幸せになって欲しくて   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

一応、原作キャラは一通り登場させる予定です(モニカは未定)。日常系はまた別のシリーズで書いた方が良いですかね?今話にアンケート貼っておくので、良ければお答え下さい。前話あたりのアンケートは、4話まで投稿が終わったら一回締め切りにします。

では、本編を開始します。



【日常】ヤヴァイ奴ら

[道中]

 

 

「……昨日は水族館に行ったが……今日はどうしたものか…」

 

 

普段なら買い出しだの料理の下準備があるのだが、両親から無理やり休みを言い渡された。……因みに、何故か燐子にも休むよう言われた。……どうしてだ。

 

 

「……む?」

 

 

誰かがぶつかってきた。危ないな、気をつけてもらいたいものだが…

 

 

「わっ!す、すみません!」

 

 

「……気にするな。そっちは大丈夫か?」

 

 

「はい!」

 

 

高校生くらいか?の女子がぶつかってきた。結構な勢いあったぞ?なんとか耐えはしたが。

 

 

「待ってよ~!香澄!」

 

 

「……む?」

 

 

……聞き覚えのある声だな。近付いてくるな。

 

 

「も~、早いって香澄!……ってあれ?刄さん?」

 

 

「……山吹か」

 

 

「香澄?まさか刄さんにぶつかったの?」

 

 

「……あはは」

 

 

「ダメだよ、香澄。刄さんだから無事だったけど、結構勢いあったんだから」

 

 

「うぅ~、ゴメンね、沙綾ぁ」

 

 

……成る程、ぶつかった奴は香澄というのか。……あこみたいなタイプか?いや、日菜か?

 

 

「……山吹はこの……香澄とやらに用があったのか?」

 

 

「用と言うより、追いかけていたんですよ」

 

 

「…周りを見るべきだな」

 

 

「うっ……はぁい」

 

 

…言えば聞くタイプなのか?そうと決めつけるのも、早計な気がするが……

 

 

「ねぇ沙綾?」

 

 

「ん~?どうしたの、香澄?」

 

 

「沙綾って、この……刄さんと知り合いなの?」

 

 

「そうだね、うちの常連さんだよ」

 

 

…自分の話を目の前でされると…変な感覚だな。……そう言えばこの2人、急いでる様子だったが……立ち話をしてて良いのか?

 

 

「……急いでいるんじゃないか?走ってたろう」

 

 

『……あっ!』

 

 

「……はぁ」

 

 

2人ははっとした後、走っていく。…………む?香澄とやらがこっちを向いたな。まだ何か用があるのだろうか?

 

 

「あっ!せっかくなので、刄さんも来て下さい!!」

 

 

「………………む」

 

 

……まあ、断る理由もないな。ちょうど暇だったからな。…行くとしようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[流星堂 蔵内]

 

 

「香澄、誰?この人」

 

 

「刄さんって言う人だよ!ここに来る時に会ったんだ!」

 

 

「なんで知らねー人連れてきてんだ!?香澄ぃ!!」

 

 

「わ~!有咲が怒った~!」

 

 

「待て~!」

 

 

「……どういう状況だ?」

 

 

…一応、今香澄を追いかけているのが市ヶ谷 有咲(いちがやありさ)という事は、燐子から聞いている。どうも、生徒会書記らしく、助けられてると聞く。

 

 

「……自己紹介も出来たもんじゃない」

 

 

「あはは……」

 

 

「ねぇ?誰なの?」

 

 

…グイグイ来るな、こいつ。……ペースが掴めん。これがマイペース、ってやつだろうか。

 

 

「白金 刄だ。白金 燐子の兄にあたる者だ」

 

 

「……えっ?」

 

 

「…へぇ、燐子先輩のお兄さんなんだ。私は花園 たえ(はなぞの たえ)っていうんだ、宜しくね」

 

 

「……ふむ、宜しく。花z「おたえ」……む?」

 

 

「おたえって呼んで?」

 

 

「……そうか、わかった。おたえ」

 

 

…改めて見ると、カオスだな。市ヶ谷に呼び掛ける戸山、フリーズする市ヶ谷、椅子に座ってずっとチョココロネを頬張る牛込、グイグイ来るおたえ、苦笑する山吹。…カオスだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっきも言った通り、俺は燐子の兄だ。……ここに向かう途中の戸山にぶつかった後、呼ばれた」

 

 

因みに、沙綾から名前は聞いてある。

 

 

「すみません、うちの香澄が……」

 

 

「……構わん。……で?戸山、何するんだ?ここで」

 

 

「バンドの練習です!」

 

 

「……成る程」

 

 

「……あっ、刄さん。良かったら見てくれませんか?」

 

 

そんな提案をするのはおたえ。……第三者視点で聞いて貰いたいのか?

 

 

「……理由を聞いても?」

 

 

「……()()()()()()()()()?」

 

 

「…………む」

 

 

……まあ、()()()()()()()()()()()。燐子にRoseliaのバンド練習に連れてかれた時からいつでも教えれるようにやり始めたのは事実だしな。というより、楽器が弾ける事を一発で見抜くとはな…こいつ、性格に寄らず中々の人材だろうな。

 

 

「……因みに、何できるんですか?」

 

 

「……バンドで使う楽器全般は出来るぞ」

 

 

『えぇ!?』

 

 

……聞いておいて驚くのな、おたえ。まぁ、予想外っちゃあ予想外なんだろうな。

 

 

「じゃあさ、ここにある楽器一通り弾いてみてよ」

 

 

「……構わんが、多少のブランクはあるぞ?」

 

 

「構いません!見てみたいです!」

 

 

「……わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「~~♪」

 

 

『す、凄い……』

 

 

…凄い。これでブランク有りか疑うレベルだ。私もギターには多少の自信があったけど、こんなプロ級の演奏を見たら、そんなこと言えないな…。勝てる気がしない。

 

 

「……っと、ギターはこれで良いか?」

 

 

「……凄いね、刄さん。もしかしてプロ?」

 

 

「…………な訳ないだろ。そうだとしたら、仕事してない方が変だろ」

 

 

「それもそうだね」

 

 

「凄かったです!刄さん、どうやってそんなに上手くなったんですか!?」

 

 

「……楽器は全て独学だ。燐子はピアノだしな、他は独学でやらざるを得なかった」

 

 

「あの…!次はベースお願いできませんか?」

 

 

「……わかった」

 

 

こんな調子で、刄さんは全部の楽器を弾いてみせた。皆呆気に取られてた。いつの間にか帰る時間になってたのは、ここだけの話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[白金家 刄の部屋]

 

 

「……久々に演奏したな」

 

 

蔵で弾いた前いつ弾いたか……もう覚えてないな。

 

 

「……()()()()()()()()()()()()()()……果たして検討もつかんな」

 

 

…何時もに増して、鬱な気分だ。……もう、今日は寝るとしよう。

 




ということで、第19話が終わりました。

少し内容が薄いのはお許し下さい。毎日投稿となると、これくらいが限界なので。……もしかして、内容を濃くして投稿する方が良いんですかね?アンケート、取ります。次回は、何故かテレビに出演することになった彼。勿論、また巻き込まれるわけで…。

次回『突然が多い今日この頃』
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