イッセーが魔法使い?【一時凍結】   作:ハラパンダ像

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 前回のイッセーが木場の亡骸を背負いどうなったかを書くわけですけど、その前にここで小猫ちゃんがイッセーに懐く想いを編集して出そうと思います。


招き入れられる者達

<小猫side>

 

 イッセー先輩は本当に強い人です!

 

 いつもはニヤニヤとニヤ付いた顔で私やリアス部長をいやらしい目で見つめるだけですが……

 

 ひとたび戦いともなると人が変わったように相手が誰であろうとフェニックスすら打ち倒し

 

 その力は上級悪魔以上

 

 そして、その力を扱いきる技量

 

 それら全てが私達よりも遥かに上

 

 …けれど、私達が今まで見ていたイッセー先輩の力はほんの一部だったのかもしれません

 

 初めて見るイッセー先輩の本気

 

 黒い漆黒のオーラを纏い両手に独特の模様が浮かび上がり

 

 その力は私達の想像を絶していた

 

 ほんの数分前までは圧倒的に優位に立っていたコカビエルでさえ

 

 主たるリアス部長の力すら紙一重で弾いて私達が束になっても敵わなかった強敵を2割はいえ

 

 その力を完全に使いこなすイッセー先輩に圧倒しました

 

 コカビエルが手も足も出ないどころか……たった数秒で決着がついてしまうほどで……

 

 イッセー先輩は祐斗先輩の仇を打ち

 

 祐斗先輩の屍を背負い『ゲート』を開き行き先も告げずに姿をくらましました

 

 

 

 


 

 

 

 

 校庭に展開された大地の崩壊は解除され

 

 コカビエルを倒したことで魔法陣は消失しことで

 

 こうして、私達の町は消滅の危機を脱したわけですが…

 

 仲間の死は残念な結果に終わりましたが

 

 しかし、これで祐斗先輩も未練はなくなり安心して成仏出来るはず

 

 私を含め全員がそう思っている………と思いきや私達はまだ知らなかった

 

 自分達のすぐ近くに白き鎧を身に纏った得体の知れない人物の影があることに…

 

「………随分、面白いモノが見れたな!」

 

 上空から声がするが私達の耳には届かない

 

 白く全身を鎧で纏った者は私達を見下ろしていた事に……

 

 

 

 


 

 

 

 

<イッセーside>

 

 ここは名も無き誰も近寄らぬ地

 

 ここに廃虚となり封鎖された建物があり

 

 そう、木場から聖剣計画で多くの被験者が育生されたという犠牲者の遺骨たらしめる残骸が今でも残されたままになっていると聞いていた

 

 見るからに非道で惨い計画であると散らばった残骸をかき集め背負っていた木場の遺体を側に置き

 

 哀れみを公かのように無言で廃虚の外へ

 

「『モデリング』。」

ガシャガシャ‼️

 

 廃虚がみるみる凝り固まり形を変えていき洋風の墓石へと姿を変え石に文字が彫られていた

 

『哀れな子羊達よ、永久に…』

 

 そして、俺は『ゲート』で速やかにその場を立ち去ろうとするが何故か…………両目から涙が溢れ止まらず前が見えない

 

 ぼやける視界に何故か、そこには一人の金髪の少年が……木場にしては少し幼かったが似ているような気はした

 

 ハッキリとは見えなかったが少年はニコリと笑いながら微笑んでいた

 

 汚れを知らないし純水な少年のようにスーっと姿が消えていった

 

「……そうか… わざわざ礼を言いに来てくれなくてもよかったのによ~…?」

 

 目が完全に見えるようになり俺は空を見上げ

 

「これからは俺がリアス達を独占するからな! あの世で精々悔しがってろよ!」

 

 誰に威張ってる訳でもないのに一人で空に向かって吠えていたが自然と気が晴れていく

 

 

 

 


 

 

 

 

「やあ! 兵藤一誠。」

「ヤッホー♪ イッセーくん♪」

 

 部室に帰るなり出迎えたのは駒王学園の制服を着たゼノヴィアとイリナだった

 

「な……なんで、お前らがここに? それにその制服?」

 

 質問の後、二人は背中から悪魔の翼を生やす

 

バッサ‼️×2

 

 気配で何となく悟っているが…………これはさすがに?

 

 だって、コイツ等はこの間までは教会側で悪魔には敵対心を燃やしていたんだからな?

 

 その教会コンビが悪魔になったなんて信じられねぇよ……?

 

「リアス……状況を説明してくれるな?」

「二人は私の騎士の駒を与えて私の眷属悪魔になったのよ。 これから、よろしく頼むわね♪」

 

 『頼むわね♪』と言われても

 

 状況は大体は理解できることはできるけど……

 

 すると、ゼノヴィアとイリナがこちらへ近づいて

 

「お前等は……特にイリナはよかったのか?」

「神はもういない………悲しいけど。 受け入れるしかないよね………こればかりは…」

「神がいないと知ってしまったのでね。 破れかぶれでリアス部長に頼み込んだんだ。」

 

 破れかぶれというか……なるようになれというか

 

 神は死んだとはいえ、信仰者はそれで良いのかよ?

 

「デュランダル使いに聖剣の神器の所有者だなんて……イッセーといい眷属に加わったのは頼もしいわね♪ …祐斗は惜しかったけど、聖剣剣士の両翼が誕生したわね♪」

 

 おいおい……木場はもう用済みかよ?

 

 相変わらず、細かい事には拘らないのがリアスらしいちゃっらしいが………聖剣使いが二人

 

 二人が眷属入りしてくれたのは頼もしいとは思うけど

 

 レーティングゲームの時なんか、相手は悪魔だから大活躍しそうだが……場合によっちゃ~…危険すぎて出場禁止などにならないかな?

 

 すると、ゼノヴィアが接近

 

「今日からこの学年の二年に編入させてもらった。 よろしくね、イッセーくん♪」

「真顔で可愛い声を出しても似合わんからやめろ。」

 

 初めに出会ったときの第一印象のイメージがアレだからな…

 

「むぅ~…イリナの真似をしたのが上手くいかないものだな?」

「ゼノヴィアはゼノヴィアらしく、無理をする必要はないのよ♪」

 

 突然、可愛い娘ぶってもな~…

 

「でもよ…本当に良かったのか? 悪魔でなくても聖書以外の神って手もあったんじゃ?」

「過ぎた事を悔やんでもしょうがないわよ………無いモノは無いんだからね!」

「神がいないと知った以上……最早、私達の人生は破綻したも同然。 ………だが、敵だった悪魔に下るのはどうなのだろうか? いくら魔王の妹とはいえ………私の判断に間違いはなかったのか?」 

「ああ、お教え下さい、主よ!」×2

ピキッーン!

「はうっ‼️」×2

 

 自問自答した上、祈りを捧げ二人揃って頭痛を喰らった

 

 この光景……前にもどこかで?

 

 …あっ! 

 

 アーシアか! 

 

 そうだそうだった!

 

 二人はそれが分かっているのか、何処か覚悟を決めているようだった

 

 そして、ゼノヴィアはアーシアに近づき

 

「私達は最も知ってはいけない真実を知ってしまった厄介者、異端の徒になってしまったということだ ……それとアーシア・アルジェント、私達はキミに謝罪しなければならない。」

「え?」

 

 二人はアーシアに深く頭を下げる

 

「主がいないのならば、救いも愛も無かったわけだろ………本当にすまなかった。」 

「アーシアさんの気が済むのなら私達を殴ってくれてもかまわないわ。」

 

 突然の謝罪にアーシアは慌てるが宥めるように言った

 

「ゼノヴィアさん、イリナさん……私はこの生活に満足しています。 今は悪魔ですけど、大切な方々に出会えました。 今の私は本当に幸せなんです。」

 

 アーシアは聖母マリアのような微笑みで二人を許した

 

 やっぱり、アーシアは根っからの癒しキャラでいい子だな

 

「そうか、ありがとう。 ………そうだ、一つお願いを聞いてもらえるかい?」

「お願い、ですか?」

 

 首をかしげて聞き返すアーシアにゼノヴィアは笑顔で言う

 

「今度、この学園を案内してくれないか?」

「分かりました。」

 

 微笑んで答えた

 

 初めの出会いは最悪だったがこうして仲良くなれてなによりだ

 

 ゼノヴィアも別に悪いヤツってわけではないからな

 

「我が聖剣デュランダルの名に懸けて兵藤一誠……異世界で英雄と称された君に断言するよ! 手合わせでは簡単にあしらわれたが私は諦めない! 必ず、リベンジを果たしてみせる!」

「おおー! 頼もしい限りじゃないか! しかし、俺を倒すのは一筋縄ではいかないがな?」

 

 やる気はあるがリベンジをする気はあるようだな

 

 しかし、これはこれで鍛え扱き甲斐はありそうだな!

 

パンッ!

 

 リアスが手を鳴らすと

 

「さあ! 新入部員も入ったことだし……オカルト研究部も早速、明日から活動再開よ!」

「はい、部長!」×部員

 

 この日、オカ研に久しぶりに始動した

 

 木場、お前分まで俺がコイツ等を……な!

 

 …………後は、アイツ(・・・)だな

 

 

 

 


 

 

 

 

 俺は今、悪魔の仕事であのダンディな男性のところに来ている

 

「おー、よく来てくれたね……悪魔君」

 

「どうも、いつもご指名ありがとうございます。」

 

 『ゲート』を使って登場して来る俺の姿に男性は快く迎えてくれる

 

 エクスカリバーだのコカビエルだのとドタバタしてたからここに来るのは久々なんだ

 

「気にすることはないよ、悪魔君も色々あったみたいだしな。」

「………そう言ってもらえると助かりますよ。 それで、今日の依頼というのは……又、酒?」

 

 尋ねると男性は棚から一つのゲームを取り出した

 

「おうよ! 今日は君と対戦したくて、呼び出したわけだ」

 

 ゲームより、実際に体を使う武術や格闘技が得意なんだけど……格闘ゲームならいけるかな?

 

「あちゃー……また、やられた!」

「ふっふっふー♪ 君に勝つために買ってから直ぐにやりこんだからね! もうストーリーは全てクリアしているよ!」

 

 マジで!

 

 ………っていうか、暇なのか?

 

 確か、前に来たときには無かったはず

 

「随分、揃えましたね。 マニアでもここまで揃えてる人は中々いませんよ?」

「集めだしたらコレクションしたくなる質でね。 周りからは『おまえのコレクター趣味は異常だ!』と良く言われるくらいでね。」

 

 本題はここからようだな

 

 そう言いながら男性は立ち上がり黒い翼を広げ

 

 黒い翼が六対十二枚

 

「俺の名はアザゼル! 堕天使共の頭をやって総督でもある!」

 

 軽い自己紹介を終え俺達はソファに座り向かい合っていた

 

「とりあえず、お茶だ。」

「どうも~…。」

 

 出されたお茶は結構旨かった!

 

「じゃあ…目的を聞かせてもらうぜ、アザゼル総督殿。 何故、この町に潜伏していたンですか?」

「いいだろう。 まあ、大した理由はないさ………コカビエルが独断で動いてをしていることを察知してな。 目的が分かるまで監視してただけさ…」

「それで……俺に抹殺してほしかったと?」

 

 俺の返答にアザゼルは酷く頭を悩ませていた?

 

「いやいや、さすがに殺すとまでは考えてはいなかったんだがね? ヴァーリに頼んだんだが、その……手違いがあったらしく……」

「ヴァーリ? それって……お前等、堕天使の飼い犬か?」

 

 俺がそう言うとアザゼルさんは順をおって説明していく

 

 なんでも、神器の中でも取り分け最高位に入る神をも打ち倒すとされる13種神滅具(ロンギヌス)の内の1つである白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディン)の所有者がヴァーリで力をフルに使いたくてアザゼルの研究に付き合っているらしい

 

 コカビエルの戦闘時に上空に龍の波動らしきモノを感じたのはソイツか?

 

 しかし、あの時は木場の仇で頭がいっぱいだったからな…

 

「俺が直接、手を下すのは色々とマズいんでな。 今回はあいつに事態の収拾を頼んだんだが……お前達さんがコカビエルの奴を殺しちまったからな…」

 

 確かに悪魔の領地に堕天使のトップが出てくるのは後々面倒なことになりそうだから……でも

 

 すると、今度はアザゼルさんが俺に尋ねる

 

「ところでなんで俺の名前が分かったんだ?」

「それは……御依頼主はアンタだけじゃないからだよ! 堕天使ってことは分かってましたし情報をくれた人がいたんでね!」

 

 俺の返答に反応して首を傾げるアザゼル

 

「情報……誰が?」

「それはね。」

 

 俺はスマホを取り出してメールを送信すると

 

 部屋の床に魔法陣が展開され

 

 そして、そこから現れたのはアザゼルと同じく翼が六対十二枚の……

 

 

「アザゼルー‼️ こんな所で何をしているんですかッ‼️」

「ゲッ‼️ シェムハザじゃねぇか⁉️」

 

 そう、魔法陣から現れたのはグリゴリのNo.2副総督のシェムハザ殿で俺にアザゼルの捜索を依頼して来た契約者でもある

 

「全く、何してるんですか⁉️ コカビエルがあんなことするから悪魔側や天使側に謝罪の書状を送ったり、報告書を書いたりで忙しい時に、あなたって人は⁉️ その上、仕事を丸投げするもんだから……あなたはここで一人でのんびりゲームとは⁉️ うちの部署から病院に搬送されたのが何人出ていると⁉️」

 

 シェムハザ殿が完全にブチキレているな~…これ‼️

 

 転移してきて早々のマシンガントーク‼️

 

 流石の総督殿もタジタジだよ⁉️

 

 って、仕事を丸投げして……ゲームって、暇どころか無責任かよ?

 

 そんな総督に着いて来る部下がいるってこと事態がめでてえな~…?

 

 何してんだよ、アイツ等?

 

「分かった分かったって……つーか、何でロープで縛ってるんだ⁉️」

「こうしないと逃げるでしょう‼️ あなたはァ‼️」

「ちょ……やめ、ギャアアアー‼️!」

 

 アザゼルの悲鳴が部屋中に響き渡るけど

 

 一応、ここ……マンションだから近所迷惑も考えろって?

 

 シェムハザさんはクロワッサンになったアザゼルを引きずりリビングから撤退し玄関へ

 

 残された俺は……

 

「シェムハザさん?」

「ご苦労様でした。 悪魔……いえ、イッセーくん。 アザゼルは私が連れて帰ります! あなたとの契約は持続されていただきますし、今後とも契約をお願いしますね。」

「いや、でも………」

 

 立ち去るシェムハザさんに対して俺は

 

「気にすることはありませんよ。 悪魔と堕天使が敵対していてもあなたは真っ当に依頼をこなしてくれますからね。 他の悪魔は兎も角として君だけは信じられる事が出来る……それにもう少し(・・・・)したらお互いに仲良くなれますからね♪」

 

 シェムハザさんはそう言ってウインクするけど…

 

「あの~…シェムハザさん、それってどういう……?」

「それでは、私はこれで……さあー‼️ 行きますよ、アザゼル‼️」

 

 そして、アザゼルとシェムハザさんの気配が消失

 

 どうやら、転移魔法か………

 

 さて、俺も帰るかな……と

 

 

 




 とりあえず、【エクスカリバー偏】はこれまで!

 次回は三大勢力のトップがガン首揃えて会談であるがその前に公開授業とプール開きを書かなくてはなりませんね!

 とはいえ、授業参観はイッセーの両親は不在ですから代わりにグレイフィアを代理に立てようと思いますがどうですかね?

 後、プールにはリアスとソーナを………つまりグレモリーとシトリー眷属の美女を取り巻くイッセーの薔薇色ハーレムにしてはどうですかね?


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