幸せになって欲しくて   作:Cross Alcanna

16 / 44
どうも、Cross Alcannaです。

物語の展開は、主にガルパの方を参考にしています。が、恐らくこの章が終わると、幕間(日常編)を除き、ガルパ(バンドリ)の物語の展開とは、全く違うものとなることを、前もってお知らせしておきます。

では、本編を開始します。



【本編】過去よ、さようなら

[CiRCLE 3番スタジオ]

 

 

「……どうかしら。何かあったら、是非言って欲しいのだけれど…」

 

 

今は、FWFで演奏する新曲の歌詞を、皆に聞いて貰っている。……皆の反応は…?

 

 

「……すっごくカッコいいです!」

 

 

「今まで以上に、鋭い言葉が多いですね。……FWFにピッタリの曲だと思いますよ」

 

 

「…素敵な歌詞ですね……早く、弾きたい…です!」

 

 

「良いじゃん!これ!友希那らしい歌詞だね!」

 

 

…良かった。どうやら、皆からは高評価のようね。……あの事は……いえ、今言うべきではないわね。そう思い、言おうとした事を胸にしまった時、リサが一言。

 

 

「…それにしてもさ、この曲……LOUDERに続いてるって感じるんだよね~」

 

 

「…と、言いますと?」

 

 

「LOUDERは、今までの友希那を形作った曲でしょ?でも、この曲は、これからのRoseliaを形作っていくような感じの曲って気がして」

 

 

「…確かに、そう思ってこの曲を作ったわ。私達は、これから『選択』をしなければならない。それは、"私達の意志"で、そしてそれは、同時に責任を生むわ」

 

 

『……"私達の意志"…』

 

 

「……それでも、私達は"Roseliaとして頂点を目指す"事を選んだわ。……皆……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──改めて、Roseliaに全てを捧げる覚悟は、あるかしら?──

 

 

 

『はい!/勿論!/ええ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FWF当日

 

 

[駅前]

 

 

「まさか、4つのバンドが全部来てくれるとはね~☆」

 

 

「刄さんが『…行ってやってくれ』って、わざわざ頭を下げに来たんですよ~」

 

 

「あたしのとこにも来たんだ!『…Roseliaの見送り、是非行って欲しい』って!」

 

 

「それから、私達まで伝わって今日見送りに来たんですよ」

 

 

「……お兄ちゃん………ここまでしてくれたんだ…」

 

 

本当に、お兄ちゃんの行動力には……いつも助けられてばかりです。こうして見送られると、何だか緊張もほぐれてきた気がします。

 

…今まで以上に、皆さんの力を借りているように感じます。…同時に、プレッシャーも。

 

 

「燐子先輩、良いお兄さんを持ちましたね」

 

 

「……うん!」

 

 

「……じゃあ、行ってくるわ」

 

 

「……Roseliaから、多くの事を学ばせて貰います」

 

 

「そうしてちょうだい。………行くわよ、皆」

 

 

『はい!/ええ/オッケー!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[FWF会場]

 

 

「…凄い」

 

 

「うわぁ……ここが、友希那のお父さんが立ちたかった場所かぁ~。マジでやらないとステージに飲み込まれそうだね……」

 

 

……とても迫力があるステージ。恐らく満員になるであろう広大な観客席。色とりどりな照明の数々。そのどれもが、私達が見てきたものとは違っています。

 

 

「……皆」

 

 

不意に、友希那さんが、皆に呼び掛ける。何でしょう……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──今日限りで、LOUDERを歌うのは、終わりにしたい──

 

 

決意に満ちた目をした友希那さんは、そう告げました。

 




ということで、第15話が終わりました。

今回は、少し短くなりました(区切りが良かったので)。次回が長めになるかはわかりませんが、引き続き楽しみに待っていただけたら、幸いです。次回は、LOUDERを捨てる『選択』をした友希那。皆は何を思うか。そして、FWFが始まる。そこには、意外な人物が……?

次回『未来よ、こんにちは』
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。