幸せになって欲しくて   作:Cross Alcanna

36 / 44
どうも、Cross Alcannaです。

前書きでの話題も、段々尽きてきました。……特に浮かばないので、早速始めようと思います。

では、本編を開始します。



【Extra】2度目の輝き

~♪

 

 

「……っ!」

 

 

「す、すげぇ……何だあの演奏…!?」

 

 

ますきがここまで言うなんてね。……かくいう私も、その演奏に驚いてるんだけど。無駄の無い演奏、自然な音の繋ぎ方、等々…「プロの演奏とはこういうものだ」と言われたような錯覚をしてしまう程に凄かった。

 

 

「激しいようで繊細な音色……ギターでこんな音が……!?」

 

 

「まりなさんの技術も凄いです!チュチュ様に負けず劣らずです!」

 

 

「……No,パレオ、彼女は私よりずっと上よ」

 

 

『……!?』

 

 

嘘!?プライドが高いチュチュが本当に認めてる!?…初めて見た……チュチュが完敗したって心の底から思ってる顔なんて。

 

 

「……皆、しっかり目で見て盗める技術は盗みなさい!恐らく、刄はそうさせるために演奏してるわ!」

 

 

まさか、そこまで考えていたなんて……うかうかしてられない!私も、ギターの技術を盗まないと……!少しでも、彼に近づくためにも…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これで良いか?」

 

 

「ええ。素晴らしかったわ、2人の演奏」

 

 

「そうか、なら良かった」

 

 

「……あっ!刄!もうすぐ時間だよ!?」

 

 

時間……?……あぁ、忘れていた。

 

 

「……何か予定が?」

 

 

「ああ。……お前らなら言っても良いか」

 

 

『……?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──Grand Diamondを、復活させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[まりな宅 リビング]

 

 

「さて、GD(Grand Diamondの略称)復活ライブについてだが……」

 

 

「会場はCiRCLEで良いですか?」

 

 

「うん!すでに話してあるよ!後は、チケット販売とセトリと練習だけだよ!」

 

 

「チケット販売はCiRCLEだけじゃあ少し心許ないな……」

 

 

「……パスパレの事務所ならいけるかもしれん。そっちにあたってみよう」

 

 

「助かるよ、刄」

 

 

俺達は、復活ライブ開催に向けてミーティングをしている。……こういう時に、ツテがあるのは助かるな。…今度事務所に、お礼代わりに菓子折りでも持っていくか。

 

 

「それで、セトリの方ですが……」

 

 

「全員のソロは1曲ずつ歌うとして……」

 

 

「……やりたい事がある」

 

 

「?珍しいね、刄から何か提案するのは」

 

 

今回のライブは、俺にとって大事なものになる。だから、より形に残すために……俺は、やりたい。そう決意を固め、皆に俺の案を伝えた。

 

 

「────」

 

 

「……いけるのか?」

 

 

「出来なければ、提言はしない」

 

 

「…だろうな」ハハハ

 

 

「わかった、そうしよう」

 

 

どうやら、承諾してもらえたみたいだ。こんな感じで、意外にもとんとん拍子に話は進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

[白金家 刄の部屋]

 

 

「~♪……あっ、今少しミスったな……」

 

 

やはり、色々あったからな……上手くいかないな。……いや、それは言い訳になるか。よし、もう少しやるとしよう。そう思い、楽器に手をかけようとした時、扉をノックする音が聞こえた。

 

「…お兄ちゃん、入るよ……?」と断りを入れた声の主は燐子だった。入っていいと伝えると、燐子が入ってくる。

 

 

「どうした?燐子……む、信也も来ていたのか。悪い、うるさかったか?」

 

 

練習を始めて少し経ってから玄関が開いた音がしたのはわかっていたが……2人とも来ていたのか。

 

 

「いえ、そんな事はないです!」

 

 

「……お兄ちゃん、何時間練習したの?」

 

 

「……確か、ぶっ通しで7時間か?」

 

 

10時辺りから始めたのは覚えているが……そうか、改めて考えると7時間か……。流石にぶっ通しは良くないか?……いや、演奏の質をあげないといけないからな…

 

 

「……お兄ちゃん、昨日も休めてないんでしょ?今日はもう終わりにして休んで!」

 

 

「む……そう言われたら何も言えんな。……わかった、今日はこれで終わるとしよう」

 

 

周りに心配をかけるのも良くないか。…もう遅い気もするが。

 

 

「僕と燐子で夕食を作るので、刄さんは寛いでいて下さい!」

 

 

「そうか、なら頼んだ」

 

 

『はい!/うん!』

 

 

2人が下に降りる。……そういえば、まりな達が何か言ってたな。確か…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──皆!TTDWが復活するって!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[白金家 リビング]

 

 

「そういえば、お兄ちゃん」モグモグ

 

 

「ん?なんだ?」ムグムグ

 

 

「何であんなに長い時間練習してたの?」

 

 

…あ~、どうする?言ってしまうか?……どうなんだろうか。でも、別に秘匿すべきものでもないよな。…よし、言うか。

 

 

「GD復活ライブをする事になってな。皆で個人練習をしてるんだ」

 

 

「……本当に!?」ガタッ!

 

 

「……燐子、食事中だ」ビシッ

 

 

「あうっ」バシッ!

 

 

食事中に立つ奴があるか。行儀悪いのは感心しないぞ。病院でのを含めると、2度目のデコピンになるな。

 

 

「……いつ、どこでやるんですか?」

 

 

「4日後だな。後、CiRCLEでやる」

 

 

「……あれ?まりなさんはライブやらないの?」

 

 

「いや、他のスタッフに仕事をやってもらうそうだ」

 

 

「あはは……」

 

 

思わず苦笑いする燐子。……まぁ、俺も思わんでもないが。でも、まりなはメンバーだからな。今回は見逃すしかない。

 

 

「……良ければ、お前らにも来て貰いたい。チケットを持ってきている。…5バンド全部に配る予定だがな。……2人共、来てくれるか?」

 

 

「はい!僕も行きたかったので!是非!」

 

 

「うん!皆にも渡したいんだけど……良いかな?」

 

 

「……飯を食い終わってからな」

 

 

とりあえず、飯を食い終わってからだな、うん。事を急いても良くないからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[白金家 燐子の部屋]

 

 

「……楽しみ♪」

 

 

LANEで皆にGD復活ライブの連絡をしたら、皆驚いてたな……。特に友希那さんは、文字から食い気味な感じが伝わってきてたなぁ……。

 

 

「……♪ 」

 

 

お兄ちゃんのライブを観に行くのは、私の夢だったから……本当に楽しみ。

 

 

「……早くライブ当日にならないかな……」

 

 

そう言いながら私は眠り、今日に幕をおろした。

 




ということで、If.5が終わりました。

次回は、ライブ回ではありません。日常回にしようかなと思っています。そして、これからは日常回を書くときに向けてアンケートを貼っていこうと思っています。今回から貼りますが、意見が反映されるのはライブ回終了後になるので、ご了承下さい。

次回『ガムって上手い』

誰との絡みが見たい?

  • 千聖
  • 友希那
  • 美咲
  • ひまり
  • たえ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。