異世界帰りの○△の弟!?   作:酔生夢死陽炎

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熱い?冷たい?まりなの話と夕焼けとの出会い?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メンバー達と軽い衝突を起こし、早めに帰った猩は、そのまま自宅に戻る

 

 他のメンバー達は、猩がいなくなった後話し合いをし、決意を固くする……

 

 

 

 

 

 そんなことがあった次の日……

 

 

 

 

 

「……それで、今日は何の用だ? まりな?」

 

「実はね、頼みたいことがあってね……あ、これ冷やしてくれる?」

 

「それって、持ってきた書類と何か関係が? それと、冷やすのそっちでもできるだろ?」

 

「そうそう、実はオーナーからまた、合同ライブを開催してくれって頼まれちゃって……冷やすのそっちのほう上手いでしょ?」

 

「合同ライブ? それで、こっちのメンバーを参加させろって? まぁ、まりながやるとコップごと凍りそうだもんな……貸して」

 

「それもそうなんだけど、他のバンドの子達も参加させないといけなくて。そっちのメンバー、ほぼ全バンドの子達と連絡とれるでしょ? あ、お願いね?」

 

「あー……メンバー見てみると一部そうだが……なんとかなるか……? まぁ、とりあえず会ってみないと分からないが……。あ、そしたら俺の代わりにあっためといて」

 

「一応だけど、香澄ちゃん……あ、ポピパの子なんだけど、その子にもまた、頼んでおいたけど……。はい、それ貸して、あっためとくね」

 

「これ、頼むな? ……で、この計画は前回5バンドで成功したから、もう一つあるバンド増やして開催ってとこか……。はい、冷やしといた」

 

「ありがと〜。で、オーナーがまた開催しようってなってね……。ホント急に……。こっちもあっためたよ」

 

「なるほどな、とりあえずメンバーには……いや、これは香澄って子に任せるか。俺は、他のバンドに伝えておくか……。あ、冷やしてくれてありがと」

 

「んー、でもそっちのメンバーってどこで練習してるっけ?」

 

「今だったらサークルでとってるし、取れなかったら、メンバーの各自が場所を取ってるからな……。あ、そこの板チョコもとってくれるか?」

 

「なるほどね……OK。そしたら香澄ちゃんにも一言言っておくね? このビターチョコ? はい」

 

「そうそうそれそれ。で、開催する日は何日? あまり伝えるの遅すぎると練習もできんからな……」

 

「んー、たしかあと3週間かな?」

 

「3週間ね……」

 

 

 

 

 

 そういって、2人とも飲み物に口をつけ、一息とる。

 

 2人とも、飲み物は適した温度になっており、あまり口を出したりしない。

 

 

 

 

 

「とりあえず、練習期間が少ないなら早めに連絡をとることにしよう。まず、2つのバンドが関わりのある場所に向かえば、連絡はとれるだろうし。その後2バンドにも話がとれるだろうな……ただ、残りの1バンドは少し移動しないとな……」

 

「ほぼAfterglowの子達はここにいるし、パスパレの子はここでバイトしてるから……」

 

「それは知ってるから先に行こうと思っていたから大丈夫だ。ただ、その……ポピパ? のメンバーだよな……」

 

「Poppin'Partyね。あ、連携について? それは私が伝えとくから大丈夫だよ?」

 

「なら、RoseliaとAfterglowのメンバーにはこちらから声かけしとくから他を頼むって伝えといてくれ」

 

「ん。オッケー。香澄ちゃんたちにはハロハピとパスパレを任せて、猩はRoseliaとアフグロね」

 

「RoseliaとAfterglowね……Roseliaは連絡とれるかな? Afterglowはたしか商店街が拠点だったよな?」

 

「そうそう、そこの飲み物がすっごく美味しくてね。あ、デザートの方も美味しいからね?」

 

「へぇ……、まぁさっそく行ってくるとするか。それと夜飯食って行くのか?」

 

「あー、お願い。今日は美味しいの期待してるよ?」

 

「それはいつも通りのやつでいいのか?」

 

「うんうん、こっちの料理も美味しいけどさあっちの料理も忘れられないんだよね」

 

「たしかにね。美味しいやつもあったものね」

 

「懐かしいな……」

 

「そうだね……」

 

 

 

 

 

 そうして、2人は飲み物を一口飲む。

 

 軽く、皿に乗ったクッキーを一つ口に含み、飲み込む……すると

 

 

 

 

 

「はぁぁ……驚きなれたけど、やっぱエンカの幸運高いよね。キミ」

 

「普通にしているつもりなんだけどな」

 

「まぁ、いっか。とりあえずその話は後で聞くから、合同ライブについての説明を2組に伝えてきてね」

 

「オッケー。それじゃ行ってくるよ」その帰りに材料も買ってくるし」

 

「はーい。いってらっしゃい〜」

 

 

 

 

 

 そうして、家から出て、商店街に向かい歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 〜商店街・羽沢珈琲店前〜

 

 

 

 ここは、いつも日中は賑わっている。

 

(といっても最近の事しか知らないが)

 

 とある肉屋では元気いっぱいの挨拶が聞こえ、

 

 とある八百屋では、少し気怠げだが、しっかりしている声が聞こえる。

 

 今回は、とある珈琲屋に用事がある。

 

 この珈琲屋は(まりなから)聞いた話によるとAfterglowのメンバーの1人の親が経営している店らしい。

 

 時々、メンバーが揃って談話したりしているらしい。

 

 さっそく入ってみるとしよう。

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ〜」

 

 

 

 

 

 店の中は落ち着いた雰囲気がでており、どこか安心感も感じられた。

 

 客もちらほら入っており、奥のテーブル席には赤やピンク、黒などカラフルな髪色で染まっていた。

 

 店員の子は茶髪のショートで笑顔の似合う元気な人であった。

 

 

 

 

 

「お一人様でよろしいですか?」

 

「あぁ……ん? 少しすまない」

 

 

 

 

 

 店員に断りを入れ、スマホを見ると、[私もコーヒー飲みたいからそっちいくね! ]

 

 との、連絡が入っていた。

 

 

 

 

 

「あとかは1人合流するから2人席でお願い」

 

「はい、かしこまりました! では、こちらへどうぞ!」

 

 

 

 

 

 そう言って、2人席用のテーブル席に案内され、メニューと一緒にお冷をテーブルにセットされた。

 

 

 

 

 

「ご注文が決まりましたら、声をおかけください!」

 

 

 

 

 

 そう言って、自分のテーブル席を離れ用とした時、急いで声をかけ、止めた。

 

 

 

 

 

「あぁ、ちょっといいかな?」

 

「はい? なんでしょうか?」

 

「Afterglowって知ってる? 聞いた話によると、ここを拠点……というより現れやすいって聞いたんだけど」

 

「え、えっとですね」

 

 

 

 

 

 店員が言い淀んでいると、後ろから声をかけられた。

 

 

 

 

 

「ねぇ、アンタ。ウチのつぐみに何の用?」

 

「ただ、Afterglowが今いるか聞いてるだけだけど?」

 

「それでAfterglowのつぐみにそれ聞いてるの? アンタ、バカじゃないの?」

 

「あぁ、君たちがAfterglowか……それはごめんな。最近戻ってきたばっかでね」

 

「それで、アタシたちに何の用?」

 

「今、複数のバンドを集めてイベントをしようと思っているんだ。それで君たち、Afterglowも参加をどうかなって」

 

「別にアンタんとこでするつもりもないから」

 

「ら、蘭ちゃん!?」

 

「ふむ、Afterglowは不参加と……了解。なら先方に伝えておくよ。ありがとね」

 

「ほら、つぐみいくよ」

 

「あ、ちょっと蘭ちゃん! す、すいません!」

 

「いや、急のことだからね。あ、おすすめのコーヒーをホットで。連れは後で注文させるよ」

 

「は、はい。オリジナルブレンドコーヒーをホット1つですね! かしこまりました」

 

 

 

 

 

 そう言って、そそくさと注文を流しにいき、そのまま蘭と呼ばれた子のいる髪のカラフルなテーブルに向かっていった。

 

 その姿をみたあと、スマホをつけ、まりなに『Afterglow不参加』と、連絡をいれ。商品の出来上がりを待っていると……

 

 入り口から急いでこちらに向かうまりなかいた。

 

 

 

 

 

「ちょ、Afterglow不参加って本当!?」

 

「あぁ、今本人に確認したとこ、不参加だそうだ。まぁ、他のバンドや俺たちのバンドもあるからいいだろ?」

 

「そっか……じゃあ、仕方がないね」

 

「あとは、Roseliaか……そっちは予約入って無いんだよな?」

 

「うん、今日は予約は入って無いね。そしたら学校に向かっていったらどうかな? 紗夜ちゃんなら多分いるだろうし」

 

「紗夜……あぁ、でも何でそのことを?」

 

「日菜ちゃんがね、『明日、おねーちゃんたち誘おうとしたけど、おねーちゃん風紀委員の方の仕事があるし、恋くんもバンドの練習でいないし……ズズズズーンだよ〜』って言ってたから」

 

「なるほどな。まりな、先注文したからお前も注文しときな」

 

「そうだね、あ! つぐみちゃん、注文いい?」

 

「はい、ただいま……って、まりなさん。いらっしゃいませ。ご注文をどうぞ!」

 

「アイスカフェラテでお願いね!」

 

「はい、アイスカフェラテお1つですね。一緒にお持ちいたしますね!」

 

 

 

 

 

 そう言って、つぐみはカウンターに行き、注文を伝え、すぐこちらに飲み物2つをトレイに乗せ、こちらに戻ってきた。

 

 

 

 

 

「はい、こちらホットブレンドコーヒーとアイスカフェラテになります」

 

「ありがとね、つぐみちゃん!」

 

「いえいえ、それより……もしかしてですけど先程のライブの件ってまりなさんのとこでやるライブでしたか?」

 

「うん、そうなんだけど……まぁ、急な話だったものね。また今度やるとき早めに教えるね!」

 

「すいません、少々時間いただきますね。もう一度みんなに聞いてきます」

 

「うん、まだ確定って訳じゃないけど3週間後くらいに開催予定だよ」

 

「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 そう言うと急いでメンバーのところに行くつぐみ

 

 まりなたちは注文した飲み物を飲んで息を吐く

 

 

 

 

 

「それで、紗夜はどこの学校なんだ?」

 

「えっと、花咲川だったかな? 場所はここだよ」

 

「ふむ……ここからならバイクで行った方が早いか……分かった。とりあえずこれ飲んでから向かうとするよ」

 

「うん、わたしもこれ飲んだらすぐ戻らないと……少しだけ時間もらえたからね」

 

「そしたら、俺が送っていこうか?」

 

「あ、ありがと〜それじゃお願いしようかな」

 

「オッケー。なら、あとは返事を待つだけだな」

 

「すいません、お待たせしました。Afterglowですが、参加させていただきます!」

 

「だそうだ、まりな」

 

「良かった〜、参加してくれて!」

 

「なら、さっさと他のバンドにも連絡入れるぞ」

 

「わわわ! ちょっと待って! あとこの一口だけっ!」

 

「バイク取り行くから、少し待たせるから。飲む時間はある。お金置いとくぞ」

 

「あ、ありがと〜!」

 

「とりあえず千円置いとくから後でお釣り渡してくれよ?」

 

「はーい」

 

 

 

 

 

 そうして、真澄は羽沢珈琲店を出ていく。

 

 テーブル席にはまりなとつぐみが残っていた。

 

 

 

 

 

「あの、まりなさん」

 

「ん? どうしたの、つぐみちゃん?」

 

「今の人ですけど、もしかしてまりなさんの彼氏さんですか?」

 

「あはは……、彼氏彼女の関係じゃないよ? どちらかといえば……相棒かな?」

 

「相棒ですか? でもおふたり、よくお似合いだと思いますけど……」

 

「んー、彼氏彼女にはなれるけど、結婚までは出来ないよ〜」

 

「え? そうなんですか?」

 

「だって彼……まだ中3だよ? 本来ならね」

 

「え、えええぇぇ!!」

 

 

 

 

 

 つぐみは周囲に聞こえるような大きな声で叫んだ。

 

 その叫び声で店長もAfterglowのメンバーも驚いていた。

 

 

 

 

 

「もー、驚きすぎだよ! つぐみちゃん」

 

「え、あ、す、すいません!」

 

「まぁ、それ以外にも理由はあるけどね。あ、そろそろ来るみたいだからお会計お願いね!」

 

「分かりました」

 

 

 

 

 

 まりなは会計を済ませ、外に出るとバイクに乗った真澄がいた。

 

 真澄はまりなに向けて、ヘルメットを投げると後ろに親指を向ける。

 

 まりなはヘルメットを被り、後ろに乗ると、サークルに向けてバイクが発進する。

 

 

 

 

 

「そういえば、免許とって1年たってる?」

 

「…………」

 

「まさか……」

 

「さっさとサークルまで送るから。急ぐぞ」

 

「…………後で説教ね」

 

「……帰り、また連絡しろよ」

 

「その時は自転車で迎えに来てね!」

 

「バイク……楽なんだがな……」

 

「安全第一っ!」ゴスゴス

 

「そう言いながら、背中殴るんじゃない! 危ないから!」

 

 

 

 

 

 とある車道では、2人乗りしている後ろの女性が、運転している男性を見かけるのであった……

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