【依存】から始まるヒーローアカデミア   作:さかなのねごと

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68.少女、気付かない。

 

 神野事件以降1週間ほど眠り続けたわたしは、問題なく日常に復帰できるほど回復していた。【自己再生】の“個性”が上手く作用したのだろう、失った手指の感覚もちゃんとあるし、幻肢痛などもなく、すっかり元通り。だから退院して雄英に戻れると訴えたのだけれど、それは受理されなかった。院長さん曰く『いくら回復しているとはいえあれほどの大怪我を負ったのだから、経過観察のために暫くは入院していてほしい』ということだった。

 

(……もしかしたら、公安からの要請もあったのかもしれない)

 

 会長はわたしの【治癒】が欠損も治せることについて、各関係者機関に根回しすると言っていた。経過観察というのは、わたしの健康状態を通して【治癒】の威力・精度を調べるという意味合いもあるのかもしれない。

 そうした色んな思惑はあれど──とりあえずわたしは院内の施設を借りて“個性”訓練を重ねた。セントラルは国内最先端最高峰の治療を受けられる病院。“個性”に纏わるリハビリテーションに関しても注力していて、院内には“個性”機能回復訓練用の設備や機器も調っている。そうした設備を活用して【翼】による操作や飛行の感覚を取り戻す傍ら、【自己再生】と【譲渡】の“個性”訓練も兼ねて、わたしは入院患者の治癒をして回っていた。……はじめは多方面から渋られたものの、【治癒】系“個性”持ちリストに寄せられた要請の多さや、【翼】の“個性”機能訓練の結果は問題なしの健康優良児であること、これも【治癒】の訓練であるということを主軸に説得した結果、目良さんや院長さん、相澤先生たちの首を縦に振らせることに成功したのだ。

 

 そんな日々を送って、数日。ついに退院の日が訪れた。

 まだ熱が上がりきらない朝の中、涼しげな風が吹き込む。静かな病室には、はらはらと揺れるカーテンの音と、わたしがドアを閉める音しか聞こえない。そっと足を進めると、ようやく羽根が微かな寝息を拾い上げた。

 それほどに静かに、静かに──まるで時が止まっているかのように、彼は眠っている。

 

「……、」

 

 声を殺して、深呼吸。指先に意識を集めて、触れる。ベッドに横たわる彼の手は酷く冷たくて、嫌な考え(・・・・)が脳裏を掠めた。それを振り払うべくエネルギーを注ぎ込む。わたしの熱を彼の元へ。凍えないように、止まらないように、もっともっと、もっと──

 

 

「──やめなさい」

 

 低く柔らかな声とともに、わたしの手が優しく引き剥がされる。きっちり整えられている前髪から、鋭い目がわたしを射抜いた。

 

「君の【治癒】は君自身のエネルギーを使うのだろう。そこまでエネルギーを振り絞ると君の体調が危うくなる。色落ちジーンズのように」

「……おはようございます、ベストジーニストさん」

 

 彼が至極真面目な顔で口にするデニムジョークは、何というか、笑いどころが難しい。それでも彼の思いは伝わる。わたしを、元気付けようとしてくれている。それがわかっているからわたしは笑った。多少苦笑めいてはいるけれど、それでも明るく、振る舞わなきゃ。

 

「平気ですよ。このくらい何ともないです」

「許可できない」

「……こんなのいつもの【治癒】の範疇じゃないですか」

「今日は仮免試験があるのだろう」

 

 淡々と進む会話。その中で出てきたワードに瞬きひとつ。ベストジーニストはさらりと言ったけれど、今日がその日だとわたしは伝えていなかったはずなのに。

 

「いいか。よく聞きたまえ、空中(そらなか)くん」

 

 驚きに息を飲む間に、ジーニストは畳み掛けてくる。

 

「君には感謝している。君がこの数日掛けてくれた【治癒】のお蔭で、こちらの体調は大きく回復した」

「……ですが、」

「私は君に、感謝している。だから君は私に対し、『どういたしまして』と微笑むべきなのだ。『もっと感謝しろ』とふんぞり返ってもいい」

「っそんなことできませ、」

 

「──贖罪(・・)の気持ちを抱かれるよりずっといい」

 

 わたしの言葉を遮って、ジーニストはきっぱりと言い切った。その声にも、8:2(ハチニイ)分けにされた前髪にも、鋭い眼光にも、一切のほつれは見当たらない。一糸乱れぬ真っ直ぐさで、わたしを射抜く。

 

「私の片肺が欠けたことは、決して、君のせいではないのだから」

 

 朝日のように眩しく優しい言葉だった。わたしなんかには勿体ないくらい、彼が心を砕いてくれているのがわかる。

 ──けれど、同時に。どうしてもわたしの脳裏に焼き付いて離れない光景がある。瓦礫と化した街並み。痛みに呻く声。コンクリートに染み着いた鈍い赤色。泣きじゃくって、疲れ果て、消えていった赤ちゃんの泣き声。髪を振り乱して倒れている、傷付いたヒーロー(ジーニスト)の姿。──あの夜がまだ、終わっていない。

 

「…………、」

 

 だからわたしは何も言えず、黙り込んだ。謝罪の言葉も否定の言葉も封じられたなら、わたしに言えることなんて何一つ残らなかった。カラカラになった喉で沈黙を飲み込んで、しばらく。ふう、とひとつ、溜め息が落ちた。

 

「些かウィットが足らず直接的な物言いになってしまったが、許してくれ。なにぶん君は『でもでもだって』が過ぎる」

「そっ、……そう、なん、でしょうか……」

「ああ。素直にこちらの話を聞いているように見せかけて、聞く耳を全く持たない。そのふわふわ猫っ毛とは裏腹にガチガチの頑固者のようだ」

「……怒っておられるんですか」

「違う。……激励のつもりだ」

 

 激励、……その言葉に、俯きがちだった顔が持ち上がる。わたしの窺うような視線を受け止めて、ジーニストは頷いた。

 

「私もかつて、雄英生の1人として仮免試験を受けた身だ」

「! そうだ、OBでしたね」

「ああ。だから、先輩風を吹かせてもらおう」

 

 そう言って、ジーニストは両手の人差し指をぴんと立てた。その間に1本の白い線が走る。

 

「君にはこれが何に見える?」

「……糸、ですよね?」

 

 ベストジーニストの“個性”【ファイバーマスター】は、繊維を自由自在に操れる。その“個性”によって彼の入院服からほどかれた糸のひとつ、……のはずだ。それ以外の解答がわからず首を傾げるわたしに、彼は肯定とも否定とも言えない仕草で頷く。

 

「そう、これは糸であり、君でもある」

「? ……えっと、……」

「わかりづらいか? ならば言い方を変えよう。──1人とは、1本の糸なのだ」

 

 朝日を受けて、その糸はきらりと存在を証明するかのように輝いた。

 

「ただの一糸では脆く儚く、夢半ばで千切れてしまうこともあるだろう。しかし糸はただそれひとつで存在することは稀で、大概は他の糸と共に編まれるもの」

 

 その糸が、見るまに太く結われていく。ついさっきまでは手で千切ってしまえそうだった糸が、複数の糸で編み込まれ、太く、強く、頑丈になっていく。

 

「例えどんなに1本の糸が細くとも、縒って連なれば縄となる」

 

 1本ではなく、たくさんの糸があれば。

 1人ではなく、誰かがいれば。

 きっと千切れはしないのだと、ベストジーニストは言葉を重ねる。静かに、淡々と、真摯に。ひとつひとつの糸を丁寧に編んでいくみたいに。 

 

「共に在る人を、大切にしなさい」

「共に、在る人……」

「その人をちゃんと見て、話に耳を傾ける。そうして自分に向けられた言葉の意味を、きちんと理解することだ」

 

 ベストジーニストはいつもクールな表情を崩さない。だからこれも微笑みではなかったのだろうけれど、……それでも僅かに、目元が綻んだような気がした。

 

「クラスの皆と共に、頑張ってきなさい」

「……、はい!」

 

 まだちゃんと、彼の言葉の全てを咀嚼できたわけではない。それでも彼の激励はわたしの胸を熱くさせた。俯きがちだった目に力が籠る。頑張らなきゃと、胸元を握り締めた、その時。

 

 

「いやァ、思いがけず、いい話を聞けちゃったな」

 

 

 そんな声が入り口から聞こえて、驚いて振り返る。するとそこに、へらりと笑う彼の姿があった。

 

「ホークス、さん!」

「やほ。久しぶりだね空中さん」

「……、お久しぶりです。どうしてここに?」

 

 あの夜に病院で会ったことは内密に、ということらしい。その意図を飲み込んで尋ねると、彼は室内に歩みを進めながら答えた。

 

「雄英と連絡を取り合ってね。今日の仮免試験場まで、俺が君を送っていくことになったんだ」

「えっ、……え!?」

「ふは、いい反応」

 

 声を裏返すわたしを可笑しげに笑うホークス。……とてもじゃないけれどわたしは、そんな風に落ち着いてなんかいられない。驚きで胸がばくばくして、うるさい。

 

「マスコミ対策か」

「ですです。彼女が『自分は傷を負っていない』と証言したにも関わらず、入院を続けているのは何故かって、また要らん火種を起こされるのもちょっとね」

「なるほど、マスコミに目をつけられず退院する──そのための(ホークス)か」

 

 心中穏やかではないわたしを余所に、ホークスとジーニストは訳知り顔で頷き合っている。訳がわからずにいるわたしが疑問符を飛ばしていることに気付いたのか、振り返ったホークスはにんまりと笑みを深めた。

 

「学校から『退院時の荷物は寮へ郵送しておく』って話は聞いたでしょ?」

「は、はい」

「で、今君が持ってるのは最小限の手荷物と試験に必要なコスチュームケースだけ」

「そう、です」

「ホラ、飛ぶ(・・)準備は万端だ」

 

「……、え」

 

 マスコミに目をつけられずに退院する。最小限の荷物。駆けつけたホークス。飛ぶ(・・)準備。──並べられたピースがゆっくりと嵌まって、ひとつの答えを描き出す。

 答えを求めて見つめるわたしに、ホークスは頷きで答えた。

 

「さァ、快適な空の旅へご招待、ってね!」

 

 

 

 

 そんなこんなでベストジーニストの病室を後にしたわたしは、ホークスに連れられて病院の屋上に向かい、そこから空高く飛んでいた。高度が上がり、わたしたちの他には誰も見えなくなった頃、びゅうびゅう吹き荒ぶ風の中でホークスが口を開く。

 

「結構飛行姿勢サマになってるじゃん」

「うん! 何だろう、最近羽根の調子がいいみたいで」

 

 どういう原理かはわからないけれど、AFO(オールフォーワン)によって毟られて一度喪った【翼】は、前より強く、速くなって生え変わった。病院内の施設で機能訓練している時も、より重いものを少ない枚数の羽根で持ち上げられるようになっているなどの違いを感じたけれど、こうして大空を全力で飛んでいると、改めて以前の自分との違いを実感する。

 翼を広げて羽ばたくわたしに、ホークスはふぅんと相槌を打って、

 

「じゃあこの手はもう繋がなくていいかな?」

「えっ、や、待って、待ってホークス……!」

 

 わたしと繋いだ左手をほどこうとするものだから、慌てて待ったを掛ける。試験会場までの道すがら、せっかくだから飛行訓練をしようということで、今はホークスと同じくらいの飛行スピードで飛んでいる。こんなスピードで飛ぶのは初めてのことで、ちょっとでも翼と身体のバランスを崩せば落っこちてしまいそうで、──そうした理由を並べながら、繋いだ手に力を込める。

 

「お願い、もう少しだけでいいから、繋いでいて……?」

「……仕方ないなあ」

 

 ホークスはしょうがないなァと、目を伏せて笑う。そんな風にして甘ったれなわたしを許してくれるのだから、駄目だと思いつつも頬が緩むのを止められない。

 

「それにしても、びっくりした。まさかホークスが来てくれるなんて思わなかったから」

「職場体験での縁もあったしね。空を行くメリットもあったし、雄英側も納得してくれたよ」

「そっか、……ふふ、」

 

 止められない。心と顔がふやふやに蕩けていく。

 そんなわたしの少し前を行くホークスが、肩口で振り返ってわたしを見て目を丸くした。意外そうな目が、可笑しげに弧を描く。

 

「なァに、にやけちゃって」

「に、にやけてなんか、……あるかも」

「あれま、素直だ」

「だって! ……だって、嬉しいのには、違いないもの」

 

 甘えちゃ駄目。ちゃんともっと、頑張らないと。

 ちゃんとわかってるから、だからどうか、今だけは。

 

「ホークスと一緒に飛べて、嬉しい」

 

 あの神野での夜。わたしは死んでしまうかもしれないと思った。死んでしまっても仕方ないって、“大丈夫だ”って覚悟して、意地を塗り固めて、……オールマイトの登場でそれ(虚勢)が溶けた時に、溢れ出した想い。

 

 ──生きて、また、ホークスに会いたい。

 

「……嬉しいんだよ、啓悟くん」

 

 迷惑と心配を掛けてしまったことを、もっと謝らなきゃいけないし、これ以上こんなことがないように早く強くならないといけない。

 けれど今、わたしの胸を埋め尽くすのは嬉しさばかりだ。

 彼が傍にいる今この瞬間が、こんなにも、嬉しい。

 

「──、安上がりだなァ」

 

 ホークスは笑った。けれど顔を前に向けてしまったから、その表情は見えない。少しの沈黙と共に呟いた声が、ほんの僅かに、掠れて聞こえた。

 それに微かな違和感を覚えて、わたしは繋いだ手に力を込めた。すがるように。訴えるように。

 

「そんなこと、ないよ」

「そんなことあるよ。……もっとおまえは、我が儘言って、色々ねだっていいんだってば」

 

 ホークスも手を強く握り返した。でもそれは、何故だろう。わたしの声を振り払う仕草に似ているような、そんな気がした。

 

「もう十分過ぎるくらい、嬉しいよ。……幸せだよ」

「そういうところが、馬鹿なんだよな」

「なっ、ば、馬鹿って、そんな風に言わなくてもいいのに」

 

「──愛依(あい)、」

 

 からかわれて、それにわたしが怒って、ホークスが宥める。そうしたいつもの(・・・・)流れを断ち切るような声で名前を呼ばれた。はっとして言葉を引っ込めてホークスを見つめる。視線が絡む先で、ホークスは、目を細めて微笑んでいた。

 

 

「愛依、おまえは──ヒーローに、なりたい?」

 

 

 この時ホークスが、何を思ってこんなことを訊いたのか。

 

 

「うん!」

 

 

 わたしは何も、気付けなかった。

 気付けないまま声を改め、強く強く、頷いた。

 

 

「ヒーローになりたいし、なるよ。絶対。……もっとちゃんと訓練を重ねて、強く、速くなって……正しく“個性”を使えるようになる。

 そうしてたくさんの人を、救けられる人間になりたい」

 

 そうして意気込んで話している間、わたしは自分の手のひらを見ていた。ホークスの顔を、その表情を見ていなかった。

 

「……そっか」

 

 どこか寂しさを含んだ声色に、そこでようやくわたしは顔を上げた。でももうその時には、ホークスはいつもの軽やかな笑顔で小首を傾げていて。

 

「……ホークス?」

「ん? なに?」

「いや、ホークスこそ……何か、あった?」

 

 さっきから何らかの違和感があって、そこに手が届きそうなのに、すり抜けていくような。火花のような焦燥感が、不安の底をじんわり焦がす。

 

「最近忙しかっただろうし……あ、怪我とかしてない?」

「してないしてない」

「しんどくはない? 熱みたいな自覚症状が無くても、疲れが溜まってるとかは?」

「しんどくないって! 相変わらず心配性だなあ」

「そう? ……辛くない?」

 

 そうっと、手に力を込める。

 ホークスもまた、力を込めて握り返した。

 

「──辛くないよ。俺は、大丈夫」

 

 その瞬間、ヒュッ──と視界がぶれた。これまで一定に保たれていた高度が急激に下がり、落ちていく感覚に悲鳴が溢れる。

 

「わあっ!?」

「ホラ、着いたよ」

「え、え……っ!?」

 

 逆風に目を凝らすと、眼下に大きな競技場が見えてきた。国立多古場競技場──これが、今回のヒーロー仮免許取得試験の会場。

 石畳の上に降り立つと、長時間のフライトの影響か足元がふらついた。それを支えてくれたホークスを見上げてお礼を言う。街路樹の木漏れ日が、彼の顔に涼しげな影を落としていた。

 

「緊張してる?」

「……すごくしてる」

「素直。……まァ雄英だし色々あるだろうけど、おまえなら、落ち着いて頑張ればきっと大丈夫だから」

 

 自信を持って、行っておいで。

 そう背中を押されたから、わたしは笑って、歩き出そうとした。

 

「うん、ありが……」

 

 言葉と歩みが途切れる。くんっ、と引っ張られる感覚にたたらを踏んだ。目を見開くと、繋いだままの手が視界に映り込んだ。

 

 ……ああ。離すの、忘れてた。

 

 何やってるんだろうと苦笑が溢れて、じわじわ頬が熱くなる。情けなくて、不甲斐なくて、恥ずかしくて、それでもやっぱり嬉しかったから、自分からはほどけなかった。

 

 それから、たった数秒ほどのこと。

 

 繋がった手が、ぎゅうっと痛いほどに握られて。それからゆっくりほどかれた。わたしの指先とホークスの指先が微かに触れ合って、惜しむように残されていた熱が、するり、遠ざかっていく。

 

「行ってらっしゃい」

「うん、……」

 

 ひらりと手を振る彼に向かって、わたしも手を振って。そうして笑って、背中を見せて駆け出した。

 

「……いってきます!」

 

 

 もう少しだけでいいから、繋いでいて欲しかった。

 それは我が儘と知っていたから、しまっておくことにしたんだ。

 

 

68.少女、気付かない。

 

 


 

 ベストジーニストの口調わからん!!!とのたうち回っていたんですが途中から楽しくなってきました。似非感があるかもしれませんがお目こぼしいただければ幸いです。

 ホークスとの会話もこのssを書き始めていた当初から考えていた展開ですので楽しく書けました。ホークスの真意は後々のホークス視点回にて。

 

 最後になりましたがいつも閲覧、お気に入り登録、評価、感想等々ありがとうございます!!!真面目に更新の糧ですしリアル生活の活力となっています。多分皆さんが思っておられる5倍ぐらい嬉しく思っています。いつもありがとうございます。

 次回はやっっっと仮免試験です。長かった……!目良さん+ホークス+αによるオリ主の授業参観~血みどろ成分を込めて~が開幕です!

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