異世界帰りの○△の弟!?   作:酔生夢死陽炎

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できたと思ったら、思ったよりも文字数少なめ…
あっ、それと追加タグ…まりなさん忘れてました。本当にすいません!


熊、熊、熊!と場所が飛んでの……ナニゴト!?

 

 

 

 

 

「く、熊!? 何でこんなところに……」

 

「千聖、落ち着いて熊から目を離さずに、俺の背中にこれるか?」

 

「え、えぇ。でも熊と遭遇した場合、死んだフリでやり過ごすって聞いたけど」

 

「それはほんの一握りかもしれない。熊とあった場合は目を逸らさず。ゆっくりと視界から外れるのがただしい。だが、相手……熊が攻撃的だったり、空腹のときは……どれも効果が薄いことがある。だからこそ、ゆっくりこっちにきてもらったんだ」

 

 

 

 ゆっくりとした動きで猩の後ろに回り込む千聖。熊を見ながらなので繊細な動き……まるで針に糸を通すかのように……

 

 

 

「それで、貴方の後ろにいる私は何をすればいいのかしら」

 

「後ろにきたな、ならこれ持って身に付けてそのまま花畑の所に向かっていくんだ」

 

「それで、貴方はどうするつもり? まさか……熊を相手するとか言わないわよね?」

 

「必要なら相手をするが、そうならないためにここは、俺に任せていってくれ」

 

「本当に……大丈夫なのよね?」

 

「すまないが嘘は1個人と1回しかついたことないんだ……」

 

「……その人、絶対貴方を恨んでるわよ」

 

「そんな軽口叩けるなら、大丈夫だな。さぁ、これをさっさと受け取って行ってくれ」

 

 

 

 猩が千聖に渡そうとしているのはネックレスのようだ。銀製の鎖に繋がれている円盤に取手が付いているものであった。

 

 千聖は細かい部分は見ずに、さっさとそのネックレスを受け取り、自身の首に身に付けた。

 

 

 

「たしかに受け取ったわ」

 

「オッケー、なら少し早めに動いた方がいい。そろそろ相手の熊も待ちきれないようだ」

 

「ねぇ、また会えるかしら?」

 

「生きてりゃ会えるだろ。まぁ、近いうちにまりなんとこ行くからな。近辺にいれば高い確率で会えるだろうな」

 

「そう……ありがとう。ここは任せるわね」

 

「おう、あとは相手を刺激しないように花畑に向かっていくんだぞ」

 

「さすがに分かっているわよ」

 

 

 

 そうして、後ろにいた千聖の気配はゆっくりとゆっくりと猩から離れ、花畑の方へ向かっていた。

 

 

 

 だがしかし、運が悪いのか状況は変化する。それはたった1本の木の枝によって……

 

 

 

「…………あっ」パキッ

 

 

 

 それは小さな音であったが、千聖は木の枝を踏み折ってしまったのだ。

 

 千聖は足元を確認したあと、熊に目線を向けると、今にも熊は千聖に目を向け、涎を垂らしていた。どちらから食べるか悩んでいてたところに音がなった。熊は千聖から食べることを決めたようだった。

 

 

 

「千聖! 熊がターゲットしてる! 走って逃げろ!」

 

「え、えぇ!」

 

 

 

 千聖に狙いを定めたことに気づいた猩は、千聖に速く逃がそうと熊に一歩近づく。千聖は急いで逃げるために、背を向け走りだす。

 

 

 

 

 

 すると……

 

 

 

 

 

 走り出した千聖の顔の横に勢いよく飛んでくる。千聖はその飛んできたモノを見ると、その物体は人ではなかったが人の1部であった腕であった。

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

 千聖は動きを止めず、振り返るとそこには……右腕を無くした猩と腕を振りかざしたあとの熊が相対していたのだった……

 

 そして、千聖は戻ろうとした瞬間

 

 

 

「大丈夫、ここは俺に任せて行ってくれ! きっとまた……会えるから!!」

 

 

 

 千聖はその言葉を聞き、2度と振り返ることはなかった。そのまま走り去り、熊の視界から外れたようだ。

 

 

 

「……さて、そろそろ千聖も視界から外れたみたいだからな」

 

 

 

 そう言いながら、熊の振り下ろした腕をバックステップで離れる。そして、体の左側に魔法陣を出し、そこに左腕を突っ込み何かを引き出す。それは両手を肘と肘をくっつけた金属物であった。左手の方は空洞があり、そのままはめられる構造になってた。そして、右手の方は空洞が少ししかなくまるで、空気孔のようだった。中身もしっかり詰まっていて、まるで右腕が取れることを想像し、作成されたかのように……

 

 そして、両腕にその金属物をはめ、打ち鳴らす。辺りに反響する音に熊は反応し、再度、猩にその剛腕を振るおうとした時……

 

 熊は空を飛び、飛び出ていた木の枝に突き刺さる。熊が最期に見たのは、右腕をこちらに真っ直ぐに伸ばしていた姿だった。

 

 

 

「あっ……やべっ……回収できるかな?」

 

 

 

 そういい近づき、回収しようとするが遠くの方から多くの人の声が聞こえてくる。猩は熊を回収することを諦め、その場を後にし、目的地に向かいはじめるのだった。

 

 

 

 

 

 その後、大勢の人、撮影スタッフの方から千聖に熊はいたが人はいなかったとの連絡されたのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その数日後、とある駅前にて猩がとある少年に抱きつかれていたのだった。その少年は涙を流しながら話始める。その少年は、少し青緑がかった髪色と低めの身長をしており、背中には身体と同じくらいの何かを背負っていた。

 

 

 

 

 

「おにぃさん……会いたかったよっ……!!」

 

「えっと……たしか……○○……だよな?」

 

「おにぃさんっ……!おにぃさんっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

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