<イッセーside>
コカビエルの1件以来
イリナとゼノヴィアがグレモリーに加わったことで駒王学園へ編入いや、転校という形で手続きを…………って、本当はサーゼクスさんが学園の理事で進ませたんだけどね
それから、ホームルームで二人は転校生として俺とアーシアのクラスに配属したまでは良かったが……クラスメイトが二人に質問し
『私達は兵藤一誠くんの家に同居してるの♪(してるんだ!)』
…っと、あっさり真相を述べた事で又してもクラスの男子生徒と松田と元浜が血涙を垂れ流し俺に攻め行ってくる
まあ、アーシアの時と同様にイリナとゼノヴィアが教会の出身で事情があり
二人の身柄を引き取ったと解説後
幸いながら二人共、教会出身なのは真実と語りクラス中は納得したがメガネと坊主は真っ黒なオーラを醸し出したまま
そんなこんなで放課後に部室へ行くとサーゼクスさんがセルヴィアさんを連れてリアスと話し込んでいる
「これはこれはどうも、サーゼクスさん!」
「いや~…一誠くん♪ フェニクッス戦の時以来だね♪」
ライザーの試合は両家共に中継で鑑賞していたからサーゼクスさんも拝見していたのはあの後に聞いたけどね
「ところで……今日は何の御用で?」
「実はね……」
チャンッ!
「乾杯。」
「さあーさあー! 飲もう飲もう!」
場所は変わり………ここは今、俺の家
双方でビールジョッキでサーゼクスさんと乾杯
「今夜は日頃の感謝と溜まった
「ちょっと、イッセー⁉️」
ビールを片手に飲もうとするとリアスが腕を掴み待ったをかける
「イッセー! あなた、未成年なのにお酒なんて飲んでいいと思ってるの⁉️」
「リアス、忘れているとは思うけど……俺の実年齢は10歳+して27だぞ?」
何度でも言うが俺は異世界で数年過ごしているから見かけ17でも実年齢は27なのだ
「だからとは言っても⁉️」
「まあまあ、リアス。 彼は場の空気を和ませようと
「も~う、お兄様!」
サーゼクスさんがフォローに入るがリアスはちょっぴり不機嫌
何故、サーゼクスさんが家に招かれているというと部室で…………
『実は今度の公開授業の事でね♪』
サーゼクスさんはニコニコしながらリアスに微笑むが肝心のリアスはしかめ面
「リアスはサーゼクスさんに来てくださるのは嬉しくないのか?」
「折角、内緒にしてたのに………セルヴァイアね! お兄様に伝えたの⁉️」
「姉から一誠様から授業参観のプリントを拝見したと報告があったもので。」
そういえば、グレイフィアさんは身のまわりのお世話という名目で学園から配られる手紙などは細かくチェックしているからな
それにしても流石は姉妹!
セルヴァイアさんはグレイフィアさんと顔から表情、体付きに体系まで瓜二つでまるでコピー悪魔
ただ、唯一胸がぺったんコなところ以外は………実に惜しい!
そんな事を考えていたら、セルヴァイアさんが俺へ
なにやら、親の仇でも見るような目付きで冷たい視線を送る
貧乳がかなりコンプレックスなのかな?
そんな事より
「ところで、サーゼクスさん。 今夜、泊まるところは決まっているのかい?」
「それなんだけどね…………この時間帯では宿泊施設はどこもいっぱいだろうから最悪、この部室にでも……」
いつになく表情が沈んでいるサーゼクスさんを見て
「なら、ウチに泊まればいいさ!」
「!」×2
家に泊まって行ってくれと問う
「良いのかい! イッセーくん?」
「サーゼクスさんには色々とお世話になっているし、今夜はとことん
「ちょっとイッセー、勝手に⁉️」
こうして、サーゼクスさんとセルヴァイアさんを家に招くことになりリアスは納得がいかないままズルズルと時は流れ
そして……
「そんな⁉️ イッセーと寝てはいけないなんて⁉️」
夜中に皆が就寝するという時にサーゼクスさんの提案で男同士
自室で共に語りながら明かしたいとせがまれ
どうやら、
リアスが添い寝すると聞かずに駄々をこねる
「すまない。 今夜だけでいいから、彼を貸してはくれないか?」
「……、イッセー。 私がいなくて平気………?」
「私もイッセーくんと一夜を明かせないなんて……」
ボィ〰️〰️〰️ンボィ〰️〰️〰️ン!
リアスと朱乃さんは最後まで未練がましくもうるうるした瞳で抱き付くがネグリジェと寝巻越しに二人の胸の感触が当たるからいいけど
アーシアも背中に抱き付いたがすぐに自室へ入る
セルヴァイアさんはグレイフィアさんと下の部屋へ
イリナとゼノヴィアは突貫工事で造った部屋へ
リアスと朱乃さんも渋々ながら自室へ足を運ぶ
「あの………寝心地はいかがですか?」
自室で布団に入りが魔王サーゼクスさんに布団に床で就寝などという行為は良いモノなのだろうか?と本人に尋ねると
「いや~…こうして普通に客扱いしてもらえるのは寧ろありがたいくらいだよ。」
思っていたよりもサーゼクスさんはご機嫌であり布団に入りながら会話を続け
「私は名門グレモリー家の長男に生まれ、幼き頃より周りから気遣いを受けては機嫌を取るべく媚をへつらう輩ばかりでね。 特別扱いをしない君には感謝してもしきれないくらいさ。」
貴族も好きで貴族生れたって訳じゃないのか?
悪魔社会は貴族悪魔、特に上層部のお偉い方は魔王を立たせて自分達は意見を出すだけ
魔王としての責務はサーゼクスさん達に丸投げして冥界の利益としてしか知恵を巡らさない
人間で言うところの政治家ってところかよ?
そんな世界でしかも悪魔は永遠の時を生きるというから長い間、我が儘な爺共に良いように利用されてきたわけか……
優秀な所為だけに返って仇になるわけか?
サーゼクスさんは今までに溜め込んだいたモノを吐き出したようで清々しい表情でこちらを伺う
「ところでイッセーくんは………リアスとはその………
「サ………サーゼクスさん……それは………え~っと、隠す必要がないのなら………ほぼ、毎日…」
サーゼクスさんはリアスとの距離感を興味津々に尋ねる
少々恥ずかしくもあったが真相を話すと
「そうかそうか、いや~…! この分なら父上だけでなく、私も甥っ子の顔が見れる日も遠くは無さそうだな!」
途端に目を見開いて目を輝かせて声を張り上げる
あまり、声を上げると近所迷惑なるから控えて欲しいところだが……
それよりも…
「サーゼクスさんに俺から尋ねたい事があるんですが?」
「ん? なんだ?」
前々から聞きたかった事だ…
この人は口が堅そうだから信じられそうだな
「妹っていうのは………あなたから見てどういう存在なんですか?」
「ほう~…?」
何故、サーゼクスさんにそんな質問をしたかはフェニクッス戦でライザーが最後に口にした言葉がどうしても引っ掛かっていたからだ
『かわいい妹をどこの馬の骨ともわからん野郎に汚される位なら、いっそ俺の側に!』っとそこまで言い張るのは何故か?
俺はずーっと一人っ子だったから妹は愚か兄弟もいなかったし、異世界では肉親どころか数年もの間はずっと孤独だった
世間では『シスコン』というらしいが………俺にはピンッと来なかった
「イッセーくん、妹というのは愛おしく、愛して止まない存在なんだよ!」
「ほへ……?」
サーゼクスさんは突如、起き上がり急に人が変わったか色々と語り始める
独自の異空間収納から一冊のアルバムを出してはリアスの赤子から今に至るまでの成長記録を解説し続ける
俺は着いては行けなかったが……適当に聞いては質問しては受け流す
結局、隙を見て『擬態スライム』と入れ替わり迷彩魔法で本体の俺は変わり身で部屋の隅で就寝
朝、夜明けの日差しが窓から差し込めると目が覚め部屋の様子を観察すると……
「特にここ! リーアたんが私のことをおにぃーたんからお兄様に変わった時の映像でね!」
サーゼクスは実に楽しそうに俺に化けた『擬態スライム』と共にタブレットでリアスの幼女期の動画を再生しながら語る
この人には『妹』という言葉は
そして、朝のモーニングに皆で集まると俺とサーゼクスさん以外のみんなは目の下に隈が生じている
どうやら、サーゼクスさんが夜通しに渡っての妹トークンにより寝付けなかったのだろう
周りの家には迷惑だと考え、あらかじめ防音結界を家の敷地に張り巡らしていた甲斐はあり
結果的には声は漏れてはいないだろが悪魔事情は特にだ!
その後、リアスに問い詰められ
サーゼクスさんは寝ていないはずが妙にニコニコしながらご機嫌で席に着くが………皆は寝不足でげっそりとしている
それよりも俺としては妹という
…っていうか、今日の授業参観は大丈夫かな?