異世界帰りの○△の弟!?   作:酔生夢死陽炎

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昨日のうちにあげられたのに、爆睡……
奥沢美咲の誕生日に投稿です。誕生日会は……書けないですね……時間欲しい…


ねえ?知ってる?〇〇って〇〇を切れるんだよ?

 

「ルナ……だよな?」

 

「やっぱり!ショウじゃん、よかった〜!」

 

「ルナだったか…でもなんで、そんなにと……」

 

 その先の言葉を続けようとしたら、俺は。瞬間、座りながら、天地が逆さまに変わった。

 

いきなり、景色が変わったことに驚くが条件反射だろうか、地面に片手をつけ、そのまま回転し、両足で着地に成功した。

 

 

 

「あ、あぶなっ!?何があったんだ!?」

 

 

 

そして、自分の座っていたモノを見ると4本脚のうち後ろ脚の部分が一部切り離されていた。そして、その近くには銀色に光るナニカが地面に突き刺さっていた。

 

 

 

「……あのさ、ルナ…さすがにナイフは危なくないか?」

 

「え?【ナイフ】は使ってないよ?」

 

「いや、あれはナイフじゃ……あれ?」

 

 

 

テーブルの上を見ると、自分が頼んだ珈琲とフルーツタルト、ルナが頼んだと思われる紅茶とホットケーキ。そこにはナイフ2本マドラー2本、使い終わった砂糖やミルク、そして使用済みのバター。

 

 

 

「え?じゃあ突き刺さってるアレはなんだ?」

 

 

 

真澄は近づいていき、その銀色のナニカを引き抜き、その全体を見ると食パンとかでマーガリンを塗るときに使うバターナイフであった。

 

 

 

「バター……ナイフ?なんでこんなにも鋭いんだ?」

 

「ねえ?知ってる?」

 

「ん?」

 

 

 

「バターナイフで銃弾は切れるんだよ?」

 

 

 

「………」

 

「え?」

 

「バターナイフで銃弾は切れるんだよ?」

 

「いや、聞こえてたからな?え?本当に銃弾切れるのか?」

 

「これ見れば分かるでしょ?」

 

 

 

そう言って渡されたスマホに動画が流されていた。

 

固定されたバターナイフに向けて、小型拳銃で撃ち込んで銃弾が真っ二つになっていた。

 

 

 

「本当だな…じゃあ、あのバターナイフはどこから…!?」

 

 

 

その続きを言おうとすると、寒気が増大した。それはまるで凍土に防寒着無しでたたずむような…

 

 

 

「る…ルナ?その殺気を引っ込めてくれるか?さすがに寒気が止まらなくなって……」

 

「ねぇ……」

 

「な、なに?」

 

「さっきさ…『でもなんで、そんなにと』って言ってたけど、続き…なんて言いかけたのカナ?お姉さんに教えてもらえるカナ?」

 

「何も言ってないです…」

 

「ん?」

 

「駅前の人気店スイーツで勘弁してくれ……」

 

「んー…まぁ、今回はそれでいいけど……」

 

 

 

ルナの目から「次はない」と言われた気がした。

 

 

 

「それで、そっちは今サークル?で仕事してるんだっけ?」

 

「まぁ、そうだね。とりあえず合流するまで続けようとしてたけど、この仕事すごく気に入っちゃってね…」

 

「まぁ、自分のしたいようにすればいいさ。これからも…な。」

 

「そっちは何か見つけたの?」

 

「とりあえず、こっちでは戸籍作って名前変えたってとこかな。それで家で仕事できたらな〜って。あ、名前だけど初谷真澄にしたから、これ連絡先な。」

 

「んー。前からアクセサリーとかフィギュア作るの上手かったから、それを仕事にするのもありかもね。今、そういうの増えてるし。」

 

「なるほどな…そこも確かめながらやってくか……」

 

「まぁ、こっちの仕事したかったらいってね。こっちは人数不足気味だしね〜」

 

「そうだったのか…手伝いくらいなら言ってくれな?」

 

「うん、ありがとね〜」

 

「これから調べないといけないことも増えたしな、もしかしたら……」

 

「ん?何かいった?」

 

「いや、気にしないでくれ。あと、俺のことは…秘密にしといてくれな。」

 

「もしかして…」

 

「これは、これからを考えて決めたことだ、かえるつもりもない。」

 

「……そう…だね。そっちも困ったとき連絡ちょうだいね?」

 

「あぁ、分かってる。」ドンッ

 

「……すいません、失礼しました…」

 

「いや、大丈夫だ。そっちは……」

 

「……」

 

 

 

そのまま解散するかと思い、席を離れようとし、立ち上がると後ろを急いで通ろうとした人物とぶつかった…

 

相手は、謝罪すると急いでこの場を俯きながら離れていく。

 

真澄はそれを眺めていた。

 

すると、まりなが口を開く。

 

 

 

「今のって…紗夜ちゃん?でも、Roseliaは今練習中だったはず…」

 

「……」

 

「どうしたんだろ?」

 

「ルナ……いや、まりな。今のやつさ」

 

「Roseliaっていう、ガールズバンドのギター、氷川紗夜っていって、すごく真面目な人なんだけど……」

 

「今の見たか?」

 

「見たって…何が?」

 

「見てないならいいが…前見たときもっと髪が短かったはずだが…」

 

「髪が短い…あ、それ、双子の妹の氷川日菜ちゃんかな?アイドルバンドでギターを弾いてる。」

 

 

 

そういいながら、見せてきた紙面には

 

成長した姉の姿と助けた女性、そして先ほどぶつかった人物に似たような女性が担当楽器を持って写っていた。

 

 

 

「この子が氷川日菜ちゃんだよ。」

 

「なるほどな…」

 

「それでも、双子で『同じ楽器』なんてすごい偶然だね。」

 

「偶然…ね……まりな、そろそろ俺も帰るとするよ。」

 

「ん、それじゃあね。」

 

「あぁ、近いうちにまた。」

 

 

 

そう言って席を今度こそ立ち上がり、氷川紗夜の走り去った道を歩いていくのであった。

 

 

 

(ぶつかった時、あの子は……泣いてた。そして、双子の存在……)

 

 

 

そんなことを考え、空を見上げる。

 

どんよりとして、今にも雨が降りそうだ。




そういえば、昨日のゆめゆめグラデーション…すごく良かった……泣いた
wonderful sweet!も良かった…るんるらるんっ♪
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