【依存】から始まるヒーローアカデミア   作:さかなのねごと

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40.鷹、影と光。

 

 極道、ヤクザ──かつては裏社会を取り仕切っていた団体。オールマイトの台頭によって多くが解体され、生き残った少数は指定(ヴィラン)団体として監視を受けながら生活している。反社会的行動が見受けられた場合、組ごと逮捕、解体させられるという流れだ。

 組の取り潰しは、仁義と結束を重んじる彼らにとって最も避けなければいけない事態。そのためならば、自らの何もかもを差し出すのだという。

 

「お疲れさまです」

「ああホークス、……面会希望だったな」

「はい」

「……まともな会話になるかはわからんが」

 

 それでもよければ、と前置きと共に通された面会室。その椅子に腰掛けると、ガラス越しに同じように座る男と同じ目線になった。しかし視線は絡まない。男は、ごん、ごん、とガラスに頭を打ち付けている。

 

「花が咲いている咲いたさいたさけた裂けなければなりません日曜日はいいです月曜日がいいです火曜日に終わります水すいす曜日はおりますもくよう日は木きききき日木になりま金曜金曜日はびびはお祈りをします祈りいのしますしました死にました土曜日ど土曜どうよびははし恥死に死にました土曜日は死に死ななければばばならななりません花を花が花を」

 

 ごん、ごん、と鈍い打撃音と共に、ぶつぶつと何事かを呟き続けている。この男は1週間前、愛依(あい)と常闇くんが福岡に到着した時に駅前広場で暴れていたところを確保されて以降、ずっとこの調子だった。登録されている彼の“個性”はせいぜい地面を10cmほど隆起させる程度の筈だったのだけど、“個性”を強化させる麻薬(ドラッグ)を過剰に用いた結果、あの暴走を引き起こした挙げ句、心神喪失してしまったのだという。

 

「今日も相変わらずの様子で。……ま、そう(・・)でなきゃ困りますもんね」

 

 【組の下っ端が麻薬を持って逃亡。他の組員が制止しようと追い掛けるが、麻薬を使用して暴走。心神喪失となった。】……こういうシナリオでなければ、あの時既に組全体が取り潰しになっていただろう。何らかの理由(・・・・・・)で【光】の“個性”を放ってしまった兄貴分を逃すため、この筋書きを選んだのだろう。

 これを遂行したのは上の指示だったのか。この男の献身だったのか。仕方なく行ったのか。すべて覚悟してまともな人生を手放したのか。本当に心を失ったのか。狂人を演じ続けることを選んだのか──どれが嘘で、真実だったとしても、言わなくちゃならないことがある。

 

「あなたの組は、昨夜、解体されましたよ」

 

 ごん、と、最後の打撃音と共に、音が死ぬ。呟き声も聞こえなくなったから、重い沈黙がこの面会室に充満する。

 

「あなたの兄貴分、……光坂さんっていうんですね。彼が動いた結果です」

 

 ガラスにもたれ掛かったままの頭部は動かない。けれど、その体勢のまま、ぐるりと目玉がこちらを向いた。瞳孔が開き、どこまでも暗い穴のように、ぽっかりと広がる。

 

「あにき」

 

 ひどく、幼く感じる声色だった。透明な声だった。

 

「あにき、……かげ、が、」

 

「──影?」

 

 その透明が、どす黒く濁っていく。

 

「あ、あ”、あああ”ああ”あ”あッはッ八波は!!! かげ影陰蔭カゲ影ぇええ”!!! 影がくる狂来る影かげ影が影が呑むのんでのん飲む影ちぎれ影カゲ陰影がちぎ千切った腕うあ足指ゆび親指ちぎ取れた取れてて手手くび手首ないないないい”ない”いい”!!!」

「おい、大人しくしろ!!」

 

 ガラスや机、椅子にぶつけても気にすることなく、めちゃくちゃに頭や両手を振り回して男は叫んだ。入り口に待機していた警官に取り押さえられると、暴れる気力も無くなったのか、腕の中でかくりと糸が切れたように崩れ落ちる。

 その様をじっと見ていた俺を、ガラス越しに男は見返した。暗い、暗い、穴のような目で。

 

「……どうせ、ヒーローは、オレらのことなんか、救けるわけなか」

 

 その言葉を最後に、男は沈黙した。視線はもうこちらに向いておらず、虚空を見つめている。喚き散らした口はぽかんと空いたまま、端から涎を垂らしていた。

 ここまでだなと判断して、俺は席を立った。こちら側の入り口を警護していた警官に会釈する。

 

「ありがとうございました」

「……もういいのか」

「ええ、聞きたいことは聞けたんで」

 

 にこりと微笑み、開けられたドアをくぐって外に出る。その瞬間、背中の剛翼が舌打ちの響きを拾った。

 

「……眉ひとつ動かさんて、ほんまに人の心があるんか」

「おい、やめろ」

「先輩、でも、」

 

 あいつ、ヒーローのくせに。

 そんな義憤に駆られているのは、あの若い方の警官だろう。真っ当な正義感に頷き、小さくわらった。

 

「“ヒーローのくせに”、ね」

 

 ほんと、どうあればヒーローはヒーローでいられるんだか。

 そんな愚痴を溢す俺を「そんな時間は無い」と咎めるかのようなタイミングで通信が入った。拘置所を出て、アスファルトを蹴り、上空に飛び上がって耳元に手を当てる。

 

「お待たせしました」

『ご苦労様。捕らえた組員から話は聞けたかしら』

「ええ、ご報告しますね」

 

 耳朶の“ピアス”から聞こえる、公安委員会会長の声に返事を返す。

 

「今回博多で起きたヤクザ者の失踪事件ですが、恐らく実行犯は黒霧──(ヴィラン)連合が関わってる」

 

 俺の言葉に驚くことなく、会長は『根拠は』と短く尋ねてきた。それに先程の男の供述を思い浮かべながら答える。

 

「言動に乱れはあったものの、【影】【来る】【呑まれる】【千切れる】【取れた】【腕】【足】【指】といったワードは聞き取れました。あと雄英生徒からの証言で、黒霧は“個性”【ワープ】を用いて身体を切り離すことが可能とありますし、関連性は高いと思われます」

 

 USJ襲撃の際、オールマイトを援護しに広場に向かった常闇くんは、黒霧がオールマイトの身体を【ワープ】でバラバラに位置させた後、ワープゲートを閉じることで切断しようとしていたのを見ている。腕や足、手や指が千切れていたのは、【ワープ】で拉致しようとしたヤクザ者らが抵抗した結果かもしれないと想像はつく。

 それに、今回の事件と(ヴィラン)連合が関わっているかもしれないというのには、もう一つ理由がある。

 

「脳無って、素体は人間ですよね」

 

 USJを襲った脳無のDNA検査を行った結果、一人のチンピラの身体に、少なくとも4人以上のDNAが混在していることがわかった。全身麻薬でこねくりまわされて、複数の“個性”に適応するよう人為的につくられた改造人間。

 

「これは推測ですけど、“個性”を使った戦闘に慣れている人間を素体とする方が、理に敵ってますよね?」

 

 麻薬を使うとはいえ、全身を弄られるのだ。元々屈強な身体を持っているか、強“個性”を持っているか、そうした人間を選ぶ方が手間は無いだろう。

 

「“個性”をわりかし使い慣れてて、荒事に慣れてて、かつ拐っても騒ぎになりにくい人間……」

 

 ヒーローや一般人を拐うとなれば、警察が黙っちゃいない。けど、その警察が静観するグレーゾーンの人間ならば?

 

「指定(ヴィラン)団体……中には“個性”を使い慣れた武闘派の人間もいるでしょうし、いい人材、集めやすそうですよね」

 

 拘置所の男は『ヒーローがオレらを救けるわけない』と呟いたが、きっとそうだったのだろう。黒霧から逃れるために【光】の“個性”を使った光坂、そんな兄貴分を救おうと麻薬を打ったあの男に、他にも多くのヤクザ者が影に呑まれた。「救けて」と声を上げられない、救いの手を差し伸べられない。そんな人たちを影と共に拐っていったのだ。脳無の素体とするために。

 

『その可能性は高そうね。拐われて帰ってきた一部の者は、意識が無いか、心神喪失状態だったのでしょう?』

「はい。病院に連れていけず、倉庫に匿われていました」

『無理に“個性”を植え付けようとすると、その負荷に耐えられず廃人になるケースがあると聞くわ。彼らは、そうだったのでしょうね』

 

 温度の無い声で淡々と推察していた会長は、ふと言葉を切って息を吐いた。溜め息とは違う、けれどそれに似てる響きで、呟くように言う。

 

『それにしても、その倉庫に一番に辿り着いたのがあの子だったとはね』

「……拐われて、ですけどね」

『それでも、いいえ、だからこそ、よ』

 

 あの子にも、“ピアス”を持たせるべきかしら。

 会長の言葉に、心臓が一瞬嫌な音を立てた。それを覆い隠すようにわざとらしく笑ってみせるのは、もう癖のようなものだった。

 

「いやー、やめといた方がいいですって。あの子、天下の雄英に通ってんですよ。なんかの拍子でピアス落として、それが誰かの……パワーローダーさんとか、機械に明るい人の手に渡ったら事です」

 

 “ピアス”とは、それを模した通信機のことだ。公安と秘密裏にやり取りするためのもので、GPSを内包している。それなりに高性能なそれを一介の女子高生が持っていると知られれば、立ち位置を疑われかねない。

 せっかく雄英で学び始めたってのに、そんなこと、あってはならない。

 

『随分と可能性の低いレアケースを引き合いに出すのね』

「無い話じゃないでしょ」

『あの子を信用してないと?』

「最悪の事態を想定しているだけですよ」

 

 まだ早い。まだ必要ないだろう。

 あの子に首輪(・・)をつけるのは。

 

 ……この思いを口にしてはいないのに、公安のトップを務める女傑にはお見通しだったらしい。彼女は深い溜め息を吐いた。

 

『……距離を置けばあなたの過保護も直るかと思ったけれど、効果は薄かったようね』

「あ、やっぱそれ込みであの子を雄英に行かせたんですね」

『そうね。幾つかある利点(メリット)の一つに過ぎないけれど』

 

 ねえ、ホークス、と。声の調子を改めて、彼女は俺に呼び掛ける。

 

『翼でくるんで庇護するだけでは、あの子は強くなれないわ』

「そうですね。全面同意です」

 

 確かにその通りだと頷いた。

 強くなる必要があるのか(・・・・・・・・・・・)は、置いておいて。

 

『本当にわかっているのかしら。……いえ、わかっているから、なのでしょうね』

「何です?」

『あなたは、あの子に強くなってほしくない(・・・・・・・・・・)と思っているかのようだわ』

 

 ──弱いままなら、自分の庇護下に置けるものね?

 

「ええ? そんなことないですって」

 

 そうだ。そんなことはない。そんなに簡単に事が済むなら、そんなに単純な思考でいられるなら、こうもぐるぐる考えたりしない。

 

「強くなりましたよ、あの子は。雄英の先生やクラスメイトたちにいい影響を受けているみたいで」

『それならばいいけれど』

 

 ふ、と小さく息をついて、彼女は思案し続ける。

 

『本来ならば、彼女の持つ【治癒】の“個性”はもっと強力な筈よ。あの子は無意識に、自分自身を枷に嵌めている』

「……それは、当然ですよ」

 

 だってそういう環境で生きてきたのだ。生まれもった“個性”が、あの子にそれを強いた。

 誰かを守り、救いたいと思っている彼女は、“個性”でそれを成せた時に嬉しそうに微笑む。それと同時に、そんな自分を“浅ましい”と評した。称賛を受け取る度に、罪悪感で胸を焦がしていた。

 

 けど、そうして俯いていた小さな女の子は、顔を上げたのだ。

 

『わたしの“個性”じゃなくても、わたしが、どれだけ狡くて卑怯でも……、この力があることは事実だから。力の責任を取らなきゃいけないってのは確かだから、』

 

 新しくできた友人の叱咤で、前を向いた。

 

『だから、もっともっと頑張りたい。この“個性”を使って、正しく人を救けてみせる』

 

 あの事件を経て、疲れきった瞳に光を灯して、いつかの未来を宣言した。

 

『あなたみたいなヒーローに、なるよ。……ううん、あなたを、ホークスを飛び越えちゃうくらい、高く飛んでみせるから!』

 

 それがあまりに眩しかったから。だから俺は嬉しくて、誇らしくて、ほっとして、寂しくて、苦しくて、……そうして決意とともに笑ったのだ。

 

 

 

 

「あ、お疲れさまで、……」

 

 会長への報告を終えて事務所に帰ってきたけど、一足先に帰ってもらってたエスパースさんたちの姿が執務室になかった。不思議に思って剛翼を飛ばして探すと、何故か2人揃ってトレーニングルームの入り口に立っていた。その背中に声を掛けようとするも、2人が素早く振り返って口許に人差し指を立てるものだから、俺は声を低めて歩み寄る。

 

「どうしました?」

「いやね、ちょっとね」

「かわいーもん見られるんで、そのままこっちへ」

 

 手招きされてトレーニングルームをちらりと覗き込む。視界の中に愛依と常闇くんの姿はなかった。不思議に思って、ひとつ瞬き。すると()から声が降ってきた。

 

「うん、常闇くん、そこからもう少し頭を下げて、足を上げて、背を真っ直ぐ、地面に平行に……そう、それ! 今の姿勢きれいだよ」

「ムム……飛行姿勢というのは、意外と筋肉を酷使するものなのだな」

「そうなんだよね……わたしも苦労したなあ……」

 

 彼らは遥か上空にいた。常闇くんは黒影(ダークシャドウ)に自分の身体を支えさせて宙に浮いていて、愛依はその姿勢をきれいに保つべく羽根で補助している。

 

「でも本当にすごいよ、常闇くん! たった1日で空を飛んじゃうんだもの」

 

 愛依の声が興奮で弾んでいる。その言葉から考えると、常闇くんは昨夜の夜間飛行からたった1日で空に辿り着いたということになる。飛べる奴は飛ぶべきだよ、と。地面に縛り付けられる必要なんてない、と。そう言った俺の言葉を信じて。

 

「今時の若者の成長速度って、すごかね……」

「ええ、本当に」

「“憧れ”のホークスに追いつくんやって、2人ともよく頑張っとったばい」

「ええ? ……なーんか照れちゃうなぁ」

 

 へらりと笑って、上擦る声を隠す。

 ……ほんと、“憧れ”なんて、俺はそんな人間やなかとに。

 

「……眩しいなあ」

 

 ぽつりと呟いた俺は、何故か両脇から伸びてきたエスパースさんとシンセンスさんの手に頭を撫でくり回された。わしゃわしゃと髪をかき混ぜられて、軽い拳骨なんかも降ってくる。

 

「ちょ、ちょちょちょ、何なんすかいきなり」

「せからしか!」

「“眩しいなあ”……ってなに黄昏てるったい」

「ほんまそれ。“おまえが言うな”って話ばい!」

 

「……何すか、それ」

 

 ほんとにもう、暗すぎるのも目に悪いけど、眩しすぎるのだって目に悪いのに。だからきっと、こんなにも目蓋の裏が熱いのだ。ほっと身体の強張りが解けて、腹が空いてたことを思い出してしまう。

 

「っあー、もう!」

 

 とりあえず飯にしましょ!!とヤケクソ混じりに叫ぶと、びっくりしたようにこちらを見る愛依と常闇くんの視線が面白くて、俺は声を上げて笑ってしまった。

 

 

 

 

 それから一夜明けて、職場体験最終日がやって来た。雄英生の2人は午後の新幹線で帰るとのことで、せっかくならと提案する。

 

「お祝いにお昼をご馳走するよ」

 

 そうして連れてきたUMAIビルの15階、焼鳥ヨリトミミドリ。着物を綺麗に着付けた女性に案内され、廊下を飾る上品な生け花や高そうな花瓶を見る愛依が、どことなく強張っているのが見てとれる。

 

「おや、緊張してる?」

「し、……して、ます」

「はは、素直」

 

 一瞬は強がろうとしていたのだろう。けれど意地より緊張が勝ったらしい。かちこちに固まった愛依に笑って、宥めるように肩を叩く。

 

「肩の力抜いていーよ。個室とってあるし」

 

 そうして部屋に通されて、温かいお茶を飲んで一息つき、多種多様な焼き鳥が目の前に並べられていくにつれて、彼女の目がきらきらと輝いていった。それに笑って、俺もレバーに手を伸ばす。

 臭みや噛んだ後のパサつきは全くなく、程よい歯応えが楽しい。甘辛いタレが絡んだ柔らかい鶏肉を堪能していると、ねぎまに舌鼓を打っていたエスパースさんが明るく切り出した。

 

「いやあそれにしても、2人が職場体験に来てくれてよかったばい」

「うんうん。2人が頑張ってる姿を見てると、俺も頑張らんとって、いい刺激になった」

 

 しみじみと頷くシンセンスさんが、愛依と常闇くんに微笑む。

 

「改めて、ありがとうね」

「そ、そんな……」

「恐悦至極」

 

 片や顔を赤くして、片や静かに目を伏せて、それぞれ頭を下げる。そんな愛依や常闇くんを指名して受け入れた時は、こんな気持ちになるなんて思ってなかったな。

 

「確かに、いい刺激だったなぁ」

 

 2人とも、水を得て光を浴びて葉を伸ばす植物のように、俺の想像を超えて成長していった。……いや、地に根を下ろす点ではその例えは違うか。

 2人は翼を広げた。風を受けて、どこまでだって飛んでいける、伸びやかな翼を。

 

「インターン……次の機会も、よかったらおいで」

 

「……っはい!」「! 感謝する、(ホークス)よ」

 

 揃って頷いた2人に、また息ぴったりだ、と笑いながら、思う。

 

(……早よせんといけん、ね)

 

 早く、速く、実現しなければ。

 この子たちがどこまで飛んだって大丈夫なような、翼を広げても傷つかなくていいような、そんな世界を──必ず。

 

「楽しみにしてるね」

 

 いつかの未来を思い描いて、俺は、笑った。

 

 

40.鷹、影と光。

 

 


 

 ホークス視点から見える職場体験の裏表。脳無の素体はヤクザから拾ってくることもあったんじゃないかと思ってこうしました。黒霧さんの“個性”便利すぎて働かせすぎちゃいましたね。

 これにて職場体験編は終幕と相成ります!サイドキックたちをあまり活躍させられなかったのが無念ですが、それはいつかのインターン編に持ち越させてください。原作から離れた拙いオリジナル回でしたが、読んでくださって嬉しいです!評価やお気に入り登録などなど、本当にありがとうございます。

 次回からは期末試験編!また読んでいただければ嬉しいです。


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