一夜明けて、わたしは看護師さんたちの目を盗んで病室を抜け出し、入り口近くに立っていた。磨りガラスの向こうにざわめく記者さんたちの声がする。朝早くだというのに大勢で、それだけ皆神野事件について知りたがっているのだろうなとわかった。
これだけたくさんの人を、──今からわたしは利用する。
どきどきとうるさい胸を宥めるよう、とんとんと軽く叩いた。深く息を吸って、吐いて。そっと両頬に手を添える。
「……わたしは、“未熟で愚直で一生懸命なヒーローの卵”。“雄英を思うあまり、先生方を待たずに飛び出してしまった”……」
その設定ならば、靴も履かずに飛び出した方が“それっぽい”だろうか。……いやそれはわざとらしすぎるかと、スリッパは脱がずに爪先を整えた。でも少しだけ髪を乱して、息を切らしたようにしておく。薄く開いた唇に触れて、……言葉は辿々しくていい。笑みは取り繕わなくていい。ただ懸命に、“真実”を訴えるだけでいい。
「──、よし」
一呼吸の後、わたしは駆け出した。マスコミ対策で閉ざされていたドアを開け放ち、日の光の元に飛び出す。眩しさで目が眩みそうになるのを堪えて、真っ直ぐ前を向いた。
「……わたしは、
どよめきとざわめきの中、深く頭を下げる。別に謝罪会見というわけではないからきっちり30秒待つ必要はない。顔を上げたわたしに、そこかしこから質問が飛び交う。
「空中さん! このセントラル病院に入院していたとのことですが、容態は大丈夫なんでしょうか!?」
「はい。【治癒】のし過ぎでエネルギー不足に陥っていただけですから、もう大丈夫です」
「え……と、【治癒】のし過ぎ?」
「ええ、神野事件でオールマイトたちによって救出された後、わたしはその周辺の人々を【治癒】して回っていたので。……ヒーローでもなく、仮免も持たないわたしが勝手に“個性”を使ってしまったことについては、謝罪いたします。申し訳ありませんでした」
「えっ!? いえ、そんな……」
人が良さそうな女性記者さんは、わたしが頭を下げたことによって勢いを挫かれたようだ。そんな彼女に代わって、男性記者さんが進み出る。その表情は険しかった。
「失礼します。空中さん、あなたは
随分真っ直ぐ切り込んでくるなあと驚きつつも、……想定していた質問だと、内心口角を吊り上げる。それでも頬には、困ったような笑みを浮かべてみせた。
「……わたしを心配してくださって、ありがとうございます。……そのことについても皆様に
「誤解、ですか?」
「はい」
一礼してから、わたしは目を伏せて話し始めた。さも、あの時のことを思い出しながら話しているかのように。
「……雄英高校の会見会場に流れた音声について、ここにいる皆様も聞いていらっしゃるかと思いますが……、あの声はわたしではなく、
一段と大きなどよめきが空気を揺らした。それが収まるのを待たずに畳み掛ける。
「
「……何故そのような、」
「
畳み掛ける。矢継ぎ早に“事実”を並べて、一呼吸。
言葉尻を揺らして、……少し眉根を、寄せてみた。
「仲間にならなければ“こう”なると……そう言われました」
“恐怖を押し殺して気丈でいようとする”固い表情は、みんなの同情を誘えただろうか。
しいんと静まり返る中、視線を走らせる。言葉を飲み込む記者さんたちの中には、わたしへ同情を向ける人も、わたしの証言が真実かどうか見定めている人も、この先の行動を図りかねている人もいるようだ。──ああ、そして、
「失礼します。その証言が事実だという根拠はありますか」
わたしの証言を、疑わしいと思っている人も。
「根拠、ですか」
「ええ。体育祭での様子を見る限り、あなたは優しく、他者に対して献身的であるように窺えます。……その献身が、雄英に向けられているのではないかと思うのです」
「……わたしが、雄英高校を庇って虚偽の証言をしていると……そう仰有りたいんですね」
わたしは一応被害者なのに、そんなわたしの言葉を疑うなんて。周りの記者さんたちが思っても口に出せないことを、こんなにはっきり言うなんて。
この記者さんがここまで切り込んでくるのは、わたしが
──雄英高校の失墜を狙っている?
有り得ないことではないだろう。国内最高峰のヒーロー養成学校が揺らぐということは、世間も揺れるということ。善悪は兎も角、一時的なセンセーションを得られる手っ取り早い手段だ。ただ切り込んで場を掻き乱せばそれで良しと、金銭を握らされた人なのかもしれない。
それとも、
「あなたは、【治癒】の“個性”をお持ちだ。
(……ああ、)
なるほどそうか、と思い至る。
彼が追い縋る理由は──わたしの持つ【治癒】だ。
「……わたしの【治癒】が、欠損すら治せると?」
「はい」
頷くその目に、懇願の色がちらついている。“そうあってほしい”という願いが、わたしの胸を貫いた。
脳裏によぎるのは、昨夜の出来事。あの公安委員の男性がわたしを引きずり病室から連れ出した理由。……“娘を治してほしい”という、父親としての愛情。
「……申し訳、ありません」
昨夜のあの人と、目の前のこの人と、……テレビの向こうにいるたくさんの人々に向けて、深く、深く、頭を下げる。
「現時点で、わたしの【治癒】に、それほどの力はありません」
わたしがメディアの前に出たのは、雄英高校への、ヒーローへの批難の風向きを変えるため。そのためには、わたしが拷問に遭っていなかったことや、遭う前にヒーローに救われたことをアピールする必要がある。
そのためには、……【治癒】の情報は伏せなければ。
「……そんな、……それは事実なのですか。あなたの【治癒】があれば、数多の人を救うことができるのでは、」
「申し訳ありません。……まだ、無理なのです」
わたしがメディアに出ると決めてから、会長が言った。
もしこの時この場所で、わたしが欠損部位すら【治癒】できると知られれば、救いを求める人たちによるパニックが起こるおそれがある。だから【治癒】の詳細を公にするのは、【治癒】系“個性”持ちリスト関連のシステムを整えて、関係者に根回しをしてからだと。
……わたし自身も、まだ不安はある。あの時は無我夢中で指や目の欠損部位を治癒したけれど、それ以外の欠損を治したことはない。他人の欠損まで治せるかどうか、わからない。【自己再生】のエネルギーを他人に【譲渡】することで成立するわたしの【治癒】は、そのシステム上、他人を治すより自分を治すことに長けているから、……
(『確証もないまま、いたずらに、希望を持たせてはいけない』……)
会長の言葉に、反論できなかった。反論できるほどの力も実績も、わたしにはない。
だから今、わたしはみんなに希望を示せない。
今は、──
「ですが、……いえ、だからこそ。この【治癒】の“個性”を高めるためにも、わたしは、これからも雄英高校で学んでいきたいと思います」
胸元を握り締める。背筋を伸ばす。しゃんと、前を向く。
「今回、わたしと爆豪くんを拉致したのは、雄英高校……ひいてはヒーローの失墜を狙ってのことです。無防備な自宅にいる時ではなく、プロヒーローたちのいる林間合宿中をわざわざ狙ったのが、その証拠です」
わたしは優秀じゃない。ホークスみたいにはいかない。
あの人のように、公安で学んだ交渉術を、自然に自身の立ち振舞いに落とし込むことはできなかった。せいぜい“やる”と決めた時に、“別のわたし”を演じることしかできない。
「……わたしが
“嘘なんか吐いてない”って表情を塗りたくって、
ただ“真摯に”言葉を重ねる。
「彼らにとっての一番は、わたしが傷付いたり死んだりすることではなく、わたしが
真実はひとつしかなくても、“事実”は、変えられる。
「……でもそれも、あと少し遅かったら、危ないところでした」
変える。変えてみせる。
卑怯な嘘を吐いてでも、それがわたしのやるべきこと。
「でもそうはならなかった。ヒーローが、警察の方々が、救けに来てくださったから」
微笑む。笑え。きちんと綺麗に、笑みを整えろ。
一説によると、笑顔は本来威嚇を由来とするらしい。これ以上踏み込んでくるなと、これ以上詮索して疑うなと、笑顔の壁で溝を穿つ。
全員が沈黙したのを見てとって、わたしは言葉を継いだ。今度は笑顔じゃなく、後悔を押し殺した無表情で。
「わたしは今回の件で、ヒーローたちに感謝するとともに、とても不甲斐なく思います。騒動を引き起こしたのは
目を閉じる。まなうらに浮かんだあの夜の光景を脳裏に焼き付けて、目を開ける。顔を上げる。
「だからこそわたしは、
わたし自身もまたヒーローとなるべく、頑張って、頑張って……たくさんの人を救うために雄英で学んでいきます」
──前を、向く。
「ヒーローに重荷を被せるのではなく、共に背負うために」
ホークスはきっと、止まれないから。
だからわたしも、進んでいく。
「……いきなりでしゃばって、好き勝手に話して、申し訳ありませんでした。それでは、これで失礼します」
「……え!? あ、あの……!」
ぺこりと深く頭を下げて、踵を返す。背中にわたしを呼び止める声が掛かるけれど、振り返らずに病院に戻る。磨りガラスのドアを後ろ手に閉じて、ずりずりと座り込む。はっ、と吐く息が熱い。ひんやりとしたガラス戸の感覚に、身体が震えた。
「空中さん!!」
「どうして勝手に……こんな無茶な、」
座り込んだわたしに、白衣を着た医療者の人たちが駆け寄る。わたしを心配してくれるらしい彼らにごめんなさいと返して、彼らに連れられ幾つかの検査を受けている間に──わたしはまた、眠ってしまったらしい。
「……まったく、本当に、無茶をする」
「……ごめんなさい」
次に目を開けた時、わたしは元の病室で寝かされていて、ベッドサイドに置かれた丸椅子に座っていたのは目良さんだった。細く開けられた窓から、夏の夜の風がカーテンを揺らしている。
「あの、目良さん。メディアによる反応はどうでしたか。雄英は? ヒーローに対しては? わたし少しは役に、ッ……」
「ストップ。そんなに息を切らして……ああもう、咳き込んでしまってるじゃないですか」
まずは落ち着きなさい、と、上体を起こしたわたしの背中を撫でてくれた。わたしの咳が落ち着いてから、彼はコップを差し出した。そこに注がれた水をゆっくりと飲み込む。……自覚していた以上に喉が乾いていたことに、今さら気づいた。
「ゆっくりで、……ゆっくりで、いいんですよ」
ゆっくり、……それはきっと、ただ水を飲むことだけを指しているのではないんだろう。この人は急くわたしを宥めようとしている。ゆっくりでいいよって、眠っていていいって、言ってくれている。
(……でも、駄目)
それじゃ駄目だ。検査を受けている時、朧気な意識の中で聞こえてきた。『もうこんなに治っているなんて』って、ドクターたちが驚いていたもの。
「わたしはもう、治ってます。……大丈夫ですよ」
わたしの【自己再生】は、つつがなくわたしの身体を治している。昨夜の公安委員の人も、それを知っていたのだろう。目の前のわたしはどんどん治っていくのに、自分の娘さんは両足を喪ってしまって、……それを見ているしかできない彼の気持ちは、どんなものだったのだろう。どんなに、どんなに、……
(そしてわたしは、今回のことで、そんな救いを求める人たちに“待った”を掛けた)
そんなわたしが、立ち止まっているわけにはいかない。
「……聞かん坊ですねぇ」
目良さんは苦しげに微笑んだ。……優しい人だ。こんなわたしを心配して、心を傾けて、削っている。だからこそ甘えすぎてはいけないんだ。彼にもこれ以上、負担を掛けたくない。
目良さんの言葉に首を横に振って、眼差しで促す。彼はひとつ溜め息を吐いた後、やれやれといった様子で口を開いた。
「……まず1つ目。君の証言は世間に概ね信じられた。雄英やヒーローへの風当たりを柔らかくしました。
「そう、ですか。よかった……、」
ほっとして口許を緩めた時、わたしは目良さんの横にあるサイドテーブルに目を留める。そこに活けられた花や、ぬいぐるみ、本、フルーツ籠、……所謂お見舞い品とされるものがあった。朝までは無かったはずのそれに戸惑っていると、わたしの視線の意味を察したのか、目良さんがああ、と頷いて。
「それはイレイザーヘッドたちからのお見舞い品ですよ」
「! 相澤先生たちが……?」
「ええ。報道を見て、すぐさまここにやって来ましたよ。その時君は検査を終えて眠ってしまっていましたが……、……心配していましたよ。蛙の女の子も、他の子たちも」
「……っ」
梅雨ちゃん、と声にならない声で呟く。相澤先生も、みんなも、来てくれたんだ。……心配させてしまった申し訳なさと、心配してくれた嬉しさが混ざり合って、どんな顔をすればいいかわからず俯く。
「……それに比べて、僕は、君に花すら贈れない」
そんなわたしの頭上に、声が降ってきた。
ともすれば掻き消えそうなくらい、掠れた、小さな声。
「……? 目良さん……?」
「イレイザーヘッドたちがやって来た時、僕は席を立ちました。身を隠すようにして、……君と僕が関係していることを、知られては、いけないから」
彼が話すのは当たり前のことだ。わたしが公安に育てられたことは秘密事項なのだから、公安職員である彼と接触することも、接触を匂わせることも、誰かに知られてはいけない。当然のことで、わたしもちゃんとわかっている。
「僕では、君を、……真っ当に心配することもできない」
だから、そんな、……苦しそうな顔を、してほしくない。
「──真っ当じゃないのは、わたしです」
目良さんが顔を上げて、嗜めるようにわたしを見た。……そう、そんな風に、わたしを見てくれていた。わたしが真っ当じゃない、……誰かの“個性”を奪う“個性”を持つと知っても、発動条件を探るための実験に名乗り出てくれたのだと聞いた。
『僕は、目良善見といいます。これまではマイク越しでしたが……今日からは、こうやって、お話しましょう』
彼が初めてあの部屋を訪れた時のことは、今でも鮮明に思い出せる。ホークスの一件で、わたしの“個性”が【依存】と名付けられてから数日後のこと。大半の人が“個性”を失うことを避けてわたしに近寄らなかったのに対して、目良さんは『僕はせいぜい目が良いくらいですから』と、あの部屋に訪れてくれたのだ。
そんな彼に対して、わたしは怯えた。突然名前を知ってしまって怖かった。その人がその人だと認識できてしまえば、またわたしは心を寄せて、その人の未来を閉ざしてしまうかもしれないと──差し出してくれた手から逃れるように、ホークスの後ろに隠れた。今思い出しても、失礼な子どもだったように思う。
「それでもあなたは、一緒にいてくれました。わたしに色んなことを教えてくれました。……“目良さん”って呼んだら、“はい”って、“どうかしましたか”って返事をして、わたしを見てくれました」
人によっては、取るに足らないことかもしれない。
でも。それでも、わたしにとっては、
「……それだけで十分すぎるくらい、嬉しかったんです」
思い出すだけで笑みがこぼれる。心が、あたたかくなる。こんな“個性”を持つわたしがそんな気持ちになれるなんて、奇跡みたいなものなのだ。だから気にしないでほしいと、言葉を重ねる。目良さんはぽかんと目を丸くしていたけれど、くしゃりと、微笑んだ。
「相変わらず、物好きだ」
「……目良さんだって」
あの夏の日。一緒に買い物をして、レストランに入って。そうしてこんな風に笑い合ったやり取りを思い出して、わたしも笑った。
大丈夫。消えはしない。“しあわせ”はずっと、胸にある。
「──話し中だけれど、失礼するわ」
だからわたしは、訪れたノックの音に落ち着いて向き合うことができた。そこに立っていた人物に驚きはしたものの、心は揺るがない。
「会長……まさか、もう来ていただけたなんて」
「そのままで」
品の良いスーツに身を包んだ彼女は、公安委員会の会長を務める女傑だ。ベッドから起き出そうとしたわたしを制して、目良さんの横に座る。視線が同じ高さになって、その氷のようなアイスブルーの目が、真っ直ぐわたしを見据えた。
「あなたに頼まれた物を持ってきたけれど、……いいのね?」
「……はい」
頷いたわたしに、彼女は手に持っていたアタッシュケースを開いて見せた。そこに収められていたのは一対のピアスだ。白くて四角い、シンプルなスタッドピアス。どこにでもありそうなそれが、最先端技術の粋を集めて作られた、公安特製のものだと知っている。ピアスであり、通信機であり──発信器でもあるのだと。
「……わたしが拉致される前にピアスを着けていれば、発信器によって
いつだったか。まだわたしが雄英に入学する前、あの公安委員会が所属するビルに住んでいた頃、とある職員さんに言われたことがある。──『君は“ピアス”を着けないのか』と。その時はホークスに『まだ早い』って笑いながら誤魔化されたけれど、それに甘えちゃ駄目だったんだ。
「わたしの、甘えによる、ミスです」
「ですから、どうか。ピアスをわたしに」
「……わかったわ」
会長は数秒の沈黙の後に頷いて、アタッシュケースから幾つかの道具を広げた。コットンに綿棒、消毒液、保冷剤に、タオル……。困惑するわたしを余所に、彼女はわたしの右耳朶を冷やし始めた。保冷剤と、それが直接当たらないようにタオルでくるんで。
「……え? あの、会長?」
「ピアスを開けるには、まずその箇所を冷やさなくてはいけない。痛みと炎症を防ぐためよ」
「いえ、わたしはすぐに【自己再生】できますし、そのまま開けていただいても……会長もお忙しいでしょうし、」
「駄目よ」
アイシングも消毒も特に必要ない。時間と手間が掛かってしまう。そう言おうとしたわたしを彼女は遮った。ひんやりとした白いその手が、そっと、わたしの右耳を覆っている。
「……駄目よ」
その沈黙と、その声が、何を意味しているのか。
返すべき言葉が見つからず、わたしはただ沈黙していた。静かな夜が、静かに更けていく。月が緩やかに傾き、会長の長い睫毛に陰が降りる。耳朶が冷えに冷えて、感覚が朧気になる頃、
「……もう、痛くないかしら」
「……はい」
大丈夫です、とわたしが返して。会長が目を伏せて。
そして、──ばつん、と。音がした。
66.少女、ピアスを着ける。
ピアスは“開ける”が正しいのかもしれませんが、ここでのピアスはピアスと書いて首輪と読むのでこういうタイトルになりました。ピアスのこと覚えておられる方いらっしゃいますかね……?一応職場体験編のホークス視点回に出てきたやつです。伏線回収するのに何ヵ月かかるのか……こんな遅筆なssを読んでくださる方に改めて感謝申し上げます。
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