一度、己に闇を馴染ませている

 

 『闇の魔法(マギア・エレベア)』は【闇の魔女】が人の負の感情を力に変える技法

 

 木場を失った怒り、悲しみ、恨みとコカビエルに対する憎悪

 

 …それらの負の感情が俺の心を漆黒の闇へ染め上げ絶大な闇のオーラが肉体へと流れ込み

 

 それはつまり…………善でも悪でもない‼️

 

 全てはありのままに受け入れ‼️

 

 のみ込む‼️

 

 コンプ・レクシオー‼️!

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ゴオオオオオォー‼️‼️

 

 球体から出て来た俺は迸る程の膨大な闇のオーラを纏い両腕には特有な模様が浮かば上がり

 

 その姿にコカビエルだけでなく、周りの皆も……

 

「なっ……何なんだ⁉️ ……何なんだよ、お前は?‼️」

「イッセー…⁉️ 本当にあなたなの?‼️」

「イッセー……さん……ですよね?」

「……、こ…………怖いです⁉️」

「イッセーくん……ですわよね…………?」

「兵藤…一誠…………き……君は…いったい?」

「違う…………私の知ってる……イッセーくんは…」

 

 震え立つ者、恐れおののく者、訳が分からなくなる者が顔を卑屈かせていた

 

「何が起きたってンだよ⁉️ こんなの原作にはねぇぞ⁉️」

 

 すっかり忘れていたが匙源士郎、コイツもいたか…

 

 だがしかし……その時の俺は寧ろ清々しい感覚だったでコカビエルを眺めていた

 

「さあー‼️ ここからが本番だぞ‼️」

 

 

 

 


 

 

 

 

「さあー‼️ ここからが本番だぞ‼️」

 

 闇のオーラを纏い戦闘モード

 

 威勢よく宣言すると…

 

「……フン、何のハッタリかは知らんがいいだろ⁉️ 俺はこれでも三つ巴の戦争で生き残った幹部だぞ‼️ 誰に戦いを挑んだかを後悔させてやるぞ‼️」

 

 狼狽えてはいたが……顔色を変え

 

 直ぐ様、戦闘体勢を取る

 

「そうね、イッセー…私達も!」

 

 リアス達は加勢しようとするが……

 

「リアス…それとみんなは手出しはしないでくれ! コイツは俺がやる!」

 

 俺は直ぐ、『下がってくれ!』と皆には指示を出した

 

「イッセー、相手は堕天使の幹部で先の大戦を……『下がってくれ!…と言わなかったか?』……!」

 

 リアスの返答に俺は『ガン!』を飛ばして皆を黙られる

 

 みんなは無言で引き下がるが…………俺はみんなの傷付く姿はご免被るよ

 

 

 

 


 

 

 

 

「それにしても、つくづくバカな奴等だよ⁉️ 神への信仰などを信じ……その神がいないとも知らずに祈りを捧げるとはな?」

 

 コカビエルは神を信仰するゼノヴィアとイリナを嘲気笑うかのように下衆な高笑いを上げる

 

 これに二人は尋常ならざるへこみようだったが……

 

「くだらねぇ~…」

「!」×全員

 

 俺の漏らした言葉にリアスを含めゼノヴィアとイリナが反応する

 

 そして、コカビエルの目の前に一瞬で移動する

 

「き……貴様、いつの間に………?‼️」

「別に神への忠誠心が全てとは限らんだろう?」 

 

 …っとそのまま、続ける

 

「神などにすがらんでも人は生きていけるさ。 人は皆が自分の足で立って歩んで行く者だろ?」

「!」×2

 

 ゼノヴィアとイリナは目を見開き…

 

「誰かにすがって糧に生きていくなんていくのは…………自分の足で立って歩けねぇ……弱り腐った負け犬の台詞でしかねぇー‼️ フン!」

「ぐっうぅぅぅ……」

 

 俺はコカビエルの懐へ右ストレートを打ち込む

 

ドッ‼️×5 ドッカーン‼️

 

 コカビエルの体は反射運動のように胴体が徐々にめり込み

 

 その連射の反動でコカビエルは校舎へと吹っ飛んで豪快な地響きがその場に鳴り響いた

 

 その光景にリアス達はただ驚愕するのみ

 

「イリナにゼノヴィア、お前達にも言っておくがな。」 

「ん?」×2

 

 回れ右で二人の方へ視線を向けると

 

「人はお前達が思っているほど弱いモンじゃねぇさ。 例えば、人類がまだ猿……つまり四足歩行だった時に初めて二本足で立って歩んだとするなら、人は自由に自分の足で信じるままに生きていけばいいのさ! 何も難しい事ではない……神などいなくとも俺達(・・)はこうして存在ているじゃないか?」

 

 二人は暫し考えながら頷いて……

 

「自分の足で歩く? 信じるがままに…生きる?」

「そうよね!……神は神、私達は私達なんだよね!」

 

 これなら大丈夫そうだ!

 

 んじゃ、後は...

 

バタッ……ガタッ……

 

 瓦礫から残害にまみれて血反吐を吐きながらコカビエルは立ち上がる

 

「ゴッホ、ケッ! ……下級悪魔如きがこの俺を倒すだと……調子に乗るなよな⁉️」

「さすがにしぶといな? いいだろ‼️ お前には特別に見せてやるよ、久々に使うか……俺の武器(・・)を‼️」

 

 そう叫びコカビエルは一層デカい光槍を作り出し攻撃してくる

 

「なっ‼️ どこへ消えた?」

「いかんな、背中がガラ空きだぞ⁉️」

ギュリンッ‼️ ギャリンッ‼️

 

 素早く背後へと回り込み

 

 手を擦り付け金属音を立てる

 

「貴様の命に敬意を表して……その命、貰い受けるよ。」

 

 両手を合わせ合掌

 

「フォーク‼️」

ズボォー‼️

「ぐっはあ‼️ ぐっああああああぁー‼️」

 

 コカビエルの背中目掛け左手を親指以外を【フォーク】に見たて槍のように突き刺すとさすがのコカビエルも激痛に溜まりかね血反吐を吐きもがき苦しむが…

 

「ぬおおおおー‼️」

グイッ!

 

 抵抗するコカビエルに対して突き刺した左手を持ち上げ

 

「ナイフ‼️」

ズッバーン‼️

 

 右手をまるでナイフのように見立て手刀でコカビエルの首を跳ね飛ばして首が地面へと落下

 

 首の無い同体から腕を引き抜き

 

「ご馳走さまでした!」

 

 再び合掌!

 

 あっという間に勝負が突いたことで壮絶な光景にリアスや周りのみんな、ゼノヴィアとイリナは呆然と立ち尽くすのみだった

 

 終わった、やっと終わった…

 

 そして、亡骸になった木場の死体を担ぎ『ゲート』で移動する

 

「イッセー…待って、祐斗をどうするのよ⁉️」

 

 リアスは木場の遺体を背負い込む俺に疑問を飛ばすが…

 

「コイツは元の場所(・・・・)に帰してやらんと!」

「え?」

 

 その時の言葉の意味はリアスには理解出来なかったようだが他の皆は察してくれていたようだった…

 

 そして、俺は速やかに『ゲート』を潜る

 

 

 

 

 




 『ネギま⁉️』の闇の魔法で魔力と肉体が強化され『トリコ』のナイフとフォークが加わるなんてなんともチートかと思いますが……木場が死んで感情が高ぶった今だからそこ書くべきだと思いました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。