幸せになって欲しくて   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

今回はあのキャラが再登場します。大体の方がわかると思いますが。次回はライブ回にする予定です。どんな曲が登場するかは、楽しみにしていて下さい。

では、本編を開始します。



【Extra】異次元、再び

[道中]

 

 

「さて……今日はどうしたものか」

 

 

今日はこれといってやることもない、中々レアな日だ。……かといって、やることもないのが事実。あれだな、いつも働いてる人が急に休みを貰っても何したらいいのかがわからず、結局休みを無駄にしてしまうやつだ。俺はそれの典型的な例のようだな。

 

 

「あら?刄じゃない!」

 

 

「こころか、1人とは珍しいな」

 

 

あれこれ考えていると、向こうから声をかけてきたのはこころ。美咲が一緒にいるイメージがあるから、こころが1人でいるのは少し珍しい感じがする。…偏見が混じってるのはわかっているのだが。

 

 

「ちょうどよかったわ!刄は今日空いてるのかしら?」

 

 

「そうだな、ちょうど何をしようか考えていたところだ」

 

 

「なら今から私の家に来てちょうだい!これからハロハピの会議があるのよ!」

 

 

会議には行ったことはなかったな。ふむ、覗いておいて損はないか。…それに、美咲が苦労する未来が容易に想像できる。少しはアシスト出来るだろうか。

 

 

「なら、お邪魔するとしよう。……急ぐか?」

 

 

「そうね!走るわよ!」ダダダ!!

 

 

相変わらず速いな。よし、俺も急ぐとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[弦巻家 会議部屋]

 

 

「というわけだ。今日は宜しく頼む」

 

 

「久し振りの再会……あぁ、儚い」

 

 

「お、お久し振りです!」

 

 

「刄君だ!久し振り!」

 

 

なんだか久々の顔合わせだな。色々あって顔を会わせられなかったから、仕方ないといえば仕方ないんだが。

 

 

「どうも、刄さん」

 

 

「…ああ、久し振りだな」

 

 

うむ、既に疲れてる顔をしてるな。こういう予感はあたって欲しくないものなんだが…

 

 

「で?今日は何の会議を?」

 

 

「そうね!今日は…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ふぅ」

 

 

「お疲れ様です、刄さん」

 

 

休憩に入り、ふと息を漏らして力を抜いていると、花音と美咲がこっちに来る。

 

 

「言うほど疲れてはないけどな。まりなで慣れてる」

 

 

「そうなんですか?てっきりこころの方が相手に疲れるのかと…」

 

 

「いや、こころとまりなは結構共通するところがある。だから、もう慣れた」

 

 

気の向くまま動くところや周りが見えなくなるところとかは似ている。だからかわからんが、こころの対処は結構楽になったものだ。…慣れって恐ろしいな。

 

 

「……そういえば刄さん?」

 

 

「どうした?」

 

 

「まりなさんと付き合ってるのは……本当なんですか?」

 

 

「ぶっ!?」

 

 

…爆弾投下がまさかの花音からだとは…………つか、誰からの情報だ?というより美咲、一端の女子が出しちゃいけない声を出すんじゃあない。

 

 

「そうだが……誰から教えてもらった?」

 

 

「燐子ちゃんが彩ちゃんに話してるのがたまたま聞こえて……本当かなって思ったんです」

 

 

「えっ!?刄さん、まりなさんと付き合ってるんです!?」

 

 

「ああ、少し前からな」

 

 

燐子…何でお前が付き合う事より俺が付き合う事の方がこうも話題に上がる?普通同級生の恋愛の方が話の種になりそうだと思うんだが…

 

 

「……もう時間だな、お前ら!会議を再会するぞ!」

 

 

「あら?もう時間かしら?わかったわ!」

 

 

「うん!」

 

 

「そうか……わかったよ、刄」

 

 

「……」オクチアングリ

 

 

「あ、あはは……」

 

 

さてと、こいつらはまとめられるうちに会議を進めるのが吉だろう。出来るうちにやっておくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[白金家 リビング]

 

 

「てことが昨日あったな」

 

 

「へぇ~、こころちゃん達が言うこと聞いてるなんてビックリだね!」

 

 

「えぇ、弦巻さん達はいつも奥沢さん達を振り回されてるわ。それを容易にまとめるなんて……」

 

 

「若干まりなと似てる節があるからな。コツさえ掴めれば、多少苦労はするが出来なくもない」

 

 

翌日、紗夜と日菜がうちに来た。燐子曰く、日菜が行きたいと言っていたのを紗夜が燐子に言ったようで、今日来ることになったそうだ。最近はバンドメンバー以外とは頻繁には会ってないからな、こういう機会があってもいいだろう。

 

 

「刄さん最近変わったね?勿論いい意味でね!」

 

 

「確かに……笑顔も増えてますし、交流も増えた感じがしますからね」

 

 

「まぁ、自主的にそうしてるのもあるからな」

 

 

「……そうなの?」

 

 

「ああ、今までの分も取り戻しておきたいからな」

 

 

人と関わる事の楽しさと重要さを身をもって知ったからな。それに、周りにはいい奴が多い。助け合えればとも思っている。

 

 

「そういえば、明日ですね。復活ライブ」

 

 

「だな」

 

 

「前日練習とか、リハーサルとかしなくていいの?」

 

 

「そこは個人に任せる感じだな。俺はすでに終わってるから問題ないな」

 

 

「私と似てるね~!」

 

 

「かもな」

 

 

こうして俺達は他愛のない話をして過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[白金家 刄の部屋]

 

 

-LANE-

 

 

〔いよいよ明日だな〕

 

 

〔だね!

 

 

〔俺と華穂は問題ないぞ!

 

 

〔刄は、大丈夫か?

 

 

〔寧ろ早くライブをしたいくらいだ

 

 

〔問題なさそうだね~!

 

 

〔俺らはそろそろ寝るぞ~

 

 

〔私達もそろそろ寝ようか?

 

 

〔そうだね。皆、お休み

 

 

〔ああ、お休み

 

 

〔お休み~

 

 

〔お休み!

 

 

「……楽しみだ」

 

 

こんな気持ちはバンドの時以来だったな。……明日は、最高な日になりそうだ。

 




ということで、If.9が終わりました。

アンケートの結果、とりあえずイメージ絵を描こうと思いますが、いつ更新になるかはわかりません。次回からはライブ回です。登場曲は既に決まってるので、何が出るか予想しながら待っていて下さい。

次回『再臨する王者達』

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