今回は新しい原作キャラが登場します。さて、誰なのでしょうか?唐突なお知らせですが、「コラボしたい」「うちのこのキャラこの小説に出して」と言う方がいましたら、感想かメッセージで連絡下さい。待ってます。
では、本編を開始します。
[公園]
「……久々だな、こうしてボーッとするのも」
「あれ?病院ではボーッと出来なかったの?」
「そうだな……リハビリや運動をしていたからな。一応、運動に関しては東さんが許可してくれたから出来たんだが」
どうにもじっとしているのは俺の性分に合わないらしく、じっとしているとすぐに何かしたくなる。…これは周りの奴らには言えんな。何を言われるかわかったものではない。意地でも休ませようとしてきそうだ。
「そっか。……何か、落ち着かないなぁ……」
「……どうかしたのか?」
「ううん、ただ……刄と付き合う事になった事に、今だに実感が湧かないっていうか……」
…わからないでもない。事実、俺もそうだ。好きだったまりなと恋仲に、かつ両思いだった事に驚きを隠せない自分がいる。恐らく、まりなもそうなのだろう。
「……俺も実感がないぞ」
「え?そうなの?」
「俺だって、お前と両思いだった事は知らなかったからな。……顔に出てるか知らないが驚いてるんだぞ」
「…へぇ、そうなんだ……♪」フフッ
……満足したのからかってるのかわからんな。いや、両方か?俺としては、少々むず痒いが。
「Hey!刄、まりな!」
「……む?」
ふと、誰かが俺達に声をかけてくる。確か…
「チュチュか、初めまして…になるのか?」
「Yes!初めましてね、刄、まりな」
「初めまして、チュチュちゃん!」
切り替え早いな。……いや、俺が言えた事じゃないか。
「で?何か用があるのか?それとも偶々か?」
「貴方に用があるのよ!刄!」
「刄に?」
…なんとなく、すぐ察せたのは俺だけではない気がする。すると、チュチュの口から、俺の予想と寸分違わない回答が言い放たれた。
「私達のバンドの練習を見てもらいたいのよ!」
「…あぁ……やっぱりか」
「バンドやってた頃もよくそう言われたよね」
「だな」
あの頃は椿とか轍の方に人がいってたから、俺にはそういった事は少なかったな。……こうしてみると、あのバンドが世間でどれだけ有名になったのかを改めて実感するな。
「……まぁ、別段嫌という訳でもないからな。構わんが…まりなも連れて行けるか?」
「Of course!私もDJについて教えてもらいたいわ!寧ろこっちからお願いするわ!」
「……だそうだ。まりな、行くか?」
「そうだね!……チュチュちゃん、宜しくね?」
「Yes!じゃあ、ついてきてもらえるかしら?」
久々…でもないな。Roseliaの指導だったりPastel*Palettesの指導にも手を出していたな。……しばらくやってなかったから、突拍子のない事を言わないように気を付けておくか。
[チュチュ宅]
「…す、凄いね」
「……あぁ」
高層マンションの屋上だと……誰が予想できようか。初見で当てるのは、まず無理だ。等と考えていると、チュチュがある部屋の扉の前で止まる。……恐らく、ここにいるのだろう。
「ここよ」
「入らないのか?」
「……まりなが緊張してるけど……大丈夫なのかしら?」
…本当だ。わからなくもないが、こうあっては俺が少々困るな。
「まりな、入るぞ。準備しろ」
「へ!?あ、うん!」
「……じゃあ、行くわよ」
チュチュが勢い良く開けた扉の先には、一部個性が爆発しているようなやつを含み、4人程いた。
「Hey、皆!刄とまりなを連れてきたわ!」
見たことある奴は…………いないか?あそこの金髪…"狂犬"か?噂レベルでしか聞いてないから、確証こそないが。
「初めまして、
「は、初めまして!
「どうも、
「初めまして!
想像よりずっと個性がバラついてるな。まぁ、だからといって何だと言うこともないか。
「……一応、自己紹介しておこう。白金 刄だ。ギター担当だが、全楽器を教えられる。だが、DJはまりなに任せる。俺の指導を受ける以上、死ぬ気でやれ」
「私は月島 まりなだよ!CiRCLEのオーナー代理なんだ!後、担当はDJだから、チュチュちゃん、改めて宜しくね!」
「じゃあ、私も自己紹介するわ。私は
終わったか?……なら早速始めるか。見た感じ、
「……まりな、本気で指導するぞ」
「……良いの?」
「ああ、寧ろそれを望んでる」
「……わかった」
「……?どうかしましたか?」
「いや、指導方針を確認しただけだ。……じゃあ早速、始めるぞ」
『はい!/Yes!』
「マスキング!アレンジを加えるのは構わんが、間違えるな!!」
「おう!」
「パレオ!今、ワンテンポ遅れたな!?これで4回目だぞ!もう間違えないつもりで弾け!!」
「は、はいっ!」
「チュチュちゃん!DJは演奏する場面が少ないから、今みたいな間違いは目立つよ!!」
「OK!」
「ロック!もっと音に注意しろ!ただ強く弾くだけじゃ良い音とは言えんぞ!!」
「はいっ!」
「レイヤ!声の抑揚にも気を配れ!抑揚が違うだけで曲の印象は変わるぞ!!」
「はい!」
最初のRoselia指導よりは指摘部分が少ないが、やはり目立つところはある。……まだまだ改善の余地ありだな。せいぜいプロ駆け出し、といったところだろうか。
「……おい!パレオ!!またミスしたな!!もっと正確に弾け!」
「は、はいっ!」
「ふむ、ここらで休憩にするぞ」
「ふぅ~、疲れたぁ……」
「お疲れ、ロック」
「レイヤさんこそ、お疲れ様です!」
「……にしても、キツくねぇか?あの2人」
「ますき……多分、私達ならこれくらいが丁度良いと思ったんだと思う」
「どうしてそう思うんです?」
「これといって確証はないんだけどね。……でも、そんな気がするんだよね」
「……ニアピンだな」
「刄さん……」
私達が話をしていると、刄さんが聞いていたのではと疑う程のタイミングで入ってきた。
「ニアピン?正解じゃないって事かしら?」
「正解と言えば正解だが…細かいところが足りない、といったところだ」
「と、言いますと?」
「貴女達なら、本気の指導の方が向いてるって感じたの。…………刄がね」
…まさか、あの一見で?だとしたら、この人はチュチュから聞いてたより、ずっと凄い人なんじゃ……?というか、それって正解じゃ…?
「……あのっ!」
「どうした?ロック」
そんな事を考えていると、ロックが大きな声を出す。……珍しい。
「お二人の演奏、聞いてみたいんです!」
「……言われると思った」
「あはは……」
「でも、確かに……私も聞きたいわね」
「だな。あたしも、直で演奏を聞いたことはなかったからな」
「聞けるなら聞いてみたいですね~!」
確かに、聞けるものなら是非とも聞きたい。……この2人が、どれだけの人なのか…プロが、どれくらいのレベルなのか。
「……わかった。まりな、準備しろ」
「オッケー!」
そういうと、2人は準備を始めた。……一体、どんな演奏をするのか……
「……準備は終わったが、始めても良いか?」
「構わないわ!」
「……行くぞ」
「……!」
ということで、If.4が終わりました。
終わりが変に感じるかも知れませんが、これはわざとです。次回との文章量の調整もありますが。……そして、お知らせですが、白金 刄を"羽沢家の長女"に出すことが決定しました。それにあやかり、こちらに"羽沢家の長女"のキャラが登場させようか検討しています。アンケートを貼るので、答えていただけると嬉しいです。
次回『2度目の輝き』
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