【依存】から始まるヒーローアカデミア   作:さかなのねごと

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55.少女、黒煙。

 

 複製腕の欠損は残酷な表現に入るんでしょうか。

 筆者の表現力はアレのためぬるいですが念のため注意しておきます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。次回の前書きで簡単なあらすじを用意しておきます。

 

 


 

 

 みんなで作った肉じゃがを、みんなで食べる。じゃがいものホクホク感と枝豆のつるっとした食感の違いが楽しくて、あったかい味付けにほっこりさせられた。満足感の中お皿を手分けして洗い終わった時には、辺りはもう夜闇に包まれていた。

 

「……さて! 腹も膨れた、皿も洗った! お次は、」

「「肝を試す時間だー!!」」

 

 芦戸さんと上鳴くんが声を弾ませる。2人とも拳を突き上げたりガッツポーズしたりと、全身で喜びを表現していて。よっぽど楽しみだったんだなあ──と、ほのぼの見守るのも束の間、相澤先生がぼそりと口を挟んだ。

 

「その前に大変心苦しいが、補修連中は……これから俺と補修授業だ」

「ウ ソ だ ろ !!!」

 

 急転。転落。天国から地獄。そんなワードが頭に浮かぶ。それぐらい芦戸さんの落胆っぷりはすごかった。あんなに可愛く輝いていた笑顔はどこへやら、見開いた目の端に涙が滲んでいる。

 そんな驚愕や絶望の反応をものともせず、相澤先生はいつもの淡々とした表情で、淡々と補修組のみんなに捕縛布を飛ばした。ギュッ、と手綱を握るみたいに、その手に力が籠る。

 

「すまんな。日中の訓練が思ったより疎かになってたのでこっち(・・・)を削る」

「うわああ堪忍してくれえ! 試させてくれえ!!」

 

「芦戸さん、あんなに楽しみにしてたのにね……」

「仕方ないこととはいえ、可哀想ね」

 

 相澤先生の捕縛布に絡め取られて、ずるずると引き摺られていく彼女たちを見送りながら、梅雨ちゃんと視線を交わす。梅雨ちゃんは口許に人差し指を当てて、ことんと小首を傾げた。

 

「せめてお土産話は、たくさん用意してあげましょうか」

「いいかも……だけど、追い打ちにもなるかも……?」

「“そんなに楽しそうだったなんて! 私も行きたかったー!” ってなるかもしれんね」

「ケロっ」

 

 言われてみればそうね、だなんて、梅雨ちゃんとお茶子ちゃんとこっそり笑い合う。芦戸さんたちには本当に申し訳ない反面、わくわくが止まらない。どっぷりと夜に沈んだ森を前に、どきどきしているのが大きいかもしれないけど。

 

「はい! というわけで脅かす側の先攻はB組。もうスタンバってるよ」

「A組は2人1組で3分おきに出発。所要時間は約15分」

「ルートの真ん中に名前を書いたお札があるから、それを持って帰ること!」

 

 プッシーキャッツたちのルール説明によると、脅かす側は直接接触禁止で、“個性”を駆使した脅かしネタを披露してくるのだとか。

 

「創意工夫でより多くの者を失禁させたクラスが勝者だ!」

 

 何ともアレな感じで締め括った虎さんの言葉に対し、みんなの反応はさまざまだ。

 

「やめてください汚い……」

「なるほど! 競争させることでアイデアを推敲させその結果、“個性”に更なる幅が生まれるというわけか! さすが雄英!!」

「闇の饗宴……」

「常闇くん、それ好きだね」

 

 クールな常闇くんはそわそわと楽しみなようで、飯田くんはいつものプルスウルトラなポジティブを発揮して、耳郎さんはげんなりしながら顔を強張らせている。そんな悲喜交々をひっくるめてくじ引きによる組分けは進んでいった。そうしてわたしが手に取った番号は“3”。

 

「3番は……空中(そらなか)か」

「! 障子くんだったんだ、よろしくね」

「ああ」

 

 穏やかに頷いてくれた障子くんに、わたしはほっとして笑う。わたしがこうして安堵しているのは、組の中には思わず二度見してしまうような組み合わせもあったからだ。

 

 1組目、常闇くんと透ちゃん。

 2組目、轟くんと爆豪くん。

 3組目、わたしと障子くん。

 4組目、八百万さんと青山くん。

 5組目、梅雨ちゃんとお茶子ちゃん。

 6組目、尾白くんと峰田くん。

 7組目、飯田くんと口田くん。

 そして8組目が、緑谷くんと耳郎さん。

 

 ……なんというか、うん。ほとんどみんな楽しく行けそうな組み合わせの中で、轟くんと爆豪くんのペアが異彩を放っている。この2人でどんな話をするんだろうと、他人事ながら心配してしまうぐらい。

 改めて障子くんでよかったなあとひとり胸を撫で下ろしていた時、項垂れている耳郎さんが視界に入った。その横顔が強張っているように見えたから、わたしはそっと手を伸ばす。

 

「……あの、耳郎さ、」

「ひゃっ!?」

「へっ?」

 

 指先が触れた途端、その細い肩がぴゃっと跳ねた。呆気に取られるわたしを見て、耳郎さんはひとつ息をつく。行き場を失ったイヤホンジャックがゆらゆら揺れて、ゆっくり元の位置に戻っていった。

 

「な、なんだ、空中か」

「えっと、ごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど」

「いやウチこそごめん。どったの?」

「特に理由はないんだけど……その、大丈夫かなって」

 

 耳郎さんは昼頃も『怖いのマジやだ』と溢していたから、少しでも元気づけられたらと思っていたんだけど……、

 

「かえって怖がらせちゃったみたいで、ごめんね」

「……んーん。……ありがとね、元気出た」

 

 うまくできないわたしに、それでも耳郎さんは笑ってくれた。にへら、と、どこか気の抜けたような緩い笑顔。

 

「てか空中、あんたは大丈夫なの」

「う……ん、だ、ダイジョブ」

「駄目そう」

「だっ、駄目じゃないし……」

 

 わたしは人並みに虫やら幽霊やらが怖いだけ。そう、あくまで“人並み”だからきっと大丈夫。だって驚かせてくるのはB組のみんなであって幽霊とかじゃない、大丈夫、ほらウン全くもってだいじょ──

 

「さぁてそろそろ! 障子キティと空中キティ出発だよ!」

 

 ──いやビクッてなったのはピクシーボブの声に驚いただけだから。怖いとかじゃない。……怖くないってば!

 そう訴えるわたしを「はいはい」と軽く受け流して、耳郎さんは口許に指を添えた。弧を描く口から、くすくすと笑みが溢れている。

 

「帰ってきた時あんたが泣いてたら、慰めてあげよっか」

「だっ、大丈夫だよ、泣かないし……!」

「そ? 遠慮しなくていいのに」

「……耳郎さん、わたしで面白がってるでしょう」

「“自分より怖がってる人がいると冷静になれる”ってホントだったんだなって思ってるだけだけど」

「もうっ」

 

 遠くから障子くんがわたしを呼ぶ声がする。そちらに向かって歩き出したわたしに、耳郎さんは「ごめんごめん」と笑って。

 

「じゃあ、また後で」

「うん、耳郎さん──また後でね」

 

 ひらり、と手を振って。“またね”と言い合って。

 わたしは夜の森へと足を踏み出した。

 

 

 

 

「や。えーと? これで3組目だっけ?」

「っ、」

 

 耳のすぐ後ろで声がして、慌てて振り返る。けれどそこには誰もいない。ただ歩いてきた暗い道だけが佇んでいる。なんだ気のせいかと、小さく息をついたその時。

 

「──ばぁ!!」

「ひっ……!」

 

 目の前に()があった。顔ではないし、生首ですらない。元はひとつだった顔が幾つものパーツに分かれ、そのうちのひとつである()が、にんまりと弧を描いて浮いていた。

 

「……大丈夫か」

「ご、ごめん障子くん……うん、大丈夫」

 

 驚いて後ずさって、転けそうになったわたしを、障子くんの腕が支えてくれた。それにお礼を言いながら体勢を建て直して、わたしは彼女(・・)に向かって口を開く。 

 

「取蔭さん、容赦ないね……」

「だってそんなにイイ反応されたら、ねぇ?」

 

 くすくす笑うその口に、方々に散っていた鼻が、頬が、目が集まっていく。そうしてそれは1人の女の子の顔になった。雄英高校1年B組、取蔭切奈さん。“個性”は【トカゲのしっぽ切り】といって、身体の部位をばらばらに切り離し、それらを自在に操ることができるのだとか。

 A組B組対抗肝試し。プッシーキャッツが説明した通り“個性”を駆使した驚かし合戦となっていて、スタートしてからというもの、わたしはB組のみんなの本気に驚いて怖がってばかりだった。

 

「空中は存外、怖がりだったんだな」

 

 意外そうな障子くんの言葉に、否定できずに苦笑を返す。

 

「う……やっぱりそうなのかな。自分では“人並み”くらいって思ってたんだけど。障子くんはほとんど平気そうだよね」

「驚くことはあるがな」

「そう? ああでも、さっきの小大さんのはびっくりしたよね。小大さんが綺麗だから余計雰囲気あるというか」

 

 骨抜くんの“個性”で泥状になった地面に足を取られ、身動きできなくなったわたしたちの前に、すっ──と現れた生首。冷静になって見てみれば泥状の地中に身を潜めていた小大さんが顔を出しただけ。だけどあの時は突然身動きできなくなって焦っていたのと、風もないのにガサガサと乱暴に木の葉が揺れる音がして──拳藤さんが【大拳】で音を出していた──いたのと、夜に包まれた暗い森というシチュエーションと、出てきた生首が無表情ながらとっても綺麗で、それが余計に幽霊を思わせてしまったと、いろんな要素が噛み合ってしまっていた。だからわたしだけでなく、障子くんもその大きな身体を強張らせていたのは記憶に新しい。……まあ障子くんでこれだから、わたしなんかは盛大に悲鳴を上げてしまったのだけど。

 

「ム……あれが中間地点ではないか?」

「え? ……ほんとだ」

 

 あれが怖かったね、わたしたちはどう驚かそうか、だなんて会話をしながら歩いていると、ふと障子くんが前方を見てそう言った。複製腕によって視力を上乗せしている彼ほど鮮明には見えないだろうけど、わたしの目にもそれがぼんやりと映って、近付いていくたびにそのいかにも(・・・・)な机がはっきり見えた。

 木箱のような直方体の机はぼろぼろで、掛けられている白布も端が千切れ、煤けたように汚れている。そして側面にはいわくありげなお札が何枚も貼られていて、この机周辺の雰囲気を決定付けていた。ゆらりと揺れる蝋燭の灯りも何だかそれっぽい(・・・・・)。わたしはカラカラになった喉で唾を飲み込んで、薄汚れた白布の上に散らばるお札に手を伸ばした。

 ざわざわ、と。まるで蠢くかのように森が騒ぐ。

 騒ぐ。

 蠢いている。

 まるで何かが、忍び寄って来ているかのような(・・・・・・・・・・・・・・・)──

 

 

「あちきだよーーー!!」

 

「わあああ!!?」

 

 

 静寂やら雰囲気やらわたしの不安や緊張感やら、その他の一切合切を引き裂いて彼女は飛び出てきた。それは今まさにお札を手に取ろうとした眼前で、わたしは驚きのあまり後ずさり、勢いのまま尻餅をついてしまった。一拍置いて顔を上げたわたしに、彼女は面白そうにけたけた笑っている。

 

「らっ、ラグドール……」

「あはは! とってもいい驚きっぷりだにゃん!」

「ズルいですよ、もう……うう、びっくりした……」

「心音がすごいことになっているぞ。深呼吸だ」

「うん……──」

 

 促されるまま、深く息を吸って、吐く。それを3度繰り返したあたりで、わたしははた、と目を瞬かせた。

 おかしい。先ほどまでの空気と違う。涼しさの中にじっとりとした熱を帯びているような、夏の夜の風。そこに起きた異変(・・)に、わたしはすんと鼻を鳴らした。

 

「……焦げ臭い?」

 

 その異変を、異臭を認識した途端。

 目の前の景色がぐにゃりと歪んだ。はっとして見開く視界も、まるで絵の具でぐちゃぐちゃに塗られたみたいにぼやけている。この中で辛うじて、苦しそうに身体を折る障子くんとラグドールの姿が見えて。そこでようやくわたしは気づいた。

 この臭い、煙は──有毒!

 

「っ障子くん! ラグドール!」

 

 自分を治癒しながら立ち上がり、2人に駆け寄る。ふらついた彼らの身体に触れてエネルギーを注ぎ込むと、項垂れていた障子くんが顔を上げた。ラグドールの目も、元の輝きを取り戻していく。

 

「これは……」

「治癒を施しました。症状は?」

「だいぶ楽になったにゃん、けど、」

「ええ……この煙を取り払わないと、ですよね」

 

 揺らめく煙がこちらにまとわりついてくる。まずはこれを打ち払わないと、とわたしは翼を広げた。大きくはためかせ、風を生む。視認できる程度の煙を吹き飛ばすことに成功して、わたしはほっと息をついた。

 

「よし、これで、」

 

「──空中!!」

 

 え、と思う間もなく、わたしは突き飛ばされた。地面に両手両膝をつき、何が何だかわからないまま顔を上げる。

 と、そこに。

 ぼたり、と。濡れた音とともに何か(・・)が落ちてきた。

 ひゅっと息を飲む音が遠く聞こえるくらい、わたしの意識はそこに吸い寄せられていた。夜闇でよくは見えないはずなのに、その赤が鮮明に視界を染め上げていく。

 

 それは、手だった。

 手首のあたりで断ち切られた手だった。

 ぎざぎざに傷つけられた断面から、血が、溢れて……

 

「ぐぅ……ッ」

「障子くん!! ああうそ、そんな……!」

「取り乱すな!」

 

 障子くんの複製腕。そのひとつが切り落とされたのだと知って──それが、わたしを庇ってのことなのだろうとわかって──わたしは震えた声で呼び掛ける。けれどそんなわたしにピシャリと一喝する、障子くんの声は強かった。

 

「大事ない。俺の複製腕はまた生成できる。失ったわけじゃない。それより今見据えるべきは、」

 

 彼は軽く身体を屈めて戦闘態勢を取っている。鋭い眼光が、闇の向こうのソレ(・・)を捉えて閃いた。

 

「──目の前の苦難だ」

 

 ヴィィン、と響く駆動音に、背筋が凍るかのようだった。ソレ(・・)は見上げんばかりの巨体で、本来備えている2つの腕とは別に、背中から6本の腕のようなものを生やしていた。そしてその先には、チェーンソーや削岩ドリルといった凶器がくっついていて、殺意をもってこちらに向けられている。

 おおよそ人間とは思えない、まるで、『こうしたら強くなるだろう』『こうしたら多くの人をブッ殺せるだろう』と、そんな夢見がちな悪意を煮詰めて塊にしたような怪人。それは、

 

「脳無……!」

 

 AFO(オール・フォー・ワン)が手を施したとされる改造人間が、そこにいた。筒のようなものを噛まされた口許から、よだれとともに声にならない呻き声が漏れる。

 脳無がここにいるということは、ひょっとして──浮かんだ予想の答え合わせはすぐにやってきた。

 

《皆!!!》

 

 鼓膜を震わせない、脳内に直接響く声は、マンダレイの“個性”【テレパス】によるもの。彼女は緊迫した様子で続ける。

 

(ヴィラン)2名襲来!! 他にも複数いる可能性あり! 動ける者は直ちに施設へ! 会敵しても決して交戦せず撤退を!》

「マンダレイ……!」

 

 (ヴィラン)の襲来。当たってほしくはなかった予想に唇を噛む。ラグドールからもいつもの朗らかな表情は消え失せた。険しい眼差しでヘッドセットに手を当てて返信する。

 

「マンダレイ、こっちにも襲撃アリ! 視認できる範囲では脳無が1体。そして範囲外に、麻痺毒の【ガス】を撒いている(ヴィラン)がいる! 生徒たちの何人かはそのガスによって行動不能! すぐに救助に向かいたいけど……!」

「! 危ない!」

 

 脳無の腕が振り下ろされる。そこに握られていたメリケンサックがギラリと光るのが見えて、わたしは咄嗟に羽根を飛ばした。ラグドールの衣服に羽根を引っ掛けて引き寄せると同時に、脳無の剥き出しの腕に硬化させた羽根を突き刺す。けれどわたしの攻撃なんかものともしないで、脳無は突進してきた。痛みを感じていないような動きで振るわれたメリケンサックが、ラグドールのヘッドセットを吹き飛ばす。地面に転がったそれはひしゃげて、もう通信することは叶わないだろうとわかった。嫌でも、わからされる。

 

(援軍はきっと、望めない……!)

 

 マンダレイは《交戦せず撤退を》と告げた。けれど今この状況下で撤退した場合、この脳無がガスで動けなくなったみんなを襲う危険がある。

 だから今、この場にいるわたしたちがやるしかない。この脳無を退ける他に、道はない……!

 

「……ネホヒャンッ!」

 

 意味のわからない鳴き声も、ぎらつく凶器の輝きも、肌がざわつくチェーンソーの駆動音も、何もかも不安を煽る。緊張で震える手をきつく握り締めた。不安を、恐怖を、押し殺す。

 わたしはまだまだ弱いけれど、少しでも強くありたくて。

 ただ目の前の苦難を、見据えた。

 

 

55.少女、黒煙。

 

 


 

 クッッッッソ更新遅くなって本当に申し訳ありませんでした!!!なんやかんやで多忙だったこともありますが、展開がなかなかしっくりいかず何回か書き直していました。

 連載当初はオリ主が常闇くんとペアになるパターンを考えていたのですが、この話を書くにあたって緑谷くんとペアになって、最終的に障子くんとペアになっていました。やっぱり障子くん格好いいですね。次回は彼をいっぱい活躍させたいです。

 最後になりますがいつも読んでくださる皆様方、本当にありがとうございます。更新が遅くて申し訳ありませんが、次回も見ていただければ有り難いです。

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