幸せになって欲しくて   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

今回のアンケート以降に後1回アンケートがありますので、あらかじめ伝えておきます。後、レポート課題が出されたので投稿頻度が下がる恐れがあります。ご了承下さい。

では、本編を開始します。



【本編】反逆の刃

「………………嘘……ですよね?」

 

 

…嘘であってほしい。……本当でも、信じられないです。お父さんと、お母さんが…死んだ……なんて。

 

 

「……刄は、君達がここに来たら、真実を全部伝えて構わないと言っていた。今までに話した内容も、刄から許可が下りたから話したんだ。…刄は私に会う前に死体の確認に行ったと言っていた。……っ!?ま、まさか……!」

 

 

「……どうしたんですか?」

 

 

…途端、私以上に焦りだした椿さん。

 

 

「……刄が、私と別れる時に言ってた言葉があってね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[回想 FWF 会場]

 

 

「……話は終わったのか?」

 

 

「……終わったよ」

 

 

「……恐らく、もうじき勘づく奴が現れるかもしれん。……その時は、話しても構わない。……あの事以外は、な」

 

 

「……刄、どうして言わないんだ?」

 

 

「……どうしても、あの()()()()を見た後だと……言える気がしないんだ」

 

 

「……そこまで言うなら、わかった」

 

 

「……助かる。……じゃあ、俺は行く」

 

 

「仕事か?」

 

 

「…仕事は、終えてある」

 

 

「……?じゃあ、どこに……」

 

 

「……()()()()()()()」スタスタ

 

 

「あっ…刄!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[現在 湊家]

 

 

「……終わらせに行く………っ!」

 

 

「友希那さん?」

 

 

友希那さんが、何かに気付いたような顔をしています。……あっ……まさか……。

 

 

『夜ノ神 彰の所に……向かう…!?』

 

 

『……!!』

 

 

…恐らく、それしかないと思います。……でも……

 

 

「……どこにいるかわからない」

 

 

「……そう、社長であり研究者でもあるから……会社にいるとは限らない。会社にいるかもしれないし、どこかの研究施設にいるかもしれない……」

 

 

「確かに……場所が特定出来ない以上、行きようがないですね」

 

 

「うーん、友達に特定出来る人っていないからなぁ~」

 

 

「……いたら怖いよ…?」

 

 

「流石に私でも無理ね」

 

 

「……いるわ!!1人だけ!!」

 

 

「……友希那さん?」

 

 

どうやら、友希那さんが誰か思いついた様子。……誰なんでしょう?

 

 

友「こころよ!虫がいいかもしれないけれど、彼女の黒服なら、出来るわ!」

 

 

『あっ!』

 

 

「……こころ?あの弦巻財閥の?」

 

 

「ええ!彼女の黒服なら話せば出来るわ!!」

 

 

「……出来る人がいるのか?友希那」

 

 

「ええ!電話してみるわ!」

 

 

友希那さんが急いで電話をかけました。…どうか…!

 

 

「…………どうやら、ここに来てくれるみたいよ」

 

 

「話は伺いました。人物を教えて下さい」

 

 

『わっ!?』

 

 

私を含め、急に現れた黒服さんに驚きを隠せません。忍者なのではと、いつも思うばかりです。

 

 

「白金 刄を特定してくれないか?」

 

 

「刄様ですね、わかりました」

 

 

そう言うと、パソコンと変わった機械一式をとりだし、特定を始める黒服さん。

 

 

「……私は、そろそろ帰るわ。これは、私が関わって良い問題じゃないわ」

 

 

「……そうか」

 

 

「感謝するわ、椿」

 

 

「……いや、気にしないで良いよ」

 

 

そうして、チュチュさんが帰りました。……あ、黒服さんが特定を終えたようです。

 

 

「終わりました。夜ノ神製薬の地下にいるようです」

 

 

「ありがとうございます!皆さん、急ぎましょう!!」

 

 

「車を用意しています、乗って下さい!」

 

 

「感謝します!」

 

 

私達は、黒服さんが用意した車に乗り、夜ノ神製薬に向かいます。……お兄ちゃん、無事でいて……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[夜ノ神製薬 地下]

 

 

「……あの扉の先か」

 

 

…入る事自体は簡単だった。「……彰社長の息子です」と言ったらすぐに通してくれた。場所は俺がよく知ってる。

 

 

「……」

 

 

等と思考に暮れていると、俺はいつの間にかさっき言った扉の前に立っていた。…そこまで長くないんだな、この廊下。

 

 

「……今日で、終わらせる」

 

 

目の前の扉を開けるだけなのに、石の壁を砕くような感覚がする。開けるのに、とても覚悟がいる。……それでも、()()()()()()()()()()()。……だから、止まれない。

 

そう思いながら、目の前の扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[夜ノ神製薬 地下研究室]

 

 

「……相変わらず、薄暗いな」

 

 

…今見ても、監獄と洞窟を合わせたような暗さと不快感があるな。……いた。俺が会いたかった人物が…!

 

 

「……よう、父さん」

 

 

「……久しいな、実験台(息子)よ」

 

 

「……実験の進捗は?」

 

 

「随分、皮肉を言うようになったな」

 

 

散々されたんだ。少しくらい反抗的になってもバチはあたるまい。まぁ、返答は予想がつくが。

 

 

「お前がいない以上、実験は出来ないからな。あれ以降進んでないさ」

 

 

「……()()()()()()()?」

 

 

「続けるとも。……()()()()()()()ことは、絶対にやめないさ」

 

 

「……母さんは蘇らない」

 

 

「うるさい!!邪魔をするなら、息子だろうが殺すぞ!」

 

 

「……そうか、そう言われても邪魔する気しかないがな」

 

 

「なら!ここでお前を殺す!」

 

 

「長年の因縁……ここで終わらせる!」

 

 

……生きるか死ぬか。今、積年の思いをかけた()()()()()()()()が幕を上げた。

 




ということで、第26話が終わりました。

少し短く感じると思いますが、きりが良かったので、ここでしめさせてもらいます。前回からアンケートを貼っていますので、是非お答え下さい。因みに、作中の華南は"かな"と読みます。次回は、親子の因縁の戦いが幕を開ける。死闘の末に立っているのは、果たしてどちらか?そして、彼女らは間に合うのか?

次回『もう、戻れない』
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